白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)縦走〜富士山見放題の一泊二日の山旅
- GPS
- 17:08
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 3,002m
- 下り
- 3,739m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 7:09
天候 | 1日目:晴れ。山の上はガスガス 2日目:☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありませんが、所々土砂崩れ等により登山道が寸断されていました。 迂回路をよく確かめて歩く必要あり。 |
写真
感想
1日目
4時半頃、奈良田のバス停に到着し、辺りはまだ薄暗く駐車場がの場所がわからず車から降りてうろうろとしていると近くにいたおじさんが駐車場の場所を教えてくれた。駐車場の場所はすぐに分かった。駐車場の前でもバスに乗れることは時刻表で確認できたが5時半の始発まではまだ時間もあったのでバスが出る奈良田のバス停で乗れば確実に座っていけると思い5分ほど下って奈良田バス停に移動。
ところが5時ころになってバスが4台もやって来て1台は奈良田バス停に残りはそのまま通過して駐車場のほうに行った。繁忙期のためバスの増便なのだろう。そのまま駐車場前のバス停で待っていればよかった。
45分ほどバスに揺られ広河原で下車。すごい人混みだ。ぞくぞくと北岳のほうに登って行く。登り口の辺りは渋滞している。山頂、山小屋もきっと混んでいるのだろうな、数年前来た時のように布団「2枚に3人」かな「1枚に2人」かななどと思いながらゆっくりと人の動きに合わせて登っていく。
標高1500m越える山とは言え気温はかなり高い。樹林帯なので結構湿度もありかなりの汗をかき500mlの水を2本すでに空けてしまった。白根御池小屋で冷たい水を1L補充、草スベリからの急登に備える。広河原からは晴天の空に北岳がはっきり見えていたので尾根に出ればきっと展望がいいだろうなと期待して登っていったが、登るにつれガスがどんどん湧いてきて尾根に出た頃にはすっかり周りは真っ白になってしまった。見え隠れする北岳山頂を目指し到着したものの周りは360度の真っ白な霧の中。
残念な思いで下って北岳山荘に到着。やはりしばらく真っ白だったが、夕食後6時頃になってようやく晴れてきた。富士山もうっすら見えてきたし北岳もはっきり見えてきた。明日はよい展望に会えますようにと祈りつつ就寝。
2日目
幸い1人1枚の布団が確保できおかげで充分休むことができた。4時から朝食が摂れるということですぐに食べて暗いうちに出発。2日目は距離も長いし2,000m以上の高低差を下らなければならない。
間ノ岳のほうに移動するにつれだんだんと明るくなり富士山のシルエットがはっきりしてくる。富士山の左方向に陽が昇ってくると雲海に浮かぶ富士山の色も刻刻と変わってくる。尾根を回り込む角度で見え隠れするものの大門沢下降点まではほぼ富士山見放題。振り返っては間近に北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、遠くに中央アルプスの山々を眺めながら展望に恵まれた稜線歩きを堪能した。
農鳥岳からはひたすら下り。腿の筋肉がパンパンになるほど下り続け大門沢小屋がなんと遠く感じられたことか。9時間以上歩き続けなんとか駐車場に戻ってきた。
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