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Yamareco

記録ID: 229506
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

大満足  白馬三山+標高ランキング39+今年最後の鑓温泉

2012年09月29日(土) 〜 2012年09月30日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
16:44
距離
21.4km
登り
2,682m
下り
2,628m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9月29日(土)猿倉5:46ー白馬尻小屋6:43ー緊急避難小屋9:47ー白馬岳頂上宿舎10:50ーテント設営11:45ー白馬岳頂上12:27ー旭岳14:11ー白馬岳頂上宿舎(テン場)15:40

9月30日(日)白馬岳頂上宿舎(テン場)5:40ー杓子岳7:00ー白馬鑓ケ岳8:09/8:30ー鑓温泉分岐8:50ー鑓温泉10:09/11:02ー小日向コル12:39ー鑓温泉登山口13:52
天候 初日 晴れ
2日目 曇
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉荘到着25時の時点で満車、臨時駐車場(徒歩3〜4分)
コース状況/
危険箇所等
大雪渓はかなり痩せていて、秋道を通るため大雪渓は10分も歩かない。
アイゼン無しでも可能。
旭岳は白馬からの巻き道に入ってすぐにのザレ場に分岐道があるが、ぼんやりとした踏み跡でわかりにくい。
白馬三山の縦走路もほとんどザレで滑りやすいので全般的に注意が必要。
鑓温泉は9月30日で営業終了のため、宿泊・売店は使用不可であるが温泉のみは通年で利用可。
ここからスタート。明日は戻ってくるぞっと。
2012年09月29日 05:38撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/29 5:38
ここからスタート。明日は戻ってくるぞっと。
ふむふむ、なるほど。
2012年09月29日 05:38撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/29 5:38
ふむふむ、なるほど。
ここから大雪渓のハズが・・・
2012年09月29日 06:33撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/29 6:33
ここから大雪渓のハズが・・・
石しか見えまっしぇ〜ん
2012年09月29日 06:34撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/29 6:34
石しか見えまっしぇ〜ん
大雪渓にはクラック(クレバス)が、
お〜怖っ。
2012年09月29日 07:52撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/29 7:52
大雪渓にはクラック(クレバス)が、
お〜怖っ。
後から続々と登山者が
2012年09月29日 08:18撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/29 8:18
後から続々と登山者が
大学生のグループが「ねぎたいら」ってorz
2012年09月29日 09:01撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/29 9:01
大学生のグループが「ねぎたいら」ってorz
青空が綺麗。
あそこまで登るんだ〜〜。
2012年09月29日 09:24撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/29 9:24
青空が綺麗。
あそこまで登るんだ〜〜。
後もう少し。
2012年09月29日 09:33撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/29 9:33
後もう少し。
小さな避難小屋
2012年09月29日 09:39撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/29 9:39
小さな避難小屋
おじさんと花は案外あう(笑)
2012年09月29日 09:41撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4
9/29 9:41
おじさんと花は案外あう(笑)
紅葉もいい感じ
2012年09月29日 10:17撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
1
9/29 10:17
紅葉もいい感じ
村営白馬岳頂上宿舎に到着。
小屋の裏がテン場。
2012年09月29日 10:41撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/29 10:41
村営白馬岳頂上宿舎に到着。
小屋の裏がテン場。
さっ、寂しすぎる〜。
2012年09月29日 10:53撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/29 10:53
さっ、寂しすぎる〜。
ウチの仲間のお約束。
三角点タッチ。
2012年09月29日 12:21撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/29 12:21
ウチの仲間のお約束。
三角点タッチ。
劔〜〜〜〜。
2012年09月29日 12:28撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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9/29 12:28
劔〜〜〜〜。
むさいおっさんのポーズ。
2012年09月29日 12:32撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/29 12:32
むさいおっさんのポーズ。
白馬岳頂上めちゃ寒かったー この後フリースを着込む
2012年10月01日 22:38撮影
2
10/1 22:38
白馬岳頂上めちゃ寒かったー この後フリースを着込む
標高第39位の旭岳
2012年09月29日 12:57撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/29 12:57
標高第39位の旭岳
ババダニへ行きませんか?
2012年09月29日 13:05撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/29 13:05
ババダニへ行きませんか?
旭岳を目指して
2012年09月29日 13:05撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/29 13:05
旭岳を目指して
取り付きがわからず・・・
2012年09月29日 13:08撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/29 13:08
取り付きがわからず・・・
旭岳に向かう途中に単独女性にあった。彼女は朝日岳を目指すとか。。すごーい
2012年09月29日 13:12撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/29 13:12
旭岳に向かう途中に単独女性にあった。彼女は朝日岳を目指すとか。。すごーい
旭岳ペイントはあるものの、どこから登っていいのやら
2012年09月29日 13:46撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/29 13:46
旭岳ペイントはあるものの、どこから登っていいのやら
強引に登った旭岳
2012年09月29日 14:00撮影 by  DSC-HX200V, SONY
2
9/29 14:00
強引に登った旭岳
頂上はこんな感じ
2012年09月29日 14:04撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/29 14:04
頂上はこんな感じ
白馬をバックにすましてます。
2012年09月29日 14:08撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/29 14:08
白馬をバックにすましてます。
以外に地味な標高39位の旭岳
2012年10月01日 22:33撮影
10/1 22:33
以外に地味な標高39位の旭岳
稜線は踏み跡しっかりついてます
2012年09月29日 14:10撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
1
9/29 14:10
稜線は踏み跡しっかりついてます
2012年09月29日 14:14撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/29 14:14
下りはこんな感じ。
2012年09月29日 14:15撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/29 14:15
下りはこんな感じ。
下まで道はついていた
2012年09月29日 14:24撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/29 14:24
下まで道はついていた
けど下から見ると分かりにくい旭岳ザレザレ直登ルート。
2012年09月29日 14:36撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/29 14:36
けど下から見ると分かりにくい旭岳ザレザレ直登ルート。
寂しかったテン場に花が咲いてます。
よ〜し、明日は行けるぞ(何が?)
2012年09月29日 14:47撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/29 14:47
寂しかったテン場に花が咲いてます。
よ〜し、明日は行けるぞ(何が?)
2012年09月29日 14:58撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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9/29 14:58
劔は美しい。
2012年09月29日 15:00撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/29 15:00
劔は美しい。
劔をナデナデ
2012年10月01日 22:36撮影
10/1 22:36
劔をナデナデ
スペイン風サラミ。
旨し!
オッサンお手製のペットボトル「宮城峡」よくできている(笑)
このあとハードリカーにノックアウトされたぜ〜
2012年09月29日 15:52撮影 by  DSC-HX200V, SONY
2
9/29 15:52
スペイン風サラミ。
旨し!
オッサンお手製のペットボトル「宮城峡」よくできている(笑)
このあとハードリカーにノックアウトされたぜ〜
テン場も30張くらいに増えて賑やかでした。
2012年09月29日 16:01撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/29 16:01
テン場も30張くらいに増えて賑やかでした。
おっさんのソール。
ちょとビビる。
この山最後に買替えると聞いて一安心。
2012年09月29日 16:09撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/29 16:09
おっさんのソール。
ちょとビビる。
この山最後に買替えると聞いて一安心。
パートナーが持ち込んだパンプキンバトン
2012年09月29日 17:06撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/29 17:06
パートナーが持ち込んだパンプキンバトン
あっ 逆さまでした
2012年09月29日 18:02撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
1
9/29 18:02
あっ 逆さまでした
ご来光〜〜。
今日は台風なんか絶対来ないと確信。
2012年09月30日 05:44撮影 by  DSC-HX200V, SONY
5
9/30 5:44
ご来光〜〜。
今日は台風なんか絶対来ないと確信。
モルゲンロートに染まる劔。
神々しすぎる。
あそこのテッペンに立ったんだぜ〜。
ワイルドだろ〜〜。
2012年09月30日 05:47撮影 by  DSC-HX200V, SONY
3
9/30 5:47
モルゲンロートに染まる劔。
神々しすぎる。
あそこのテッペンに立ったんだぜ〜。
ワイルドだろ〜〜。
白馬岳側のモルゲンロート
2012年09月30日 05:54撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
2
9/30 5:54
白馬岳側のモルゲンロート
サンピラー。
荘厳な雰囲気。
2012年09月30日 05:54撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/30 5:54
サンピラー。
荘厳な雰囲気。
2012年09月30日 05:57撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/30 5:57
2012年09月30日 06:36撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 6:36
あの稜線の先に、杓子岳。
それにしても急登。
2012年09月30日 06:46撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 6:46
あの稜線の先に、杓子岳。
それにしても急登。
三山の2座目ゲット!
2012年09月30日 06:55撮影 by  DSC-HX200V, SONY
2
9/30 6:55
三山の2座目ゲット!
この稜線の向こうに三座目。
2012年09月30日 06:59撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/30 6:59
この稜線の向こうに三座目。
3000m級の稜線歩きは楽しすぎる。
2012年09月30日 07:11撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/30 7:11
3000m級の稜線歩きは楽しすぎる。
二座目を後から登ってくる登山者。
直登!
2012年09月30日 07:16撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 7:16
二座目を後から登ってくる登山者。
直登!
もう少しで三座目
2012年09月30日 07:44撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 7:44
もう少しで三座目
鳥さんカッコイイ!
2012年09月30日 07:45撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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9/30 7:45
鳥さんカッコイイ!
オッサンカッコイイ?
三座目制覇!
2012年09月30日 08:04撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/30 8:04
オッサンカッコイイ?
三座目制覇!
このあとガスがとれ白馬岳、杓子岳がみえた
2012年10月01日 22:30撮影
1
10/1 22:30
このあとガスがとれ白馬岳、杓子岳がみえた
三角点タ〜ッチ!
2012年09月30日 08:07撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/30 8:07
三角点タ〜ッチ!
後ろは白馬
2012年09月30日 08:12撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 8:12
後ろは白馬
劔に手が届か〜ん
2012年09月30日 08:18撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/30 8:18
劔に手が届か〜ん
泊まってみたい天狗山荘〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳へ続く稜線
2012年10月01日 22:41撮影
10/1 22:41
泊まってみたい天狗山荘〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳へ続く稜線
ここから鑓温泉への下り。
苦行である。
2012年09月30日 08:41撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 8:41
ここから鑓温泉への下り。
苦行である。
2012年09月30日 08:50撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/30 8:50
誰が書いたか温泉マーク。
テンションあがるやんけ。
2012年09月30日 09:02撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 9:02
誰が書いたか温泉マーク。
テンションあがるやんけ。
色づいている樹林帯。
2012年09月30日 09:29撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 9:29
色づいている樹林帯。
鎖場もある。
2012年09月30日 09:38撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 9:38
鎖場もある。
2012年09月30日 09:47撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/30 9:47
お〜っ、鑓温泉じゃ〜。
2012年09月30日 09:49撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 9:49
お〜っ、鑓温泉じゃ〜。
岩がツルツルすべる
2012年09月30日 09:50撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/30 9:50
岩がツルツルすべる
雪渓がかなり痩せてきていて、流れる水が滝になっている。
2012年09月30日 09:54撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 9:54
雪渓がかなり痩せてきていて、流れる水が滝になっている。
これが、鑓温泉のお湯。
2012年09月30日 10:00撮影 by  DSC-HX200V, SONY
2
9/30 10:00
これが、鑓温泉のお湯。
鑓温泉到着の図。
2012年09月30日 10:01撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 10:01
鑓温泉到着の図。
2012年09月30日 10:03撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/30 10:03
絶景かな(何が?)
さっきの男性グループに撮ってもらったけど、もう少しウエスト絞らんとな〜(^_^;)
2012年09月30日 10:13撮影 by  DSC-HX200V, SONY
5
9/30 10:13
絶景かな(何が?)
さっきの男性グループに撮ってもらったけど、もう少しウエスト絞らんとな〜(^_^;)
四角い桶
2012年09月30日 10:23撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
9/30 10:23
四角い桶
女性風呂からみた混浴露天風呂 
2012年09月30日 10:23撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
1
9/30 10:23
女性風呂からみた混浴露天風呂 
小屋は解体工事中。
2012年09月30日 10:44撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 10:44
小屋は解体工事中。
小屋を後に。
2012年09月30日 10:50撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 10:50
小屋を後に。
小屋のすぐ下には足湯が。
さっき、全身浴したので中には浸からず。
2012年09月30日 10:52撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 10:52
小屋のすぐ下には足湯が。
さっき、全身浴したので中には浸からず。
ここらら苦行の下り三昧。
2012年09月30日 11:04撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/30 11:04
ここらら苦行の下り三昧。
ガスがかかってきたが、樹林帯を下るのでどうせ無展望。
2012年09月30日 11:04撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 11:04
ガスがかかってきたが、樹林帯を下るのでどうせ無展望。
ウマそうな実。
でも、よく判らない。
2012年09月30日 11:20撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 11:20
ウマそうな実。
でも、よく判らない。
人食い岩にパートナーが襲われるの図。

あまりにベタすぎる(W
2012年09月30日 11:28撮影 by  DSC-HX200V, SONY
1
9/30 11:28
人食い岩にパートナーが襲われるの図。

あまりにベタすぎる(W
2012年09月30日 11:56撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 11:56
2012年09月30日 12:30撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 12:30
白馬山頂部にガスがっかていた。
ガスさえなければ紅葉とのコントラストはいいはず。
2012年09月30日 12:36撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 12:36
白馬山頂部にガスがっかていた。
ガスさえなければ紅葉とのコントラストはいいはず。
2012年09月30日 13:03撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 13:03
2012年09月30日 13:42撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 13:42
やった〜。鑓温泉から2時間以上の苦行に耐えてゴール。
2012年09月30日 13:42撮影 by  DSC-HX200V, SONY
9/30 13:42
やった〜。鑓温泉から2時間以上の苦行に耐えてゴール。
撮影機器:

感想

今回の山行は直前に急遽決まったが、台風17・18号が接近の中、各種予報資料から天候が崩れ出すのは30日遅くと判断し、山行を決行。
バタバタと準備し、9/28の21時に新宿集合、出発。
パートナーはいつもの山友達の一人。

関越道・上信越道を乗り継ぎ、長野ICから白馬村経由猿倉荘へ
白馬村内のローソンで寝酒&翌朝食etc調達
25時過ぎに猿倉荘に到着するが、猿倉荘前Pは既に満車、2-300m離れた臨時Pへ駐車。

夜明けを待って猿倉荘スタート、猿倉荘前には「大雪渓まで40分、大雪渓は秋道を通過のこと」と看板がある。

大雪渓登坂の期待に胸を膨らませながら進むこと数十分、雪渓に行き着くがあまりにショボ過ぎる〜(TT)。
時期が時期だけに、大雪渓の雪がやせ細り、雪渓上を歩けたのは10分足らず距離にして200m足らず。
折角アイゼン持参で来たのでアイゼンをつけて歩くが、ノーアイゼンの登山者も多かった。
大雪渓(小雪渓?)をあっという間に渡りきり、普通の登山道(秋道) をエッサホイサと登る。
途中ですれ違う下山者から「白馬山頂の眺めは最高〜。劔岳、槍ヶ岳も見える360度の大パノラマ」という情報を得てテンションは上がる、

ハイな気分でテン場到着。
村営小屋での受付時に今日明日の気象情報を確認すると、夕方18時頃から台風の影響で雨が降り出すとの事。

パートーナーと顔を見合わせ、雨が降れば明日の予定はキャンセルして、テン場から猿倉へ直帰することに。トホホ・・・・。

テン場に行くと張られているテントは他には1張りのみ、やはり台風の影響でテン泊する登山者は少ないな〜と寂しさが募るが、ひとまず設営完了。

本日の目標である白馬登頂と、すぐ横にある全国標高第39位の旭岳登頂に向かう。

テン場から白馬山頂へ15分かからずの登山、途中にそびえ立つ白馬山荘は宿泊のみの
営業で売店等は閉鎖されている。

小屋を通り過ぎ、白馬山頂に到着!
すれ違った下山者の情報にウソ偽りなく、360度の大パノラマ。
特に劔の雄姿はは素晴らしいの一言。
遠くに槍ヶ岳も見える。

特に劔は自分は2か月前に、パートーナーは2週間前に登っているので感慨ひとしお。
槍にも2人とも登っている。
北西には日本海と能登半島もうっすらと見える。

あ〜登って良かったと二人で感激。

そして、次なる目標旭岳へ向かう。

昭文社の地図には旭岳の登山ルートは記されていないが、パートーナー情報ではヤマレコには直登で登ったというレポートがあるらしい。

登れるという情報だけを頼りに、旭岳の巻道を登り口を探しながら歩くが、「旭岳」とペイントされた石が2箇所あったが、道がついておらず、と取り付きが良くわからない。

意を決して、1つめのペイントから道無き道を這い上る。
いわゆる藪こぎバリルートのパターンであるが、取り付き当初は草のの上を無理矢理すすみ、途中から岩場っぽくなる。
岩場になれば、グリップも良く調子よく登れる。
登りだして10分経つか足らずかで頂上到着、頂上部にはしっかりとした踏み後がある。標高39位の頂上なのに山名板はおろか、三角点さえない無名の山と同じ。

でも眺めは最高!

眺めに堪能し下山を決するが、踏み後をたどって行くと登るときには判らなかった道が
下までしっかりとついている。
しかしガレがレ・ザレザレで少し踏み外せば一気に下まで滑落するので慎重に降りる。

15時近く、良い気分でテン場に戻ると20張近いテントが設営されている。
「お〜、仲間がいっぱい」とテンションが上がるが、今日明日の天気が気になるところ。
とりあえず成り行きで判断することとし、乾杯〜宴会〜夕食〜宴会の酒浸りモード突入。パートナーは酒豪である(笑
結局4時間近く飲み食いしているが、一向に雨が降る様子もなく、明日の予定は明日朝の天候で判断することにし、お互いのテントに戻り就寝。

夜中にテントを打つ雨音で目が覚める。「あ〜明日は撤退か〜」と思い二度寝。

4時過ぎに起床すると雨は降っておらず、星もチラホラ。やったー!

パートナーと相談し予定どおり三山巡りと鑓温泉へ向かう事に。

既に空が白みだした5時過ぎに出発し、30分ほど稜線を歩くと御来光が!
何度見ても素晴らしい眺めである。
劔を見やればモルゲンロートに染まっている。
素晴らしすぎる。

そして、杓子岳〜白馬鑓ヶ岳と稜線と展望を楽しみながら、三山制覇達成!
天候もまだまだ持ちそうである。

後は下りオンリーの鑓温泉へGO!
途中には大きな岩に温泉マークが!テンション上がる〜。

白馬鑓ヶ岳から下る事2時間、鑓温泉到着。
本日で今シーズンの営業終了なので、小屋設備の解体作業中と言う事もあり、入浴料無料!!
しかし、男子露天風呂は脱衣場が解体済につき、テケトーな場所で服を脱いで入浴。
女子風呂はちゃんと設備が残っていました。

眺めサイコー、お湯も丁度いい感じで、何時間でも浸かっていられるが、これから猿倉までくだらないといけないので、早々に引き上げ下山開始。

樹林帯の下りがず〜〜〜と続く。所々展望が開けるところがあるが、95%以上は無展望の下り、愛用の靴のソールがツルツルにすり減っているので良く滑る。
我慢の連続。

やっとの思いで登山口に到着、がっちり握手
お互いに「この2日間は素晴らしかったね〜。来て良かった〜」の連発。

駐車場まで数分歩到着したからポツポツと雨が降り始める。

パートーナーのスーパー晴れ女パワーに脱帽の2日間。

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コメント

+αでワイルドですね〜
ワイルドな山行でしたね

鑓温泉は足湯しかしなかったので憧れます
2012/10/3 22:05
tannzawaさん
混浴露天風呂は通年入れるそうですね。冬はスキー客の人が利用す

るそうです。真冬に素っ裸って、かなり勇気いりますけど。^^;

けど、ここのお湯に入るまでは道中大変だけど機会があればまた

訪れたい小屋です。
2012/10/3 23:54
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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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