ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2048640
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

中アの主脈を眺めに三沢岳(さんのさわだけ)。静かでいい尾根です

2019年10月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:09
距離
6.6km
登り
722m
下り
720m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:02
休憩
1:03
合計
5:05
9:48
20
10:08
10:16
4
10:20
10:21
4
10:25
10:25
76
11:41
12:16
83
13:39
13:50
16
14:06
14:14
16
14:30
14:30
4
14:34
14:34
6
14:40
14:40
13
14:53
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高山アパート3:50発 → 駒ヶ根ロープウェイP6時着

ロープウェイ駐車場は深夜2時に満車になったとか。歩いて数分の駐車場に誘導された。メインと同じ一日800円

バスとロープウェイの往復通し券:4200円

ロープウェイのチケット購入に20分ほど並び、バス乗車に約1時間半並び、ロープウェイ駅で45分ほど待たされた(整理券が配布され並ぶ必要はないが、ベンチに座って待ちぼうけ)

登山開始は10時少し前。この時点で潔く山行計画を縮小した

午後3時に山頂駅に行くも、下りのロープウェイも整理券で1時間40分待ち。幸いなことにしらび平からのバスはすぐに乗車でき、駐車場には6時前に着くことができた

ひょっとすると、駒ヶ根駅あたりに駐車して、駒ヶ根駅発のバスに乗るようにした方が、菅平BCの臨時バスより早く行けるのかもしれない(?)
コース状況/
危険箇所等
ロープウェイ山頂駅から三沢岳分岐:
社から左手に進む。よく整備された登山道を極楽平まで上がり、尾根を進む

三沢岳分岐から三沢岳往復:
アップダウンを繰り返して進む。ハイマツ帯で登山道が隠れている箇所がある。行き止まりになる間違ったトレースもたまにある。リボンやペンキは少ないが、ケルンが所々積まれていて、トレースはしっかりしている。
斜めになった岩の上を通過するところがあり、崖になった谷側に傾斜している。滑らないよう慎重に通過する

三沢岳分岐から宝剣岳:
岩場を登る。鎖や足置きが整備されているので。慎重に三点支持で進む
その他周辺情報 コンビニ:
駒ヶ根ICからロープウェイ駐車場までにはない。ICから駐車場とは反対側にしばらく行くとある

日帰り温泉:
こまくさの湯
10時ー21時(最終受付20時)、610円、0265-81-8100。食事とセットで1020円。私はセットのミニソースかつ丼を食べた。年寄りにはちょうど良いボリューム
http://komakusanoyu.com/

こぶしの湯
14時ー21時(最終受付20時半)、610円、0265-83-7228
https://chuo-alps-resort.com/family/kobushi/

食事
明治亭。本格的なソースかつ丼ならここ。こまくさの湯の近く。駒ケ根IC近くに本店
またまた中アにやってきた。ここまで来るのにとんでもなく時間がかかった。久しぶりの土曜の晴れに紅葉シーズンが重なり、バスもロープウェイも長蛇の列
3
またまた中アにやってきた。ここまで来るのにとんでもなく時間がかかった。久しぶりの土曜の晴れに紅葉シーズンが重なり、バスもロープウェイも長蛇の列
でも天気は気象協会の「山の天気」通りに快晴になりそうかな
3
でも天気は気象協会の「山の天気」通りに快晴になりそうかな
ロープウェイ山頂駅から極楽平を目指す。途中で八ヶ岳(左)、奥秩父の山々(中央奥)、南プスの鋸岳(右)を望む
1
ロープウェイ山頂駅から極楽平を目指す。途中で八ヶ岳(左)、奥秩父の山々(中央奥)、南プスの鋸岳(右)を望む
極楽平に到着。最初からちょっと飛ばしすぎた。随分出発が遅れたからね・・。標識の右奥は御嶽
2
極楽平に到着。最初からちょっと飛ばしすぎた。随分出発が遅れたからね・・。標識の右奥は御嶽
御嶽アップ。噴煙出てるな
2
御嶽アップ。噴煙出てるな
南プス。左から鋸岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳
3
南プス。左から鋸岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳
さらに右には富士山と塩見岳
3
さらに右には富士山と塩見岳
その右には荒川三山と赤石岳(小赤石と本峰)
2
その右には荒川三山と赤石岳(小赤石と本峰)
極楽平から眺める本日の目的の三沢岳
2
極楽平から眺める本日の目的の三沢岳
極楽平から宝剣方面に進む。どこかの女子大のパーティーが先を行く。三沢岳分岐に着いたところで、部員が「先輩、チョコ食べていいっすか?」。先輩リーダー「おぅ、いいぞ」。若いっていいな・・
3
極楽平から宝剣方面に進む。どこかの女子大のパーティーが先を行く。三沢岳分岐に着いたところで、部員が「先輩、チョコ食べていいっすか?」。先輩リーダー「おぅ、いいぞ」。若いっていいな・・
分岐よりこれから向かう三沢岳を望む
4
分岐よりこれから向かう三沢岳を望む
分岐から宝剣岳。頂上の岩の上でキリストみたいに手を広げて立っている登山者が見える
5
分岐から宝剣岳。頂上の岩の上でキリストみたいに手を広げて立っている登山者が見える
三沢岳へ向かう途中で中アの主脈を眺める。今回の目的だ。お盆休みに息子と歩いた稜線。中央やや右奥に空木岳。その右奥に南駒ケ岳。期待通りの眺めだ
3
三沢岳へ向かう途中で中アの主脈を眺める。今回の目的だ。お盆休みに息子と歩いた稜線。中央やや右奥に空木岳。その右奥に南駒ケ岳。期待通りの眺めだ
アップダウンを繰り返し、かなり三沢岳が近づいてきた
3
アップダウンを繰り返し、かなり三沢岳が近づいてきた
やってきた極楽平方面の尾根
2
やってきた極楽平方面の尾根
檜尾岳(右)と檜尾避難小屋(左)。いつかロープウェイではなく檜尾橋近くの登山口から尾根を登ってあの小屋で泊りたい
1
檜尾岳(右)と檜尾避難小屋(左)。いつかロープウェイではなく檜尾橋近くの登山口から尾根を登ってあの小屋で泊りたい
上松Aコースの尾根。木曽駒ケ岳へ続く。こちらもいつかやってみたい
2
上松Aコースの尾根。木曽駒ケ岳へ続く。こちらもいつかやってみたい
このトラバースを回り込んで少し登ればゴール。左奥には空木や南駒が見える
1
このトラバースを回り込んで少し登ればゴール。左奥には空木や南駒が見える
三沢岳山頂到着。奥は御嶽。ここで中アの主稜線を眺めながら昼食にした
2
三沢岳山頂到着。奥は御嶽。ここで中アの主稜線を眺めながら昼食にした
山頂に居合わせたソロの同年配の方と撮り合った
8
山頂に居合わせたソロの同年配の方と撮り合った
木曽谷の奥に御嶽。夏に行きそこなった御嶽にもそろそろ出かけたい
1
木曽谷の奥に御嶽。夏に行きそこなった御嶽にもそろそろ出かけたい
御嶽の右方向には乗鞍岳
1
御嶽の右方向には乗鞍岳
さらに右には槍から穂高の稜線が見える
2
さらに右には槍から穂高の稜線が見える
御嶽からずっと左には恵那山
1
御嶽からずっと左には恵那山
北の方角には人気の宝剣岳と中岳。木曽駒ケ岳はさらに左奥
5
北の方角には人気の宝剣岳と中岳。木曽駒ケ岳はさらに左奥
左奥に空木岳、中央には赤梛岳、右奥に南駒。手前は熊沢岳
4
左奥に空木岳、中央には赤梛岳、右奥に南駒。手前は熊沢岳
空木アップ。右肩の岩場の稜線が見て取れる
2
空木アップ。右肩の岩場の稜線が見て取れる
檜尾岳へ続く主脈の稜線。その奥に南アルプスの稜線
4
檜尾岳へ続く主脈の稜線。その奥に南アルプスの稜線
ハイマツ帯が多いのでホシガラスが多い。この子は近づいても逃げない。あそこには人間は行けないからね
7
ハイマツ帯が多いのでホシガラスが多い。この子は近づいても逃げない。あそこには人間は行けないからね
分岐に戻ってきた。宝剣と千畳敷方面
4
分岐に戻ってきた。宝剣と千畳敷方面
千畳敷からの登山道は蟻の行列。これを見て三度目の木曽駒登頂も宝剣から千畳敷へ回り込むのも諦め、宝剣をピストンすることにした
3
千畳敷からの登山道は蟻の行列。これを見て三度目の木曽駒登頂も宝剣から千畳敷へ回り込むのも諦め、宝剣をピストンすることにした
宝剣登頂から戻る途中で、三沢岳の山頂で一緒になった同年代の二人組とスライドした(鎖場を通過中)。木曽駒でテン泊だそうだ。いいなぁ
2
宝剣登頂から戻る途中で、三沢岳の山頂で一緒になった同年代の二人組とスライドした(鎖場を通過中)。木曽駒でテン泊だそうだ。いいなぁ
分岐から極楽平に戻り、急いで山頂駅に向かう。整理券の番号のアナウンスが聞こえる
1
分岐から極楽平に戻り、急いで山頂駅に向かう。整理券の番号のアナウンスが聞こえる
山頂駅で受け取ったロープウェイ下りの整理券は1時間40分待ち。並ばなくてもいいけどこの待ち時間には参った。神戸から来られた方とお話しして時間を潰す
2
山頂駅で受け取ったロープウェイ下りの整理券は1時間40分待ち。並ばなくてもいいけどこの待ち時間には参った。神戸から来られた方とお話しして時間を潰す
神戸の方は私の30分前に整理券を受け取り、1時間待ち。宝剣を往復しなければ、この方と同じく1時間以上早いロープウェイに乗れた。結果論だけど・・
2
神戸の方は私の30分前に整理券を受け取り、1時間待ち。宝剣を往復しなければ、この方と同じく1時間以上早いロープウェイに乗れた。結果論だけど・・
次第に雲が湧いてきた
1
次第に雲が湧いてきた
南アや八ヶ岳の稜線は雲に覆われてしまった
2
南アや八ヶ岳の稜線は雲に覆われてしまった
例年に比べて紅葉はどうだろう?ちょっと鮮やかさに劣るような・・。でも素晴らしい中アの主脈の稜線を眺めることができ大満足。感謝感謝!
1
例年に比べて紅葉はどうだろう?ちょっと鮮やかさに劣るような・・。でも素晴らしい中アの主脈の稜線を眺めることができ大満足。感謝感謝!

感想

今週も天気予報とにらめっこ。できれば残り少ない高山の生活を生かして、北アに出かけたい。晴れるなら休暇をくっつけて、3日でも4日でも縦走したい。しかしながら天気は長続きしない。土曜日が何とか持ちそうで、日曜日は微妙だ

晴れ予報の土曜日も、前日の予報では終日晴れる山は多くない。アクセスの良い北アの南部は土曜夜から崩れる予報だ。中アの北部が良さそうということで、今年歩いた中アの主稜線を眺めに三沢岳に出かけることにした

高山のアパートを出て安房トンネルへ向かうとアカンダナや新穂高温泉に向かう車が多い。トンネルを越えて松本へ向かうと、反対方向の沢渡へ向かう車の数が多い。久しぶりの週末の晴れに、紅葉の真っ盛りということで多くの登山者が繰り出しているようだ

駒ケ根ロープウェイに出かけることにしたことはいいが、ひょっとすると待ち時間がやばいかもと思ったものの、時はすでに遅し。駐車場に着くと満車で別の駐車場に誘導された。急いで菅平BCへ行くと、チケット売り場もバス待ちも長蛇の列。今年のお盆休みにきたときは同じ朝6時で余裕でメインの駐車場に停められ、さほど待たずにバスに乗れたのに・・

結局バスに乗れたのは8時過ぎ。しらび平に着けば、整理券を渡され、ロープウェイも45分ほど待たされ、山頂駅からの登山開始は10時前。下りのロープウェイの混雑も予想され、今回予定した山行の半分がいいところだ。潔く一番の目的である三沢岳に絞り、行程を組み替える

帰りも同じで混雑で、「たられば」ではあるが、宝剣岳に行かなければ30分早く山頂駅に着き、待ち時間も40分短縮出来て1時間ほどで済んだ。やはりここのロープウェイは平日に限る

久しぶりにこのような混雑に嵌ってしまったが、それはさておいて三沢岳への稜線はこのような混雑とは無縁で、数人としかすれ違うこともなく静かな山歩きを楽しむことができた

何にもまして期待通りに中アの稜線を眺めることができ、素晴らしかった。尾根を眺めるなら隣の尾根からとは言い得て妙で、主脈稜線を歩いていてはなかなか分からない素晴らしさを手に取るように眺めることができ大満足だ

今回諦めた残り半分の行程は別の機会にやるとして、木曽駒の3回目の登頂もその際にやるとしよう。気持ちの良い秋の山歩きを楽しめたことに感謝感謝!

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:955人

コメント

仕方ないですね
ベストシーズンの千畳敷は行ったことありませんがお気楽絶景ですからこの混雑、仕方ないですね。
千畳敷より上で前泊ないし後泊して楽しむのがいいかもしれませんね、木曽駒が随分高くついてしまいますが…。
三沢岳、北岳で言うところの小太郎山みたいな存在でしょうか。
去年極楽平行った時にあそこ歩けたら気持ちよさそうだなーと思ってました。
自分が歩いた稜線を眺めるのは最高の気分です、思い入れがありますから。
白峰南嶺の好展望地、塩見にまた登りたくなりました。
2019/10/7 20:01
Re: 仕方ないですね
そうですね。今回やり残した山へ行くときは下から自力で上がり、ついでに木曽駒を再訪することにします。若い頃に北御所から登って下りたとき以来になります

小太郎山に登ったことがないので同じかどうか分からないですが、鳳凰三山から白峰三山眺めるような感覚でしょうか

北アや南アは南北に複数の尾根が走っているので、隣の尾根を進めば全貌が見えるのですが、中アは一本ですからね。三ノ沢岳くらいしか横から眺める場所がない(笑)

そういえば、先日のグレートトラバースでも、田中陽気さんがあっという間に2泊3日で中アの尾根を南北に抜けてましたもんね。コンパクトですが、ピリッといい縦走路です
2019/10/8 7:26
木曽駒の行列はすごいですね
中央アルプスの稜線、岩肌と紅葉のコントラストがいいですね。
山はもうすっかり秋ですよね。

それにしても千畳敷から木曽駒への行列はすごいですね。
週末は子どもと北岳、間ノ岳に行ったのですが、南アルプスか中央アルプスか迷った結果でした。
木曽駒ロープウェイがあれほど混んでるとはビックリでした。

さて、百高山も着々と進んでますね。
私もうっすら意識しているのですが、なかなか進みません。
気長にやっていきたいなと思っています。
2019/10/8 7:57
Re: 木曽駒の行列はすごいですね
ときどき当たるんですよ、この手の渋滞に・・

今回は久しぶりの週末の晴れに紅葉シーズンが重なったので止む無しですね
この選択をすること自体が無謀でした

これくらい涼しくなってくるとロープウェイで標高上げなくても、自力の選択も十分ありです
という訳で、今回できなかった中アは、小屋泊を入れながらひっさしぶりに麓から登ってみたいと思います

中アから見た南プスは、夕方には雲がかかったように見えたものの終日快晴でしたので、レコが楽しみです
2019/10/8 12:40
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 中央アルプス [日帰り]
木曽駒ヶ岳、宝剣岳、三の沢岳、極楽平から北上周回
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら