【牛ノ寝通り〜大菩薩嶺〜小金沢連嶺〜滝子山】縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 38.6km
- 登り
- 2,698m
- 下り
- 2,753m
コースタイム
8:40川久保BS-10:00モロクボ平-10:55大ダワ11:10-12:20榧ノ尾山-14:00石丸峠-14:40大菩薩峠-15:20福ちゃん荘(ツェルト泊)
2日目/行動時間:約8時間00分
6:25福ちゃん荘-7:25大菩薩嶺-8:05賽の河原避難小屋-8:20介山荘・大菩薩峠-8:55石丸峠-10:05小金沢山-10:50牛奥ノ雁ヶ腹摺山-12:00黒岳12:30-13:05湯の沢峠-13:40大蔵高丸-14:05ハマイバ丸-14:50米背負峠(ツェルト泊)
3日目/行動時間:約4時間40分
5:30米背負峠-5:50大谷ヶ丸-7:10滝子山-10:15笹子駅
天候 | 4月30日:薄曇 5月1日:曇り後小雨 5月2日:風雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路)笹子駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
川久保BS〜石丸峠 登山口は民家脇を通って進みます。モロクボ平から大ダワまで枝道に進まないよう。 牛の寝通りは気楽に歩けますが、榧ノ尾山手前から登りがキツくなります。 石丸峠〜福ちゃん荘 道標しっかりしています。福ちゃん荘へは介山荘手前の分岐を左に、後はずっと下ります。 福ちゃん荘〜大菩薩嶺 特に危険箇所などはありません。 大菩薩嶺〜小金沢山 笹原の道、小金沢山直下の岩場はキツい。 小金沢山〜米背負峠 起伏の少なく、歩きやすい。 米背負峠〜滝子山 滝子山直下の岩場にはロープが数カ所あります。 |
写真
感想
両神山尾ノ内沢での滑落から3週間。
強打した胸部の痛みも薄れ、右すねの腫れも治まり、普通に歩く分には支障は無い。
あの終始神経を尖らせて、ヒリヒリするような山行ではなく、
今度はのんびりと気楽に長い距離を歩くのが良いなぁっと思った。リハビリもかねてね。
そこで、このGWに以前から計画していた牛ノ寝通り(この響きイイ)から大菩薩嶺、小金沢連嶺、滝子山を
繋ぐ縦走に出かけることにしました。
1日目の牛ノ寝通りはおだやかな尾根道。立ち枯れた木々を眺めながら、
静かな山歩きができる、噂通りのルートでした。もう少し空が澄んでいたら、さらに良かったのに…。
大菩薩連嶺に合流し、少し進むと石丸峠。これぞ峠!って言う感じの爽快な気分になれる眺め。
ゆっくり味わいながら登り詰め、暗い木々と岩場を抜けると眼下に介山荘が見えます。
介山荘手前の分岐を左手に折れ、40分程下ったところが福ちゃん荘です。
幕営料は300円。水は500mlPETで170円でした。
2日目は朝から天候が怪しい…。
まずは唐松尾根から雷岩へ。大菩薩嶺へピストンしてから賽の河原、大菩薩峠、石丸峠へ下ります。
視界が悪く、遠望がききません。晴れていればいつでも富士山が望めるコースのはずが…。
石丸峠以南は稜線上の小さな起伏を繰り返すルートです。
小金沢山付近であったソロハイカーの方から、天候が悪化する旨を聞き、
今後の予定変更を考えながら少し早足に歩きます。
当初は黒岳の先にある広々とした白谷丸での野営も楽しみのひとつにしていたのですが、
東からの強風をもろに受けているのを見て、ここでの野営をあきらめました。
この頃既に雨も少し降り始めていました。
今後さらに天候が悪化することに備え、できるだけ最終地点近くに野営することにしました。
結局、米背負峠の道標付近で野営。コルなので風が吹き抜けることがなく、
ツェルトが強風にさらされることはありませんでした。
ただ、一晩中南側斜面に吹き付ける風の音が不気味に鳴り響いていました。
3日目。浅い睡眠を繰り返し、朝4時起床、食事、撤収で5時半出発。
風雨に追われるように終始急ぎ足。滝子山からの下りルートで道を間違え、
予定ルートより西側に下山してしまったため、笹子駅までさらに3km歩くことに…、とほほ。
まずは、天候が本格的に悪化する前に、無事下山できたことにホッとしました。
しっかりラジオで天気予報を確認する癖を付けなくてはいけません。
また、初日こそ足が重く感じましたが、懸念していた足の痛みも感じず、
2日以降は調子良く以前のように歩けたことは大きな喜びでした。
でものんびり気楽な山歩きにはならなかった。
今度は空気の澄んだ晩秋の頃、今度こそのんびり富士を眺めながら歩きたいと思いました。
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