朝焼けと雲が作り出す絶景を楽しんだ唐松岳＆五竜岳

2020年10月06日(火) 〜 2020年10月07日(水)

• GPS: 28:37
• 距離: 21.5km
• 登り: 1,999m
• 下り: 2,288m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:53
• 休憩: 3:52
• 合計: 6:45

9:14 八方池山荘
9:36 9:36 石神井ケルン
9:47 9:47 第2ケルン
9:54 9:55 八方ケルン
10:03 10:07 第三ケルン
10:08 11:21 八方池
12:01 12:09 扇雪渓
12:21 12:39 丸山
13:28 14:31 唐松岳頂上山荘
14:43 15:48 唐松岳
15:59 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 5:25
• 休憩: 2:05
• 合計: 7:30

6:22 唐松岳頂上山荘
6:30 6:37 唐松岳
6:47 7:10 唐松岳頂上山荘
7:16 7:21 牛首
8:01 8:02 大黒岳
8:42 8:45 白岳
8:46 8:46 遠見尾根分岐
8:52 9:00 五竜山荘
9:34 10:30 五竜岳
11:02 11:23 五竜山荘
11:27 11:27 遠見尾根分岐
11:32 11:32 白岳
12:07 12:07 西遠見山
12:32 12:33 大遠見山
12:58 12:58 中遠見山
13:10 13:10 小遠見山
13:43 13:43 地蔵の頭
13:51 13:51 白馬五竜アルプス平
13:52 ゴール地点

天候

1日目:曇り時々晴れ→曇り 2日目:晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

前日に白馬駅近くのホテルに宿泊して徒歩でゴンドラ乗り場まで移動。
八方アルペンラインで八方池山荘まで登ってからスタート。
https://www.happo-one.jp/

下りはアルプス平からテレキャビンを利用。（徒歩では下りられない）
https://www.hakubaescal.com/

コース状況／危険箇所等

唐松岳頂上山荘から五竜岳へ向かう時の序盤の下りと五竜岳頂上付近は慎重に。
今回歩いた中では一番緊張感を持って進む所だったと思います。

その他周辺情報

下山後は十郎の湯へ。
https://mall.hakubamura.net/juro/
徒歩で行けます。
また、十郎の湯から大糸線の飯森駅までは徒歩5分程度。

写真

10/6 9:12

八方池山荘に到着した時点では真っ白だったので少し待ってから出発。紅葉が綺麗です。

10/6 9:24

紅葉の先には鹿島槍ヶ岳と五竜岳が姿を見せてくれました。

10/6 9:29

白馬三山（白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳）も姿を見せてくれました。

10/6 9:29

8月に歩いた小蓮華山〜白馬三山を見る事が出来ました。

10/6 9:42

進行方向には不帰ノ嶮が見えてきました。

10/6 9:44

紅葉と不帰ノ嶮。見ている分には綺麗な景色です。（歩くのは少し怖い）

10/6 9:49

白馬三山から天狗の大下り手前まで。

10/6 9:49

不帰ノ嶮がより近く見えるようになってきました。

10/6 9:49

ここから見る白馬三山は迫力があります。

10/6 10:00

八方池の周りは紅葉が綺麗です。

10/6 11:10

八方池に下りてきたらちょうどガスで真っ白に。しばらく粘ったけど八方池から白馬三山を眺める事は出来ず。

10/6 12:32

丸山で再び少しだけ雲が晴れて不帰ノ嶮が姿を見せました。二峰と三鋒かな。

10/6 12:43

丸山の先で登山道を歩いて下りてくる雷鳥に出会いました。

10/6 12:44

この雷鳥は結構白くなってきています。

10/6 12:45

もう1羽歩いて来ました。

10/6 12:46

雷鳥が食事をしている瞬間を撮れた。口の中に葉が入ってる。

10/6 12:51

もう1羽の雷鳥を見ているのだろうか。

10/6 13:02

山小屋が近くなってきた時点で再び雲の中から不帰ノ嶮が見え始めました。

10/6 13:21

雲の中から姿を見せる唐松岳と不帰ノ嶮が格好良い。

10/6 13:21

唐松岳の手前のピークと合わせて双耳峰みたいに見える。

10/6 13:22

この角度から見る唐松岳が良い。

10/6 13:27

唐松岳頂上山荘前から見た唐松岳。（この後は夜まで雲の中に隠れました）

10/6 13:30

唐松岳頂上山荘にチェックイン。

10/6 14:44

山頂は雲の中で真っ白だけど一応当日中に山頂に立とうと思って向かうと雷鳥に出会いました。

10/6 14:48

ここでも雷鳥はお食事。

10/6 15:01

唐松岳山頂に到着です。さすがにこの状況だと誰も来ない。

10/6 15:26

山小屋に戻る途中にも雷鳥。

10/6 15:41

2羽仲良く一緒に行動中。

10/6 15:44

動きが揃っていて可愛かったです。

10/6 15:45

しばらく眺めていると登山道の方に向かって登ってきました。こっちを見ている？

10/6 15:46

振り向き雷鳥。

10/6 15:48

何度も姿を見せてくれてありがとうと感謝してお別れしました。

10/6 17:03

唐松岳頂上山荘での夕食。ハンバーグ、白身魚、帆立が美味しい。

10/7 5:33

日の出前、小屋の裏から見た白馬三山方面。

10/7 5:33

日の出前の唐松岳。

10/7 5:33

日の出前の不帰ノ嶮。

10/7 5:34

日の出前の白馬岳。

10/7 5:35

日の出前の立山＆劔岳。

10/7 5:36

日の出前の五竜岳。

10/7 5:41

朝焼けが始まりました。

10/7 5:42

下には雲海、上には薄い雲が出てる朝だったので、良い感じに色付いてきていました。

10/7 5:42

日の出直前の白馬三山方面。

10/7 5:43

日の出直前の不帰ノ嶮。

10/7 5:43

日の出直前の唐松岳。

10/7 5:45

日の出直前の雲海と上層の雲、美しい景色です。

10/7 5:45

雲は多い朝だったけど、富士山、八ヶ岳、南アルプスは良く見えていました。

10/7 5:47

太陽が出てきました！

10/7 5:48

雲に隠れると思っていたので御来光を見れて嬉しかった。

10/7 5:49

朝焼けの唐松岳。

10/7 5:49

朝焼けの不帰ノ嶮〜白馬三山。

10/7 5:49

朝焼けの白馬三山〜小蓮華山。

10/7 5:50

朝焼けの立山＆劔岳。

10/7 5:50

朝焼けの劔岳。

10/7 5:50

朝焼けの立山。

10/7 5:50

朝焼けの五竜岳。

10/7 5:51

再び小蓮華山から白馬三山。

10/7 5:51

唐松岳と小蓮華山。最高です。

10/7 5:51

朝焼けが終わるまで眺めてしまう。

10/7 5:52

唐松岳頂上山荘と五竜岳。そして立山＆劔岳。奥には薬師岳や水晶岳方面まで見える眺めの良い所でした。

10/7 5:53

朝焼けタイムが終わる。

10/7 5:53

だんだん色が元に戻ってきました。

10/7 5:54

太陽が上の雲の中に隠れました。

10/7 5:55

立山と剱岳の朝焼けタイムも終わる。

10/7 5:58

小屋の前から見た五竜岳、立山、劔岳。

10/7 5:58

朝焼けタイムが完全に終了。前日小屋に着いた時とは違い、綺麗に見えている唐松岳。

10/7 6:04

唐松岳頂上山荘での朝食。

10/7 6:30

前日は真っ白だったので五竜岳へ向かう前に唐松岳の山頂へ。

10/7 6:31

唐松岳山頂から見た不帰ノ嶮〜白馬三山〜小蓮華山へ続く稜線。

10/7 6:31

不帰ノ嶮〜白馬三山〜小蓮華山をアップで。迫力があります。

10/7 6:32

唐松岳山頂から見た五竜岳。背後には北アルプスの山々を見る事が出来ます。

10/7 6:32

五竜岳をアップで見ると迫力があります。背後には後立山連峰が続く。

10/7 6:33

剱岳と立山。薬師岳や水晶岳、槍ヶ岳まで見渡せます。

10/7 6:33

立山、剱岳、毛勝三山。

10/7 6:33

立山と薬師岳。

10/7 6:34

水晶岳、赤牛岳、針ノ木岳。

10/7 6:34

ゴツゴツした五竜岳の姿。

10/7 6:35

早朝よりも富士山、八ヶ岳、南アルプスの姿がハッキリと見えるようになっていました。

10/7 6:36

唐松岳山頂から見た唐松岳頂上山荘。テント場は結構下まであるようです。

10/7 7:27

五竜岳へ向けて出発。楽しい稜線歩きの始まりです。

10/7 8:02

大黒岳。ここまでは結構緊張感を持って歩く必要のある場所がありました。

10/7 8:02

五竜岳が近づいてきた。

10/7 8:16

唐松岳を振り返ると東側から雲が。

10/7 8:16

この角度で見ると正面から見ている感じがある。

10/7 8:16

谷の向こう側に剱岳と毛勝三山。この辺ですれ違った方に五竜岳は最高だったと聞いて期待が高まりました。

10/7 8:22

この日も雷鳥に出会う事が出来ました。

10/7 8:27

更に近づく五竜岳。そして上空は青空が出てきました。

10/7 8:37

唐松岳を振り返ると、そこには美しい縦走路が。

10/7 8:45

白岳から見た五竜岳。

10/7 8:45

白岳から見た唐松岳。

10/7 8:53

五竜山荘に着いた時にはかなり青空が出てきて、五竜岳が輝きだしたように見えました。

10/7 9:11

山頂に近づくにつれてガレ場や少し険しい足場が出てきます。

10/7 9:13

遠くから見るのと近くから見るのでは印象が全然違う。

10/7 9:38

五竜岳山頂に到着です。

10/7 9:38

五竜岳から見た唐松岳、白馬岳。

10/7 9:39

五竜岳から見た立山、劔岳。

10/7 9:39

五竜岳から見た鹿島槍ヶ岳。こちら側から見る鹿島槍ヶ岳は印象がまた異なる。

10/7 9:39

五竜岳から見た劔岳、立山、薬師岳、水晶岳等の北アルプスの山々。

10/7 9:40

五竜岳から見た白馬岳への稜線。とても美しいです。

10/7 9:42

白馬岳方面を背景に記念撮影。

10/7 9:46

五竜岳から見た剱岳。北アルプスの100名山で唯一登頂していない山です。

10/7 9:46

五竜岳から見た立山。

10/7 9:46

五竜岳から見る北アルプスの山々の景色も素晴らしい。

10/7 9:49

五竜岳から見る立山、薬師岳。

10/7 9:50

五竜岳から見る針ノ木岳、蓮華岳。

10/7 9:50

五竜岳から見る唐松岳〜不帰ノ嶮〜白馬三山〜小蓮華山。

10/7 10:03

五竜岳から紅葉する谷を見下ろしながら立山と剱岳を眺める。

10/7 10:04

五竜岳から見る鹿島槍ヶ岳と槍ヶ岳。

10/7 10:06

五竜岳から見る白馬岳方面はずっと見ていられる。

10/7 10:06

東側から雲が押し寄せてきているのも良い。

10/7 10:06

唐松岳〜不帰ノ嶮〜白馬三山〜小蓮華山。

10/7 10:06

見ていて飽きません。

10/7 10:07

小蓮華山から白馬三山へはまた歩きたい稜線。

10/7 10:07

五竜岳から見る白馬岳。白馬鑓ヶ岳の白さと白馬岳の黒さが目立つ。

10/7 10:08

雲が良い感じに出てきたので再び撮影。

10/7 10:08

唐松岳〜不帰ノ嶮〜白馬三山〜小蓮華山。雲が良い感じに仕事をしています。

10/7 10:10

五竜岳から見た鹿島槍ヶ岳。縦に撮影するとより良い感じ。

10/7 10:16

雲が更に流れてきました。

10/7 10:16

雲の中に入ってしまうのは嫌だけど、こうして見る分には美しい景色を作り出してくれる。

10/7 10:17

雲をまとう唐松岳〜不帰ノ嶮〜白馬三山〜小蓮華山。

10/7 10:20

五竜岳から白馬岳まで続く稜線と雲が美しい。

10/7 10:21

雲と唐松岳〜不帰ノ嶮〜白馬三山〜小蓮華山。

10/7 10:21

快晴の日も良いけど、こういう雲の出ている日も良いと感じました。

10/7 10:21

鹿島槍ヶ岳を逆行を補正して撮影してみました。

10/7 10:28

この景色とのお別れは名残惜しいけど下山を始めます。

10/7 11:30

白岳付近で振り返ると五竜岳と鹿島槍ヶ岳が雲で隠れそうになっていました。

10/7 11:31

唐松岳方面はまだ山が雲をガードしていました。

10/7 11:36

五竜岳は再びハッキリと見えるようになり、鹿島槍ヶ岳は隠れそうになっています。

10/7 11:38

遠見尾根から見る五竜山荘と五竜岳。

10/7 11:52

遠見尾根を少し下ってから振り返ると紅葉と五竜岳が美しかった。

10/7 11:53

カールが良い感じです。

10/7 11:53

雲から頭を出す鹿島槍ヶ岳。

10/7 11:56

遠見尾根はこのカールを眺めながら登れるのが良さそうです。

10/7 13:32

アルプス平の辺りは紅葉が見頃でした。

10/7 14:54

下山後は十郎の湯で疲れを癒しました。良い湯でした。

撮影機器：

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

Xperia 10 II SO-41A docomo SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 針金 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ハードシェル 毛帽子 枕カバー インナーシーツ 除菌液 マスク 歯ブラシ クマよけの鈴 耳栓 体温計 充電用USBケーブル

感想

sola

1週間前の鹿島槍ヶ岳に続いて五竜岳へ。
不帰ノ嶮や八峰キレット以外の白馬岳〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳間を歩く最後の回でした。

1日目は麓から白馬三山が見えていましたが、ゴンドラとリフトで八方池山荘に着いた時点で真っ白。
少し待つと雲が少し晴れてくれたのでスタート。鹿島槍ヶ岳や白馬三山を見ながら楽しく登れました。
八方池辺りまで紅葉が見頃だったので紅葉や雲との組み合わせが良い景色を作り出していました。

しかし八方池に到着すると雲に包まれてしまい、八方池からは白馬三山を見る事は出来ず...
1時間以上粘ったけど晴れる事はありませんでした。来年以降、快晴の日を狙いたいところです。

ガスったという事で八方池の先では雷鳥との出会いもありました。
唐松岳山頂付近でも雷鳥に出会う事が出来て、白い世界の中でも癒しの時間をもらえました。

2日目は雲が多めでしたが、高曇りの状態で北アルプスの山々を朝から広く見渡す事が出来ました。

御来光は小屋の裏にある少し高い所から見る事に。
朝焼けの唐松岳、白馬三山、不帰ノ嶮、立山、剱岳等、素晴らしい景色を堪能する事が出来ました。
御来光の瞬間は雲が徐々に赤色に染まっていくのが美しかったです。

御来光を見た後は小屋で朝食を頂いてから一度唐松岳の山頂へ行き、景色を楽しんでから五竜岳へ向かいました。
五竜岳は近づけば近づくほど迫力と格好良さがあり、稜線を歩いていて何度も足を止めて眺めていました。
鹿島槍ヶ岳側から見るのとは印象が全然違いました。今回の方から見る方が個人的には好きでした。

五竜岳へ向かう途中でも雷鳥に出会えました。
この2日間は雷鳥との出会いの確率が過去最高に高かったです。

更に五竜岳へ近づくにつれて空が青空に変化し始めて五竜山荘に着いた時は日の光を浴びる五竜岳が輝いているように見えました。
五竜岳の山頂に着いた時も青空。360度の素晴らしい景色を十分に堪能する事が出来ました。

五竜岳から見る白馬岳方面の景色は特に素晴らしいものでした。
しばらく見ていると雲が流れてきて美しい景色を何度も作り出してくれていて、見ていて飽きませんでした。

鹿島槍ヶ岳も目の前に見えて迫力がありました。
鹿島槍ヶ岳も見る側が異なると印象が全然違うと感じました。鹿島槍ヶ岳は爺ヶ岳側から見る方が好きかな。

1日目は真っ白でどうなる事かと思いましたが、最終的にはこの雲が美しい景色を作り出してくれて大満足の山行となりました。

五竜岳に登った事で北アルプスの100名山は残り1座となったので、来年登るぞと思いながら剱岳を眺めていました。