剱岳早月尾根〜薬師岳 縦走

2018年09月20日(木) 〜 2018年09月24日(月)

• GPS: 27:37
• 距離: 51.9km
• 登り: 5,441m
• 下り: 5,100m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:26
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:26

10:57 スタート地点
11:33 11:33 松尾平
14:23 早月小屋

2日目

• 山行: 6:58
• 休憩: 0:59
• 合計: 7:57

4:30 早月小屋
7:00 7:00 カニのハサミ
7:28 7:40 剱岳
7:45 7:45 カニの横バイ
8:05 8:05 平蔵の頭
8:50 8:50 前剱
9:25 9:25 一服剱
9:45 9:45 剣山荘
10:05 10:08 剱澤小屋
10:18 10:23 剱沢キャンプ場
11:00 11:28 剱御前小舎
12:04 12:14 浄土橋
12:20 12:21 雷鳥沢ヒュッテ
12:27 雷鳥荘

3日目

• 山行: 3:22
• 休憩: 0:25
• 合計: 3:47

11:07 雷鳥荘
11:18 11:18 みくりが池温泉
11:28 11:34 立山室堂山荘
12:04 12:07 室堂山展望台
12:36 12:39 浄土山
12:46 12:46 浄土山南峰
13:13 13:20 鬼岳東面
13:50 13:51 獅子岳
14:27 14:32 ザラ峠
14:54 五色ヶ原山荘

4日目

• 山行: 8:48
• 休憩: 0:20
• 合計: 9:08

6:00 五色ヶ原山荘
6:25 6:25 鳶山
7:33 7:34 越中沢岳
9:11 9:20 スゴ乗越
9:53 9:53 スゴ乗越小屋
10:47 10:47 間山
12:20 12:23 北薬師岳
13:11 13:16 薬師岳
13:27 13:27 薬師岳避難小屋跡
13:48 13:49 薬師岳山荘
14:15 14:15 薬師平
14:48 14:48 薬師峠
15:06 15:07 太郎平小屋
15:08 宿泊地

5日目

• 山行: 3:03
• 休憩: 0:14
• 合計: 3:17

6:17 宿泊地
6:33 6:33 太郎兵衛平
6:46 6:46 五光岩ベンチ
7:28 7:28 積雪深計測ポール
7:36 7:36 青淵三角点(青淵山)
7:54 7:55 太郎坂(アラレちゃん)
8:24 8:27 十三重之塔 慰霊碑
8:28 8:38 折立
9:33 9:33 有峰ビジターセンター
9:34 ゴール地点

北薬師岳で iPhoneを落とし画面の下1/3 を割ってしまう。トホホ。

天候

曇り・雨・雨のち晴れ・晴れ・晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

馬場島へは富山駅からガイドさんの車で。有峰からはバスで有峰口へ、電車に乗換えて電鉄富山へ。

コース状況／危険箇所等

スゴ乗越小屋→薬師岳は細尾根・岩場がけっこうあり、日本海側からも風強し、時間もかかるので、スゴ乗越小屋でゆっくり休んで十分補給をし、持っていたヘルメットをかぶっていくくらいの慎重さがあってもよかったと思う。

その他周辺情報

富山駅に昼頃戻ったが近い銭湯はどこも営業開始が14時から。車を借りて立山町のスーパー銭湯へ。ついでに魚津のTJARスタート地点に行ってきました。

写真

9/20 10:40

馬場島荘の前。ここは携帯の電波入らないのですが基地局の工事中でした。

9/20 10:54

9/20 10:55

剱岳に対してのものだけではなく、

9/20 13:51

早月尾根途中の水溜りに沢山いる山椒魚。山椒魚がいると聞いてオオサンショウウオを想像していたんだけど小さい。知らないでちらっとみただけならオタマジャクシのよう。

9/20 16:56

早月小屋での夕食

9/21 7:33

雨の中、カニのはさみを経由して無事登頂。カニのヨコバイ通過しての下山時は全く写真撮る余裕ありませんでした。ガスが濃く雨も降っていたので仕方なし

9/21 13:54

雷鳥荘で私は明日からの縦走に備えます。ツアーのガイドさん、同行の皆さんとはこちらで解散。雨のカニのヨコバイのあとはとにかくホッとするものを食べたかった。

9/21 15:43

雨風が強いので雷鳥荘に籠もって読書？三昧。

9/21 18:45

雷鳥荘の夕食

9/22 6:42

雷鳥荘の朝食

9/22 11:06

9時のチェックアウト時間後は雷鳥荘のカフェでコーヒーをのみながら、雨が上がるのを待ちつつ、今後の計画を見直す。雨も上がり15時までに着きそうな五色ヶ原山荘に連絡を入れ、出発。

9/22 11:06

9/22 11:16

9/22 11:30

9/22 11:48

剱岳が見え始めた

9/22 11:58

9/22 12:37

剱岳！

9/22 12:37

遠くに槍ヶ岳の穂先が！

9/22 12:41

今回は素通りしてしまったけど、立山雄山。姿形がカッコよいなー

9/22 14:04

9/22 14:27

9/22 15:51

五色ヶ原山荘。宣言通り15時前に到着。相部屋利用なのですが1人なので個室同然でくつろげました。剱岳の山岳警備隊の漫画でのんびり。

9/22 16:18

五色ヶ原山荘周辺を少し歩いてみました

9/22 16:18

9/22 16:18

9/22 16:18

9/22 16:21

9/22 16:55

TJARの限定写真集（山荘まで運んできた出場選手のサイン入り）が置いてあったので見る。剱岳を通過する選手たちのページ。こんなにカッコよくないけど同じところを歩いてきたんだー

9/22 17:00

五色ヶ原山荘の夕食

9/23 5:03

五色ヶ原山荘の朝食

9/23 6:09

出発。山荘の皆さんにはお世話になりました。

9/23 6:23

9/23 6:25

9/23 6:25

9/23 6:26

9/23 7:24

9/23 7:32

9/23 7:33

9/23 7:33

9/23 8:30

この降りは歩きにくかったなぁ

9/23 8:36

9/23 9:04

9/23 9:51

ここでも山椒魚

9/23 10:51

9/23 10:52

9/23 10:56

9/23 12:23

9/23 12:33

9/23 13:13

薬師岳到着です。予定より1時間以上遅れ。。。

9/23 13:15

9/23 13:15

9/23 13:15

9/23 13:15

9/23 13:15

9/23 13:15

9/23 13:15

9/23 13:16

北薬師岳からの薬師岳への登りを振り返る。この区間傾斜はさほどないけど、強風と足元の悪さで楽しくない・・・

9/23 13:28

下り始めて間もなく、薬師小屋、奥に太郎平小屋が見えてくる。え？そんなに近かったっけ？と錯覚してしまって・・・

9/23 13:54

9/23 15:49

薬師小屋での調理する料理の提供は11時30分〜13時30分ということで、太郎平はすぐだろうしと補給せずに通過したが、途中でハンガーノックに水切れ。。。疲労困憊になって小屋に到着。着替え明日の身支度はそこそこにして、温かいものを食べる。

9/23 17:35

太郎平小屋での夕食

9/23 19:11

太郎平小屋の上映会。昭和38年の愛知大学遭難行方不明者の父親が何度も薬師岳に来て捜索するというNHKのドキュメンタリードラマ（ http://www.nhk.or.jp/archives/kurashi/library/koukai.html#1965_0321 ）。上映後に、捜索にも携わった小屋のご主人（御年79歳）のお話もあった。　薬師岳の厳しさ、親の子を思う気持ち、この事故をきっかけに山岳警備隊が創設、ヘリで山小屋に物資を輸送が始まったなどと、映像とお話から多くのことを学べ、グッと来るものがありました。本当は黒部五郎小屋まで行く予定だったのですが薬師に手こずり、止むを得ずこの小屋に泊まったのですが得難い経験が出来ました。

9/24 5:45

小屋で見た案内。

9/24 6:14

9/24 6:15

お世話になりました。

9/24 6:26

折立に向けて下山開始。ぱっと見気持ちよさそうな道ですが・・・

9/24 6:26

足元はこんなです。。。歩き難い。昨日の北薬師岳との苦闘が思い出される

9/24 7:35

途中で剱岳

9/24 8:25

昭和38年愛知大学の遭難碑

9/24 8:27

折立の登山口に到着。バスが出るまで1時間30分以上あるので

9/24 8:38

ゲートを通過して3つ目のカーブにある、ハイキングコースの入り口から入るとそこはフカフカの極上トレイル

9/24 9:40

有峰湖のバス停まで歩いて500円ほど節約w

9/24 9:47

バス待ちの間に、展望台から有峰湖を

9/24 10:40

バスにのって有峰口駅へ。。昨夜上映会で観た駅舎と一緒だぁ

9/24 10:59

9/24 11:17

車窓から観た剱岳

9/24 13:54

郊外のスーパー銭湯の手前にモンベルのカフェがあったので、入浴後ここでランチを。

9/24 14:44

ここのモンベル、敷地に池があってカヤックの体験試乗が出来る。すごー

9/24 15:43

魚津のミラージュランドへ

9/24 15:43

9/24 16:01

早月川河口付近で、順番逆だけど日本海にタッチ。

9/24 15:55

早月川上流方面、さっきまで辛うじて見えていた剱岳は雲に覆われてしまった。お前にはその資格は無いよ・・・と言われているかのよう。

撮影機器：

iPhone SE Apple

装備

個人装備

ザックOMM Classic32 ハイドレーション2L ソフトフラスク500ml 計画書 登山地図 笛 熊鈴 ドライレイヤーFineTrack ドライレイヤーMillet ベースレイヤー半袖HAGLOFS ベースレイヤー長袖Salomon ショートパンツTeton Bros. 速乾ショートソックスDrymax ゲイターC3fit 防寒着Norrona レインウェア上ストームクルーザー レインウェア下FineTrackフォトン ポール ヘッドランプ サブライトeLight ヘルメット ファーストエイドキット 保険証 エマージェンシーシート 携帯トイレ ツェルトFineTrack 小屋で着る短パンTシャツ ベストOMM レンタルハーネス 行動食 ガスバーナーSOTO クッカー

備考

バラクラ付ミッドレイヤーを持っていったが、ミッドレイヤージャケットのほうがコンパクトでGORE-TEXレインウェア上と組み合わせることで十分だったと思う。

感想

Mickey1108

剱岳を挟む早月尾根〜室堂までは地元ガイドさんの公募ツアーで、そこから先は、笠ヶ岳までの単独縦走を計画。　

1日目は早月小屋泊。2日目に剱岳に登頂しカニのヨコバイを経て別山尾根を下降し、室堂ターミナル手前の雷鳥荘に宿泊。2日目・3日目朝の雨が強く、室堂周辺の美景を観ずには去り難く、ほぼ1日停滞。　雨のカニのヨコバイなんて降りれるのか？と思ったけどガイドさんの的確なサポートとガスで下が見えないことが幸いして無事下降できました。

3日目の午前は雷鳥荘のカフェで、以降の予定をどうするかいろいろシュミレーションしながら天候の回復を待つ、というか五色ヶ原まで行くか、別山に行って剱岳の全景を目に焼き付けてまた室堂で一泊するか悩みに悩む。。。いや当初の目的は縦走だったはず、そっちが優先と意を決した11時頃天気が回復。五色ヶ原に向かう。登頂時にはその姿をうかがえなかった剱岳を何度も振り返っりつつ、道中で様々な名山の姿を楽しみながら五色ヶ原に向かいました。五色ヶ原山荘の方に必ず15時までには着きます！と宣言したので立山には寄らず。もったいなかったが、室堂から近いからその気になればいつでもと割り切ることした。

4日目は天気もよかったので遅れを挽回しようと五色ヶ原から黒部五郎小屋を目指すも薬師手前の強風に体が冷え切り、風邪気味で太郎平小屋に到着。　24日は天気が良いが25日がかなり崩れそうなことから、そこから先を断念し、翌朝バスの時間に合わせて下山しました。

中途半端に終わりましたがでも、北アルプス縦走、本当に良かったです。　来年また準備をしっかりして臨みたいと思います。