記録ID: 2559119
全員に公開
沢登り
日高山脈
日程 | 2020年09月05日(土) ~ 2020年09月09日(水) |
---|---|
メンバー |
![]() ![]() ![]() |
アクセス |
利用交通機関
経路を調べる(Google Transit)
|




地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
過去天気図(気象庁) |
2020年09月の天気図 [pdf] |
---|
感想/記録
by kneetate
とおいむかしのきおく
9/5 ピョウタンの滝〜記念別沢出合C1 天気:曇り時々小雨
後輩に送ってもらってあかしやトンネル出口まで。後輩はこの後一人で豚丼を食べて札幌に戻るらしい。車がすでに8台くらい泊まっている。ガイドの車だろうか。林道を歩いて7の沢出合まで。河原で休んでいるパーティがいた。水量の多い札内川を歩く。平水なのか増水しているのかよくわからない。ずっと霧の中で不快。たまに小雨が降る。主に左岸に踏み跡があってピンクテで誘導されている。時折スクラム徒渉をする。記念別に入ってからようやく水線を歩けるようになる。ちょっと入ったところでC1。増水には耐えられない。
9/6 C1〜札内ピーク C2 天気:晴れ
今日は気合の1日。上三股で時間を読んで余裕があればピーク泊の予定。記念別の出合付近はただの河原。しばらく歩いてc880の函状。見事な函状。プレッシャーは全くない。へつったりして通過。そのまま函状が続いて七段釜滝へ。何をカウントして七段にしたのかはよくわからない。一つだけ引っかかったFがあった。おそらく思い出のFだろう。その後函状の段差をいくつか処理して沢が開ける。すぐに下三股。河原状で泊まれる。10mくらいのFがいくつか続く。どれも巻けるか直登できてそこまで難しくない。巻きで緊張することはあった。F6(多分)は巻けず、ザック背負って直登もしんどそうなのでLがロープを引いて空身で右岸水際を直登。トライカム、ナッツで支点構築。FIXしてから一度abしてザック背負ってプルージックで登り返し。フォローもプルージック。沢が開けたと思ったら上三股だった。時間もあるので札内ピークへ向かう。ここまでは順調。右股へ入る。開けている。f2かf3と思われるFはまずLが左岸のボロいルンゼ状を登るが行き詰まって敗退。CDしている途中でスタンスが崩れてシリセード状態で降りた(滑落した)。結局右岸のルンゼ状を詰めて中間尾根からabで降りた。その後ガレてきて二股のようなところで突然水が切れる。正面には直登不能な岩盤。右股にはガレが続いている。コンパスを合わせると岩盤方面に向いている。岩盤が巻けそうなので取り付くがとても難しかった。途中でザックデポして上まで偵察しに行く。先へは行けそう。持ってるテープスリング等でFIXして後続を登らせる。なぜかみんな機嫌が悪かった。Lは一度CDしてザック背負って登り返し。すごくしんどかった。みんながキレ気味なのも理解できた。その後もう一度ロープFIXして先へ抜けると沢型へ復帰できた。その後、笹、灌木、泥つきなどの急斜面を登る。過去1辛い詰めだった。途中で鹿道を見つけたり見失ったりしてなんとかピーク直下のテン場へ。ヘロヘロ。晴れていて雲海が出ている。心がピュアな人なら体力が回復しそうな景色。我々はそれどころではない。ピークatを試みるがハイマツが濃くて断念。踏み跡からハイマツや灌木を伐採して焚き火をする。風が強く、雁皮も乾いていないので中々つかない。結局メタを使って着火した。天気とって下界に連絡する元気もない。明日の朝やろう。タープも張らずにハイマツ帯の近くで沈。天の川が見えた。10の沢はやめようという雰囲気になった。
9/7 C2〜山スキー沢〜エサオマン林道分岐 天気:曇り時々小雨
小雨と強風の中起床。雨が降っていることは薄々気づいていたが気づかないふりして寝ていた。ツェルト被ってLの停滞食のマッシュポテトを食べる。水を入れるだけでできるやつ。美味しくはない。天気をみるとチロロ川に降りられるか降りられないかくらいの天気。Cカールで天気を見て判断することにする。下界に連絡してから(結局できていなかった)最悪のテンションでパッキングしてデッパ。マジで帰りたい。冬の稜線みたい。ピークまでの踏み跡は不明瞭で少しハイマツこぎをした。ピークからは明瞭な踏み跡があった。・1733手前のコル目指して踏み跡を辿る。途中で札内本流に降りかけたがすぐに復帰できた。危ない危ない。マッシュしか食べていないせいでお腹の空きが早い。水が出てきてすぐにナメになる。大きなF状に出くわし、abするつもりでハーネスをはくも結局簡単にCDできた。その後のFもほとんど容易にCDもしくは巻くことができる。c 1100のFだけシビアな右岸CD。記録にあった通り、パーティによってはabすべき。結局一回もabしなかった。ハーネスの履き損。Lは疲れすぎてエサオマン本流のどこかで泊まりたい気分だったがSLがやる気マンマンだった。意味のわからないペースでエサオマン本流をおろしていく。したことない距離の飛び石を何度もした。ガケの沢先の林道出合で出渓。一部不明瞭な林道を歩いてエサオマン林道分岐まで。着いてしまった。マジカヨ。橋の上でタープ張って焚き火。快適なテン場でした。
9/8 C3〜戸蔦別Cカール
一部不明瞭な林道を歩いて8の沢出合まで。藤田のペースが早い!!!戸蔦別川に入って10の沢出合まで。10の沢出合でLが10の沢atの提案をしたが一瞬で却下される。戸蔦別川本流はc1120二股手前にFがあったが簡単に巻ける。c1120からは下調べ通り。直登できるFや簡単に巻けるF。途中でMがルーファイミスしてハマる。大変そう。大きなFが終わった後の上部のトイ状のFが楽しかった。水は枯れないままカールへ。クマさんとシカさんのウンコまみれ。焚き火してポヤポヤ〜。カールはいいなあ。天気をみると翌々日から悪天の模様。夏道で降りることに決定。明日の朝、雨予報なのでタープを張る。0時ごろに本降りの雨。
9/9 C4〜チロロ林道下山
雨は起床する頃にはやんでいた。Lの個スペ、カルボナーラのパスタソースをチュッチュしたら下山欲が湧いた。ガレを詰めてコル付近へ出る。稜線上、日高側は風が強い。十勝側は無風。歩きやすい夏道。北トッタピークでピー缶を食う。ドロドロの夏道を降る。足にくる。下部は沢だった。最後林道歩いて下山。後輩に迎えに来てもらった。ありがとう。
9/5 ピョウタンの滝〜記念別沢出合C1 天気:曇り時々小雨
後輩に送ってもらってあかしやトンネル出口まで。後輩はこの後一人で豚丼を食べて札幌に戻るらしい。車がすでに8台くらい泊まっている。ガイドの車だろうか。林道を歩いて7の沢出合まで。河原で休んでいるパーティがいた。水量の多い札内川を歩く。平水なのか増水しているのかよくわからない。ずっと霧の中で不快。たまに小雨が降る。主に左岸に踏み跡があってピンクテで誘導されている。時折スクラム徒渉をする。記念別に入ってからようやく水線を歩けるようになる。ちょっと入ったところでC1。増水には耐えられない。
9/6 C1〜札内ピーク C2 天気:晴れ
今日は気合の1日。上三股で時間を読んで余裕があればピーク泊の予定。記念別の出合付近はただの河原。しばらく歩いてc880の函状。見事な函状。プレッシャーは全くない。へつったりして通過。そのまま函状が続いて七段釜滝へ。何をカウントして七段にしたのかはよくわからない。一つだけ引っかかったFがあった。おそらく思い出のFだろう。その後函状の段差をいくつか処理して沢が開ける。すぐに下三股。河原状で泊まれる。10mくらいのFがいくつか続く。どれも巻けるか直登できてそこまで難しくない。巻きで緊張することはあった。F6(多分)は巻けず、ザック背負って直登もしんどそうなのでLがロープを引いて空身で右岸水際を直登。トライカム、ナッツで支点構築。FIXしてから一度abしてザック背負ってプルージックで登り返し。フォローもプルージック。沢が開けたと思ったら上三股だった。時間もあるので札内ピークへ向かう。ここまでは順調。右股へ入る。開けている。f2かf3と思われるFはまずLが左岸のボロいルンゼ状を登るが行き詰まって敗退。CDしている途中でスタンスが崩れてシリセード状態で降りた(滑落した)。結局右岸のルンゼ状を詰めて中間尾根からabで降りた。その後ガレてきて二股のようなところで突然水が切れる。正面には直登不能な岩盤。右股にはガレが続いている。コンパスを合わせると岩盤方面に向いている。岩盤が巻けそうなので取り付くがとても難しかった。途中でザックデポして上まで偵察しに行く。先へは行けそう。持ってるテープスリング等でFIXして後続を登らせる。なぜかみんな機嫌が悪かった。Lは一度CDしてザック背負って登り返し。すごくしんどかった。みんながキレ気味なのも理解できた。その後もう一度ロープFIXして先へ抜けると沢型へ復帰できた。その後、笹、灌木、泥つきなどの急斜面を登る。過去1辛い詰めだった。途中で鹿道を見つけたり見失ったりしてなんとかピーク直下のテン場へ。ヘロヘロ。晴れていて雲海が出ている。心がピュアな人なら体力が回復しそうな景色。我々はそれどころではない。ピークatを試みるがハイマツが濃くて断念。踏み跡からハイマツや灌木を伐採して焚き火をする。風が強く、雁皮も乾いていないので中々つかない。結局メタを使って着火した。天気とって下界に連絡する元気もない。明日の朝やろう。タープも張らずにハイマツ帯の近くで沈。天の川が見えた。10の沢はやめようという雰囲気になった。
9/7 C2〜山スキー沢〜エサオマン林道分岐 天気:曇り時々小雨
小雨と強風の中起床。雨が降っていることは薄々気づいていたが気づかないふりして寝ていた。ツェルト被ってLの停滞食のマッシュポテトを食べる。水を入れるだけでできるやつ。美味しくはない。天気をみるとチロロ川に降りられるか降りられないかくらいの天気。Cカールで天気を見て判断することにする。下界に連絡してから(結局できていなかった)最悪のテンションでパッキングしてデッパ。マジで帰りたい。冬の稜線みたい。ピークまでの踏み跡は不明瞭で少しハイマツこぎをした。ピークからは明瞭な踏み跡があった。・1733手前のコル目指して踏み跡を辿る。途中で札内本流に降りかけたがすぐに復帰できた。危ない危ない。マッシュしか食べていないせいでお腹の空きが早い。水が出てきてすぐにナメになる。大きなF状に出くわし、abするつもりでハーネスをはくも結局簡単にCDできた。その後のFもほとんど容易にCDもしくは巻くことができる。c 1100のFだけシビアな右岸CD。記録にあった通り、パーティによってはabすべき。結局一回もabしなかった。ハーネスの履き損。Lは疲れすぎてエサオマン本流のどこかで泊まりたい気分だったがSLがやる気マンマンだった。意味のわからないペースでエサオマン本流をおろしていく。したことない距離の飛び石を何度もした。ガケの沢先の林道出合で出渓。一部不明瞭な林道を歩いてエサオマン林道分岐まで。着いてしまった。マジカヨ。橋の上でタープ張って焚き火。快適なテン場でした。
9/8 C3〜戸蔦別Cカール
一部不明瞭な林道を歩いて8の沢出合まで。藤田のペースが早い!!!戸蔦別川に入って10の沢出合まで。10の沢出合でLが10の沢atの提案をしたが一瞬で却下される。戸蔦別川本流はc1120二股手前にFがあったが簡単に巻ける。c1120からは下調べ通り。直登できるFや簡単に巻けるF。途中でMがルーファイミスしてハマる。大変そう。大きなFが終わった後の上部のトイ状のFが楽しかった。水は枯れないままカールへ。クマさんとシカさんのウンコまみれ。焚き火してポヤポヤ〜。カールはいいなあ。天気をみると翌々日から悪天の模様。夏道で降りることに決定。明日の朝、雨予報なのでタープを張る。0時ごろに本降りの雨。
9/9 C4〜チロロ林道下山
雨は起床する頃にはやんでいた。Lの個スペ、カルボナーラのパスタソースをチュッチュしたら下山欲が湧いた。ガレを詰めてコル付近へ出る。稜線上、日高側は風が強い。十勝側は無風。歩きやすい夏道。北トッタピークでピー缶を食う。ドロドロの夏道を降る。足にくる。下部は沢だった。最後林道歩いて下山。後輩に迎えに来てもらった。ありがとう。
お気に入り登録-人
拍手で応援
訪問者数:470人
コメント
この記録に関連する本
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートはまだ登録されていません。
この記録で登った山/行った場所
関連する山の用語
ザック コンパス ハイマツ 雲海 カール 林道 ツェルト 右岸 左岸 コル スリング 滑落 山スキー テン 直登 ルーファイ 出合 ガレ デポ 空身 ルンゼ 笹 下界 トンネル 橋 パッキング登山 | 登山用品 | 山ごはん | ウェア | トレイルラン |
トレッキング | クライミング | 富士山 | 高尾山 | 日本百名山 |
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する