また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2054461
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂奥穂縦走(上高地〜西穂〜ジャンダルム〜奥穂〜パノラマコース)

2019年10月05日(土) 〜 2019年10月07日(月)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
52:56
距離
32.3km
登り
3,113m
下り
3,092m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:52
休憩
1:26
合計
6:18
7:44
7:44
14
7:58
7:59
8
8:07
8:07
3
8:10
8:10
13
8:23
8:23
145
10:48
10:51
1
11:01
12:08
14
12:22
12:22
44
13:06
13:19
27
13:46
13:46
10
13:56
2日目
山行
6:49
休憩
2:23
合計
9:12
4:50
19
5:09
5:10
55
6:05
6:08
25
6:33
6:33
23
7:22
7:37
6
7:43
7:50
9
7:59
8:16
25
8:41
8:55
23
9:18
9:23
11
9:34
9:43
14
9:57
10:03
95
11:38
12:20
2
12:22
12:39
22
13:01
13:05
18
13:23
13:26
36
3日目
山行
6:22
休憩
1:33
合計
7:55
4:35
50
5:25
5:39
18
5:57
5:59
24
6:23
6:38
6
6:44
6:44
3
6:47
6:55
67
8:02
8:21
79
9:40
9:40
35
10:15
10:19
11
10:30
11:00
3
11:03
11:03
38
11:41
11:41
4
11:45
11:45
39
12:24
12:25
5
<10/5>
上高地バスターミナル07:38→07:58田代橋→08:07ウェストン碑→08:25西穂高岳登山道入口→09:45宝水→10:48焼岳・上高地分岐→11:01西穂山荘(休憩)12:08→12:22▲西穂丸山→13:06▲西穂独標13:19→13:46▲西穂丸山→13:56西穂山荘(幕営)
[TOTAL:6時間18分]
<10/6>
西穂山荘4:50→05:09▲西穂丸山→06:05▲西穂独標→06:33ピラミッドピーク(P8)→07:22▲西穂高岳07:37→08:41▲間ノ岳→09:18逆層スラブ→09:34▲天狗岩→09:57天狗のコル→11:38▲ジャンダルム12:20→13:01馬の背→13:23▲奥穂高岳13:26→14:02穂高岳山荘(幕営)
[TOTAL:9時間12分]
<10/7>
穂高岳山荘04:35→06:23涸沢小屋06:38→06:44涸沢/涸沢ヒュッテ06:55→06:57パノラマコース入口→08:02屏風のコル(休憩)08:21→09:40中畠新道分岐→10:15新村橋→10:30徳澤(休憩)11:00→11:45明神→12:24河童橋→12:30上高地バスターミナル
[TOTAL:7時間55分]
天候 10/5(土)晴れ
10/6(日)晴れ/ガス
10/7(月)ガス/曇り/晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡大橋の梓第一駐車場利用(1日¥600×3日=¥1,800)
https://www.kamikochi.or.jp/access/sawando
沢渡大橋〜上高地 バス往復¥2,100。
駐車場は6時くらいで6〜7割。バスも並ぶことなく普通に乗れた。
コース状況/
危険箇所等
登山届は上高地バスターミナルでポスト。
<上高地〜西穂山荘>
歩きやすく静かな登山道。すれちがう登山者も2〜3組と少なかった。紅葉は黄色主体でイマイチ。
<西穂山荘〜西穂高岳>
けっこうたくさんの人が歩いてるが独標から先はそこそこ悪い。
<西穂高岳〜奥穂高岳>
浮き石も多くて気を抜けないエリア。間ノ岳あたりから奥穂からの登山者とすれ違いはじめた。天狗のコルからジャンダルムへの長い登りが足にきた。
<奥穂高岳〜涸沢>
夜明け前のザイテングラートの下りは気を使った。涸沢は紅葉が見ごろ。
<涸沢〜新村橋(パノラマコース)>
屏風のコルまでは紅葉がきれい。アップダウンあり、崩落箇所のトラバースもあったりと意外と歩きにくい。中畠新道分岐から下はクマのウンコだらけで早朝なんかは通りたくないと思った。
その他周辺情報 さわんど温泉 梓湖畔の湯(日帰り入浴¥730)
https://azusakohaann.jimdo.com/
7:37 上高地BSで登山届をポストしてしゅっぱつ。
2019年10月05日 07:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 7:37
7:37 上高地BSで登山届をポストしてしゅっぱつ。
今日は西穂登山口なんで、梓川に出て左岸を下る。
2019年10月05日 07:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 7:49
今日は西穂登山口なんで、梓川に出て左岸を下る。
時間があるのでうろうろする。田代橋をわたって右岸を遡って、ちょっと寄り道。
2019年10月05日 07:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 7:58
時間があるのでうろうろする。田代橋をわたって右岸を遡って、ちょっと寄り道。
というわけではじめてのウェストンレリーフに挨拶する。
2019年10月05日 08:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/5 8:07
というわけではじめてのウェストンレリーフに挨拶する。
8:25 西穂高岳登山道。なんだかお寺の門みたいだ。
2019年10月05日 08:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/5 8:25
8:25 西穂高岳登山道。なんだかお寺の門みたいだ。
人は少ないけど登山道は明瞭。
2019年10月05日 09:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 9:17
人は少ないけど登山道は明瞭。
稜線が見えた。
2019年10月05日 09:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 9:34
稜線が見えた。
9:45 宝水の水場。水量はそんなになさそうだった。
2019年10月05日 09:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 9:45
9:45 宝水の水場。水量はそんなになさそうだった。
ヤマハハコ。まだ咲いてるんですねー。
2019年10月05日 10:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 10:26
ヤマハハコ。まだ咲いてるんですねー。
紅葉はいまいち。石段を登ると稜線は近い。
2019年10月05日 10:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 10:41
紅葉はいまいち。石段を登ると稜線は近い。
ミヤマキンポウゲって10月にも咲いてるのか〜
2019年10月05日 10:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 10:42
ミヤマキンポウゲって10月にも咲いてるのか〜
10:48 焼岳〜西穂の稜線に出た。ここで焼岳方面に行かれると言う夫婦らしき方々と立ち話で情報交換。
2019年10月05日 10:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 10:48
10:48 焼岳〜西穂の稜線に出た。ここで焼岳方面に行かれると言う夫婦らしき方々と立ち話で情報交換。
11:01 西穂山荘について幕営の受付。
2019年10月05日 11:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 11:09
11:01 西穂山荘について幕営の受付。
山荘のテン場は展望がないので、ちょいと丸山あたりまで出かけてみる。もちろんテントはデポ。
2019年10月05日 12:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 12:08
山荘のテン場は展望がないので、ちょいと丸山あたりまで出かけてみる。もちろんテントはデポ。
12:22 西穂丸山。ここまで来ると展望が開ける。
2019年10月05日 12:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/5 12:22
12:22 西穂丸山。ここまで来ると展望が開ける。
三つ並んだ尖がりは西穂、チャンピオンピーク、ピラミッドピークだろうか。右にちょこんと独標も見えている。もう少し行ってみよう。
2019年10月05日 12:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/5 12:23
三つ並んだ尖がりは西穂、チャンピオンピーク、ピラミッドピークだろうか。右にちょこんと独標も見えている。もう少し行ってみよう。
独標に人が立ってるのが見える。まだけっこうあるな〜
2019年10月05日 12:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/5 12:44
独標に人が立ってるのが見える。まだけっこうあるな〜
独標直下。この辺りの岩は意外とスリッピーだ。
2019年10月05日 13:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 13:01
独標直下。この辺りの岩は意外とスリッピーだ。
13:06 西穂独標とうちゃこ。(2,701m)
明日は暗いうちから歩くので、ちょっとした下見になった。今日はここまでとしよう。
2019年10月05日 13:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/5 13:06
13:06 西穂独標とうちゃこ。(2,701m)
明日は暗いうちから歩くので、ちょっとした下見になった。今日はここまでとしよう。
吊り尾根方面。左から2つ目のピークが西穂かな。ジャンダルムにはガスがかかっている。
2019年10月05日 13:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/5 13:06
吊り尾根方面。左から2つ目のピークが西穂かな。ジャンダルムにはガスがかかっている。
13:56 西穂山荘に戻ってきた。
2019年10月05日 13:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 13:56
13:56 西穂山荘に戻ってきた。
西穂ラーメンは14時締切りなんでギリ間に合った。¥900なり。
2019年10月05日 13:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/5 13:59
西穂ラーメンは14時締切りなんでギリ間に合った。¥900なり。
西穂ラーメンは醤油味のほうが人気だそうだが、おねいさんは味噌がおすすめだったので味噌にした。タマゴがうれしい。
2019年10月05日 14:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
10/5 14:07
西穂ラーメンは醤油味のほうが人気だそうだが、おねいさんは味噌がおすすめだったので味噌にした。タマゴがうれしい。
4:50 翌朝、ヘッデン点けて西穂高山荘しゅっぱつ。天気予報はいいほうに外れたようだ。
2019年10月06日 04:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/6 4:50
4:50 翌朝、ヘッデン点けて西穂高山荘しゅっぱつ。天気予報はいいほうに外れたようだ。
5:09 西穂丸山。
2019年10月06日 05:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 5:09
5:09 西穂丸山。
空もだんだん明るくなってきた。ふりかえると焼岳や乗鞍。足元に沈んだ稜線に滝雲が流れている。
2019年10月06日 05:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 5:39
空もだんだん明るくなってきた。ふりかえると焼岳や乗鞍。足元に沈んだ稜線に滝雲が流れている。
明神の肩あたりからご来光。
2019年10月06日 05:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 5:58
明神の肩あたりからご来光。
6:05 西穂独標。今日は笠ヶ岳もきれいに見えている。
2019年10月06日 06:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 6:05
6:05 西穂独標。今日は笠ヶ岳もきれいに見えている。
ピラミッドピーク、西穂、P1、天狗の頭、ぐっと高いのがジャンダルムだろう。
2019年10月06日 06:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
10/6 6:06
ピラミッドピーク、西穂、P1、天狗の頭、ぐっと高いのがジャンダルムだろう。
9峰。気づかずに過ぎた10峰は小さなピークだった。あちらはピラミッドピークだろうか。
2019年10月06日 06:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 6:18
9峰。気づかずに過ぎた10峰は小さなピークだった。あちらはピラミッドピークだろうか。
6:33 ピラミッドピーク8峰 (2,750m)
2019年10月06日 06:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 6:33
6:33 ピラミッドピーク8峰 (2,750m)
雲海に浮かぶ笠ヶ岳。
2019年10月06日 06:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 6:33
雲海に浮かぶ笠ヶ岳。
7峰。
2019年10月06日 06:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 6:39
7峰。
6峰。
2019年10月06日 06:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 6:43
6峰。
イワツメクサ。
2019年10月06日 06:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 6:45
イワツメクサ。
たぬき岩。ちょこんと座っている。
2019年10月06日 06:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 6:47
たぬき岩。ちょこんと座っている。
チャンピオンピーク4峰。(2,816m)
2019年10月06日 06:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 6:56
チャンピオンピーク4峰。(2,816m)
3峰!
2019年10月06日 06:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 6:58
3峰!
2峰!!
2019年10月06日 07:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 7:06
2峰!!
7:22 西穂高岳主峰とうちゃこ!!!(2,909m)
2019年10月06日 07:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 7:22
7:22 西穂高岳主峰とうちゃこ!!!(2,909m)
15分ほど休憩して奥穂にゴー♪
2019年10月06日 07:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 7:37
15分ほど休憩して奥穂にゴー♪
アカモノ。もう10月なのにこんな稜線に咲いてる。
2019年10月06日 07:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 7:39
アカモノ。もう10月なのにこんな稜線に咲いてる。
P1のあたりから間ノ岳、その向こうにジャンを見ているのかな。
2019年10月06日 07:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 7:51
P1のあたりから間ノ岳、その向こうにジャンを見ているのかな。
一番いやだったのがP1から降りるこのクサリ場上部のとりつき。(これは降りてきてから見上げて撮ったもの)空中に身を投げ出しながらクサリに手を伸ばした。
2019年10月06日 07:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 7:58
一番いやだったのがP1から降りるこのクサリ場上部のとりつき。(これは降りてきてから見上げて撮ったもの)空中に身を投げ出しながらクサリに手を伸ばした。
間ノ岳。あの登り返しが辛そうだ。
2019年10月06日 08:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 8:09
間ノ岳。あの登り返しが辛そうだ。
赤岩岳とのコルから見上げる間ノ岳。
2019年10月06日 08:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 8:20
赤岩岳とのコルから見上げる間ノ岳。
ガラガラと足場が悪い。むこうから来て下るのはいやだろうな。ルートは一度左に行って右の壁沿いに戻る。
2019年10月06日 08:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 8:28
ガラガラと足場が悪い。むこうから来て下るのはいやだろうな。ルートは一度左に行って右の壁沿いに戻る。
間ノ岳あたり。このへんから奥穂側からの登山者とすれちがうようになる。
2019年10月06日 08:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 8:41
間ノ岳あたり。このへんから奥穂側からの登山者とすれちがうようになる。
再びジャンダルムをとらえた。そう遠くはないが、まだまだ登らないとだ。
2019年10月06日 08:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 8:48
再びジャンダルムをとらえた。そう遠くはないが、まだまだ登らないとだ。
すれ違った人と話してたら間ノ岳は気づかずに過ぎていた(涙)
2019年10月06日 08:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 8:52
すれ違った人と話してたら間ノ岳は気づかずに過ぎていた(涙)
間ノ岳を振り返る。こっちから見たらやばそうなやつだ。
2019年10月06日 08:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 8:58
間ノ岳を振り返る。こっちから見たらやばそうなやつだ。
天狗岩から逆層スラブへ降りてくる登山者が見える。
2019年10月06日 09:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 9:06
天狗岩から逆層スラブへ降りてくる登山者が見える。
逆層スラブ。クサリでホイホイ、すぐ終わった。
2019年10月06日 09:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 9:18
逆層スラブ。クサリでホイホイ、すぐ終わった。
9:34 天狗岩。(2,909m)
天狗岳山頂って書いてある。間ノ岳より高いし西穂と同じ高さなのに岩扱いはかわいそうだよな。
2019年10月06日 09:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 9:34
9:34 天狗岩。(2,909m)
天狗岳山頂って書いてある。間ノ岳より高いし西穂と同じ高さなのに岩扱いはかわいそうだよな。
ジャンダルムはまだあのむこう。またけっこう登らされるな〜。
2019年10月06日 09:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 9:44
ジャンダルムはまだあのむこう。またけっこう登らされるな〜。
9:57 天狗のコル。天狗沢をちょっと覗いてみたけど、こんなん降りるのか〜って感じだった。
2019年10月06日 09:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 9:57
9:57 天狗のコル。天狗沢をちょっと覗いてみたけど、こんなん降りるのか〜って感じだった。
ちょっとしたナイフリッジだが、ここまで歩いたらもうなんとも感じない。ガスは信州側にかかっている。
2019年10月06日 10:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 10:23
ちょっとしたナイフリッジだが、ここまで歩いたらもうなんとも感じない。ガスは信州側にかかっている。
ジャンダルムがふたたび、突然目の前に現れた。今度は山頂に立つ登山者の姿がしっかりと見える。とりつきはすぐそこだ。ここまでの登り返しがきつかった。
2019年10月06日 11:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 11:25
ジャンダルムがふたたび、突然目の前に現れた。今度は山頂に立つ登山者の姿がしっかりと見える。とりつきはすぐそこだ。ここまでの登り返しがきつかった。
「ジャン」のとりつき。
2019年10月06日 11:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 11:31
「ジャン」のとりつき。
11:38 ジャンダルムとうちゃこ。(3,163m)
西穂山荘から7時間ちかくかかった。
2019年10月06日 11:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 11:38
11:38 ジャンダルムとうちゃこ。(3,163m)
西穂山荘から7時間ちかくかかった。
天使ちゃんと3年ぶりの再会!
2019年10月06日 11:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
14
10/6 11:39
天使ちゃんと3年ぶりの再会!
あちらは奥穂。にぎわってそうだ。
2019年10月06日 11:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 11:40
あちらは奥穂。にぎわってそうだ。
とりつきまで戻ってクサリ場を登ったら信州側をトラバース。
2019年10月06日 12:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 12:13
とりつきまで戻ってクサリ場を登ったら信州側をトラバース。
ロバ耳に向かう先行者。
2019年10月06日 12:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 12:17
ロバ耳に向かう先行者。
奥穂側の基部から見上げるジャンダルムは大迫力だ。
2019年10月06日 12:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 12:21
奥穂側の基部から見上げるジャンダルムは大迫力だ。
ジャンダルムは飛騨側が切れ落ちている。険しさが増して見えるこの角度もカッチョいい。
2019年10月06日 12:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 12:25
ジャンダルムは飛騨側が切れ落ちている。険しさが増して見えるこの角度もカッチョいい。
ロバの耳のトラバースをゆく先行者。浮石にも気をつかうところなので距離をとって進む。
2019年10月06日 12:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 12:32
ロバの耳のトラバースをゆく先行者。浮石にも気をつかうところなので距離をとって進む。
馬の背のむこうに奥穂山頂が近い。
2019年10月06日 12:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 12:55
馬の背のむこうに奥穂山頂が近い。
馬ノ背のとりつき。
2019年10月06日 13:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 13:01
馬ノ背のとりつき。
奥穂から来たらいきなりこれの下りでビビるが、西穂からだと体が慣れてるのか別に怖くはない。登りだし。
2019年10月06日 13:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 13:07
奥穂から来たらいきなりこれの下りでビビるが、西穂からだと体が慣れてるのか別に怖くはない。登りだし。
反対側から両手にストックを持った人が突っ込んで来たが、馬ノ背ではすれ違えないので僕の通過を待ってもらうよう頼んだ。
ついでにストックも仕舞うようおすすめした。お節介すみません。
2019年10月06日 13:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 13:11
反対側から両手にストックを持った人が突っ込んで来たが、馬ノ背ではすれ違えないので僕の通過を待ってもらうよう頼んだ。
ついでにストックも仕舞うようおすすめした。お節介すみません。
いわゆるデンジャラスゾーン終了。奥穂まではビクトリーロードだ。
2019年10月06日 13:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 13:12
いわゆるデンジャラスゾーン終了。奥穂まではビクトリーロードだ。
ふりかえると馬ノ背とジャンがカッチョよい。
2019年10月06日 13:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 13:15
ふりかえると馬ノ背とジャンがカッチョよい。
13:23 奥穂高岳とうちゃこ!(3,190m)
西穂山荘から約8.5時間、GWから5か月ぶりの山頂だ。
2019年10月06日 13:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 13:23
13:23 奥穂高岳とうちゃこ!(3,190m)
西穂山荘から約8.5時間、GWから5か月ぶりの山頂だ。
なんかテレビの撮影やってました。百名山?
2019年10月06日 13:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/6 13:27
なんかテレビの撮影やってました。百名山?
涸沢を見下ろすと紅葉がきれい。西穂とは違うなー。(西穂スマン)
2019年10月06日 13:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 13:38
涸沢を見下ろすと紅葉がきれい。西穂とは違うなー。(西穂スマン)
眼下に穂高岳山荘。GWには雪壁だったここには滑落防止ネットがある。
2019年10月06日 13:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 13:54
眼下に穂高岳山荘。GWには雪壁だったここには滑落防止ネットがある。
14:02 穂高岳山荘とうちゃこ。予定よりも早く着いたけど長かった〜。
2019年10月06日 14:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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14:02 穂高岳山荘とうちゃこ。予定よりも早く着いたけど長かった〜。
腹へったので幕営の受付するまえに味噌ラーメン!西穂ラーメンより¥100高い¥1,000でタマゴも入ってないけど味はこっちのが好み。
2019年10月06日 14:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/6 14:16
腹へったので幕営の受付するまえに味噌ラーメン!西穂ラーメンより¥100高い¥1,000でタマゴも入ってないけど味はこっちのが好み。
雲海と笠ヶ岳の夕焼け劇場。遠く白山も見えた。
2019年10月06日 17:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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雲海と笠ヶ岳の夕焼け劇場。遠く白山も見えた。
反対側もいい感じの錦秋の涸沢。
2019年10月06日 17:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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反対側もいい感じの錦秋の涸沢。
残照の奥穂高岳。
2019年10月06日 17:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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残照の奥穂高岳。
夕刻は小屋にて。キレット越えしてきたシェフ殿、ポトフ大変おいしゅうございました。山でこんなにうまいもの食えて幸せです。
2019年10月06日 17:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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夕刻は小屋にて。キレット越えしてきたシェフ殿、ポトフ大変おいしゅうございました。山でこんなにうまいもの食えて幸せです。
翌朝、風がバタバタとテントを揺らす音で目覚めると、結露が凍っていた。山も冬が近いんだな。
2019年10月07日 03:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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翌朝、風がバタバタとテントを揺らす音で目覚めると、結露が凍っていた。山も冬が近いんだな。
4:35 ヘッデンつけて下山スタート。
2019年10月07日 04:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/7 4:35
4:35 ヘッデンつけて下山スタート。
暗いわ〜。足がヘタってるのもあってザイテングラートの下りは気をつかう。
2019年10月07日 05:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/7 5:11
暗いわ〜。足がヘタってるのもあってザイテングラートの下りは気をつかう。
5時半くらいに明るくなってきた。
2019年10月07日 05:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/7 5:33
5時半くらいに明るくなってきた。
涸沢は紅葉が見ごろ。
2019年10月07日 06:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/7 6:05
涸沢は紅葉が見ごろ。
ナナカマドの赤がきれいだなー。
2019年10月07日 06:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ナナカマドの赤がきれいだなー。
今までこの時期の涸沢は避けてきたけど、これで僕も紅葉を語っていいらしい(笑)
2019年10月07日 06:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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今までこの時期の涸沢は避けてきたけど、これで僕も紅葉を語っていいらしい(笑)
6:23 涸沢小屋でちょっと休憩。トイレ¥100お借りした。
2019年10月07日 06:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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6:23 涸沢小屋でちょっと休憩。トイレ¥100お借りした。
下山はパノラマコースにむかう(実はちがうやつ。これは上に向かうやつなんで注意)
2019年10月07日 06:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/7 6:44
下山はパノラマコースにむかう(実はちがうやつ。これは上に向かうやつなんで注意)
涸沢ヒュッテから上部を見上げるが、すっかりガスってしまった。青空だったらきれいだろうな。
2019年10月07日 06:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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涸沢ヒュッテから上部を見上げるが、すっかりガスってしまった。青空だったらきれいだろうな。
ヒュッテの下、ようやく真のパノラマコース入口。
2019年10月07日 06:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ヒュッテの下、ようやく真のパノラマコース入口。
パノラマコースから眺める涸沢。はじめて見るアングル。
2019年10月07日 07:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/7 7:02
パノラマコースから眺める涸沢。はじめて見るアングル。
屏風の頭と耳。
2019年10月07日 07:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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屏風の頭と耳。
ロープが張られたトラバース。パノラマコース前半はこういうのがけっこうあった。
2019年10月07日 07:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ロープが張られたトラバース。パノラマコース前半はこういうのがけっこうあった。
1時間ほどで開けたところに出た。このあたりも紅葉がきれいだ。
2019年10月07日 07:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1時間ほどで開けたところに出た。このあたりも紅葉がきれいだ。
だんだん空は曇ってきた。
2019年10月07日 07:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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だんだん空は曇ってきた。
涸沢を見下ろせる。上部のガスが惜しい。
2019年10月07日 07:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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涸沢を見下ろせる。上部のガスが惜しい。
8:02 屏風のコル。ザックをデポして屏風の耳を往復する人が沢山。時間はちょっと押していたので、僕は少し休憩してこのまま下山することにする。
2019年10月07日 08:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8:02 屏風のコル。ザックをデポして屏風の耳を往復する人が沢山。時間はちょっと押していたので、僕は少し休憩してこのまま下山することにする。
梓川が眼下に見えてきた。
2019年10月07日 09:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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梓川が眼下に見えてきた。
屏風のコルから30分くらいで奥又白谷に出た。
2019年10月07日 09:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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屏風のコルから30分くらいで奥又白谷に出た。
9:40 中畠新道との分岐。ここからは奥又白谷の右岸に沿って標高を下げていく。
2019年10月07日 09:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9:40 中畠新道との分岐。ここからは奥又白谷の右岸に沿って標高を下げていく。
林道に出てしばらく歩くと新村橋。林道に出るまでは、クマのウンコがたくさんあった。おそろしや。
2019年10月07日 10:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/7 10:08
林道に出てしばらく歩くと新村橋。林道に出るまでは、クマのウンコがたくさんあった。おそろしや。
10:15 新村橋。はじめて渡る。
2019年10月07日 10:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10:15 新村橋。はじめて渡る。
10:30 徳沢。カレー臭に惹かれるけど缶ビールでガマンする。
2019年10月07日 10:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10:30 徳沢。カレー臭に惹かれるけど缶ビールでガマンする。
11:45 明神。クルマだしビールも飲めないから今回は嘉門次小屋のイワナもスルーする。
2019年10月07日 11:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11:45 明神。クルマだしビールも飲めないから今回は嘉門次小屋のイワナもスルーする。
12:24 河童橋。見上げる吊尾根は雲の中。
2019年10月07日 12:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12:24 河童橋。見上げる吊尾根は雲の中。
12:30 上高地バスターミナルとうちゃこ。カレーパン¥500をコーラで流し込んで人心地。おつかれさまでした!
2019年10月07日 12:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12:30 上高地バスターミナルとうちゃこ。カレーパン¥500をコーラで流し込んで人心地。おつかれさまでした!

感想

今年は岩稜歩きをしてなかったんで、西穂奥穂か不帰キレットをコースに入れた縦走をしたいなと思っていたら好天予報の週末がやってきた。
というわけでクルマで行きやすい(登山口と下山先が同じ)上高地から西穂〜奥穂を縦走して紅葉の涸沢からパノラマコースで下山するルートを計画。

「上高地にむかうバスの列が凄い」みたいなSNSの投稿が見られたし、紅葉時期だから並ぶだろうなー、と思ってたら沢渡大橋の駐車場からはバス待ちの列もなくて拍子抜けした。さすがに上高地につくと登山者や観光客でにぎわっていたけど。
初日は西穂山荘まで4時間足らずのCTなので時間が余りそうってことで、訪れたことのないウェストン碑に寄ったりウロウロしてから、これまた行ったことのない西穂高岳登山口へ。しかし上高地にはあんなに人がいたのに、大半が涸沢や槍に向かうんだな。こっちは歩いてる人がほとんどいない。クマ鈴持ってこなかったのが悔やまれる。

登山口から西穂山荘へは3時間かからずに着いた。テン泊装備でゆっくり歩いてこれだから、ここのCTはずいぶん甘目のような気がする。明日のルートもそうならうれしい。
テントを張ってビール飲んだりしたけどテン場の景色がイマイチだし、まだ時間あるから丸山まで散歩にでかけよう、と思ったらついつい独標まで来てしまった。
まあ明日はこのあたりまで暗い中をヘッデンで歩くから偵察にもなったし、山荘に戻ったら午後2時前で、西穂ラーメンの締め切りに間に合って良かった。おねいさんに聞いたら味噌がお薦めだけど醤油が人気だという。かわいかったのでもちろん味噌にした。間に合わなかったらモツ煮もうまそうだった。こんどはモツ煮にしよう。

この日のテント場は満杯になった。日曜日は登山日和でおすすめ山域と言ってたヤマテンの予報がまた悲観的なことを言い出す。
「早朝は弱い雨が降りやすく、標高の高い稜線では雪になる可能性」
そうなったら西穂あたりで退散して焼岳にでも登るか〜、なんて考えてもしょうがないんで寝る。となりのテントの声のやたらでかいオヤジ、寝ても絶対イビキがうるさいだろうと思ったらやっぱりクソうるさかったけど何年か前に買った”NASAが選んだ”耳栓が活躍した。オヤジに顎で使われてた一緒のテントの弟子っぽい人はよく眠れただろうか。

翌朝3時に起きたら満天の星空。天気予報はいいほうに外れたらしかった(よくある)。とりあえず西穂まで行ってみようとテント撤収して5時前にしゅっぱつ。
独標の手前で明神の肩あたりからご来光。独標からはピラミッドピークから西穂本峰、ジャンダルムまで見渡せた。
西穂高岳山頂には2.5時間くらいで着いた。ここのCTもちょっと甘目みたいでこういうのは助かる。

西穂から先はデンジャラスゾーン。逆層スラブとかいろいろ名物があって楽しい。けど間ノ岳への登り返しはけっこう長くてテント背負ってなんかもう2度とこないぞと思う。このあたりを歩いたら、剱岳とか大キレットはハイキングコースだな。ハイキングコース万歳。
間ノ岳あたりからは奥穂側から西穂に向かう登山者とのすれ違いが始まる。白出沢から登って日帰りで西穂に抜けるというトレラン風のひと(すげー!)、ガイドコンテの熟年パーティー。どうやら奥穂側から歩く人のほうが多いみたいだ。西穂奥穂をピストンするというおじさんもいた(追い越していったのに戻ってきてすれ違った!)。

岩尾根を夢中になって進んでいくといつの間にか西穂もはるか足元に沈み、昼前にジャンダルムに着いた。山頂には先行していたお兄さんがいて、写真を取り合う。奥穂からピストンする人もけっこういるので、ここからはちょっと登山道も賑やかになる。
馬ノ背を登っていたら、向こうから両手ストックの人が突っ込んできたので、ここですれ違いはやめましょうと制止して待ってもらった。ここからストックは要りませんよ、と仕舞ってもらう。あの先大丈夫だったのか少し心配だが、もしかしてストック使いの達人だったら失礼なことをしたと思う。
奥穂山頂は賑やかで、人里に戻ってきた気がした。テレビの撮影なんかもやっているし。映ってたらちょっとうれしいけどカットされてるだろうな。というかそもそもまだ回してなかったような気もする。

穂高岳山荘でも味噌ラーメンを食べた。こっちのほうはゆでタマゴが入ってないけど、味はこっちのほうが好きだなー。西穂より¥100高いけど水が無料だし天命水には感謝しかない。

テントは好きなところに張ることができた。テントを張ったら暖かい山荘の中の食堂スペースで飲む。同じくテン泊の大キレットを越えてきたお二人にお世話になった。ソーセージを差し出してポトフやチーズに生野菜をいただいたわらしべ長者は僕です。本当にありがとうございました。

最終日の朝は風が出て、テントの中は結露が凍った。星も出てたけど小屋を出る頃にはガスってしまい、前日の岩稜歩きでヨレた足にヘッデンでザイテングラートを下るのはなかなか気を使った。
涸沢はナナカマドの紅葉が見頃を向かえていた。初めて歩くパノラマコースはアップダウンが足に堪えるけど屏風のコルまで紅葉がきれい。午後から崩れる予報と曇り空だし、屏風の耳に登るのはやめておく。(ほんとは疲れていたからだけど)

屏風のコルからの下りはデコボコとして苦手な感じの登山道だった。また今度ここを通るんだったら足が元気なうちに、登りのほうがいい。はたしていつかまた来るだろうか。中畠新道と合わせたあと、梓川沿いの林道まではクマの大型ウンコが見たことのないくらいの頻度で落ちている、ある意味デンジャラスゾーンかも知れない。特に早朝ここを通るなら熊鈴は必携だろう。
新村橋を渡ると何度も歩いた上高地への道。いつものように明神から梓川右岸に出て嘉門次小屋で焼きイワナで一杯と行きたいところだが、帰りはクルマだからスルーして上高地へと急ぐ。バスターミナルに着いたらカレーパンをコーラで流し込んで、沢渡行きのバスに飛び乗った。

というわけで、上高地から西穂山荘、西穂独標〜ジャンダルム間、そしてパノラマコースと未踏だったいくつかのルートを歩けたし、楽しい出合いもあって、とても満足の3日間でした。

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コメント

北アルプス空いていました
この土日は台風後(遠く韓国に逸れました)と言うのと、降水確率がどこも不安定であまり山行する人がいなかったのかな?
人気の五竜もめっちゃ人が少なかったです。

私も北アだったのでそれほどお天気に違いはなかったと思うのですが、
あの予報でテン泊、しかもジャン超えとは!
さすがのYOSさんですね
いつかジャンダルム連れてってください(笑)

結露が凍る・・・
もう、そこまで気温が下がっているのですね。
来週4連休になったので、テン泊で縦走を考えていますが、
アイゼン、ピッケルなど冬山装備も必要ですね
2019/10/10 0:16
Re: 北アルプス空いていました
noma102さんどうも!
後立のほうが南部より天気予報がいまいちだったんですかね、なので僕は穂高にしました。たしかに人はあまりいなく、西穂山荘は布団1枚/1人だと言ってました。(テン場は満杯でしたが)
穂高岳山荘も、テント場はすきなところに張れる感じだったし。さすがに土日の涸沢は凄かったみたいですが…
来週も北アルプスですか?白馬なんかは雪が降ったみたいですね。でもこの季節の雪はアイゼンもピッケルも役に立たないから厄介です。
ジャンダルムやるなら今度は奥穂からがいいなあ。最初の馬ノ背の下りはビビりますけど体力的に楽です。機会がありましたら!
2019/10/10 10:33
やりましたねー(*^^*)
YOS1967さん
こんにちは。
テント泊で西〜奥〜パノラマ、すごいです!!!!!
今年、西〜奥はずっと計画しながらも、休みと天気が合わず、このまま終わってしまいそうなので、とっても羨ましいです。
寒くもなってきたみたいで、装備もかなり重かったのではないかと、外岩で体幹を鍛えているからできるのかなぁと思ってしまいました。
天使ちゃんとのお写真は、決まってますねぇ(^_-)-☆
わらしべ長者になれたのは、きっとYOSさんのお人柄の良さからですね
2019/10/11 13:16
Re: やりましたねー(*^^*)
maple19さんどうも!
ははは、単独で交通費もかかるので、やむなくのテン泊縦走です(^^;
実は今年は夏の中ごろから体調が悪くて、ちょっと不安もありながら、岩成分も不足していたので、西穂〜ジャンをつなげられたのは良かったです。
荷物ですが、ダウンパンツや保温着が少し増えた分、Tシャツなどの着替えやランタン、テントのグラウンドシート、それにいつも持つお酒 🍶 を間引いたり、テントをヘリテイジのクロスオーバードームにしたり、食料をパンとソーセージ、柿の種とスルメだけにしたり(笑)…、て感じで45Lに収まるよう軽量化したので、普段のテン泊よりは身軽に歩けました。秋は夏より水も少なく済むのも助かりました。
maple19さんもバリ山行が増えてきてすごいですねー。
おたがい安全に気を付けて遊びましょう〜 ??
2019/10/11 17:46
遅めのコメントでゴメンナサイ
こんばんは YOSさん
 同日も燕岳から常念岳まで歩きながら穂高方面を眺めていたので、なんだか不思議です。しかも私たちのグループの1人が、夏に奥穂からジャン、西穂と縦走したという話を聞いて、うらやましがっていたのです。
 YOSさんのレコを訪問して、ドローンで穂高を越えて核心部を覗いたような感覚を持ちましたヨ。
ジャンダルムの天使って、これなのね!
 私も岩成分が不足してるかな
2019/10/17 21:04
Re: 遅めのコメントでゴメンナサイ
luneacielさんどうも!
僕のほうも穂高岳山荘から夕映えの常念山脈 ?? を眺めていました。
去年、表銀座から双六に抜けようとしてたら台風でリスケを余儀なくされ、バスが取れずに槍穂高縦走になってしまったんで、来年こそは表銀座を歩いてみようと思います。
西奥縦走、すっかり岩成分を取れたので今はしばらく行きたいとは思いませんが(笑)、僕もまたいずれ行きたくなるでしょう。
僕は今度は奥穂側からがいいかなー。しっかり準備が必要なところではありますが、luneacielさんもいつかジャンの天使に会いに行ってみてください ??
2019/10/18 12:47
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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