谷川岳〜一ノ倉岳〜茂倉岳プチ縦走 ❝谷川ブルー❞が眩しくて・・・♪
クライムジャンキー
体力度について
- GPS
- 09:16
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,610m
- 下り
- 1,582m
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- 山行
- 8:28
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 9:17
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストは土樽駅、土合駅、谷川岳ベースプラザ、谷川岳登山指導センターにあります。 登山道に特に危険箇所はありませんが、雨の翌日は泥濘や蛇紋岩が滑るのでそこだけは要注意です。肩の広場の大量の雪田をトラバースし肩の小屋へ向かう時は南側急斜面の為、ここも要注意です。出来れば軽アイゼンかチェーンスパイクがあると安全かと思います。まあ、日中は雪が柔らかくなっていれば無くても注意して歩けば問題ありません。 ※ノゾキ先から一ノ倉岳への上りの中腹で登山道の東側(一ノ倉沢側)が半分位崩落している箇所あり。ここは要注意です。その直ぐ先にもヒビ割れ箇所あり。茂倉新道茂倉岳避難小屋先も南側にキレている場所にも一部ヒビ割れ箇所あり。注意が必要です。 ノゾキはあまり覗きすぎないように・・・。 |
| その他周辺情報 | 下山後は 日帰り温泉「岩の湯」(500円)がお薦めです。 スイーツは 湯沢のパティスリースフェールマルヤの越後のコッコロール（税込1,200円）がお勧めです。 |
写真
ラクダの背から見た僕CJ越しの西黒尾根〜トマノ耳〜オキノ耳。ここで、一緒になった男性に撮って頂きました。ありがとうございました。
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ピンボケですが、咲き始めたユキワリソウ。ハクサンコザクラに似ていますが、ユキワリソウは花びらの切れ込みが浅い〜深いが交互になっています。ハクサンコザクラはすべて花びらの切れ込みは深いです。
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もう少しで花開くホソバヒナウスユキソウ。結局 開花している株は見つけられませんでした。他の人のレコには開花しているホソバヒナウスユキソウがアップされていたので、見つけられず、残念でした。
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コシジオウレン（ミツバノバイカオウレン）。普通のバイカオウレンは葉っぱが5枚ですが、コシジオウレンは葉っぱが3枚です。だから、ミツバノバイカオウレンなんです。
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茂倉岳登山口駐車場に到着。茂倉岳周辺登山道案内図。※西黒尾根のザンゲ岩（ゴリラ岩）が❝サンゴ岩❞になっています。関係者の方がいらっしゃいましたら、訂正をお願いします。
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 令和天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー（登山中毒者）でございます。
本日は、今年初めての西黒尾根登山口〜谷川岳（トマノ耳〜オキノ耳）〜一ノ倉岳〜茂倉岳〜茂倉新道〜茂倉岳登山口へのプチ縦走をソロで決行いたしました。
天気予報は昨日とは打って変わって晴れ、てんくらの判定はA、気温はみなかみ町も湯沢町も真夏日に迫る予報。太陽の季節、太陽のシーズン到来です。湿度も高かったので、西黒尾根登山口を登り始めたら大量の汗が吹き出し、暑い・・・暑い・・・水分補給・・・結果・・・昨日の疲れもあり、早くもバテる・・・体が重い・・・足も上がらない・・・苦しい・・・これは樹林帯を抜けて稜線に出たら、もっと熱くなるのか？・・・でも、標高を上げてから時折 吹く風は涼しく気持ちいい・・・。稜線に出ても 日差しはちょっと痛い位でしたが、標高も上がったせいか、意外と樹林帯の中ほど暑さは感じず、風も程よくあり、快適に感じられました。何とか ヘロヘロになりながら、4箇所の鎖場、ラクダの背、ガレ沢の頭を過ぎ、岩場地帯に突入。まだ、雪が消えたばかりなのか、お目当てのホソバヒナウスユキソウは中々見つかりません。ハクサンイチゲとハクサンコザクラに似ているユキワリソウとミヤマキンバイとナエバキスミレが少し咲いているだけでした。ゴリラ岩（ザンゲ岩）を過ぎて 山頂稜線に出ると肩の広場には例年通り大量の残雪が、残っています。肩の小屋前で今月中旬に歩く予定の主脈稜線を眺め、主脈に少し入ったお花畑を覗きましたが、まだ何にも咲いていませんでした。
先を急ぎ、トマノ耳へ向かいます。トマノ耳では富士山は見えませんでしたが、ほぼ360度の大パノラマを拝めました。この近辺ではハクサンイチゲが一部咲き始めていました。オキノ耳から富士浅間神社奥の院でいつもの様に賽銭を入れ、お参りをし、休憩。菓子パンを一個食べ、初めて谷川岳に登ったという男性に山座同定をし、先を急ぎます。そして ノゾキで一ノ倉沢を覗き込み❝チンサム❞を感じて、このルートのラスボスである一ノ倉岳への上りに取り掛かります。途中 一部崩落している箇所もありましたが、何とか一ノ倉岳のに到着。一ノ倉岳の真っ平らな稜線を気持ち良く進むと、一茂鞍部には 例年通り想像を絶する雪渓が・・・。両サイドは危険なので、中心付近を歩きます。軽アイゼンやチェーンスパイクは無くても大丈夫です。但し 朝早くて雪面が凍っていたら必要です。
雪渓を過ぎ、茂倉岳へ上り返すと、登山道脇には少しお花畑が広がります。ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、ミツバオウレン、シラネアオイ、アズマシャクナゲetc。程なく茂倉岳に到着。時間も押していましたので、そのまま茂倉岳避難小屋まで下り、休憩。バナナを二本食べて、下ります。矢場の頭までの間で、ハクサンコザクラとタテヤマリンドウを発見。相変わらず、アズマシャクナゲは登山道脇な咲き乱れています。矢場の頭で、休憩。ゼリー飲料を一個飲み干し、檜廊下へ下ります。その後、ブナ林を通り、茂倉岳登山口駐車場に到着と相成りました。
眺望はほぼ360度の大パノラマで、苗場山、北アルプス、岩菅山、佐武流山、白砂山、主脈（オジカ沢ノ頭、俎�堯∨�太郎山、仙ノ倉山、平標山)、浅間山、赤城山、大源太山、越後駒ケ岳、中ノ岳、荒沢岳、巻機山、七ツ小屋山、朝日岳、笠ヶ岳、白毛門、平ヶ岳、燧ヶ岳、至仏山、日光白根山、皇海山、武尊山、etcが見えました。
まだ、一部しか花々は咲いていませんでしたし、少し暑かったですが、今回も素晴らしい山行となりました。
植物は ミヤマニガイチゴ、イワカガミ、コイワカガミ、ユキワリソウ、ミツバオウレン、ミヤマキンバイ、ハクサンイチゲ、コバイケイソウの芽立ち、ナエバキスミレ、タテヤマリンドウ、ベニサラサドウダンツツジ、アズマシャクナゲ、ハクサンコザクラ、ミネザクラ、ユキザサ、タニウツギ、ヤマツツジ、ショウジョウバカマ、コシジオウレン(ミツバノバイカオウレン)、ホソバヒナウスユキソウのつぼみ、etcが沢山咲いていました。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・
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