茶臼山・将棊頭山・西駒ヶ岳・宝剣岳

2020年06月20日(土) 〜 2020年06月21日(日)

• GPS: 29:23
• 距離: 26.9km
• 登り: 2,314m
• 下り: 2,318m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:42
• 休憩: 1:17
• 合計: 8:59

7:35 桂小場
8:40 8:47 野田場
9:03 9:03 横山道分岐
9:20 9:20 白川分岐
9:43 9:48 大樽小屋
10:00 10:05 胸突八丁（信大コース分岐）
10:50 10:55 津嶋神社
11:19 11:34 胸突の頭
11:48 11:52 行者岩
12:04 12:13 茶臼山
12:24 12:24 行者岩
12:36 12:36 胸突の頭
13:26 13:32 将棊頭山
13:47 13:47 遭難記念碑（聖職の碑）
14:10 14:10 黒沢分岐
14:12 14:20 濃ヶ池分岐
15:30 15:30 馬ノ背分岐
15:48 15:56 木曽駒ヶ岳
16:07 16:07 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
16:19 16:22 中岳
16:30 16:32 天狗荘
16:34 宝剣山荘

2日目

• 山行: 5:24
• 休憩: 0:59
• 合計: 6:23

6:19 宝剣山荘
6:33 6:45 宝剣岳
6:53 7:00 宝剣山荘
7:01 7:01 天狗荘
7:15 7:18 中岳
7:23 7:24 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
7:36 7:39 馬ノ背分岐
8:34 8:34 濃ヶ池分岐
8:37 8:37 黒沢分岐
9:00 9:00 遭難記念碑（聖職の碑）
9:15 9:27 将棊頭山
10:00 10:00 胸突の頭
10:17 10:19 津嶋神社
10:50 10:51 胸突八丁（信大コース分岐）
10:59 11:11 大樽小屋
11:30 11:30 白川分岐
11:40 11:41 横山道分岐
11:51 11:54 野田場
12:40 12:42 桂小場
12:42 ゴール地点

天候

20日曇り時々晴れ間　21日朝9時頃まで晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桂小場登山口
駐車場MAPコード：420　268　557*55
6月20日
自宅発04：32→駐車場着07：14
6月21日
駐車場発12：58→みはらしの湯13：22着
みはらしの湯発14：00→自宅着17：32
（小仏トンネル12キロ渋滞、国立府中IC10キロ渋滞）
トータル走行距離：428.6キロメートル

その他周辺情報

宝剣山荘：090-7804-2185　予約してシュラフマット持参すれば宿泊可能
一泊二食9,500円（食事はおいしい）
伊那市　みはらしの湯：0265-76-8760　
500円　食堂や売店は閉鎖

写真

6/20 7:29

桂木場駐車場に着きましたが、駐車スペースに空きがなく、やむを得ず愛車のハリアーをこの状態で停めました。満車ということです。

6/20 7:29

登山者カードを提出して、登山開始です。

6/20 7:31

西駒ヶ岳（木曽駒ヶ岳）まで9.5キロメートルあります。さらに寄り道して茶臼山にも登る予定です。大丈夫かな。

6/20 7:51

ぶどうの泉・・・おいしい清水が飲めます。

6/20 8:37

ここまで一時間くらいかかっています。西駒ヶ岳までここから5時間40分、さらに私は往復一時間以上の茶臼山によるので、6時間50分位はかかることになります。実際はもっとかかります。

6/20 8:46

野田場でもおいしい清水が飲めます。水の補給は此処が最後ですね。

6/20 9:01

靄の中の幽玄な道をひたすら登ります。

6/20 9:04

サルオガセが彼方此方に

6/20 9:05

サルオガセ

6/20 9:15

馬返し

6/20 9:44

センサーカメラが所々にありました。

6/20 9:46

大樽小屋・・・裏に携帯トイレブースがあり回収箱もあります。
下山時に利用させて貰いました。助かります。

6/20 9:53

かわいらしい標識が何枚かあります。西駒山荘まででも標高差585メートルあります。

6/20 10:00

さあいよいよ胸突八丁が始まります。いろいろな登山道にこの名称がつけられていますが名前倒れのケースが多いのですが、ここは本当にきつい登りでした。とにかく蜿蜒と登りが続くのです。少しだけ平らなところがありますが、そこで終わりではないのです。本当にキツかったー！

6/20 10:09

あと山荘まで485メートル、でも今年は通年で閉館だそうです。

6/20 10:26

六合目に着きました。合目表示は西駒ヶ岳までの表示です。

6/20 10:31

弘法石・・・この辺りも登り一辺倒です。

6/20 10:41

登山道の整備にアサヒビールが協力しているようです。
宝剣山荘でアサヒビールロング缶一本800円を飲んで協力しました。

6/20 10:50

津島神社・・・右上の岩の箇所が神社のようです。まだまだ登ります。

6/20 11:22

七合目・・・まだまだ登りが続きます。

6/20 11:26

胸突ノ頭に到着、ようやく胸突八丁が終わりました。此処までの登りは本当に長かったです。ものすごい急登ではないのですが、長いので足に来ます。

6/20 11:29

雪渓のすぐ手前が行者岩分岐です。右手に折れて進みます。目指す茶臼山は行者岩の先にあります。

6/20 11:48

行者岩に着きました。

6/20 11:49

花崗岩の道になり、急にアルプスらしくなりました。

6/20 11:52

この上が行者岩のピークです。

6/20 11:54

茶臼山

6/20 12:05

茶臼山山頂で居合わせた方に撮っていただきました。有り難うございました。

6/20 12:13

パンを一つ食べて少し休憩し、お社に参拝しすぐに分岐点へ戻りました。

6/20 12:18

行者岩に向かってハイマツの中の道を戻ります。

6/20 12:37

分岐に戻る少し前の地点から将棊頭山への登山道が見えています。

6/20 12:39

分岐に戻りました。

6/20 12:43

行者岩の標柱がこんなところにありました。

6/20 12:44

将棊頭山に向けて登ります。

6/20 12:48

一つピークを登ると将棊頭山が見えてきました。とはいっても登っているときには岩の奥のピークが将棊頭山だとはわかっていませんでした。

6/20 12:51

将棊頭山・・・この時はそうとは知らずなかなか良い姿の山だと思って撮っていました。

6/20 12:55

それが将棊頭山だったのでした。

6/20 12:57

日本百高山の一座である将棊頭山

6/20 13:03

あと少しで将棊頭山です。

6/20 13:04

花崗岩の岩の間に咲く高山植物・・・イワウメ

6/20 13:11

花崗岩のオブジェ、岩の橋のようになっています。

6/20 13:15

キバナシャクナゲ

6/20 13:16

振り返って左手のピークが行者岩、右手のピークが茶臼山

6/20 13:25

左下に西岳山荘

6/20 13:26

将棊頭山山頂に到着しました。日本百高山です。休憩中のピストンの方にお願いして撮っていただきました。ここから西駒まで二時間はかかると教えられ、休憩を短めにして出かけました。実際は二時間以上かかりました。

6/20 13:31

キバナシャクナゲ・・・薄桃色の花も混じっています。

6/20 13:36

雪渓を渡ってその先で馬ノ背に取り付きます。

6/20 13:43

キバナシャクナゲの群生

6/20 13:45

左の中くらいの花崗岩、その上に乗ったら崩れて、瞬間その岩が足の上に乗ってしまいました。危ない！

6/20 13:47

遭難記念碑・・・新田次郎「聖職の碑」（せいしょくのいしぶみ）を読んでみましょうか。

6/20 13:47

遭難記念碑（大）

6/20 13:50

雪渓の向こうに伊那前岳

6/20 13:53

ガスが飛んで行って伊那前岳が見えてきました。

6/20 13:57

馬ノ背・木曽駒ケ岳・中岳が見えてきました。馬ノ背、あそこを登るのかと、自分の足の疲労具合からしてため息をついてしまいました。

6/20 14:01

西岳（木曽駒ケ岳）・中岳・宝剣岳が見えています。天候の回復に感謝です。しかし足が思うように上がらなくなってきていて、疲労困憊状態、景色を楽しむ余裕は無くなっていました。

6/20 14:01

すぐに息が上がってしまうので、時折立ち止まり歩いてきた稜線を振り返ります。

6/20 14:02

振り返ると行者岩と茶臼山のピークが見えています。

6/20 14:02

右手の一番高いピークが木曽駒ケ岳です。ロープウェイ側からは想像がつかないくらい違う山容です。

6/20 14:04

馬ノ背がドーンと待ち構えています。やっぱりあの道を登るのか。

6/20 14:09

遭難記念碑がある山・・・2730メートルピーク

6/20 14:09

将棊頭山

6/20 14:19

将棊頭山から2730メートルピークへの尾根

6/20 14:37

西岳・・・西駒ケ岳＝木曽駒ケ岳がガスの中から姿を現してくれました。

6/20 14:47

ロープウェイ側から見た山容とは全く違う、ずっしりとしたアルプスの山らしい山です。

6/20 14:57

馬ノ背を過ぎて登っています。

6/20 15:00

登ってきた馬ノ背

6/20 15:00

濃ヶ池

6/20 15:00

駒ケ岳の山頂はまだか

6/20 15:17

アルプスらしい風景です。

6/20 15:17

マーキングは今一つ少なめ

6/20 15:27

あのピークが山頂か、と思ったら

6/20 15:37

違いました。さらに先に見えるピークが本当の駒ケ岳の山頂らしいです。

6/20 15:37

山頂に神社の祠らしきものが見えていますから、あそここそ間違いなく西駒ケ岳の山頂でしょう。

6/20 15:40

あともう少しで山頂です。が予定時間より一時間近く遅れています。疲れた?

6/20 15:47

西駒ケ岳山頂に着きました。

6/20 15:48

木曽駒ヶ嶽神社、神社の正面に回り込む元気も無くなっています。

6/20 15:51

もう4時近く、山頂には誰もいません。三脚を立てて駒ケ岳山頂標識と自分撮りです。漸くつきました。

6/20 15:56

頂上という石柱もありました。

6/20 16:10

駒ケ岳山頂から降りてきて振り返ると、山頂は晴れていました。今ならば展望が良かったはずです。残念。

6/20 16:14

中岳を超えて下った先に今晩お世話になる宝剣山荘があります。見えている小屋は別の小屋です。

6/20 16:21

中岳に登りました。撮ってくれた青年よ、ありがとう。

6/20 16:21

中岳山頂の祠は崩壊していました。

6/20 16:30

下って鞍部に降りると宝剣岳が良く見えています。

6/20 16:31

着きました。今日の山小屋、宝剣山荘です。

6/20 17:41

宝剣山荘の夕食、食べている途中の写真です。メンチカツやエビフライ、ビーフシチュー等美味しかったです。

6/21 4:33

ここから翌朝21日です。部屋の窓を開けてご来光を撮りました。伊奈前岳手前のピーク横から朝日が登ります。

6/21 4:45

モルゲンロートの宝剣岳

6/21 4:50

麦草岳の向こうにモルゲンロートの御嶽山

6/21 4:50

朝日に輝く宝剣岳

6/21 4:56

この部屋を独り占めでした。

6/21 5:56

宝剣山荘の朝食・・・豪華です。今まで食べた山小屋の朝食で一番美味しかったかも。

6/21 6:23

もう一度御嶽山・・・雲の上に浮かんでいます。

6/21 6:23

予定外でしたが宝剣岳に登ってくることにしました。

6/21 6:26

田中さんの日本三百名山では、この鎖が凍り付いていましたね。

6/21 6:34

山頂にある祠その一

6/21 6:34

この岩が一番高い場所、宝剣岳の山頂です。山頂標識はありません。登ろうとしたのですが最後のひと登りができなく岩の真ん中位で諦めました。

6/21 6:35

山頂にある祠その二

6/21 6:37

宝剣岳山頂から駒ケ岳山頂を見下ろします。

6/21 6:38

三ノ沢岳・・・この山も日本百高山です。

6/21 6:38

空木岳へ続く道

6/21 6:38

南アルプス 東駒ヶ岳から塩見岳辺りまで

6/21 6:38

塩見岳から悪沢岳、赤石岳、聖岳

6/21 6:38

宝剣岳山頂から 伊奈前岳

6/21 6:39

宝剣岳山頂から 西駒ヶ岳

6/21 6:42

宝剣岳山頂で自分撮り 膝をぶつけ擦過傷と打撲傷

6/21 6:57

宝剣山荘にデポしてあるザックを取りに戻りました。

6/21 7:11

宝剣岳を振り返ります。いい天気です。

6/21 7:11

伊奈前岳

6/21 7:15

頂上山荘と西駒ヶ岳

6/21 7:15

乗鞍岳

6/21 7:23

帰りは西駒ヶ岳をトラバース

6/21 7:27

くっきり見える西駒ヶ岳山頂部分

6/21 7:32

オヤマノエンドウ

6/21 7:33

ミネズオウ

6/21 7:35

ツガザクラ

6/21 7:37

イワウメ

6/21 7:38

ミヤマキンポウゲ

6/21 7:39

遠くに北アルプスだ！

6/21 7:39

左から笠ヶ岳、穂高岳、槍ヶ岳

6/21 7:40

乗鞍岳・・・雲に隠れてしまいそう。

6/21 7:40

御嶽山にも雲が纏わり付き始めている。

6/21 7:41

穂高岳から槍ヶ岳をズームアップ

6/21 7:51

木曽前岳、遠くに御嶽山。右手前のとがっているピークは牙岩

6/21 7:53

ハクサンイチゲ

6/21 7:53

オヤマノエンドウ

6/21 7:55

昨日よりはっきりと行者岩と茶臼山が見えます。

6/21 8:04

濃ヶ池・・・結果として此処に下って登り返すルートは避けて無難でした。

6/21 8:04

大きな背の馬ノ瀬、今日はあの尾根を下ります。

6/21 8:09

駒ヶ岳山頂は中央、隠れて見えなくなりそうです。

6/21 8:09

この駒ヶ岳からの尾根は木曽前岳へ続く稜線かな。

6/21 8:12

ミネズオウ

6/21 8:19

イワツメクサ

6/21 8:23

アオノツガザクラ

6/21 8:32

ナナカマドの花

6/21 8:37

ミネザクラ

6/21 8:46

ミヤマキンバイ

6/21 8:55

辺りはガスガスに

6/21 8:59

遭難記念碑に戻ってきました。右側にテント泊跡がありました。

6/21 9:09

ハイマツを切って登山道を整備してくれています。

6/21 9:11

ここも整備のお陰で歩きやすくなっています。ありがたいです。

6/21 9:15

将棊頭山

6/21 9:23

将棊頭山山頂にて。一つ年下の男性と雑談し、写真を撮っていただきました。

6/21 9:30

将棊頭山を下ります。

6/21 9:48

将棊頭山

6/21 9:52

ガスが時々取れて行者岩が見えました。

6/21 10:38

コイワカガミ

6/21 11:28

昭和50年の落雷事故の説明書

6/21 11:28

切ない詩が刻まれています。

6/21 11:28

そうなのか、この木に雷が落ちたのか。

6/21 12:42

長い下り道を歩き続けて駐車場に戻りました。マイカーは無事でした。

6/21 13:25

みはらしの湯、何回か利用していたのですが、大浴場のタイル絵には今回はじめて気が付きました。

5/29 15:57

みはらしの湯です。上部のタイル絵が素晴らしいです。

6/21 18:52

宝剣山荘で購入した木曽駒ケ岳の山バッヂ

6/21 18:56

同じく宝剣岳の山バッヂ

撮影機器：

LEICA C Typ 112 ライカ

EOS-1D Mark III CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ フリース防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ GPX（ガーミンeTrex30xJ） 薄荷スプレー 虫除けネット 軽アイゼン

備考

軽アイゼン等滑り止めは不要、濃ヶ池から登るときは雪渓が急なためピッケルも必要もしくはそのルートは回避すること。（雪渓が消えるまで）

感想

24c

〇西岳＝西駒ケ岳（木曽駒ケ岳）
クラシックルートを登ってきました。
一番の目的は二百名山にも三百名山にも入っていないけれども、日本百高山の一座である「将棊頭山」（しょうぎがしらやま）のピークを踏むためです。
桂小場（かつらこば）登山口から登ったのですが、非常にタフな登山でした。
途中、行者岩経由「茶臼山」（ちゃうすやま）に寄ったのが響いたかと思いますが、胸突八丁が延々と長く続いたため足への疲労が蓄積し、将棊頭山から西駒ケ岳へのアップダウンは非常に辛い道のりでした。コースレートより遅いペースまで落ち込みました。
とにかくヘロヘロ、バテバテ、足が棒のようになり、将棊頭山から西駒ケ岳までの二時間強の間は疲労遭難も頭をよぎったくらい疲労困憊でした。
後で確認したら累積標高差が2000メートル以上あるのでタフなはずです。
二週間後に予定していた利尻山を想定して今回の訓練山行を決めたのでして、標高差1500メートル以上登る山を選びました。自宅に戻ってみたら、稚内空港へのANA便が欠航決定とのメールが来ていてガッカリしました。
このようにタフな西駒ケ岳ルートを日帰りで往復する強者もたくさんいて、小学校4年生の子供がすいすい登って駆け下りていくのにはびっくりしました。
木曽駒ケ岳はロープウェイを利用すると比較的簡単に登れる山ですが、クラシックルートから登ると、全く違う、中央アルプスらしい大きな山であることが実感できました。
帰りに寄った日帰り温泉の湯船の上に、麓から見える中央アルプスがタイル絵で描かれていましたが、将棊頭山から木曽駒ケ岳、宝剣岳まで、さらに空木岳までの連嶺が描かれていて素敵でした。その約半分近く縦走してきたのだなぁと、きつかった歩きを振り返りながら眺めていました。このタイル絵はおすすめです。

〇宝剣山荘
本来この土日は、室堂から立山を周回する予定でしたが、立山黒部アルペンルートは開通したものの、組合全体で売店のみ開業し宿泊は7月1日からということで断念しました。そこで二日くらい前から登れる山を探していました。何故なら梅雨の中休みでこの土日だけは天候が安定する予報だったからです。
宝剣山荘は他の人のレコを見てテント泊なら受け付けているようだったので電話してみたら、マスクとシュラフカバーを持参すれば通常に宿泊可能ということがわかり、急遽、地味な百高山、将棊頭山に登ることにしたのです。
宝剣山荘にこの日は私も入れてわずか三人の宿泊、大部屋を独り占めの贅沢な夜が過ごせました。食事も美味しく、スタッフの対応もとても良くて良かったです。ありがとうございました。（もう二人は愛知から来られたご夫婦でした。）

〇天候
20日も21日も朝9時頃までは青空でしたが、それ以後はガスが上がってきて今一つの天気でした。でも湿気はそれほど高くなく涼しいミストガスの中、アンダーシャツ一枚で歩くことができ快適でした。雪渓も一部残っているのでその分も涼しいのです。
21日の朝は、稜線から御嶽、乗鞍岳、笠ヶ岳・穂高・槍の北アルプスの連嶺が雲海の上に突き出ていて良く見えました。

〇感謝
途中の山の神様や祠、遭難記念碑等に参拝しましたが、そういった山の神様に感謝することはもちろん、山小屋や登山道整備の方々、行き会って会話を交わした方々、何よりも急に車を使わせてくれた妻や家族に感謝の山行でした。
ありがとうございました。
（今回の山行で3キロ痩せました。）