立山(雷鳥沢でテン泊)

2020年09月21日(月) 〜 2020年09月22日(火)

• GPS: --:--
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,198m
• 下り: 1,198m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:35
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:35

13:50 室堂
14:00 14:00 みくりが池
14:25 雷鳥沢キャンプ場

2日目

• 山行: 7:05
• 休憩: 3:05
• 合計: 10:10

5:00 雷鳥沢キャンプ場
5:25 5:25 新室堂乗越
6:20 6:35 剱御前小舎
7:10 7:10 別山南峰
7:20 7:25 別山北峰
8:05 8:05 真砂岳
8:50 8:55 富士ノ折立
9:10 9:15 立山
9:30 9:55 雄山
10:25 10:40 一の越山荘
12:10 13:20 雷鳥沢キャンプ場
13:30 14:15 ロッジ立山連峰
15:10 室堂

合計距離： 14.02km
累積標高（上り）： 1128m

天候

1日目　晴れ時々曇り
2日目　曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路　立山駅でケーブルカー3時間待ち(-_-;)

その他周辺情報

みくりが池温泉は、新型コロナで日帰り入浴は中止。
ロッジ立山連峰は日帰り温泉受け入れ可でした。
雷鳥沢野営場は、水は要煮沸。

写真

9/21 13:47

新型コロナの影響で控えていた登山を約半年振りに再開！
始発で自宅を出てから約8時間。長かった〜

9/21 13:54

みくりが池です。
今日から明日までは晴れ予報だったんですけどね。

9/21 14:05

舗装路だけど、久しぶりの自然の雰囲気はやっぱり最高です。早くガス晴れてくれ〜。

9/21 14:09

雲が晴れて稜線出ました。山は綺麗だなぁ〜。

9/21 14:13

テント場見えた〜！
今日は人多いけど、張れる場所あるかな？

9/21 14:13

拡大
あちこち隙間は残ってるよう。
わくわくするなぁ〜

9/21 14:18

室堂から雷鳥沢まで約1時間の散歩。
この道、帰りがなかなか大変なんだなw

9/21 14:23

雷鳥沢野営場に到着！
1年振りのテント泊でザックを背負えるか不安だったけど、案外余裕でした。

9/21 14:27

隅っこの辺りに眺めの良さそうな空きスペースを発見！

9/21 14:42

ジャーン！
設営完了！した途端にまた雲が・・・

9/21 14:45

自分のテントから野営場の中心部に向けて一枚。
ちょっと離れた所なので静かに過ごせました。

9/21 15:08

メッチャ良い天気になってきたー
てなわけで、みくりが池温泉に戻ってひとっ風呂浴びてきます。

9/21 15:11

おっ！色づいてる所もありますねー

9/21 15:35

みくりが池温泉に来ましたが、コロナの影響で日帰り入浴は中止となってました。
建物の外にそれ出しとけっつうの。

9/21 15:47

仕方ないので、風呂上りに飲むつもりだったビールをグビっと。

9/21 16:15

晴れてくると、大日までの稜線がくっきり。
いつかあの稜線を歩くぞー

9/21 16:15

明日は剱御前直登ではなく新室堂乗越経由で立山周回します。
ちょうど写真やや左の鞍部の辺りに向かって登ります。

9/22 5:00

2日目、朝5時ちょうどです。
久しぶりのテント泊で眠りが浅かったですが、寝坊しないで起きれました。
テントはそのままにして日帰りのパッキングで縦走に行ってきます。

9/22 5:21

20分ほど登って来ました。
朝の静けさも久しぶりだなぁ〜

9/22 5:25

新室堂乗越に着きました。
ここから剱御前小舎に向かいます。

9/22 5:26

ここで反対側の大日岳も1枚。

9/22 6:00

室堂方面を撮ってみます。
遥か遠くにも山が見えますねー

9/22 6:01

拡大
薬師岳だと思います。

9/22 6:01

剱御前小舎が近づいて参りました。

9/22 6:01

拡大
人の動きもハッキリ見える。

9/22 6:03

これから向かう立山連峰。
稜線の向こうから陽が差してきました。

9/22 6:03

雄山を拡大
もう登っている人もいるだろうな。

9/22 6:03

更に拡大
やっぱりいます。
御来光を山頂から見れたら良いでしょうね。

9/22 6:10

ふと気づいて、もう一枚。

9/22 6:11

拡大
立山連峰の先にも鋭く尖った山。

9/22 6:11

更に拡大
言わずもがな。槍ヶ岳ですね。一の越山荘とのツーショット。
こうやって見ると、全然遠近感ないな（笑）

9/22 6:20

もうすぐ剱御前小舎。人の声も聞こえます。
稜線に立てば剱が見れると思ってわざわざ遠回りの計画立てたのに、全然見えんかった。
下調べ甘かったです。

9/22 6:21

着きました〜
トイレもありますので、ちょっと軽量化してからリスタートします。
朝の野営場のトイレは大行列でしたからね。

9/22 6:36

小屋から先の稜線は強風ゾーン。
手袋を厚いやつに交換しました。2種類持って来ておいて良かった。

9/22 6:44

むむっ！剱出た！！

9/22 6:44

下に広がってる剱沢キャンプ場なんて、絶対眺望良さそうに決まってんじゃん！
ここはいずれ必ず行きます。

9/22 6:51

微妙に晴れてきました。
今立ってるこの稜線、風の通り道で凄く寒いです。

9/22 6:52

拡大
山頂は綺麗な形ですねー

9/22 6:52

更に拡大
山頂は意外と人少ないかな。
俺もいつかはあの頂へ。

9/22 6:55

今日イチの剱のベストショット。
実は、剱は今まで写真でしか見たことありませんでしたので、近くで見れてメッチャ嬉しいです。

9/22 6:55

調子に乗ってチョイ拡大してみたり。
やっぱり、山はイイですねぇ〜

9/22 6:57

剱御前までの稜線も良い感じ。
オレの夏山シーズンは今始まったばかりですよ全く。

9/22 7:09

剱を眺めながらのんびり歩いていると別山に着きました。

9/22 7:10

ここからの剱もイケメンやね。
超絶景です！

9/22 7:13

奥に伸びる尾根も凄いな。

9/22 7:15

別山北峰への道。
晴れてきたし、気持ちいい。

9/22 7:19

北峰です。
少し奥に進むと剱がよく見えます。

9/22 7:20

ここからの剱もイケメン！（2回目）
もちっと前に出て撮れば良かった。

9/22 7:20

拡大
ここから別山に戻って立山に向かうと、もう剱は見れなくなるからしみじみと眺めてました。

9/22 7:25

剱を見納めて、本題の立山へ。

9/22 7:48

相変わらず風が強いので、風下でひと休みします。
所々でもう葉が色づいてますね。

9/22 8:01

室堂方面を撮ってみました。
テント場も小さく映ってます。テントの数もだいぶ減ってるみたい。

9/22 8:04

真砂岳です。
前に来た時はこんな山頂碑なかったような。

9/22 8:05

山頂から室堂に向けて一枚。
小さく弥陀ヶ原まで見れますねー。

9/22 8:08

大走り分岐の辺りからこれから進むべき立山連峰を眺めます。
富士ノ折立までがキツそうだな〜

9/22 8:10

大日岳へ伸びる稜線の何と美しいことか。
もっと右に寄せて撮ればよかった。

9/22 8:10

拡大
大日とその更に先の奥大日。
ランプの宿は気になっている山小屋の一つですが、この写真では見えないですね〜。

9/22 8:27

コルの所です。
気合い入れて急登に向かいます。

9/22 8:49

富士ノ折立まで登ってきました。
前回来た時はスルーしてしまったので、ピークまで来れて良かった。
てか、誰だこんな山頂碑作ったやつは？

9/22 8:49

別山と真砂岳。
さっきまで歩いていた稜線です。残雪期で好条件なら行けそうな気もするなぁ。

9/22 8:52

回れ右して、大汝山と雄山。
別山から雄山までは荒涼としてますね〜
逆に、それがゆえの霊山なんだよな。

9/22 8:52

遠くの鋭利な山といえば・・・

9/22 8:52

・・・槍ヶ岳！
来年こそはもっと近くで撮りたい、いや久々にピークを踏みたいですわ。

9/22 8:53

槍ヶ岳から少し右に見えるのは笠ヶ岳ですね。
笠はどこから見ても綺麗。

9/22 8:58

前回来た時はここで写真を撮って終わりにしてしまいました。

9/22 9:05

大汝山の休憩所です。
いつも閉まってるのかな？

9/22 9:10

大汝山です。
こっちが立山の最高峰ですが、何で雄山の方に祠とかあるんだろう？
てか、富山県は山頂碑くらい作れ(笑)

9/22 9:13

大汝の山頂から雄山まではもうすぐそこ。
だんだん人が増えてきます。

9/22 9:22

祠を目指して歩きます。

9/22 9:26

山頂直下まで来ました。
ピークハントしに行ってきます。

9/22 9:28

こちらも混雑してましたが人がいなくなったスキにパシャリ！
これで立山の3つのピークすべて踏みました。

9/22 9:29

今まで歩いて来た道。
富士ノ折立は大汝の陰かな？

9/22 9:34

休憩所の前からピークを撮ってみます。
神々しいな。

9/22 9:50

立山は一等三角点。
将来、山に登り尽くして目標がなくなったら一等三角点でも制覇しようかな〜。

9/22 9:53

雄山のピークから後立山連峰を眺めてみます。

9/22 9:53

一番北から、白馬岳と唐松岳ですね。
ここは稜線繋げるか迷うところ。

9/22 9:53

カメラを右にずらして南に移動していきます。
これは五竜岳。
百名山だけあって、山容がカッコイイっす。

9/22 9:53

さらに南へ。
こちらは鹿島槍ヶ岳。
ここからだと双耳峰には見えないんですね。

9/22 9:53

この辺は針ノ木岳とか蓮華岳です。
ここからだとあまり特徴が見られないかな〜

9/22 9:56

ピークから休憩所に戻ります。
前来た時は開いてたような。

9/22 10:07

下山の途に就きます。
一ノ越山荘までだいぶ遠いなぁ〜

9/22 10:19

下りは苦手なので休み休み下ります。
室堂方面を眺めながら。
今日は晴れ予報だったんだけどな。

9/22 10:39

一ノ越まで降りてきました。
この辺は、子連れファミリーやにわかハイカーがいっぱい。
トイレを借りてひと休みしました。

9/22 10:29

東一ノ越への道。5年前に立山来た時は黒部湖からこの道を通って登って来ました。今は誰も歩いてません。
確かに、この道歩いて来るヤツって、なかなかの変わりもんだよな（笑）

9/22 10:43

過去をしみじみ振り返ったら、テント場へ戻ります。
この辺はもう登山道っていうより遊歩道っぽいな。

9/22 10:56

下っていく時にこの分岐を見過ごして、10分ほどロスしてしまいました。
ここを折れてテント場へ直行します。

9/22 10:57

ペンキとかの表示もないし、ルートが分かりにくいのですが、よく見ると微妙に石が黄色く変色しています。
写真だと分かりにくい。

9/22 11:17

ガレ場を過ぎるとあとは歩きやすい道。
計画よりも早く進めているので、のんびり写真を撮りながら進みます。

9/22 11:17

テント場拡大
だいぶ数が少なくなってきたみたい。

9/22 11:24

草むらから何やらガサゴソと音がしたので見てみると・・・

9/22 11:24

おおおっ！！！
雷鳥だーーー！

9/22 11:24

うわーー嬉しい！
雷鳥見れたのはいつ以来だろう。

9/22 11:24

雷鳥って、ハイマツの所に潜んでるのかと。
周りにハイマツはあまりなかったけどなぁ。

9/22 11:25

うわっ！目が合った！！

9/22 11:25

お尻かわいい。

9/22 11:26

岩の上にもう一羽いました。

9/22 11:27

みんなかわいいね。
動かないのでしばらく見てました。

9/22 11:27

この2羽の他にもあと3羽くらいいたと思います。
またね〜

9/22 11:38

テント場までの道。
この道は人が少ないし景色も良いから大好き。

9/22 11:45

右手側には立山の稜線。
緑の付き方が独特な感じがするんだよなー

9/22 11:45

カメラをちょい左に動かします。
茶色く色づいた頃も良さそうですね。

9/22 11:46

木で整備もされてるし、なんで人少ないんだろう。
オレは立山の稜線よりもこっちの方が好き。

9/22 11:54

そろそろテント場が見えてきました。
約半年もの間、山不足な生活だったからリフレッシュ出来ました〜

9/22 11:57

沢をいくつか渡ります。
沢の音もイイね。

9/22 12:01

細い道らしきものをなぞって歩いていると、また沢に出ました。
ショートカットがてら渡渉をしてテントに戻りました。
渡渉ポイント探すのに時間かかりましたが。

9/22 12:10

マイテントに帰還です。
楽しかったー！

9/22 12:16

シュラフとか鍋とか出しっぱなしだったので、お菓子を食べながらのんびり後片付けします。
もう一泊ここにいたいなぁ〜

9/22 13:22

テントを畳んで、温泉に入って室堂へ戻ります。
久々の登山、楽しかったです。
今年中にあと何回かテント泊できればなぁ〜
では、おつでした〜

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX700 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ 携帯トイレ

感想

もっつぁ〜

半年ぶりの登山！
いやー、自粛期間長かったー。

2020年もあと少しでテント泊の登山シーズンが終わるという中、なんとかギリギリのタイミングで北アルプスに駆け込むことが出来た。

登山の準備で食材を買い込むのも、デカいザックを担ぐのも、登山靴履くのも、新幹線に乗るのも、写真を撮るのも、歩いていて息が切れるのも、全部、すべてが懐かしく感じられた。

登山だけで言えば半年ぶりだが、テント泊となると1年以上もブランクができてしまっていた。

準備にはいつも以上に時間をかけてチェックをした。
テントやエアーマットを広げてみてカビが生えていないか確認し（エアーマットにはカビが生えてたので綺麗に拭き取った）、モバイルバッテリーも充電し直し、ヘッドライトの電池も交換し、装備のありとあらゆるジッパーほぼ全部が錆びついていたのでモンベルのスムースライダーで滑りを良くし（これが一番大変だった）・・・などなど、4連休の前半はいろいろと忙しくなってしまった。

室堂に着いた時は肌寒く、“山”に来たことを実感させてくれた。

自宅のベッド以外で寝ることが久々だったので、眠りが浅くやや寝不足の状態で縦走に出た。

自粛期間中もランニングは欠かすことはなかったためか、山道を歩いていても思ったほど体力的なブランクを感じることなく歩くことが出来た。

大日岳と立山連峰に囲まれた大自然の中でテントを張ってのんびり過ごせたのも良かったし、途中で見た剱の姿も最高だったし、雄山から見た後立山連峰も良かったし、雷鳥に出会えたのも嬉しかったし、やっぱり山は素晴らしいと改めて感じさせてくれた。

10月も晴れの週末を狙って、またどこかの山にテントを持って繰り出したいと思う。