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Yamareco

記録ID: 330513
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無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

大峰奥駈け道 吉野〜山上ヶ岳〜弥山〜八経ヶ岳〜釈迦ヶ岳〜太古ノ辻〜前鬼

2013年08月05日(月) 〜 2013年08月07日(水)
 - 拍手
GPS
30:46
距離
67.0km
登り
4,982m
下り
4,811m

コースタイム

8月5日
7:19 吉野駅
8:37 吉野水分神社
9:03 金峰神社
9:26 青根ヶ峰
10:26 試み茶屋跡 (道迷い〜11:40)
12:42 四寸岩山
13:40 二蔵宿小屋 (昼食〜14:05)
14:20 近畿自然歩道(小天井ヶ岳方面崩落地〜15:01)
15:45 五番関(小天井ヶ岳)
17:16 洞辻茶屋
18:12 大峰山寺
18:56 小笹宿
8月6日
7:16 小笹宿
7:37 阿弥陀ヶ森
8:39 大普賢岳
10:03 七曜岳
11:14 行者還小屋(昼食〜11:50)
12:39 避難小屋
13:29 弁天の森
13:54 聖宝ノ宿跡
14:42 弥山小屋
15:10 八経ヶ岳
17:05 舟ノ垰
17:41 楊子ノ宿小屋
8月7日
6:40 楊子ノ宿小屋
8:05 孔雀岳
9:20 釈迦ヶ岳
10:09 深仙小屋
10:38 太古ノ辻
12:20 小仲坊
13:05 不動七滝(大滝前)
13:30 前鬼口の大分手前
天候 8月5日晴れのち雨
8月6日雨のち曇り
8月7日晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
近鉄:吉野駅
コース状況/
危険箇所等
1.吉野から奥千本まで思ったより遠く、かつ暑くて疲れました。
2.試み茶屋跡で、モノレールの手前に山上が岳.右上の標識があるにも関わらず、モノレールを通り越しそのまま歩いてしまいました。ロスすること約1時間半足らず。
3.コースは岩場・鎖場・ハシゴといろいろありますが、ゆっくり確実に手がかりをつかめば大丈夫。
4.それ以外は尾根道の縦走コースが殆どですが、岩だらけの絶壁や笹原の深い谷など、高所恐怖症にとっては、ちょっとつらかったです。
5.一番つらかったのは、小仲坊からの林道歩きです。バスは1日1本で乗り遅れると1日待たなくてはならず、時間との戦いです(私は釈迦ヶ岳であったイソウラさんに途中でピックアップして貰い、バス停まで歩かずに済んだのですが)

ルートですが、一部はGPSが途切れているためカシミールで作図しました。
に蔵宿小屋〜小笹宿。小笹宿〜大普賢岳手前。楊子ノ宿〜終点。
トイレを澄ませGPSが衛星を補足するのを待ちます。
2013年08月05日 07:14撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 7:14
トイレを澄ませGPSが衛星を補足するのを待ちます。
2013年08月05日 07:36撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 7:36
金峰山寺山門です。
2013年08月05日 07:42撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/5 7:42
金峰山寺山門です。
蔵王堂。今回の山行きの安全と、皆の健康をお祈りします。
2013年08月05日 07:45撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/5 7:45
蔵王堂。今回の山行きの安全と、皆の健康をお祈りします。
2013年08月05日 07:47撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 7:47
シロヤシオ?
2013年08月05日 08:06撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 8:06
シロヤシオ?
中千本を過ぎた辺り?左から岩湧山・金剛山・大和葛城山・二上山。今日も良い山行きになるぞ!?
2013年08月05日 08:15撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 8:15
中千本を過ぎた辺り?左から岩湧山・金剛山・大和葛城山・二上山。今日も良い山行きになるぞ!?
吉野水分神社
2013年08月05日 08:33撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 8:33
吉野水分神社
しんとして、落ち着いた雰囲気。
2013年08月05日 08:36撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 8:36
しんとして、落ち着いた雰囲気。
2013年08月05日 08:36撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 8:36
金峰神社鳥居。
写真には写っていませんが、この後直ぐに修行中?の山伏とすれ違いました。どこから来たんだろう?
2013年08月05日 08:57撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/5 8:57
金峰神社鳥居。
写真には写っていませんが、この後直ぐに修行中?の山伏とすれ違いました。どこから来たんだろう?
金峰神社本殿。
2013年08月05日 09:03撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 9:03
金峰神社本殿。
いよいよ、山道の始まりです。
2013年08月05日 09:11撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 9:11
いよいよ、山道の始まりです。
青根ヶ峰
2013年08月05日 09:26撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 9:26
青根ヶ峰
山並みが幾重にも重なって綺麗です。
2013年08月05日 09:46撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 9:46
山並みが幾重にも重なって綺麗です。
シロヤシオ?ではないですねぇ・・・
2013年08月05日 09:57撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 9:57
シロヤシオ?ではないですねぇ・・・
試み茶屋跡。
モノレールの手前右に山上ヶ岳への案内があったのですが・・・。
そのままモノレールを越え、この表示では”村道”と書いてある方向へ進んでしまいました。
2013年08月05日 10:26撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 10:26
試み茶屋跡。
モノレールの手前右に山上ヶ岳への案内があったのですが・・・。
そのままモノレールを越え、この表示では”村道”と書いてある方向へ進んでしまいました。
道間違えの唯一の慰めは、この景色。まだ、岩湧山・金剛山・大和葛城山・二上山が綺麗に見えます。
2013年08月05日 10:35撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 10:35
道間違えの唯一の慰めは、この景色。まだ、岩湧山・金剛山・大和葛城山・二上山が綺麗に見えます。
道迷いの大原則に立ち返り、確かなポイントまで戻って、暫く休憩後、この辺りから雨粒がポツリポツリと・・・。
2013年08月05日 12:32撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:32
道迷いの大原則に立ち返り、確かなポイントまで戻って、暫く休憩後、この辺りから雨粒がポツリポツリと・・・。
四寸岩山です。遅れていることもあり、今回はピークは寄らずひたすら奥駆け道を・・・
2013年08月05日 12:42撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:42
四寸岩山です。遅れていることもあり、今回はピークは寄らずひたすら奥駆け道を・・・
一気に雲が広がり、悪い予感。一時的な雷雨では無さそう?
2013年08月05日 12:42撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:42
一気に雲が広がり、悪い予感。一時的な雷雨では無さそう?
二蔵宿小屋で遅めの昼食。とても疲れていたのか小屋の写真は更にぶれていました。また、自分撮り用のミニ三脚が見あたらない・・・
2013年08月05日 13:58撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 13:58
二蔵宿小屋で遅めの昼食。とても疲れていたのか小屋の写真は更にぶれていました。また、自分撮り用のミニ三脚が見あたらない・・・
時短をしようと大天井方面(奥駆け道)ではなく、近畿自然歩道を選択して約30分くらい歩いたところ。橋が壊れてる!
2013年08月05日 14:26撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 14:26
時短をしようと大天井方面(奥駆け道)ではなく、近畿自然歩道を選択して約30分くらい歩いたところ。橋が壊れてる!
道がない!虎ロープだけが残っている。
暫く迷ったのち20m位上に登り、比較的大きくしっかりしていそうな岩を手がかり・足がかりにして幅約20m程の崩落地をトラバース。
後で冷静に考えると非常に危険な行動でした。
2013年08月05日 14:55撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 14:55
道がない!虎ロープだけが残っている。
暫く迷ったのち20m位上に登り、比較的大きくしっかりしていそうな岩を手がかり・足がかりにして幅約20m程の崩落地をトラバース。
後で冷静に考えると非常に危険な行動でした。
また、20m下って登山道に復帰です。
2013年08月05日 15:01撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 15:01
また、20m下って登山道に復帰です。
地図に載っている水場?(このあと、数カ所有りました。今日の雨で一気に流れ出したのか?)この山行き中、水の心配はありませんでした。
2013年08月05日 15:08撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/5 15:08
地図に載っている水場?(このあと、数カ所有りました。今日の雨で一気に流れ出したのか?)この山行き中、水の心配はありませんでした。
五番関です。
2013年08月05日 15:45撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 15:45
五番関です。
シロヤシオ
2013年08月05日 16:05撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/5 16:05
シロヤシオ
なべかつぎ行者。
2013年08月05日 16:16撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 16:16
なべかつぎ行者。
2013年08月05日 16:37撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 16:37
2013年08月05日 16:39撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 16:39
いよいよ鎖場です。
2013年08月05日 16:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 16:51
いよいよ鎖場です。
やっと洞辻茶屋です、既に5時を廻っています。
茶店の中に泊まるか・・・
2013年08月05日 17:16撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 17:16
やっと洞辻茶屋です、既に5時を廻っています。
茶店の中に泊まるか・・・
2013年08月05日 17:25撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 17:25
陀羅尼助茶屋です。
殆ど登山者に会いません。ということは、多分、小笹宿も、もしかしたら、自分一人か?
なんとか、頑張れ!
2013年08月05日 17:27撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/5 17:27
陀羅尼助茶屋です。
殆ど登山者に会いません。ということは、多分、小笹宿も、もしかしたら、自分一人か?
なんとか、頑張れ!
やっと鳥居が見えてきました。
2013年08月05日 17:52撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 17:52
やっと鳥居が見えてきました。
雨で滑りやすい木製道
2013年08月05日 17:54撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 17:54
雨で滑りやすい木製道
宿坊。
2013年08月05日 18:08撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 18:08
宿坊。
この山門が見える手前から、法螺貝の音色が。
寺内にはいるとTシャツ姿の男性が一人。聞くと、ここに勤めている?職員?山伏なのでしょうか?
2013年08月05日 18:12撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 18:12
この山門が見える手前から、法螺貝の音色が。
寺内にはいるとTシャツ姿の男性が一人。聞くと、ここに勤めている?職員?山伏なのでしょうか?
小笹宿です。
ここに着く手前でも、今度は全くの山伏姿の行者?さんに会いました。小屋までの時間、小屋の状況、急な雷雨時の対処方法など親切に教えてくださいました。
2013年08月05日 18:56撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 18:56
小笹宿です。
ここに着く手前でも、今度は全くの山伏姿の行者?さんに会いました。小屋までの時間、小屋の状況、急な雷雨時の対処方法など親切に教えてくださいました。
晩ご飯です。まずは、ご褒美のプレミアムモルツ!そして、豚丼と海藻サラダです。
2013年08月05日 19:37撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/5 19:37
晩ご飯です。まずは、ご褒美のプレミアムモルツ!そして、豚丼と海藻サラダです。
小屋の中は外見に似合わずこざっぱりと綺麗でした。ただし、土間は火を燃やした跡とか、ちょっとマイナスです。
2013年08月06日 07:03撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 7:03
小屋の中は外見に似合わずこざっぱりと綺麗でした。ただし、土間は火を燃やした跡とか、ちょっとマイナスです。
夜中じゅう、激しい雨の音で、今日の行動をどうしようか迷いながら、結局6時スタートの所、7時10分過ぎに小雨になったのを確認して出発。
2013年08月06日 07:20撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 7:20
夜中じゅう、激しい雨の音で、今日の行動をどうしようか迷いながら、結局6時スタートの所、7時10分過ぎに小雨になったのを確認して出発。
森全体緑ですが、道標も苔むして緑です。
2013年08月06日 07:32撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 7:32
森全体緑ですが、道標も苔むして緑です。
阿弥陀ヶ森。
2013年08月06日 07:37撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 7:37
阿弥陀ヶ森。
2013年08月06日 07:38撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 7:38
素晴らしく気持ちの良いトレイルです。
2013年08月06日 08:13撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 8:13
素晴らしく気持ちの良いトレイルです。
一瞬ですが、陽が射してきました。
2013年08月06日 08:13撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:13
一瞬ですが、陽が射してきました。
小普賢岳です。
2013年08月06日 08:24撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 8:24
小普賢岳です。
2013年08月06日 08:26撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 8:26
2013年08月06日 08:39撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 8:39
大普賢岳です。
2013年08月06日 08:39撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 8:39
大普賢岳です。
水太覗だそうです。
2013年08月06日 08:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:51
水太覗だそうです。
覗きましたが、一面乳白色。
2013年08月06日 08:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:51
覗きましたが、一面乳白色。
国見岳。ひたすら通過です。
2013年08月06日 09:20撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 9:20
国見岳。ひたすら通過です。
鎖場です。
2013年08月06日 09:28撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 9:28
鎖場です。
2013年08月06日 09:36撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 9:36
木橋の右側は、深い谷です。
2013年08月06日 10:01撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 10:01
木橋の右側は、深い谷です。
2013年08月06日 10:02撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:02
2013年08月06日 10:02撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:02
七曜岳です。
2013年08月06日 10:03撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/6 10:03
七曜岳です。
覗いても乳白色なだけなので、通過です。
2013年08月06日 10:04撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:04
覗いても乳白色なだけなので、通過です。
山あじさい?
2013年08月06日 10:21撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:21
山あじさい?
みなきケルン。大阪工大のWV部の学生が亡くなったのだそうです。
2013年08月06日 10:47撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 10:47
みなきケルン。大阪工大のWV部の学生が亡くなったのだそうです。
2013年08月06日 10:50撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:50
行者還岳です、が、通過です。次回また。
2013年08月06日 10:56撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/6 10:56
行者還岳です、が、通過です。次回また。
行者還小屋です。あまりにデカ過ぎて、落ち着きませんでしたが、昼食。しかし、体力・気力が無く、予定とは違ってフランスパンとアミノバイタルのみ。
2013年08月06日 11:14撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 11:14
行者還小屋です。あまりにデカ過ぎて、落ち着きませんでしたが、昼食。しかし、体力・気力が無く、予定とは違ってフランスパンとアミノバイタルのみ。
また、気持ちの良いトレイルです。
2013年08月06日 11:57撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 11:57
また、気持ちの良いトレイルです。
よく見かけていたのですが、何の花か分かりませんでした。しかし、黒く焼けこげたような葉っぱの残骸?からバイケイソウだと、思います。
2013年08月06日 11:59撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 11:59
よく見かけていたのですが、何の花か分かりませんでした。しかし、黒く焼けこげたような葉っぱの残骸?からバイケイソウだと、思います。
樹間から見えるのは弥山?
2013年08月06日 12:04撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 12:04
樹間から見えるのは弥山?
2013年08月06日 12:04撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 12:04
八経、弥山でしょうか。
2013年08月06日 12:11撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 12:11
八経、弥山でしょうか。
2013年08月06日 12:33撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 12:33
2013年08月06日 12:36撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 12:36
2013年08月06日 12:39撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 12:39
避難小屋。天井が破れているので雨露はしのげません。
2013年08月06日 12:39撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 12:39
避難小屋。天井が破れているので雨露はしのげません。
2013年08月06日 12:50撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 12:50
2013年08月06日 12:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 12:51
やっと弁天の森。
2013年08月06日 13:29撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 13:29
やっと弁天の森。
もうこの辺りでは雨も上がって、緑が映えます。
2013年08月06日 13:53撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 13:53
もうこの辺りでは雨も上がって、緑が映えます。
2013年08月06日 13:54撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 13:54
弥山への木製階段です。狼平からも同じような階段でした。
2013年08月06日 14:21撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 14:21
弥山への木製階段です。狼平からも同じような階段でした。
やっと、弥山小屋。
2013年08月06日 14:42撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 14:42
やっと、弥山小屋。
14時40分。予定通り楊子ノ宿に向かうか、狼平避難小屋に下るか・・・。
2013年08月06日 14:43撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 14:43
14時40分。予定通り楊子ノ宿に向かうか、狼平避難小屋に下るか・・・。
2013年08月06日 14:48撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 14:48
2013年08月06日 14:55撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 14:55
ふらついている割には30分ほどで八経ヶ岳に到着。
2013年08月06日 15:10撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 15:10
ふらついている割には30分ほどで八経ヶ岳に到着。
2013年08月06日 15:10撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 15:10
弥山小屋が見えますが、当然のように山上ヶ岳は見えません。
2013年08月06日 15:10撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 15:10
弥山小屋が見えますが、当然のように山上ヶ岳は見えません。
2013年08月06日 15:11撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 15:11
これから向かう仏性ヶ岳〜釈迦ヶ岳方面。
2013年08月06日 15:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 15:51
これから向かう仏性ヶ岳〜釈迦ヶ岳方面。
2013年08月06日 16:03撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 16:03
2013年08月06日 16:38撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 16:38
気がつけば舟ノ垰です。
2013年08月06日 17:05撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 17:05
気がつけば舟ノ垰です。
やっと着きました、本日のお宿、楊子ヶ宿。
2013年08月06日 17:41撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 17:41
やっと着きました、本日のお宿、楊子ヶ宿。
2013年08月06日 17:41撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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晩ご飯は、レトルトカレーと海藻サラダ(ビーンズ入り)です。朝、8割方下山を考えていてここで飲む予定のビールを飲んでしまっていて、晩ご飯にビールがありません。
それ以上に食欲が無く、サラダは殆ど食べれず。カレーはかろうじて腹に収めました。
2013年08月06日 18:39撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 18:39
晩ご飯は、レトルトカレーと海藻サラダ(ビーンズ入り)です。朝、8割方下山を考えていてここで飲む予定のビールを飲んでしまっていて、晩ご飯にビールがありません。
それ以上に食欲が無く、サラダは殆ど食べれず。カレーはかろうじて腹に収めました。
8月7日、5時前。綺麗な朝焼けです。小屋内は18℃くらいですが、外は10℃ほど。風が強めです。
2013年08月07日 04:49撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 4:49
8月7日、5時前。綺麗な朝焼けです。小屋内は18℃くらいですが、外は10℃ほど。風が強めです。
釈迦ヶ岳。あそこまで行けるか?
2013年08月07日 06:58撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 6:58
釈迦ヶ岳。あそこまで行けるか?
朝日に照らされ水蒸気が立ち上ります。
2013年08月07日 07:18撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/7 7:18
朝日に照らされ水蒸気が立ち上ります。
釈迦ヶ岳。今日の天気は良さそうです。
2013年08月07日 07:43撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 7:43
釈迦ヶ岳。今日の天気は良さそうです。
ズームしてみると、なんとなく、お釈迦様がわかります。
2013年08月07日 07:43撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/7 7:43
ズームしてみると、なんとなく、お釈迦様がわかります。
2013年08月07日 07:46撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 7:46
ふりかえって、仏性ヶ岳、その向こうは八経ヶ岳?
2013年08月07日 07:48撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 7:48
ふりかえって、仏性ヶ岳、その向こうは八経ヶ岳?
孔雀岳は通過。今日は天気も良いので”覗き”から覗いてみると、
2013年08月07日 08:05撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 8:05
孔雀岳は通過。今日は天気も良いので”覗き”から覗いてみると、
遙か幾重にも山並みが見えます。
2013年08月07日 08:05撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/7 8:05
遙か幾重にも山並みが見えます。
場所がよく分かりませんが、橡ノ鼻でしょうか。
2013年08月07日 08:05撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 8:05
場所がよく分かりませんが、橡ノ鼻でしょうか。
美しい容姿です。
2013年08月07日 08:08撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 8:08
美しい容姿です。
2013年08月07日 08:14撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 8:14
八経ヶ岳方面。
2013年08月07日 09:05撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 9:05
八経ヶ岳方面。
やっと、お釈迦様に会えました!!
2013年08月07日 09:20撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/7 9:20
やっと、お釈迦様に会えました!!
2013年08月07日 09:20撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年08月07日 09:20撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この写真を撮った後、前鬼方面から1人の登山者が登って来られ、お話をした方が”イソウラさん”でした。バスの時間にぎりぎりなので、と話を切り上げ、急いで(気持ちだけは)下ります。
2013年08月07日 09:21撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 9:21
この写真を撮った後、前鬼方面から1人の登山者が登って来られ、お話をした方が”イソウラさん”でした。バスの時間にぎりぎりなので、と話を切り上げ、急いで(気持ちだけは)下ります。
2013年08月07日 10:09撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 10:09
2013年08月07日 10:09撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 10:09
2013年08月07日 10:10撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 10:10
お堂の立派さに比べ、小屋は。
でも、寝るだけには充分です。
2013年08月07日 10:11撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/7 10:11
お堂の立派さに比べ、小屋は。
でも、寝るだけには充分です。
景色に励まされながら、太古ノ辻を目指します。
2013年08月07日 10:14撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 10:14
景色に励まされながら、太古ノ辻を目指します。
来ました、太古ノ辻。北奥駆けはここまで。
ここからは奥駆け道を外れ、小仲坊を目指します。
2013年08月07日 10:38撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 10:38
来ました、太古ノ辻。北奥駆けはここまで。
ここからは奥駆け道を外れ、小仲坊を目指します。
長い木製階段。いつもは嫌いなのですが、疲れた足、笹で足下が見えなくて何度も転ぶ道を思うと、今日はありがたいです。
2013年08月07日 10:55撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 10:55
長い木製階段。いつもは嫌いなのですが、疲れた足、笹で足下が見えなくて何度も転ぶ道を思うと、今日はありがたいです。
こんな崩落地が何カ所もあり、木製階段も崩落しています。
2013年08月07日 10:59撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/7 10:59
こんな崩落地が何カ所もあり、木製階段も崩落しています。
二つ岩。
2013年08月07日 11:26撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 11:26
二つ岩。
2013年08月07日 11:55撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 11:55
ふらふらで、小仲坊に着きました。
2013年08月07日 12:20撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/7 12:20
ふらふらで、小仲坊に着きました。
半分熱中症かなとか思いながら、ハイドレから少しずつ給水し、炎熱飴やら、干し梅やら塩分を取りながら、(自分では)小走りに下ります。
2013年08月07日 12:42撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 12:42
半分熱中症かなとか思いながら、ハイドレから少しずつ給水し、炎熱飴やら、干し梅やら塩分を取りながら、(自分では)小走りに下ります。
トンネルを三っつくぐって、不動七滝。ガイド地図のコースタイム1時間を40分で下りました。このまま、コースタイムどおり1時間30分でも、10分余裕がありますが、足の痛みもひどいしとにかく歩け!と10分か20分歩いていると、横に車が止まって、”イソウラさん”乗っていきますか?
ありがたくお言葉に甘え、今回の山行きはこれにて終了。
2013年08月07日 13:05撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/7 13:05
トンネルを三っつくぐって、不動七滝。ガイド地図のコースタイム1時間を40分で下りました。このまま、コースタイムどおり1時間30分でも、10分余裕がありますが、足の痛みもひどいしとにかく歩け!と10分か20分歩いていると、横に車が止まって、”イソウラさん”乗っていきますか?
ありがたくお言葉に甘え、今回の山行きはこれにて終了。

装備

個人装備
笛(鈴)
1
筆記具
1
保険証(コピー)
1
飲料
1
ハイドレーション1.5l
ティッシュ
1
バンドエイド
1
タオル
1
携帯電話
1
雨具
1
手袋
1
シュラフ
1
テルモス
1
時計
1
非常食
1
甘いの
帽子
1
サングラス
1
ツェルト
1
コンロ
1
コッヘル
1
共同装備
ファーストエイドキット
1
GPS
1
カメラ
1
ガイド地図
1

感想

初の長期(1泊以上)は大峰奥駆け道、吉野から太古ノ辻まで(北奥駆け)を歩くことにしました。

日程をどうするか、迷ったのですが、1泊目小笹宿(可能なら行者還宿)、2泊目楊子ノ宿、3日目は前鬼口14時58分のバスで大和上市へ。
なので、スタートの吉野駅に前泊して涼しいうちに距離を稼ぐか・・・。結局自宅を始発で出て、7時6分に吉野駅着。

まだ、子供達が小さかった頃、桜を見に来たことがあり、直ぐに金峰神社のイメージでしたが、朝から気温が上がったこともあり、奥千本口のバス停に着いたときには汗だくで、アスファルト道の登りを歩いてきたこともあり、とても疲れて、これから大丈夫?状態です。

金峰神社の鳥居を過ぎて直ぐに、行者?(山伏姿)とすれ違い、流石、信仰の山だなぁ・・・。
神社を過ぎるとやっと登山道の始まり。アスファルトから解放され足裏が喜んでいます。

青根ヶ峰を過ぎたころ、両踵になんとなく、靴擦れの予感です。5月の弥山・八経の時もそうだったので、早めに予防的にバンドエイドの傷パワーパッド貼ります。

靴も脱いで十分に休憩したので、調子よくスタート。先ほど休憩したところが試み茶屋跡かと思ったらモノレール小屋が見え、試み茶屋跡の標識。モノレールの手前に山上ヶ岳→の表示があるにもかかわらず、モノレールに気をとられ?そのままモノレールを越え進みました。しばらくは気持ちの良い道でしたが、次第に踏み跡が薄くなり、ついに途絶え・・・。暫く地図を眺めたりコンパスを出したり、GPSで緯度経度を確認したり・・・・。確かなことは、奥駆け道を外れたこと。基本に戻り、確かなポイントまで引き返す、試み茶屋跡まで。

この道迷いで1時間半足らずロス。また、精神的にもどっと疲れ、新茶屋分岐あたりで、ぽつりぽつり雨粒が・・・。判断の悪いときはこんなもんでしょう、取りあえず、ザックカバーだけ掛けて暫く様子を見るか、と思い5分も歩かないうちに大粒の雨がぼたぼた、音を立てて降り注ぎ、雨合羽(レインウェアではありません。)を取り出しますが、普段着ることがないので(雨に降られたことがほとんどないので)、もたもたと着けている間に、内も外もびしょ濡れ状態・・・。

道間違えのロスタイムもあるし、とにかく先を急ぎます。四寸岩山もピークはやり過ごし、黙々と歩きます。

四寸岩山を過ぎて暫くで二蔵宿小屋に到着。とにかく、濡れたカッパを脱ぎ、小屋の中に入ります。綺麗に整理された小屋の中です。ここで昼食とします。昼食はミニカップラーメンに、おにぎり2コ、インスタントコーヒー。しかし、ご飯が喉を通りません。おにぎり1コは途中の行動食に。
金峰神社で見かけた登山者の方が1人入って来られましたが、ペットボトル(2L)のお茶を飲んで直ぐに出て行きました。自分も10分程度のつもりが20分以上も休憩、しかも、全部食べることも出来ず・・・。
出発に当たりデジカメを捜すが、どこに置いたか覚えていません。なんと、小屋の外の丸太ベンチに起きっぱなし。更に、自分撮り用にこの前買ったミニ三脚は雨具を着けた時に落としたのでしょうか、見あたりません。

ここでも、時間をロスしたため、奥駆け道を外れ大天井ヶ岳方面には向かわず、小天井ヶ岳方面(近畿自然歩道)に向かいます。地図で見る限り、時短効果有り(あとで思い出したのですが、ヤマレコで他の方がこの道、通行できないと書いてあった・・・)
しばらくは順調に歩いていきましたが、何回か巻き道をカーブしたところ、木製のハシゴ道が崩落寸前。その先は、登山道自体が崩落!!しかし、手前の木に虎ロープが、その上に鋼ワイヤーが見えます。この崩落現場は上からトラバースできるんだ、と勝手に思いこみ、とにかく登ります。が、15mほど登ったところ、上にはロープもワイヤーもありません。悩んだのですが、この雨の中、また、分岐まで戻るという正常な判断が出来ず、更に5mほど、木の枝や草の根をつかみながら登り、崩落地の中に比較的トラバースしやすそうな場所を見つけ、両手足のホールド位置を確認しながらゆっくりとトラバース。
なんとか、無事に渡りきって、でも、よく考えたら、ここで、谷に滑っていったら助からないなぁ、と後でとても軽はずみな行動だったなと反省しました。

大量の雨が降っているのでしょう、急激に沢が太くなって、地図上の水場マーク以上の数の水場を過ぎ、やっと五番関に到着です。

もう15時40分を回っています。途中時間ロスがあったとはいえ、計画上では大峰山寺あたりの予定です。小笹まで行けるか??なんとなく腹は減った感じがするのに、食欲はなく、言葉少なに(と言っても1人だから当たり前か)ゆっくりゆっくり歩を進めます。

なべかつぎ行者、今宿跡、えー!まだ、こんなところか!
ぐっと登り切ったところで、光背がみえ、その先に洞辻茶屋です。皆さんのレコでよく見る場所、ほっと一息。茶屋の中を道が通っているとのことですが、もう既に17時過ぎ。屋根もあるし、今日はここでツェルト張るか・・・・。
でも、まだ、2時間、19時くらいまではヘッデン無しで歩けるよなーとか、雨の降っている薄暗い天候も考えず、先に進みます。

あ、鳥居!やっと着いた、と思ったら、それから先も結構歩き、やっと宿坊。さらに登っていくと、なにやら音が!そうです、法螺貝の音です!ここは修験道のメッカ(表現が違っていたらすみません)。やがて、大峰山寺の山門が見え、寺内にはいると男の方が法螺貝を吹いています。Tシャツを着ていたので下の町から法螺貝の練習のために?来ているのか尋ねたところ、ここの職員?(大峰山寺の方?行者さん?)とのことで、暫く話をして、小笹宿までの道を教えて貰い出発。

ここからは下り。地図のタイムで25分ほどなので20分もあれば十分到着かと、思い下るのですが、15分過ぎても着かず。といきなり目の前に山伏姿の行者さん。大峰山寺の方でこれから寺に帰るところだとか。今日の予定、今後の予定を聞かれ、小笹宿までの時間、今日の宿は誰もいないこと、突然の雷雨時の対処方法と教えていただきました。

10分後、既に薄暗闇の中に小笹宿。18時50分過ぎ。
小屋の中に入り、雨と汗でぼとぼとのウェアを脱ぎ、晩ご飯の準備。今日は豚丼とミックスビーンズ入り海藻サラダです。そして、当然ながらビール!保冷バッグを開けると冷凍してきたビールはちょうど飲み頃。豚肉も、生レタスも健在です。
やっと落ち着いて、晩ご飯。ビールが体の隅まで沁み渡ります。
食事が終わっても相変わらずのたたきつけるような雨です。ラジオを出してつけてみると、なんと、AMだけでなくFMも入ります。しかし、まだ20時前。天気予報?は今もやっているのでしょうか?学生時代、当番で21時からの天気予報を聞きながら天気図をかいていたのを思い出しましたが、とりあえず、寝ます。
夜中、2時間おきに目が覚め、理由は、雨の屋根を打つ音、そして火照った足の暑熱さ。


目覚ましで4時40分に起床。相変わらず雨の音。多少小降りかな?ラジオをチューニングし、天気予報を聞きます。近畿全般、朝方で雨は上がり、昼からはまた暑くなるとの予報です。
朝ご飯はフランスパンと海藻サラダとコーヒー。サラダがちょっと重い、なんか、食欲ないような・・・・。
天気予報は快方に向かうとのことですが、まだ雨は相変わらず強いし、計画変更して行者還トンネルに降りて洞川へ、取りあえず弥山まで行って狼平へとか、気持ちは後ろ向きです。なので?今晩、小屋でビール飲むこともないか、とか、勝手に思いこみ、今晩飲む予定のビールを朝から飲みます。
こんな状態でぐずぐずしていると7時前。雨も大分小降りになり空も明るくなったような気がして、今日はやっぱり、弥山、八経、楊子ヶ宿を目指すことにして、7時10分過ぎに出発。

歩き始めて直ぐに、一瞬ですが朝陽が射し森の緑と雫の燦めきに生きていることのありがたさを感じ、選択は間違っていなかった喜びをかみしめながら気持ちの良いトレイルを進みます。しかし、残念なことに、ゴミが・・・。どうして、このすばらしい自然の中に自分の食べたお菓子やジュースの紙パックやペットボトルを捨てることが出来るのか・・・。悲しくなりながらザックとザックカバーの間に挟み込みます。

標準時間より10分程度遅れて大普賢岳。このあたりは流石に行場です。岩場に鎖場。気が抜けません。
何度か鎖場などの行場を越え行者還岳もやり過ごし、11時20分前、やっとたどり着いた行者還小屋です。大きく立派なのですが、なんか、冷たい感じ(自分が疲れているせいか・・・)
投げ出すようにザックを置き、昼食です。今日は明太パスタとほうれん草スープですが、朝から?コンロの調子が悪く?コンロを着ける気力もなく、朝沸かしたテルモスの湯でスープだけ作り(お湯注ぐだけ)明日の朝の予定のフランスパンをかじる。しかし、沢山食べられず、行動食用のアミノバイタルゼリーを飲みます。これは、完全に体調不良か。

動作がのろいのか結局30分あまり休憩し、11時50分頃出発。ぼろぼろの避難小屋、弁天の森を過ぎ、聖宝ノ院あと。弥山まで900mです。あと1時間。しばらく登っていくと木製階段です。狼平から弥山に向かったときも同じような階段がありました。森の保護なのでしょうか。

嫌と言うほど木製階段を上り詰めると、いきなり弥山小屋です。14時40分過ぎ。どうする?狼平に下る?この前は、ここから2時間半ほどで楊子ノ宿まで行ったよなぁ・・・。雨も上がったし、3時間かかっても18時前だし、楊子ノ宿まで行くか!

当然?のように弥山も通過、天川奥宮社も寄らず八経ヶ岳を目指します。ほぼ、コースタイム通り30分ほどで八経ヶ岳。眺望もいまいちなので、記録だけ取って直ぐに出発。弥山辻を過ぎ、明星ヶ岳のピークもやり過ごし、ひたすら先を目指します。前に通ったときはいろんな場所名があったのに・・・。
前回は登山地図を片手に歩いていたのでした。実際に最初の標識を見たのは舟の垰。直ぐに楊子ノ森。そして、”あと6分”の標識を過ぎ、小さな崩落箇所を過ぎ、楊子ノ宿です。
ザックを降ろしハイドレパックとテルモスとペットボトルをもって水場へ。今日は豊富な水量です。

小屋に帰って、気は進みませんが、湯を沸かしアルファ化米に注ぎ水を足し、レトルトカレーのパックを入れます。しかし、しばらくすると、あれ?炎が小さくなって、消えました。???何度か点火しますが駄目です。レギュレーターとか着け外してやってみますが駄目です。
結局、カレーはぬるいまま。また、ビーンズ入り海藻サラダの準備をします。しかし、ビールはありません。ご飯にカレーをかけ一口食べますが、味がよくわかりません。サラダは、口に入れても味がしません。二口食べてサラダは諦めました。時間をかけカレーだけは何とか食べ、再度コンロに挑戦!しかし、1分もするとまた炎が消えます。ここは1400m程だし、気温も20度。なぜ?
結局コーヒーも飲めず、横になります。
ラジオを聞く元気もなく、というか、明日は晴れでも雨でも前鬼に向け下るしかないので、寝ます、19時半。

しかし、寝れません。足が暑い、臭い!シュラフはモンベルの#3で、適温は確か±0℃。室温は18℃前後。シュラフの中は暑く、足の臭い、体の汗臭さ・・・。

また、2時間おきに目が覚め、うとうとし、目覚ましで4時40分起床。
直ぐにコンロを着けますが、水からお湯になるくらいでまた炎が消え・・・しかし指を浸けるとちょっと暖かいので、今日は早茹で1分のスパサラの明太子スパです。しかし、コッヘルの中でかき混ぜると湯がどろどろになるものの、芯は残って表面はじゅるじゅる。でも、食べなければ、体が持ちません。
せめてコーヒーを飲みたいと、コンロに挑戦しますが、駄目です。ボンベの中に燃料が残っているのは確かなので暖めて振って、レギュレーターをセットし直して・・・。気体はでているものの炎は着かず、ライターで、マッチで試してみますが駄目。

諦めて、出発の準備にかかります。今日は天気は良さそうですが、風が強そうです。朝のうちは笹の朝露で足下が濡れるため、カッパのズボンとスパッツは着けます。もう、ウェアの臭いにも慣れたかと思いましたが、やっぱり、臭い!特に靴下、とんでもないです。

結局出発は6時40分。上半身は長袖Tシャツと、半袖Tシャツです。風が心地よく、湿っていたウエァは直ぐにさらさらに。しかし、20分もすると汗が・・・。
仏性の横駆けから釈迦ヶ岳がくっきり見えます。そして、頂上に小さいけど、確かにお釈迦様が見えます。本当に、あんな山のてっぺんにお釈迦様があるんだ!

出発して3日目、まだ、”雉うち”をしておりませんでしたが、朝から気分が悪く、急激に下腹部に不快感が!釈迦ヶ岳を望みながら、コースから少し下った木陰で、すごく強固な雉をうちおとし、ちょっとだけ、気分が戻り、また歩き続けます。しかし、胃が硬く喉元が締め付けられ、戻すものがないのに胃が縮こまり、薄まった胃液がほんの少しだけ流れ出ます。
水場で水を飲み、とにかく進みます。

孔雀岳も通過。孔雀覗きは奥駆け道沿いなので東側の山並みを望みます。大台かな?と思える山も見え、気分も多少ましになります。振り返れば弥山・八経にその向こうに山上も!今日は天気が良く、遠くまで山が綺麗に見えます。

小さなアップダウンに岩場鎖場を繰り返し、釈迦ヶ岳まで600mの地点。あと小1時間でしょうか。このあたりが橡ノ鼻?
最後の鎖場を登り切り、やっと会えました、お釈迦様!ついに釈迦ヶ岳山頂です。自分の体と10数キロの荷物だけを引き上げるのもやっとなのに、どうしてこのお釈迦様を担ぎ上げれたのか、凄いの一言です。

頑張った自分へのご褒美でしょうか、360度遮るもの無しの最高の眺望です。
登頂の余韻に浸っていると、前鬼側から鈴の音が。男性が登ってこられました。暫く立ち話をして、今日は唯一、ゴールに時間制限があるので、もっと話したかったのですが”バスの時間がないので先に下ります。”と失礼して、下ります。

深仙宿まで来ました。途中の笹の葉、深くて足下が見えず、また、まだ朝露が残っていて、気をつけているのですが、滑ります。タイミングが悪ければ、谷底までずるずると、滑り落ちる!先ほど会った方は下りは(小仲坊まで)3時間、と教えてくれて、深仙宿まで35分。ちょっと遅れ気味。太古ノ辻まで30分で行かなくては。小仲坊には12時。遅くても12時30分までには着きたい。

太古ノ辻に10時45分。ここで、奥駆け道を外れます。ここからは南奥駆けだそうです。この山行きの前は、秋または来年の春には残りも歩きたいなどと思っていましたが、今は微妙です。

ここからの下りは、激下りです。カシミールでルート図を作り標高グラフも確認しましたが、とにかく急降下です。実際、予想以上に時間がかかり、小仲坊には12時20分過ぎに到着。前鬼口のバスの時間まで余裕がありません。コース図では2時間半です。バスは14時58分なのでぎりぎり。平坦な道は速く歩く自信はあるのですが、今日の体調及び足の状態、更に気温等を考えると???

とにかく脱水で熱中症にならないようにだけ気をつけ、ハイドレチューブからこまめに給水しながら、炎熱飴や干し梅をかじりながら小走りに(個人的な感想です、たぶん、よたよた歩きです)下ります。
トンネルです。トンネルって有ったっけ?と思っていると左手から瀑音が聞こえます。トンネルを三っつ越えたところで、不動七滝。1時間のコースタイムを40分です。地図を確認して、残りのコースタイムが1時間半。バスの時間まで1時間40分。体が持てば、普通に歩いて間に合う。しかし、足の痛みも増してきているので油断せず小走りに?歩きます。

10分か20分くらい歩いたときでしょうか。横に軽のバンが止まり”乗っていきますか”と先ほど、釈迦ヶ岳であった男性です。躊躇することなく”お願いします”。今回の山行きは何とか無事終了です。

乗せて下さった方は”イソウラさん”と言われて、夏場に避暑目的で福岡から30〜40日ほど、とにかく北に向け走っているそうで、200名山を登っておられるとか。今回は8月2日に福岡を出て、四国経由で(東赤石、三峰)そして、和歌山に渡り北上中とのことでした。

今日は奈良を抜け滋賀あたりまで行くとのことで、R169を走って北上するというので、お言葉に甘えて、前鬼口バス停どころか途中で遅めの昼ご飯と温泉に入って汗を流すことも出来、橿原まで乗せていただきました。ありがとうございました。今日あたりは荒島岳あたりを登られているのでしょうか。お気をつけて。

今回の反省点
1.余裕を持った行動計画(体調不良等の事態も想定すること)
2.食料計画をきちんとする(食べれなかったこともあるが、行動食も含め沢山残った)
3.ウェアはやっぱりちゃんとしたものを
4.靴と靴下のマッチングを確かめて(タイトな靴が好きなのですが、靴下が厚めで足を痛めた?)

良かったこと
1.なんと言っても、一期一会です。イソウラさん、またどこかでお会いしましょう
2.抜群の天気に釈迦ヶ岳の山頂に立てたこと

南奥駆けは順峰で歩くかな?

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