ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2041669
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

栂池 - 白馬岳 - 唐松岳

2019年09月25日(水) 〜 2019年09月27日(金)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
53:33
距離
28.2km
登り
2,457m
下り
2,887m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:57
休憩
0:21
合計
3:18
9:12
9:16
0
9:16
9:17
76
10:33
10:49
7
10:56
10:56
55
11:51
11:51
36
2日目
山行
6:40
休憩
1:11
合計
7:51
5:48
50
6:38
6:38
44
7:22
7:22
43
8:05
8:05
46
8:51
8:57
12
9:09
9:10
14
9:24
10:07
10
10:17
10:17
130
12:27
12:48
22
13:10
13:10
29
13:39
3日目
山行
6:38
休憩
1:54
合計
8:32
6:00
48
6:48
6:55
34
7:29
7:35
19
7:54
8:04
37
10:31
10:41
15
10:56
11:26
40
12:06
12:10
21
12:31
12:33
37
13:10
13:25
0
13:25
13:26
9
13:35
13:35
5
13:40
13:40
27
14:07
14:10
22
14:32
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今回は、前泊した宿の方に送迎していただいたので情報ありません。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所: 通行に支障ある箇所なし。
登山届箱: 栂池ゴンドラ乗り場横にあり。
その他周辺情報 倉下の湯
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村大字北城9549−8
電話0261-72-7989
大人 600円
小人 400円
露天風呂しかない赤い湯の温泉です。
いざ出発
2019年09月25日 09:09撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/25 9:09
いざ出発
紅葉まではまだ一週間以上先か
2019年09月25日 10:22撮影 by  X-T30, FUJIFILM
1
9/25 10:22
紅葉まではまだ一週間以上先か
木道のわき道を入るとこんな景色が
2019年09月25日 10:39撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/25 10:39
木道のわき道を入るとこんな景色が
苗場山頂を思い出すな〜
2019年09月25日 10:55撮影 by  X-T30, FUJIFILM
1
9/25 10:55
苗場山頂を思い出すな〜
今日の目的地白馬大池が見えてきた
2019年09月25日 12:00撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/25 12:00
今日の目的地白馬大池が見えてきた
2019年09月25日 14:26撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/25 14:26
2019年09月25日 14:34撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/25 14:34
ゆったり利用できたキャンプ場
2019年09月25日 15:34撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/25 15:34
ゆったり利用できたキャンプ場
早朝には月が
2019年09月26日 04:22撮影 by  X-T30, FUJIFILM
1
9/26 4:22
早朝には月が
後ろを振り返ると、遠くの山々を背景に昨夜泊まった白馬大池
2019年09月26日 06:24撮影 by  X-T30, FUJIFILM
1
9/26 6:24
後ろを振り返ると、遠くの山々を背景に昨夜泊まった白馬大池
どこをみてもポスターのような
2019年09月26日 06:35撮影 by  X-T30, FUJIFILM
1
9/26 6:35
どこをみてもポスターのような
素晴らしい景色
2019年09月26日 07:30撮影 by  X-T30, FUJIFILM
1
9/26 7:30
素晴らしい景色
ラッキー。富士山を無理やり見る
2019年09月26日 07:46撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/26 7:46
ラッキー。富士山を無理やり見る
手前の杓子岳、鑓ヶ岳の上り下りが全部みえると萎える
2019年09月26日 10:25撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/26 10:25
手前の杓子岳、鑓ヶ岳の上り下りが全部みえると萎える
山がかっこよく見えるんですが
2019年09月26日 11:23撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/26 11:23
山がかっこよく見えるんですが
迫力がある鑓ヶ岳
2019年09月26日 13:10撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/26 13:10
迫力がある鑓ヶ岳
テントから見る鑓ヶ岳
2019年09月26日 14:51撮影 by  X-T30, FUJIFILM
2
9/26 14:51
テントから見る鑓ヶ岳
夕焼けが美しい
2019年09月26日 17:38撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/26 17:38
夕焼けが美しい
日の出前も白い鑓ヶ岳が美しい
2019年09月27日 04:37撮影 by  X-T30, FUJIFILM
1
9/27 4:37
日の出前も白い鑓ヶ岳が美しい
本当にあのギザギザを通り抜けられるのか・・・・
2019年09月27日 07:22撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/27 7:22
本当にあのギザギザを通り抜けられるのか・・・・
下を見ると雪渓が残る
2019年09月27日 07:29撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/27 7:29
下を見ると雪渓が残る
中央下から左側斜面をジグザクに登る鎖場があるが、ここからは見えない。
2019年09月27日 08:02撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/27 8:02
中央下から左側斜面をジグザクに登る鎖場があるが、ここからは見えない。
たまたま取ってもらった鉄橋通過状況
2019年09月27日 08:27撮影 by  iPhone XR, Apple
9/27 8:27
たまたま取ってもらった鉄橋通過状況
なかなか写真撮りたいが撮れない
2019年09月27日 08:56撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/27 8:56
なかなか写真撮りたいが撮れない
第二峰を過ぎると楽に進める
2019年09月27日 09:30撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/27 9:30
第二峰を過ぎると楽に進める
今日はずっとこの景色を楽しめる。美しい。
2019年09月27日 09:55撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/27 9:55
今日はずっとこの景色を楽しめる。美しい。
風が弱く美しい景色を堪能
2019年09月27日 13:15撮影 by  X-T30, FUJIFILM
2
9/27 13:15
風が弱く美しい景色を堪能
八方からの木道も公園内の散策路としては最高。
足のつかれた私には階段がきつかった。
2019年09月27日 13:50撮影 by  X-T30, FUJIFILM
9/27 13:50
八方からの木道も公園内の散策路としては最高。
足のつかれた私には階段がきつかった。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

25日朝白馬村周辺は霧に包まれていましたが晴れそうな予感。時間が経つに従い徐々に雲が取れて白馬の山々がくっきりと見えてきました。ゴンドラなどはモンベルメンバーカードを見せて割引になると思っていたら、往復のみ割引になり片道利用のの縦走者には割引料金は適用されませんでした。がっくり。

朝1番のゴンドラには結構人が集まっていましたが後ろを見ると誰も並んでいません。平日時間の取れる高齢者が並んでいたようです。白馬大池までの登山者はそこそこいて登山道がすっかり誰もいない状態にはなっていませんでした。

残念ながら今年の紅葉は1週間以上遅れているようで所々にわずかな紅葉した木々が見られる位。残念。そのかわりたくさんの人でざわざわしていなくてよかったです。

ゴンドラ終点から白馬大池までの間約4時間ですが、急傾斜の大石だらけの登山道が思ったより体力を消耗します。どなたかがおっしゃった、楽に登れる山はないの言葉が足に浸みます。

天気が良かったので夕陽と日の出はバッチリのはずでした。ただし宿泊したのは白馬大池だったので、日の出の太陽や夕日の太陽を見るためには周囲の山に登らなければなりません。朝日を見るために登るコースは大きな岩がゴロゴロしている山道なのでパス。夕陽を見るためには山小屋から10分ほど歩けば見られると言うことで早速登ってみました。

ある方から白馬大池の星空撮影にすごく良いところだという情報を山であった方から紹介されていたので夜に期待。視界を遮るほどの大きな山ではなく小さな山に囲まれているため街の光が全く邪魔しないので夜空がきれい。薄雲が上空を覆っていたのに暗くなると雲が空いたり、星がほとんど風のない池水面に写って美しいこと。

池が山に囲まれているため、富山県側からせまる雲、長野県からせまる雲の両方とも上空を覆われることが少なくなり、星を楽しめるチャンスが多くなるのではないかと感じます。夜、星空を撮影しているとテント泊や宿泊客の少なくない数の人が星空を楽しみに外に出てました。

26日、星空を撮影して6時に出発。空気が冷たく風があったのでので厚着をして出発。ゆるい尾根歩きでも歩き続けると暑くなり一枚一枚と脱いでゆき最後はTシャツ1枚となる。周りを見るとジャケットを着込んだ人だらけだったのでちょっと浮いてしまったような。

白馬大池から前方に見える大きい小蓮華山を白馬岳と勘違いし歩き続けていたので、山頂で小蓮華岳の看板を見てがっくり。改めて白馬岳を目指しますが足の筋肉痛が著しく、天狗平まで歩けるか不安になる。。

白馬岳山頂から先に進むと今までたくさんいた登山者が嘘のように誰もいなくなる。がらんとした山頂直下の白馬山荘まで下山して、甘酒など飲もうとするも、30日の閉鎖準備作業で忙しく、インスタントコーヒーしかないと言う。村営の白馬小屋に行っても、食堂は午前11時開店なので開店してない。たまたまスタッフが自分たち用のコーヒーを入れていたのを分けていただきラッキー。もちろんコーヒー代は払いました。こちらの小屋も9月30日で営業終了とのこと。

これから行く杓子岳と鑓ケ岳を見るとうーん。白馬頂上山荘から大きく降りて杓子岳はジグザグの道を山頂まで斜面をほとんど直登してる。その後白鑓ケ岳に行くために山を一回降りる。そしてまた鑓ケ岳に上るジグザグの道すべての行程が見えてしまい、杓子岳に登る気が失せる。それでも真っ白な鑓ケ岳に上った後、足が棒のようになり目的地の天狗平まで、まだかまだかと疲労と戦いながら進んでしまう。

景色は最高。このコースは世界に誇るトレッキングコースではないだろうか。コース上のどこでどこを見ても写真を撮りたくなる景色が広がっています。そのわりに取れた写真は大したことがないのがなんとも悲しい。

やっと天狗平のキャンプ場につくと工事中の山小屋の大工さん達とと山小屋を守っているおばさんが1人店を守っていました。なかなか世話好きなおばさんなようで感じがよい。不帰ノ嶮なんて鎖がついてるから大丈夫と初めての不帰ノ嶮への不安をあっけらかんと語ってくれたり、外国人のお客さんが来てもしっかり受け答えをしたり、ただものではなさそう。

大工さん達のお話では、今シーズンは9月30日までの工事で終了。来年度は7月20日前後の開店をめどに工事を進めるとのこと。建築一番の問題はヘリコプターによる物資の輸送が安定しないこと。費用、飛行回数とも、山小屋とヘリコプターの問題が大きく関わっているようです。山小屋ができてもその後の小屋運営が難しそうなのが心配です。

小屋から100mも南に進むと夕日が見られるポイントがあります。テントサイトの正面から朝日が昇ります。夕焼け、朝焼けを見るのに最高なテント場。さらに正面に見える、キャンプ場から見る鑓ヶ岳は真白で雪山のよう。夕焼け時と朝焼け時、赤い陽が当たり真赤になるのを期待してましたが、今回はそれほどでもありませんでした。

夜は街明かりと星空のコラボレーションがこれまた美しい。

幸い携帯電話の電波がバッチリ入るので天気予報を確認すると、土曜日は朝から雨。27日は下山することに決定。

朝6時キャンプ場を出発。天狗の頭まで約30分位天狗を行を約2時間。ここで思ったより体力損耗。鎖があったり鉄の渡橋があったりする核心部なかなか長くて約1時間半。天狗平売店のおばちゃんに言うほど簡単では無い気がします。垂直に上る鎖の距離が、思ったより長い。結構緊張が続くのと、岩場の上りが続くので足の筋肉が思っていたより痛くなってきます。

皆さんおっしゃとおり、危険箇所はしっかり鎖が設備されてます。鎖を使い岩場を上ったりトラバースしたり比較的安全に、アスレチックが長く楽しめました。ただし、通過した直後は緊張のためか、すぐには折り返したくありませんでした。

北から南に抜けるコースは、下を見ないで済むので高度感が苦手な人はよいかも。そのかわり基本的にはだんだん岩場の鎖で体を持ち上げて高度を稼ぐので疲れます。逆に南から北に抜けるコースでは、天狗の大下りまでだんだんと高度を下げるので足が楽な気がします。ただし基本的に垂直に鎖場を下るので、高所恐怖症の方は下を見るのが必要なのでどうかな。

今日、不帰を南た人最低3人。北上した人約8人。北上の方が人気あるんですね。

唐松岳山頂で私の後から南下した人に遭遇。何となくそのまま唐松山荘で一緒にコーラを飲むことに。話しているとなんとyamareco利用者のnori1004さんでした。山の好みが似てるのでで、話が合いました。これからも山情報よろしく。

今回の失敗
夕日を見に行き帰ってきたらテント床は2リッターの水が広がっている。唯一良かったのはテントを立てたのは微妙に傾斜地だったので水が下のほうにたまっていたことです。マットもシュラフも一部濡れていたので、寒さで寝られないかと心配したにもかかわらず、わずか水を含んでいたシュラフとマットはそのまま水を分散していてくれたようで、暖かく寝ることができました。

無くしたもの
レンズフード、ストック先端のゴム、ヘッドランプ

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:346人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
後ろ立山 北半分を縦走するルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら