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Yamareco

記録ID: 1963609
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳【広河原BS→八本歯のコル→北岳→草スベリ→広河原BS】

2019年08月10日(土) 〜 2019年08月11日(日)
 - 拍手
スーゼ その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:10
距離
13.4km
登り
1,885m
下り
1,884m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:45
休憩
0:03
合計
2:48
距離 3.3km 登り 756m 下り 43m
2日目
山行
7:16
休憩
2:44
合計
10:00
距離 10.1km 登り 1,135m 下り 1,858m
4:47
24
5:11
5:13
111
7:04
7:10
25
8:00
8:07
18
8:25
8:56
22
9:18
9:19
12
9:31
9:41
26
10:07
10:13
5
10:18
10:28
59
11:27
12:37
96
14:13
14:17
17
14:34
14:43
1
14:44
14:45
2
14:47
広河原インフォメーションセンター
天候 ■8/11→晴れ一時曇り
■8/12→晴れ一時ガス
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■山梨交通 甲府駅・竜王・芦安駐車場 ⇔ 夜叉神峠登山口 〜 広河原 ルート
http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara/
■写真1 - 広河原BS
連休初日ながら、甲府駅発のバスは4台口と平和な感じ。
今は芦安までマイカー派のほうが、断然多いでしょう。
2019年08月10日 11:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/10 11:27
■写真1 - 広河原BS
連休初日ながら、甲府駅発のバスは4台口と平和な感じ。
今は芦安までマイカー派のほうが、断然多いでしょう。
■写真2
北岳に足を踏み入れる、そんな演出に鼓舞する吊橋。
なお山頂一帯は、すでにガスっている模様です。
2019年08月10日 11:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/10 11:43
■写真2
北岳に足を踏み入れる、そんな演出に鼓舞する吊橋。
なお山頂一帯は、すでにガスっている模様です。
■写真3
白根御池小屋分岐まで、沢の音を聞きながら緩やかに。
まだまだウォーミングアップに過ぎません。
2019年08月10日 11:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/10 11:52
■写真3
白根御池小屋分岐まで、沢の音を聞きながら緩やかに。
まだまだウォーミングアップに過ぎません。
■写真4
タマガワホトトギス。
山吹の名所、京都は玉川の名を借りたのだとか。
2019年08月10日 12:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/10 12:07
■写真4
タマガワホトトギス。
山吹の名所、京都は玉川の名を借りたのだとか。
■写真5
ミヤママンネングサ…と思わせてキリンソウ。
標高で棲み分けているようです。
2019年08月10日 12:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/10 12:09
■写真5
ミヤママンネングサ…と思わせてキリンソウ。
標高で棲み分けているようです。
■写真6
眺望もない樹林帯を、ただただ登り詰めます。
嫁は、お下がりのhaglofs matrix 70デビュー戦です。
2019年08月10日 13:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/10 13:09
■写真6
眺望もない樹林帯を、ただただ登り詰めます。
嫁は、お下がりのhaglofs matrix 70デビュー戦です。
■写真7
やがてトラバースに移行すると、小屋まで30分の距離。
植生が豊かになった花を愛でながら、歩きます。
2019年08月10日 14:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/10 14:08
■写真7
やがてトラバースに移行すると、小屋まで30分の距離。
植生が豊かになった花を愛でながら、歩きます。
■写真8 - 白根御池小屋
登山口から近く、賑わう活気ある山小屋。
小屋前のベンチでは、早くも大宴会が始まっています。
2019年08月10日 14:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/10 14:25
■写真8 - 白根御池小屋
登山口から近く、賑わう活気ある山小屋。
小屋前のベンチでは、早くも大宴会が始まっています。
■写真9 - 白根御池小屋
小屋前にもテン場はありますが、やはり池の畔でしょう。
草地は凸凹ですが、柔らかくて寝心地は良かったです。
2019年08月10日 14:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
8/10 14:32
■写真9 - 白根御池小屋
小屋前にもテン場はありますが、やはり池の畔でしょう。
草地は凸凹ですが、柔らかくて寝心地は良かったです。
■写真10 - 白根御池小屋
テントを設営したら、何は無くとも生ビール900円。
小屋泊代をケチった分だけ、こういう所で使わなければ。
2019年08月10日 15:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
8/10 15:17
■写真10 - 白根御池小屋
テントを設営したら、何は無くとも生ビール900円。
小屋泊代をケチった分だけ、こういう所で使わなければ。
■写真11 - 白根御池小屋
テン場に戻り、白ワイン片手にいつもの牛鍋。
出汁を張る前に、先ずは肉を麺つゆだけで頂きます。
2019年08月10日 16:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
8/10 16:17
■写真11 - 白根御池小屋
テン場に戻り、白ワイン片手にいつもの牛鍋。
出汁を張る前に、先ずは肉を麺つゆだけで頂きます。
■写真12 - 白根御池小屋
豆腐、舞茸、椎茸、九条ネギを加えて鍋仕立てに。
霜降りだけでは飽きるので、赤身や鶏肉を混ぜるのがお勧め。
2019年08月10日 16:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/10 16:32
■写真12 - 白根御池小屋
豆腐、舞茸、椎茸、九条ネギを加えて鍋仕立てに。
霜降りだけでは飽きるので、赤身や鶏肉を混ぜるのがお勧め。
■写真13 - 白根御池小屋
フェスか何かと勘違いしたパリピも現れて、更に賑やかに。
意外と20時には寝息だけが聞こえる静かなテン場に戻りました。
2019年08月10日 17:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/10 17:10
■写真13 - 白根御池小屋
フェスか何かと勘違いしたパリピも現れて、更に賑やかに。
意外と20時には寝息だけが聞こえる静かなテン場に戻りました。
■写真14 - 白根御池小屋
お早うございます。2日目の朝です。
テントは設営したまま、最低限の荷物で北岳を目指します。
2019年08月11日 04:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/11 4:47
■写真14 - 白根御池小屋
お早うございます。2日目の朝です。
テントは設営したまま、最低限の荷物で北岳を目指します。
■写真15 - 大樺沢二俣
ピストンでは面白くないので、左俣コースから攻めます。
シーズン中はバイオトイレが設置されています。
2019年08月11日 05:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/11 5:10
■写真15 - 大樺沢二俣
ピストンでは面白くないので、左俣コースから攻めます。
シーズン中はバイオトイレが設置されています。
■写真16
遅い朝日に照らされながら、雪渓の脇を詰めていきます。
8月にもなれば、雪渓は歩かないのでアイゼン不要です。
2019年08月11日 05:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/11 5:18
■写真16
遅い朝日に照らされながら、雪渓の脇を詰めていきます。
8月にもなれば、雪渓は歩かないのでアイゼン不要です。
■写真17
タカネグンナイフウロ。
郡内の名が指すように、山梨の東部地方が原産か。
2019年08月11日 05:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 5:22
■写真17
タカネグンナイフウロ。
郡内の名が指すように、山梨の東部地方が原産か。
■写真18
ミヤマハナシノブ。
たくさん咲いていたけど、ごく一部の山域にしか生息しないのだとか。
2019年08月11日 05:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 5:25
■写真18
ミヤマハナシノブ。
たくさん咲いていたけど、ごく一部の山域にしか生息しないのだとか。
■写真19
東側には鳳凰三山が聳え、日の出は遅めです。
この感じ、晴天は長持ちしなさそうです。
2019年08月11日 05:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 5:22
■写真19
東側には鳳凰三山が聳え、日の出は遅めです。
この感じ、晴天は長持ちしなさそうです。
■写真20
深い青色の空の下で、見上げる北岳バットレス。
既に幾つかのパーティか取り付いているようでした。
2019年08月11日 06:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
8/11 6:15
■写真20
深い青色の空の下で、見上げる北岳バットレス。
既に幾つかのパーティか取り付いているようでした。
■写真21
ザレた登りを詰めると、無数のハシゴが始まります。
空身でもツラいほど、容赦なく襲いかかってきます。
2019年08月11日 07:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 7:00
■写真21
ザレた登りを詰めると、無数のハシゴが始まります。
空身でもツラいほど、容赦なく襲いかかってきます。
■写真22
八本歯のコル直下まで登ってきました。
いつの間にか森林限界を突破し、ハイマツ帯に。
2019年08月11日 07:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/11 7:05
■写真22
八本歯のコル直下まで登ってきました。
いつの間にか森林限界を突破し、ハイマツ帯に。
■写真23 - 八本歯のコル
国内第3位タイの間ノ岳と、その奥には農鳥岳。
この間、落雷で痛ましい事故が起きたばかりの稜線。
2019年08月11日 07:12撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
8/11 7:12
■写真23 - 八本歯のコル
国内第3位タイの間ノ岳と、その奥には農鳥岳。
この間、落雷で痛ましい事故が起きたばかりの稜線。
■写真24
八本歯のコルを過ぎてからも、ハシゴは続きます。
ストックを使うか仕舞うか、悩ましいところ。
2019年08月11日 07:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 7:13
■写真24
八本歯のコルを過ぎてからも、ハシゴは続きます。
ストックを使うか仕舞うか、悩ましいところ。
■写真25
国内第一位の座に君臨する盟主も、朝から消えてしまいそう。
それだけ気温が高いということでしょうか。
2019年08月11日 07:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
8/11 7:21
■写真25
国内第一位の座に君臨する盟主も、朝から消えてしまいそう。
それだけ気温が高いということでしょうか。
■写真26
ガレ場から見上げる北岳山頂…の偽ピーク。
見えているのに近付かない、このもどかしさ。
2019年08月11日 07:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 7:43
■写真26
ガレ場から見上げる北岳山頂…の偽ピーク。
見えているのに近付かない、このもどかしさ。
■写真27
ミネウスユキソウ。
和製エーデルワイス、直訳すると高貴な白。
2019年08月11日 07:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/11 7:22
■写真27
ミネウスユキソウ。
和製エーデルワイス、直訳すると高貴な白。
■写真28
タカネビランジ。
ビランジの高山植物版で、南アの特産種なんだとか。
2019年08月11日 07:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/11 7:27
■写真28
タカネビランジ。
ビランジの高山植物版で、南アの特産種なんだとか。
■写真29
キンロバイ。
花びらの間に星型の模様が浮かび上がります。
2019年08月11日 07:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 7:47
■写真29
キンロバイ。
花びらの間に星型の模様が浮かび上がります。
■写真30
タカネナデシコとイブキジャコウソウ。
北岳の南陵斜面には、盛夏の花畑が広がっていました。
2019年08月11日 07:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 7:50
■写真30
タカネナデシコとイブキジャコウソウ。
北岳の南陵斜面には、盛夏の花畑が広がっていました。
■写真31
ミヤママンネングサ。
小さいながらも、ガレ場に咲く逞しい花です。
2019年08月11日 07:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 7:53
■写真31
ミヤママンネングサ。
小さいながらも、ガレ場に咲く逞しい花です。
■写真32
イワベンケイ。
こちらもガレ場を好んで咲く、正に弁慶のような強さ。
2019年08月11日 07:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 7:54
■写真32
イワベンケイ。
こちらもガレ場を好んで咲く、正に弁慶のような強さ。
■写真33
晴天なのに珍しい、彼方の岩稜にライチョウの親。
子どもたちが自力で追い付くのを待つスパルタ教育です。
2019年08月11日 08:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 8:10
■写真33
晴天なのに珍しい、彼方の岩稜にライチョウの親。
子どもたちが自力で追い付くのを待つスパルタ教育です。
■写真34 - 北岳
だいぶガスが登ってきましたが、何とか登頂しました。
国内第二位の頂きは、歓喜するハイカーを優しく受け入れます。
2019年08月11日 08:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/11 8:24
■写真34 - 北岳
だいぶガスが登ってきましたが、何とか登頂しました。
国内第二位の頂きは、歓喜するハイカーを優しく受け入れます。
■写真35 - 北岳
2004年10月15日に標高が改められ、現在の3,193mに。
三角点は3,192mのままだそうです。
2019年08月11日 08:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/11 8:28
■写真35 - 北岳
2004年10月15日に標高が改められ、現在の3,193mに。
三角点は3,192mのままだそうです。
■写真36 - 北岳
北も東も南もガスに覆われてしまい、安定したのは西側だけ。
仙丈ヶ岳の背後には、北ア、乗鞍岳、御嶽山、中アのラインナップ。
2019年08月11日 08:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/11 8:30
■写真36 - 北岳
北も東も南もガスに覆われてしまい、安定したのは西側だけ。
仙丈ヶ岳の背後には、北ア、乗鞍岳、御嶽山、中アのラインナップ。
■写真37 - 北岳
鳳凰三山は、時折り姿を見せる程度。
南側は、間ノ岳すら見えなくなっていました。
2019年08月11日 08:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/11 8:38
■写真37 - 北岳
鳳凰三山は、時折り姿を見せる程度。
南側は、間ノ岳すら見えなくなっていました。
■写真38 - 肩の小屋
恐らく日本で3本の指に入る、高所のテン場かと。
ここから見る朝日や夕日は、格別なものでしょう。
2019年08月11日 09:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/11 9:38
■写真38 - 肩の小屋
恐らく日本で3本の指に入る、高所のテン場かと。
ここから見る朝日や夕日は、格別なものでしょう。
■写真39
稜線で唯一の鎖場を通過します。
離合時は石を落とさないように細心の注意を。
2019年08月11日 09:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 9:57
■写真39
稜線で唯一の鎖場を通過します。
離合時は石を落とさないように細心の注意を。
■写真40
晴天時なら気持ちの良い稜線歩きですが…。
綺麗に薄いガスに包まれて、何も見えません。
2019年08月11日 09:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 9:59
■写真40
晴天時なら気持ちの良い稜線歩きですが…。
綺麗に薄いガスに包まれて、何も見えません。
■写真41
小太郎尾根分岐より、稜線を離れます。
途中の分岐まで、右俣と同じルートを辿ります。
2019年08月11日 10:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/11 10:31
■写真41
小太郎尾根分岐より、稜線を離れます。
途中の分岐まで、右俣と同じルートを辿ります。
■写真42
急登で知られる草スベリは、スピードが出せないガレ場。
簡単にスリップするので、足運びが慎重になります。
2019年08月11日 10:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 10:33
■写真42
急登で知られる草スベリは、スピードが出せないガレ場。
簡単にスリップするので、足運びが慎重になります。
■写真43
眼下にテン場が見えてからが、長いこと長いこと。
思った以上に時間を要しました。
2019年08月11日 11:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 11:14
■写真43
眼下にテン場が見えてからが、長いこと長いこと。
思った以上に時間を要しました。
■写真44 - 白根御池小屋
足を休めるついでに、小屋でランチにしました。
特製の御池カレーは、味噌汁かお吸い物が付きます。
2019年08月11日 11:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/11 11:41
■写真44 - 白根御池小屋
足を休めるついでに、小屋でランチにしました。
特製の御池カレーは、味噌汁かお吸い物が付きます。
■写真45
テントを撤収したら、重いザックを担いで下山再開。
長く、そして暑くて集中力の維持が容易でありません。
2019年08月11日 13:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/11 13:05
■写真45
テントを撤収したら、重いザックを担いで下山再開。
長く、そして暑くて集中力の維持が容易でありません。
■写真46 - 広河原山荘
水場で顔を洗い、缶ビールで下山完了を祝います。
2021年度を目処に、バス停の隣に移築されるようです。
2019年08月11日 14:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/11 14:35
■写真46 - 広河原山荘
水場で顔を洗い、缶ビールで下山完了を祝います。
2021年度を目処に、バス停の隣に移築されるようです。
■写真47
復路で通る吊橋は、山旅の終了をも演出します。
雨に降られることなく歩けて良かった。
2019年08月11日 14:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/11 14:44
■写真47
復路で通る吊橋は、山旅の終了をも演出します。
雨に降られることなく歩けて良かった。
■写真48 - 広河原BS
甲府駅行の路線バスは、1台口と強気の運用。
座れないとツラいので、早めの下山をお勧めします。
2019年08月11日 14:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/11 14:47
■写真48 - 広河原BS
甲府駅行の路線バスは、1台口と強気の運用。
座れないとツラいので、早めの下山をお勧めします。
撮影機器:

感想

台風の動きに翻弄されながらも、連休の山行は何とかなりそう。
アルプスの割に静かな南ア北部の盟主、北岳に挑みます。

通常は北岳と間ノ岳のセット、または白峰三山縦走を採る山域。
それを、贅沢にも北岳のみの周回で楽しむことにします。


■広河原BS→白根御池小屋
始発のあずさに乗っても、広河原に着くのは11時近く。
そこからの登り始めなので、稜線まで出るのは厳しいですね。

広河原の吊橋を渡り、白根御池小屋分岐を右折して直行ルートで。
キツめの勾配が続くのは、等高線の目詰まりを見ても予測できるでしょう。


眺望のない樹林帯をひたすら登り、標高2,200m辺りでトラバースに移行。
あとは細かいアップダウンで、賑やかな声が聞こえる白根御池小屋に着きます。

テン場は張数は多そうですが、平坦地は少ないように感じます。
空いていた凹凸がある草地に陣取り、池を眺めながら夕食にしました。


■白根御池小屋→左俣→北岳→草スベリ→広河原BS
3時には当たり前のように、賑やかな声が響き渡るテン場。
まだ寝ている人が居るとか、気にする様子は無いようです。


北岳は時計回りで周回するルートを採ります。
テントは設営したままで、最低限の荷物で歩けるのが最大の利点。

大樺沢二俣で広河原から直接至るルートと合流し、雪渓沿いを登り詰めます。
北岳バットレスを左折して暫く登ると、ハシゴ祭りが始まります。

幾つものハシゴが断続的に現れて、空身とは言え体力を奪います。
それだけ、左俣ルートの開通は難工事だったのでしょうか。

八本歯のコルを過ぎると、ゴツゴツとした大きな岩稜地帯と続・ハシゴ。
北岳の山頂部分を見上げながら、縦走路と合流して山頂を目指します。


国内第二位の頂は、記念撮影する人や眺望を楽しむ人で賑わいます。
「北岳に来ただけ」なんて名言があるほど天気が安定しないので、晴れたらラッキーかと。

この日は西側への眺望のみでしたが、一頻り楽しんだら下山です。
周回ルートなので、肩の小屋方面へと下りていきます。

好天時なら眺望を楽しめる稜線歩きを経て、小太郎尾根分岐から下ります。
さらに途中から草スベリに移り、一気に白根御池小屋まで下ります。

草スベリは噂の通り、なかなかの急斜面かつガレ場なので足運びが慎重になります。
細かく九十九折が作られているので、そこまで急峻では無いのですが。


白根御池小屋でテントを撤収して、広河原まではピストンで下山します。
ここから先も、また急峻な下り坂が続くので集中力が試されます。

北岳山頂から広河原まで、およそ1,700m近く標高を吐き出す長丁場。
一気に下りると精神的にも肉体的にも厳しいので、小屋での休憩が良いですね。

広河原山荘で顔を洗い缶ビールで喉を潤して、路線バスで帰路に就きました。
確か、インフォメーションセンターに酒類の販売は無いです。

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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [3日]
北岳、間ノ岳:二俣、八本歯のコル経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
北岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 甲信越 [2日]
北岳
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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