空木岳から越百山へ周回。前回の稜線歩きの続き


- GPS
- 18:49
- 距離
- 28.3km
- 登り
- 2,677m
- 下り
- 2,676m
コースタイム
- 山行
- 8:53
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:48
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 9:01
天候 | 9月6日 晴れから午後ガス 9月7日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
本来の伊奈川ダム上の駐車場へは途中の道路崩壊により一般車はアクセスできない。鍵のかかったゲート手前の路肩に駐車。ゲート手前は10台くらい。それ以上は停められる路肩まで道路を戻る |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは本来の駐車場にある 伊奈川ダム上駐車場からうさぎ平: 延々と緩やかな登りの林道歩き。金沢土場で分岐を右手に進む。途中一部舗装道路。 うさぎ平から北沢吊り橋: 樹林帯の登山道の急登。下りで使う場合、雨の後はスリップに注意 吊り橋から8合目: 登って、トラバースして、下っての繰り返しで標高1600m台が続く。途中に仙人の泉の水場がある。手が千切れるほど冷たくおいしい。ここで補給できるので最小限の水で上がった。その先で急登があり、8合目。8合目の標識はヤマレコマップの8合目より手前にあった 8合目から木曽殿山荘: 山荘直下まで樹林帯。義仲の力みずの水場手前で登山道崩落のため高巻する。テープあり。義仲の力みずから山荘まで約10分。ここで自炊と翌日分の3Lを調達 木曽殿山荘から空木岳: 最後の急登。第1ピーク、第2ピークと岩場が続く。鎖、足置きなど整備されているが、岩場に不慣れな方は緊張を強いられる。駒峰ヒュッテは山頂直下 空木岳から南駒ケ岳: 下って赤梛岳に登り返し、下って南駒ケ岳に登り返す。途中岩場もある 南駒ケ岳から仙涯嶺: ここもアップダウンの繰り返し。岩の要塞みたいだが、岩山を左右にトラバースするように進む。見た目よりは難しくない 仙涯嶺から越百山: 登山道がハイマツに隠れていることが多い。斜面を登ったり下ったりする前に自分が来た道の延長をよく見ること。越百山の手前のピークに登り返せば、越百山まで稜線を少し。 越百山から越百小屋: 稜線は暑い日差しにさらされっぱなしだが、小屋に向けて下り始めると樹林帯になる。小屋の手前に崩落地がある。少し登り返すと小屋 越百小屋から福栃平登山口: 小屋の裏手の山に登り返し。その後トラバースしながら標高を下げる。水場を過ぎて上のコルのあたりで登り返しがある。見晴らし台は分からず通過。下のコルの先に水場がある。登山口に下りる部分が崩落のため高巻するようになっている。滑りやすいの要注意。落ちると下の沢に転落 福栃平登山口から駐車した場所: 林道歩き。日影が多いので助かる |
その他周辺情報 | 駒峰ヒュッテは絶好のロケーション。食事の提供なし。山岳会が運営しており中アでは珍しく予約不要。寝具有りは4500円、素泊まりは3500円。ビールなどの販売はあり。シーズン初めにヘリで荷揚げして在庫がなくなったらおしまい。ビールはまだたくさん在庫があるとのことだった http://www.komaho.net/hutte/utsugi_hutte1.html 日帰り温泉:木曽福島方面は以下が最寄りとなる 私は一番手前のねざめホテルの日帰り温泉を利用 ねざめホテル 0264-52-2245、10‐20時、500円 https://nezame-hotel.com/spa.html 桟温泉 0264-52-2276、9‐21時、600円 http://www.kiso.ne.jp/~kakehashi.ag/menu1.html せせらぎの四季 0264-24-2626、10−21時、700円 http://www.kiso-spa.com/ |
写真
感想
今年のお盆直前に帰省ついでに息子と出かけた中ア。暑いので駒ケ根ロープウェイで一気に2600mに上がり、極楽平から檜尾岳、熊沢岳、東川岳とつないで空木岳までの稜線を歩いた。とても素晴らしい稜線だったので、その先の南駒ケ岳、仙涯嶺、越百山と繋ぐべく再び中アに出かけた
伊奈川ダムから越百山に登り、反時計回りに周回する方がほとんどだが、私は空木岳からの稜線の続きをやりたくて時計回りすることに。日帰りで周回する強者登山者も少なくないが、私にはとても無理。前回横を通って素敵な山小屋だなという印象を持った駒峰ヒュッテに泊ることにした
このヒュッテは食事の提供はない。寝具の提供はあるのだが、マットやシュラフも入れて避難小屋泊装備を担いで出かけることにした。荷を軽くするなら、木曽殿山荘に予約を入れて宿泊すれば、食事の提供もあり水場も近いが、5月の常念山脈以来、久しぶりに重荷を担いで歩いてみることにした
駒峰ヒュッテは金曜にもかかわらず満員御礼状態で少々面食らったが、素晴らしいロケーションで時々刻々と変わる景色を楽しむことができた。重荷を背負ってのアップダウンは相変わらずダメだけど、ゆっくり歩く分だけ周囲の景色をゆっくり眺め、素晴らしい稜線歩きを味わうことができた
この時計回りのルート取りは、朝の天気の良い時間帯にメインの稜線を歩くという狙いもあった。午後にはガスが湧く確率が高くなるので、すぐに空木岳山頂に登れ、稜線歩きがスタートできるこの小屋を選んだ。狙い通り、完璧な青空と雲海を眺めながら名峰たちを愛でながら天空散歩を満喫することができた
今回、南駒ケ岳と仙涯嶺を歩いたことで、百高山は75座になった。遅々として進まぬ百高山もやっと第4コーナーに入ったので、そろそろラストスパートしようかなと考えている。とは言うものの、年も取りつつあるので、ゆったり登山で行くとしよう
フォローしてる方がピンさんのこのレコ併せ、今シーズン4人このルート歩いてます。
鳥倉やら易老渡行く時に中央道走りながら見上げてる中央アルプスの稜線歩けるこの周回ルート、否が応でもそのうち歩きたくなってきました。
無理に日帰りするよりはピンさんのように良い時間帯に稜線歩きたいですね、作戦ドンピシャリ、流石です。
それにしても南アルプス端から端まで丸見え、こりゃー歩かにゃいかんですね。
木曽駒から空木、シーズン変えて是非ご子息と二人でリベンジしてみたいものですね。
トムさん、ありがとうございました
伊那川ダムからの周回は、関東方面からだとちょっとアクセスが遠いですが、いいコースです
さすがにブームにはならんでしょうが、百高山では避けて通れないコースですし、比較的コンパクトな中アの主稜線の一部として歩いてみたいコースだと思います。特に今回のコースは変化もあって面白いです
中アで残る百高山の三ノ沢岳、将棋頭山の2座は、前回と今回の主稜線コースと比べるとかなりマイナーなので、今から楽しみです
Zenjinさんの上松Aコースはともかく、どなたかと2台で出かけ、1台を伊那川ダムにデポし、もう1台で駒ヶ根スキー場の無料駐車場に駐車してロープウェイで上がり、主稜線を歩き通すという方法もあります。ぜひ歩いてみてください
9月になり暑さも和らいできたので、登山再開ですね。
写真を拝見して、やはり泊まりにするといい景色に出会いやすくなるんだなと改めて思いました。
特に稜線の山小屋はいいですね。
今週末は久々に子どもと登山の予定です。
子どもとの登山も残り少なくなりそうなので、子どもの行きたいところに行こうと思っています。
娘さんとの登山、今週末良い天気に恵まれることを祈ってます
私も晴れたら出かけたい北アの山がいくつもあるのですが、昨日の予報では完璧な晴れ予報だったのに、今日になったら晴れ/曇りみたいになってきてちょっと迷っています
出張で東京に来ていますが、今日中に高山に帰るかどうかも悩んでいます
天気ばかりは難しいですね
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