池山吊尾根より白峰二山 / 北岳、間ノ岳デカい


- GPS
- 33:30
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 3,525m
- 下り
- 3,423m
コースタイム
- 山行
- 10:08
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 11:07
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 9:10
天候 | 晴れ、午後雲あがってきました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
芦安〜広河原バス時刻表 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【鷲ノ住山〜奈良田・広河原線】 吊橋渡って林道出る間際に木の根掴んでよっこらせと上がる箇所あり。 【池山吊尾根】 義盛新道は急登、砂払手前ダラダラと要根性。 池山御池小屋下水場遠し、水調達はかなりホネ。 破線ルートなのは営業小屋が無いためだけと思うくらい踏み跡、ピンクテープあります。 |
写真
感想
昨年晩秋にボーコン沢の頭で撤退したので二年振りの北岳です。
今回も池山吊尾根から、積雪期の下見だと割り切ってほぼ日帰り装備で小屋泊狙い。
過去二回テン泊装備でボーコン沢の頭で幕営、強烈にしんどい印象があったのですが、装備軽くなって山行時間こそ短くなったもののキツいのはやはり変わらず。
鷲ノ住山から野呂川へ400叩き落とされ、そこから山頂まで2100、義盛新道の急坂、城峰の登りでお腹一杯、砂払までの登りでもう勘弁してください、見えてから近づかないボーコン沢の頭、空気薄くてゼーゼーの八本歯のコルからの山頂笑。
鈍足だからということもあって山頂たどり着くまで10時間半。
北岳のデカさを体感出来るルートです。
今回も八本歯の頭までは独り旅でした。
宿泊地に選んだのは肩ノ小屋。
一回泊まって印象が良かったのでリピートです。
有休取った甲斐あって一つの布団でグッスリ寝られました。
テン泊なんかアホらしくてやってられなくなります…またオフシーズンは小屋無い山域歩くんですからシーズン中は小屋泊一択なんです。
夕焼けは不発だったものの翌朝は霞み雲、山々がピンクに染まり、登山シーズン中に一度あるかどうかのトレイル日和でした。
久々に歩いた間ノ岳への稜線、眺める分にはたおやかで数字も大したことないのですが、いかんせん空気薄くて手前のダマしピークで脚が止まりました…前歩いた時も同じ感想だったような。
茫漠とした、いや優しい山容にも拘わらずアクセス大変、赤石山脈南部の山から見たデカさ…私の中では北部の山の裏番が間ノ岳です。
朝日で色濃くなった間ノ岳は本当にかっこ良かったです。
これぞ南アルプス。
北岳回りの登山道のトレイルは変化に富んで楽しいものでした。
登山、南アルプスにハマるきっかけ与えてくれたのは北岳です。
以下私の覚え書きです、悪しからず
・池山御池小屋先の幕営適地は頭入った。
・砂払からの長い森林限界越え、ところどころ風凌げる場所はある。
・つづら岩のゲレンデ、懸垂下降で40m下った後のせいか、八本歯のいわゆる核心部もちょっと拍子抜け、、上から切り立った視覚が嫌らしいものの際どい箇所はぐらつく支点からの10程、黒戸のルンゼの方が長い…雪付いたら印象ガラリと変わるんでしょうがクライムダウンでクリア出来そう。
転ばぬ先の杖で懸垂下降は身体が覚えるくらいに。
追記
2019/12/29におかげさまで登頂できました。
「積雪期北岳 / 憧れの頂」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2159606.html
tomhigさん
おはようございます。
平日に有給休暇取って山に登るのは最高ですね。人も少ないし。
肩の小屋、古い感じが好きです。
私の会社のパソコンの壁紙が辻山から撮った間ノ岳〜北岳なんですよ。画面の真ん中に池山吊尾根がデーンと見えていますが見て見ぬフリしてます。いつかは歩かないと…と思っているのですが。
私もテン泊に関しては同じ考えです。今年は金欠病なのでテン泊が多くなると思います。
お疲れ様でした。
Zenjinさん、家路、梅雨の夕焼けの空見上げ、こんな時間に山に居られたら最高だろうな〜と思ってました。
無性に北岳に登りたくなり伝家の宝刀を切りました。
小屋も一つの布団に寝られ快適そのもの、最高の二日間ですよ。
北岳〜間ノ岳、ベタな縦走路ですが、本当に雄大、間ノ岳はどっしりした、まさに THE 南アルプス、山歩きしてて良かったなぁ〜と初心に帰れます。
吊尾根は水の調達がネックです。
テン泊装備で北岳小屋、肩ノ小屋まで行けることが出来れば最強、KFさんや、バリバリ歩いてる頃のZenjinさんなら不可能では無いと思います。
いつかは歩いてみてください。
羨ましい。梅雨時にしっかりと好天を当ててNo2&No3とは。
着々とこのルートの冬期登攀に向けて準備が進んでいるようで頭が下がります。
バンダナの無いトムさんのご尊顔を初めて拝見したような・・・
随分若返ったように見えました(笑)
ピンさん、手拭い一枚あれば山歩ける上、下山後に温泉も入れます。
二十代には四十代に見られました。
時の流れにやっと追い付きました、これからです笑
あとはしっかり幕営出来、長い森林限界越えの寒中修行どれだけ耐えられるかです。
私が週末あきらめたのに、イヤガラセのようにみんなレコ出すんだから〜〜
居酒屋御池に行きそこなった〜〜〜
でもやっぱり今年はお花が遅れているようですね。
来週くらい行けたらいいけど、混むだろうな。
テントねえ・・・混んでるテン場は確かに最悪ですが、布団1枚に二名以上の小屋も地獄。すいてる山域を探すしかない
テクさん、平日に有休取った甲斐があったってヤツです。
居酒屋御池…。
水だけでも重いのにデラックスオプションの酒、食材もですか。
間違いなく貸し切りだと思います笑
空いてる山なら掃いて捨てるほど知ってますよ。
25,26日はまさに梅雨の晴れ間!
登山日和でしたね。
私も25日は根子岳から北岳が見えて、トムさんが向かっているんだなと思って眺めていました。
北岳〜間ノ岳、40年近く前に歩きました。
その後北岳には登ったけど、あの天空の稜線はその時だけ。
南アルプスでは一番くらいの人気コースだと思うので、夏は人が多いと思うと行く気がなくなるのですが、このレコを見たら歩きたくなりました。
山に泊まったからこそ見られた景色。
きつい想いをした甲斐がありましたね!
間ノ岳、行きたくなりました。
mayutsuboさんは私のようなサラリーマンと違い時間融通つきますからこの山域、平日がいいのでは。
今回好天の割りには小屋は空いてました。
食事も何回も分けてではなく一回で捌ききれてました。
バスは覚悟必要ですね、今回も難民は乗り合いタクシーに溢れたようです。
それと広河原からの渋滞…南アルプスの雰囲気台無しなのとトレーニングがてら池山吊尾根から上がってます。
やはり北岳から間ノ岳、農鳥の稜線は南アルプス北部のクライマックス。
農鳥省いても中白根辺りは花が賑やかです。
広河原から二泊三日で間ノ岳往復なんか贅沢で良いと思いますし、この山域堪能するならやはり三日は欲しいです。
私個人的には北岳よりも間ノ岳が好きです。
努力目標ですが間ノ岳に敬意を払い弘法尾根から登れたらなと思っています。
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