ドMな丹沢日帰り全山縦走(篭坂峠から大山、弘法山まで)
神奈川県
山梨県
静岡県
shira-ga
体力度について
- GPS
- --:--
- 距離
- 69.2km
- 登り
- 4,820m
- 下り
- 5,844m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
※蓑毛〜弘法山まで車道です。
| 天候 | 夜はガスにまかれ、日中は晴れのち曇り。日中は日差しが強く、暑いです。 好天時は十分な暑さ対策が必要でしょう。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 タクシー 自家用車
帰り:秦野駅→新松田 松田→御殿場駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
☆概要:丹沢全山縦走とは西端である甲相国境尾根の三国山ないし平野から最高峰蛭ヶ岳を経て東端である大山までを示すことが多いようです。前半の西丹沢はあまり人と会わず静かな縦走が楽しめます。全体としての展望は表丹沢には及びませんが雄大な富士山を眺められるポイントも多いです。後半の蛭ヶ岳から大山までは人気のスポットで休日ともなるとハイカーでにぎわいます。 順路については、山中湖→表丹沢と表丹沢→山中湖では難易度が違います。表丹沢から山中湖に向かうと�”弦盧垢�大きい ��後半に山荘での水分の補給ができない ��エスケープや下山後の公共交通機関が少なめ �げ宍�のこのコースで慎重を期する鎖場が全て降りになっており危険が大、の理由から難易度が上がります。 ☆水場:このコースはコース沿いに水場がほとんどありません。山中湖方面から進む場合は青ヶ岳山荘まで水の補給はできないと思っていいでしょう。青ヶ岳山荘からは、各山荘で水分購入が可能です。ヤビツ峠には自販機あり(350ml 140円、500ml 200円)。本日は3.5L水持参して暑さのために8L消費でした。 ☆危険箇所: ・高指山と菰釣山付近はかなり背の高い笹藪があり隠れている倒木には注意が必要です。このあたりには雨後には登山道にその影響が残りやすく笹藪部はレインパンツがベターでしょう。 ・篭坂峠から大室山まではナイトハイクでも明るいヘッドライトを使用して足元に注意すればさしたる危険箇所ありません。この間1箇所鎖場はありますが。 ・蛭ヶ岳の登りはかなりえげつないところもあり慎重さが必要です。下りですと更に危険です。しかも登山道左右にトゲトゲの植物の攻撃があり・・夏用のシャツではつきささり悲鳴があがります。なんたって登山道にトゲトゲがつきだしていますから。このトゲトゲ攻撃を悦びと感じるようになればあなたも立派なMです。 ・犬越路から檜洞丸への鎖場・崩壊場はこのコースの核心部です。特に慎重さが必要でしょう。ここも下りは更に危険でしょう。 ・行者ヶ岳手前の鎖場も慎重さが必要です。日中は表尾根で離合で渋滞しやすいようですがあせらずに。 ・上記以外のいくつか鎖場がありますがたいしたことないと思います。 ☆下山後の温泉:「天恵」 登山口から御殿場に向かう道沿いにあります。この時期は夜24時まで(入場23:30)、食事は21時LO。18時を過ぎると休日1000円になります。無料の歯ブラシがおいてあるのが嬉しいです。 その他の温泉 ・登山口近く:413号を使用する場合は道志の湯、使用しない場合は石割の湯など。 ・下山口近く:秦野スーパー銭湯湯花楽、秦野天然温泉さざんか(旧丹沢湯彩ほたる)、鶴巻温泉弘法の里の湯など。 |
写真
春の一人「ドM-1グランプリ」のスタートです。
3年連続の丹沢横断に挑みます。
shira-ga○○才、特技これといってなしヤマレコ3年目、ドM歴約3年?
いや、ドM卒業しました、って言っていませんでしたっけ(汗)
・・・もうドMなんてしないなんて 言わないよ絶対〜
10
ヤマレコ3年目、ドM歴約3年?
いや、ドM卒業しました、って言っていませんでしたっけ(汗)
・・・もうドMなんてしないなんて 言わないよ絶対〜
ドドスコしてから「ラブ注入」えっ、ネタがもう古いですか? 最近はなんですかね
ワイルドだぜい♪これから丹沢全山縦走しちゃうぜい♪
・・ちょっと違いますかね(汗)
11
えっ、ネタがもう古いですか? 最近はなんですかね
ワイルドだぜい♪これから丹沢全山縦走しちゃうぜい♪
・・ちょっと違いますかね(汗)
まだ行程の半分以上を残しているということは忘れていますw
富士山近くの篭坂峠からずっとこの尾根を歩いてきました。右端が大室山の左端。ドM的にはこうして歩いてきた縦走路を眺めるのが最高です。
4
ドM的にはこうして歩いてきた縦走路を眺めるのが最高です。
下ってからの登り返しがきついです。
kankotoさんのように「大腿の強化に効果的!」とは思えません・・・。
蛭ヶ岳。富士山も既にガス。でも気持ちいい山頂です。当初の計画でもここまでくればあとは惰性でも大山まで行けるとふんでいまして、少しほっとしました。
2
当初の計画でもここまでくればあとは惰性でも大山まで行けるとふんでいまして、少しほっとしました。
ここから丹沢山までは気持ちいい稜線です。思わず鼻歌が出ます。そこに行けば どんな夢もかなうというよ〜
その国の名はタンザーワ、ドM達のユートピア〜
どうしたら横断できるのか 教えてほしい〜
タンザーワ、タンザーワ、Mの国 タンザーワ
11
そこに行けば どんな夢もかなうというよ〜
その国の名はタンザーワ、ドM達のユートピア〜
どうしたら横断できるのか 教えてほしい〜
タンザーワ、タンザーワ、Mの国 タンザーワ
いつもながらハイカラでナウなヤングが多いです。
塔ノ岳の標識をじーっとみると・・・
表尾根はガスですが大山が遠くにチラリ。暑さのバテがとれて体調もよろしくなってまいりました。
ドMハイクに必要なものは、「やるき、げんき、おてんき」
今回はちょっとお天気は恵まれた一方でロングハイクには不適な条件でしたね。
3
暑さのバテがとれて体調もよろしくなってまいりました。
ドMハイクに必要なものは、「やるき、げんき、おてんき」
今回はちょっとお天気は恵まれた一方でロングハイクには不適な条件でしたね。
行者ヶ岳の鎖場を登ってから振り返ったところですがここ本当に怖いですよね。初めて表尾根登った時下りで使ってマジで怖かったです。
3
初めて表尾根登った時下りで使ってマジで怖かったです。
「イタスギ尾根」にならなくてよかったです(笑)
中央の尊仏山荘が目印です。雲海が幻想的でした。
喜びを山頂ポーズで表現したかったのですが、人が多くできませんでしたw
さて、弘法山を目指します。浅間山はピークがよくわからなかったのですがこの塔がたっているピークのこと?登ってみましたが標識なし。
これで全山縦走でよいでしょうか?
間違って回り道をして、かつ蓑毛に下りてしまう大失態です。丁度秦野駅行きのバスが止まっていましたが、このまま車道を軽くジョグして弘法山に向かうことにしました。バスに追い抜かれる時にバス内の登山者があきれ顔で私を見ていました(笑)
2
丁度秦野駅行きのバスが止まっていましたが、このまま車道を軽くジョグして弘法山に向かうことにしました。バスに追い抜かれる時にバス内の登山者があきれ顔で私を見ていました(笑)
でもむしろ車道のほうがわかりづらく夜の住宅街で遭難しました(笑)
長居は無用です。不審者として通報されないうちに下山します。
秦野駅、ゴールです!ちょっと道間違い・街中の遭難が想定外でしたがまあ弘法山まで行けたからよしとします。
時間的にも温泉に間に合いそうです。
現場からは以上です。
2
ちょっと道間違い・街中の遭難が想定外でしたがまあ弘法山まで行けたからよしとします。
時間的にも温泉に間に合いそうです。
現場からは以上です。
感想
半年も山に登っていないなまった体に喝をいれるのはやはり全山縦走しかありません(?)ということで帰ってきた全山縦走シリーズです。3年連続で丹沢横断ですが今回は一昨年・昨年の丹沢横断に比べてロングハイクには不適な条件でした。夜が明ける前はガスにまかれてしまい視界が不良で、雨後で足元はぬかるみ、笹藪・木々で左右・頭上からの水攻撃。陽が昇ってからは暑さにやられました。ちょっと水持参量を多くするべきでした(8L消費)。
○篭坂峠〜菰釣山
さて篭坂峠を0時にスタートします。しかし、出だしからガスにまかれてしまい、視界が極めて悪いです。ナイトハイクでガスにまかれると凄い見えにくいんですよね。そして雨後のぬかるみがあれですがまあ順調に三国山まで登ります。ここからは街の夜景がステキです。そこから三国峠に下り、車道の反対にある明神峠方向のハイキングコースに進みます。なだらかなアップダウがありますが歩きやすい路が続き、朝は快調です。しかしガスにまかれてしまい視界悪いのが影響して高指山に向かったと思ったら・・・ちょっと下っておかしいなあと思ったところ建物がみえるではないですか。別荘地におりてしまったようです。また登り返して体力消耗して高指山に着きました。富士山が近いので好天だと暗闇の中に雄大な富士山のシルエットが浮かびあがるのですが今日はシルエットがわからず今日の富士山展望は駄目かなあと思いつつ菰釣山への道を行きます。途中笹が深いところもあり足元要注意です。というか雨後なので全身に雨露を浴びる形になります。菰釣山への最後の登りをこなして頂上にするとだいぶガスがとれており夜景がきれいです。ここで朝食とします。
○菰釣山〜大室山
さて菰釣山からぐっと降ると菰釣避難小屋ですが人の気配ありません。そっと通過します。ここからも細かいアップダウンを繰り返します。やはり笹が生い茂っている路でシャワーを浴びることになります。城ヶ尾山前あたりで夜が明けてきました。道志方面の雲海が凄いです。振り返ると木々の間から富士山のてっぺんがドーン。テンションが上がります。白石峠〜加入道山〜大室山までの登りが最初の大きい登りなのですが、陽が昇って暑くなってきます。大室山への登りはいつも苦しみますが、いつもより順調に登れます。振り返ると見事な富士です。無人の山頂で山頂ポーズを楽しみます?
○大室山〜檜洞丸
さて大室山からどんどん下ります。ここではじめてハイカーと会いました。ここらでだいぶ暑くなってきました。暑くてどんどん水を消費しますがバテてきます。しばらく下り犬越路に着きます。避難小屋付近も誰もいません。ここから核心部の岩場・鎖場を登ります。ここを下りで使うのは怖いです。右手の富士山が見事です。何度も写真をとってしまいます。しかし暑さにバテバテになります。ガスター、ビタミン剤、BCAA、クエン酸、デキストリンと持参した体によさそうなものを全て摂取しますがなおりません(笑)。バテながらようやく檜洞丸山頂です。丁度いい時間なので先客が数組、でもいつもの静かな山頂です。
○檜洞丸〜塔ノ岳
檜洞丸から少し下り青ヶ岳山荘につきます。予定より大幅に水分を消費しておりここでスポーツドリンクを購入して休憩します。このから蛭ヶ岳までが本当にバテました。暑いはずなのに汗がでなくなり、これはやばいかなと思いましたが水分をとってまた発汗がはじまりました。途中木陰で風通しいのいいところをみつけて休みます。ふり返ると青ヶ岳山荘が遠くに見えますが富士山はガスってきました。蛭ヶ岳への登りは一度下ったあとの登りに狂喜、じゃなくてげんなりします。トゲトゲの植物につつかれながらようやく蛭ヶ岳。やはり昼ヶ岳で昼どきに着きました。山頂は賑わっています。ここでも水分補給を要しました。とにかく、暑い。
その後は通いなれた塔ノ岳への路を進みます。気持ちいい路です。GW初日ということでこのあたりから人が増えてきて塔ノ岳にはやはりハイカーで満載です。いつもながら塔ノ岳周辺にはハイカラな若者(アベック多し)が多く華やかですね。
○塔ノ岳〜ヤビツ峠
塔ノ岳から表尾根はガスっていますが帰って涼しくてよいかも。ここにきて暑さからのバテがすっかり治り、元気十分で表尾根に向かいます。昨年は時間帯から表尾根は凄い人でしたが1時間くらい遅くなっており、それほどの混雑はありませんでしたがそれでも賑わっていましたね。鎖場は下りる人で渋滞していました。
三ノ塔への登りはきつかったです。ここから二ノ塔へは一投足。あとは下ってヤビツ峠です舗装路に下り富士見山荘で飲料補給、さらにヤビツ峠の自販機でも補給します。昨年このあたりは股関節痛で苦行となったのですが今年は股関節痛がなく助かりました。
○ヤビツ峠〜大山〜弘法山
さて最後の登りです。この時間、下山者とぽつぽつすれ違います。順調に進んで大山頂上に着きました。家族連れが大勢。無事の全山縦走達成に感謝して・・でも神社の方がいて最後の山頂ポーズはできませんでしたw
ここから浅間山方面に向かいます。蓑毛乗越からは林道のような広い路となり快適です。しかし、ここでまたやってしまいました。舗装された路にでた際に間違えて逆方向に・・かなり進んでから蓑毛への標識がでて気付きました。流石にここから戻る気はせず、一旦蓑毛に下ります。バスが見えましたが弘法山までは行きたいと思い、車道を軽くジョグで秦野方面に向かいます。落合から弘法山まではまたしても迷子になりました・・・。このあたりで暗くなり、夜の住宅街をさまよう不審者が一人。あきらめかけたときに「弘法山入口」のバス停をみつけ、そこから路標をみつけてようやく夜の弘法山へ。最初の予定ではここから権現山〜鶴巻温泉駅でしたがまあ秦野駅に直接下ることにします。20時前に駅前に着きました。ここから車を回収して温泉に入り、SAで仮眠して早朝に帰宅となりました。
総括:
「全山縦走」という響きに憧れて・・・鍋割山や丹沢三峰などの山々を残しましたが丹沢山地の端である三国山、そしてその甲相国境尾根の終端である篭坂峠からもう一方の端である大山までを横断して歩き、まあ本当はそこから右下端の弘法山まで縦走でつなげる予定でしたがこれは道間違いで高取山・念仏山ピークを踏めませんでしたが・・「全山縦走」としていいかと勝手に解釈していますww 丹沢横断3年目になりましたがもう丹沢ロングは卒業します(予定)。
半年ぶりの山登りにしてはちょっと刺激が強すぎました(笑)。やはり筋肉痛が凄いです。しばらくドM山行はいいです(笑)。
ポM:
3年目のドMぐらい大目にみろよ
全てのピークを踏まない態度が気に入らないのよ
3年目のドMぐらい大目にみてよ
鼻血がでそうなドMをしなくちゃ許してあげない ・・・ (゜д゜;) エッ!?
パヤパヤパッパヤッパヤ パッパッパヤッパ〜
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
丹沢山の最新記録
大山の最新記録
塔ノ岳の最新記録
いいねした人