北岳・誰もが想像する稜線
- GPS
- 11:43
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 2,038m
- 下り
- 2,036m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 6:08
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:55
天候 | 2日間とも雲多めの晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
往路・大樺沢から八本歯のコル経由で北岳山荘まで、復路・北岳山荘から北岳山頂、肩の小屋、白根御池小屋経由で広河原、ともに危険箇所は無し。ただし切れ落ちた箇所はあるので、危なくはないが要注意。 |
その他周辺情報 | 下山後、白峰会館で温泉入浴(700円)。初めてでしたが、露天の展望等なく、普通のお風呂ですので、少し下ったところの日帰り温泉が良いでしょう。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
ヘルメット
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感想
登山5年目にして初めての南アルプスとして北岳にいってきました。これまで3日以上の休暇がとれる際は北アルプス、日帰り or 一泊のときは八ヶ岳や秩父や北関東ばかりいっていたので、南アルプスは初です。なんとなく遠いイメージがあったのですが、北岳の駐車場・芦安までは都内からだと八ヶ岳よりも近いのですね!
先日、新穂高から飛騨沢で槍ヶ岳まで登ったことにより、初めて標高差2000mを経験できたので、北岳の標高差1700mもなんとかなるだろうということで、往路は八本歯のコルから、復路は白根御池小屋経由で一泊で往復してきました。
1日目、タクシー待ちの列が3時ごろから出来始めるとの前情報を得ていましたが、そんなに朝早くから並ぶ気になれずに始発のバスでいいやとゆっくり朝ごはんを食べてからバス乗り場に向かうと5台のバスは満席で立っていくことになりました。広河原まで揺れる山道を1時間は辛い。3時から乗り合いタクシーに並ぶ人の意気込みが理解できました。まあ満員の中央線で毎朝鍛えて体幹には自信あるので余裕でしたけど(笑)
1日目は、時間と体力が残っていたら北岳山荘で寝床を確保した後に間ノ岳まで往復してみようと考えていましたが、日差しが強く、山荘到着時点でかなり消耗していたことと、山荘の2Fであてがわれたお布団に寝転がっていると開け放たれた窓から通り抜ける風が気持ちよすぎて、カレー食べてから昼寝してしまい、気づいたら15:00で間ノ岳は諦めて表のベンチで富士山をみながらまったりして、夕方はマジックアワーの写真撮影をして過ごしました。夜はほとんどの人が消灯前から寝静まっていて、北アにはないストイックな感じでよかったです(笑)私もいつも消灯前から寝る派なので、よく眠れました。山荘はいびきに悩まされるので、早く寝た者勝ちですね!ちなみに私は遮音性最強の耳栓と、レスタミンコーワでいつも熟睡です(笑)
北岳山荘到着時は布団1つに2名のご案内ですと言われ、まあ覚悟していたので、早めにチェックインしたのですが、早いもの順で良い場所があてがわれるらしく、寝床は通路に面した端をゲットしました。端だと少なくとも通路側を向けば隣の人とキスする5秒前みたいな顔を見合わせる感じにはならないので端がよいですね!で、結局夕方になってから、想定よりも登山者が少なかったのか、布団1つに一人とアナウンスがあり、みんな喜んでました。お盆休みの最終日で登山者は少ないのですかね。
2日目は3:30に明かりがMAXでついて強制的に起こされます。これも北アよりも早くて良いですね!朝食はアルファ化米のわかめご飯とセブンイレブンの極太カルパスでさくっと済ませてまだ日の上らない4:20に山荘を出発し北岳山頂を目指します。間ノ岳はこの日もパスして、いつか農鳥岳と合わせて縦走しようと思いました。
北岳のピークに達する前に朝日が差し込み、雲海越しの富士山に目を奪われ、しばし撮影タイム。しばらく登ると北アが見えてきて、頂上からは八ヶ岳も見えますね。北岳は眺望は最高ですね。なによりも富士山が大きく見えるのがよい。
タイトルにもしましたが、北岳山荘を真ん中に、北岳から間ノ岳までの稜線はこれぞザ・稜線という感じで登山者の誰もが想像するような稜線ではないでしょうか。北岳、とても気に入りました。毎年のローテーション入りです。
そしてルートについて。行きは大樺沢を詰めて八本歯のコルから、帰りは肩の小屋、白根御池経由でしたが、復路の急登は相当なモノで登りには絶対使いたくないと思いました。急登で有名な合戦尾根や重太郎新道よりもよっぽどきつそうでした。往復のルート選びにはくれぐれもご注意を。
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