大満足 白馬三山+標高ランキング39+今年最後の鑓温泉


- GPS
- 16:44
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 2,682m
- 下り
- 2,628m
コースタイム
9月30日(日)白馬岳頂上宿舎(テン場)5:40ー杓子岳7:00ー白馬鑓ケ岳8:09/8:30ー鑓温泉分岐8:50ー鑓温泉10:09/11:02ー小日向コル12:39ー鑓温泉登山口13:52
天候 | 初日 晴れ 2日目 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪渓はかなり痩せていて、秋道を通るため大雪渓は10分も歩かない。 アイゼン無しでも可能。 旭岳は白馬からの巻き道に入ってすぐにのザレ場に分岐道があるが、ぼんやりとした踏み跡でわかりにくい。 白馬三山の縦走路もほとんどザレで滑りやすいので全般的に注意が必要。 鑓温泉は9月30日で営業終了のため、宿泊・売店は使用不可であるが温泉のみは通年で利用可。 |
写真
感想
今回の山行は直前に急遽決まったが、台風17・18号が接近の中、各種予報資料から天候が崩れ出すのは30日遅くと判断し、山行を決行。
バタバタと準備し、9/28の21時に新宿集合、出発。
パートナーはいつもの山友達の一人。
関越道・上信越道を乗り継ぎ、長野ICから白馬村経由猿倉荘へ
白馬村内のローソンで寝酒&翌朝食etc調達
25時過ぎに猿倉荘に到着するが、猿倉荘前Pは既に満車、2-300m離れた臨時Pへ駐車。
夜明けを待って猿倉荘スタート、猿倉荘前には「大雪渓まで40分、大雪渓は秋道を通過のこと」と看板がある。
大雪渓登坂の期待に胸を膨らませながら進むこと数十分、雪渓に行き着くがあまりにショボ過ぎる〜(TT)。
時期が時期だけに、大雪渓の雪がやせ細り、雪渓上を歩けたのは10分足らず距離にして200m足らず。
折角アイゼン持参で来たのでアイゼンをつけて歩くが、ノーアイゼンの登山者も多かった。
大雪渓(小雪渓?)をあっという間に渡りきり、普通の登山道(秋道) をエッサホイサと登る。
途中ですれ違う下山者から「白馬山頂の眺めは最高〜。劔岳、槍ヶ岳も見える360度の大パノラマ」という情報を得てテンションは上がる、
ハイな気分でテン場到着。
村営小屋での受付時に今日明日の気象情報を確認すると、夕方18時頃から台風の影響で雨が降り出すとの事。
パートーナーと顔を見合わせ、雨が降れば明日の予定はキャンセルして、テン場から猿倉へ直帰することに。トホホ・・・・。
テン場に行くと張られているテントは他には1張りのみ、やはり台風の影響でテン泊する登山者は少ないな〜と寂しさが募るが、ひとまず設営完了。
本日の目標である白馬登頂と、すぐ横にある全国標高第39位の旭岳登頂に向かう。
テン場から白馬山頂へ15分かからずの登山、途中にそびえ立つ白馬山荘は宿泊のみの
営業で売店等は閉鎖されている。
小屋を通り過ぎ、白馬山頂に到着!
すれ違った下山者の情報にウソ偽りなく、360度の大パノラマ。
特に劔の雄姿はは素晴らしいの一言。
遠くに槍ヶ岳も見える。
特に劔は自分は2か月前に、パートーナーは2週間前に登っているので感慨ひとしお。
槍にも2人とも登っている。
北西には日本海と能登半島もうっすらと見える。
あ〜登って良かったと二人で感激。
そして、次なる目標旭岳へ向かう。
昭文社の地図には旭岳の登山ルートは記されていないが、パートーナー情報ではヤマレコには直登で登ったというレポートがあるらしい。
登れるという情報だけを頼りに、旭岳の巻道を登り口を探しながら歩くが、「旭岳」とペイントされた石が2箇所あったが、道がついておらず、と取り付きが良くわからない。
意を決して、1つめのペイントから道無き道を這い上る。
いわゆる藪こぎバリルートのパターンであるが、取り付き当初は草のの上を無理矢理すすみ、途中から岩場っぽくなる。
岩場になれば、グリップも良く調子よく登れる。
登りだして10分経つか足らずかで頂上到着、頂上部にはしっかりとした踏み後がある。標高39位の頂上なのに山名板はおろか、三角点さえない無名の山と同じ。
でも眺めは最高!
眺めに堪能し下山を決するが、踏み後をたどって行くと登るときには判らなかった道が
下までしっかりとついている。
しかしガレがレ・ザレザレで少し踏み外せば一気に下まで滑落するので慎重に降りる。
15時近く、良い気分でテン場に戻ると20張近いテントが設営されている。
「お〜、仲間がいっぱい」とテンションが上がるが、今日明日の天気が気になるところ。
とりあえず成り行きで判断することとし、乾杯〜宴会〜夕食〜宴会の酒浸りモード突入。パートナーは酒豪である(笑
結局4時間近く飲み食いしているが、一向に雨が降る様子もなく、明日の予定は明日朝の天候で判断することにし、お互いのテントに戻り就寝。
夜中にテントを打つ雨音で目が覚める。「あ〜明日は撤退か〜」と思い二度寝。
4時過ぎに起床すると雨は降っておらず、星もチラホラ。やったー!
パートナーと相談し予定どおり三山巡りと鑓温泉へ向かう事に。
既に空が白みだした5時過ぎに出発し、30分ほど稜線を歩くと御来光が!
何度見ても素晴らしい眺めである。
劔を見やればモルゲンロートに染まっている。
素晴らしすぎる。
そして、杓子岳〜白馬鑓ヶ岳と稜線と展望を楽しみながら、三山制覇達成!
天候もまだまだ持ちそうである。
後は下りオンリーの鑓温泉へGO!
途中には大きな岩に温泉マークが!テンション上がる〜。
白馬鑓ヶ岳から下る事2時間、鑓温泉到着。
本日で今シーズンの営業終了なので、小屋設備の解体作業中と言う事もあり、入浴料無料!!
しかし、男子露天風呂は脱衣場が解体済につき、テケトーな場所で服を脱いで入浴。
女子風呂はちゃんと設備が残っていました。
眺めサイコー、お湯も丁度いい感じで、何時間でも浸かっていられるが、これから猿倉までくだらないといけないので、早々に引き上げ下山開始。
樹林帯の下りがず〜〜〜と続く。所々展望が開けるところがあるが、95%以上は無展望の下り、愛用の靴のソールがツルツルにすり減っているので良く滑る。
我慢の連続。
やっとの思いで登山口に到着、がっちり握手
お互いに「この2日間は素晴らしかったね〜。来て良かった〜」の連発。
駐車場まで数分歩到着したからポツポツと雨が降り始める。
パートーナーのスーパー晴れ女パワーに脱帽の2日間。
ワイルドな山行でしたね
鑓温泉は足湯しかしなかったので憧れます
混浴露天風呂は通年入れるそうですね。冬はスキー客の人が利用す
るそうです。真冬に素っ裸って、かなり勇気いりますけど。^^;
けど、ここのお湯に入るまでは道中大変だけど機会があればまた
訪れたい小屋です。
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