ツクモグサ目当ての八ヶ岳(赤岳・横岳&硫黄岳)
- GPS
- 29:21
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,606m
- 下り
- 1,588m
コースタイム
6:15駐車場スタート-8:55行者小屋9:30-10:58文三郎尾根分岐-11:45赤岳頂上12:00-12:40赤岳天望荘(昼食)13:05-13:15地蔵の頭-14:45三叉峰-15:10横岳(奥の院)-15:50硫黄岳山荘(泊)
6/9(日)
4:25御来光-6:50硫黄岳山荘スタート-7:20硫黄岳(山頂部)8:00-8:10赤岩の頭8:20-9:30赤岳鉱泉9:45-10:40林道終点(駐車場)-11:25駐車場
天候 | 6/8(土)晴れ時々曇、6/9(日)快晴 気温はスタート時8℃、稜線は14〜15℃くらい |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道152号(メルヘン街道)「山寺上(Aコープ目印)」を県道17号へ右折 「南大塩」を左折 縄文の湯を過ぎて一つ目の信号「尖石考古館西」を八ヶ岳エコーラインへ右折 道なりに進み「一番塚」を左折 県道484号と出合う変則交差点(「学林」のバス停あり)を美濃戸口方向へ 「八ヶ岳山荘」の施設を右に見て林道へ進入し美濃戸登山口へ (ここまで、諏訪湖SAから途中コンビニで買い物しても1時間弱でした) 赤岳山荘の駐車場利用(2日で2000円)、トイレは有料(50円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは赤岳山荘にあります。提出を忘れても美濃戸山荘でも預かってもらえます。(用紙もあります) 行者小屋まで(南沢コース)は危険箇所はありません。行者小屋の手前に少しだけ雪が残っていますが、まったく問題ありませんでした。 行者小屋から阿弥陀岳への分岐まで残雪がありますが、アイゼンの必要はありません。 文三郎尾根は登りに使う分には危険はありません。下りは高度感があり、階段の踏み外しに注意必要と思います。 文三郎尾根分岐から赤岳頂上までは、鎖場・梯子が連続する区間です。体力的にも疲れが溜まって来ており、滑落注意です。 赤岳から天望荘のあるコルまでは急勾配ですが、靴のフリクションを効かせて下れば問題ありません。鎖もありますが使用する機会はあまりありませんでした。 横岳区間も鎖・梯子の設置も多く、アップダウンもあり、気の抜けないコースです。しかし、慎重な行動を心掛ければ、見た目よりも安全だと思います。 横岳(奥の院)から下りて硫黄岳山荘までは、ザレているところもありますが基本的に安全なコースです。 硫黄岳山荘から硫黄岳、硫黄岳から赤岩の頭は快適な稜線コースです。 赤岩の頭から赤岳鉱泉は樹林帯のコースで所々に残雪がありますが、靴底の土が表面を覆っており、雪と気づかないものもありましたが、アイゼンなしでも滑ることはありませんでした。 赤岳鉱泉から林道までは木製の橋・桟道の連続する区間です。濡れていなければまったく問題はありません。 最後の林道区間は単調なコースです。 |
写真
感想
ヤマレコを読んで初めて「ツクモグサ」の存在を知りました。
nori3さん、tekutekugoさん、pasocomさんのお三方に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
その可憐な姿に惹かれ、今回の山行を思いつきました。
皆さんは日帰りで済まされていますが、鈍足の私たち夫婦がゆっくり山と花を楽しむためには、どうしても1泊が必要と判断し、硫黄岳山荘を予約しました。
昨年秋に私は独りでこのコースを歩いて感動し、翌週、嫁はんを連れて再訪しましたが、その時は赤岳はパスして、地蔵尾根を選択しました。(嫁はんに何を云われるか心配したからです。)
今回も迷いましたが、嫁はんの経験値も上がっており、赤岳(文三郎尾根)も大丈夫と判断して赤岳挑戦を決め、何とか赤岳のピークを極めることが出来ました。
先週の小秀山では私がバテましたが、今回は嫁はんがバテてしまい相当苦しそうでした。八ヶ岳は山小屋が多く、トイレの心配もなく、水や食料も容易に手に入るのでザックも軽めにしたのですが・・・
その一環で今回は昼食は持参せず、赤岳天望荘のカレーを頂きました。丁度、録画を忘れたNHK連続テレビ小説の”あまちゃん”の時間だったので、小屋で見せてもらいラッキーでした。
赤岳天望荘では外来者の食事に付けるお茶は無料ですが、水は有料とのことでちょっと意外でした。結局、行者小屋で汲んだ水を飲みました。
さて、お目当てのツクモグサはすぐに発見できましたが、日当たりが今ひとつのようで開いた花はありませんでした。また、西側の急斜面に張り付くように咲いている花も多く、望遠ズームマクロが大活躍しました。
硫黄岳山荘は布団1枚に一人の状況で結構な宿泊者でした。(私はバスで云えば補助席のような、通路に敷かれたポジションでした。)
山小屋での楽しみは何と云っても、同宿者との交流です。今回も食事のときに隣り合わせになった写真好きの熟年カップル(ご夫婦ではなく、写真友達とのことでした)から、食後の談話室で、山のこと、花のこと、写真のこと・・・と色々話を聞かせていただきました。
今回、ヤマレコの代表画像にしたツクモグサの”成れの果て”は、その女性に私が撮った画像を見てもらい、名前を教えてもらう中で、彼女が私のカメラを持って小屋スタッフのところまで行って調べてくださいました。
翌日は私たちは硫黄岳を回って下山するだけなので気が楽でしたが、結果的には昨夜のご両人より早く出発しました。
朝から快晴で、きっとツクモグサも開いたことでしょう!?
もっと元気があったら、逆コースでもう一度ツクモグサに会いに行ったかも知れませんが、そこまでの元気はありませんでした。
硫黄岳へ向かうの稜線から、赤岩の頭に向け登る一団を発見しどこで出会うかと思いましたが、結局、赤岩の頭から硫黄岳への途中で出会いました。
その一団は高校生?で、総勢は50名は下らないと思いました。引率の先生が「各班長、下山者に道をあけろ」と叫ばれていました。「常識はずれの人数で来ています。」と云われましたが、中々よく訓練されている集団で、すれ違いざまの挨拶も元気良くしてくれました。
途中、赤岳鉱泉で休憩し鈍足夫婦は11時半くらいに駐車スペースに戻って来ました。(美濃戸山荘でソフトクリームを買って食べながら歩きました)
その後、縄文の湯(400円)で入浴・食事をして帰路に就きました。
尚、GPSログは初日の横岳を過ぎた辺りで電池切れの警告がなりましたが、後わずかで山小屋だったので電池交換せずその間にした結果、途中で切れていました。自宅に戻ってカシミール3Dでログを接続しています。
それは間違い無くニャンコ岩です!!!
この山域のヤマレコは多いのですが、どなたもこの岩をUPされなくて、淋しい思いをしておりました。
ありがとうございました!!
abukataさん、こんばんは
3枚目の青いザックの者です(^^)
大同心のクライマーさん、私も見ました!
でもニャンコ岩は、分かりませんでした
再訪の際は、注意深く探したいと思います
8日は霞みがちでしたが、翌日は遠くの山々を見ることが出来たのですね!
ご来光 も見られたようで、羨ましいです
写り込んでしまい、失礼いたしました。
他の方が見つけられているウルップ草やホテイランは発見できないのに・・・
こういうものは見つけてしまいます。
またどこかの山でお会いできることを楽しみにしています。
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