お盆縦走企画（折立〜薬師峠〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜双六岳〜弓折岳〜笠ヶ岳〜新穂高温泉）

2013年08月12日(月) 〜 2013年08月15日(木)

• GPS: 78:00
• 距離: 46.1km
• 登り: 3,373m
• 下り: 3,637m

コースタイム

【8/12】
7:00 折立
8:30 三角点休憩地点
10:00 五光岩ベンチ
11:00 太郎平小屋（小休止）
11:40 薬師峠テン場

【8/13】
4:10 薬師峠テン場発
4:45 太郎山
6:40 北ノ俣岳
9:50 黒部五郎分岐
10:10 黒部五郎岳
11:30 カール水場
13:45 黒部五郎小屋テン場

【8/14】
3:30 黒部五郎小屋テン場発
5:00 三俣山荘・山頂分岐
5:30 三俣蓮華岳
7:00 双六岳
8:00 双六小屋（朝食休憩）
9:55 弓折岳
11:50 大ノマ岳
13:00 秩父岩（稜線へ）
13:55 笠新道分岐
15:45 笠ヶ岳山荘

【8/15】
3:30 笠ヶ岳山荘発
4:00 笠ヶ岳
5:00 笠ヶ岳山荘発（下山）
6:00 笠新道分岐
7:10 杓子平
9:45 笠新道登山口
10:00 わさび平
11:00 新穂高温泉

天候

8/12：晴れ
8/13：快晴のち曇り混じり
8/14：快晴
8/15：ガスのち快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

・前前日の夜行バスで新宿→富山駅まで移動。翌日は富山駅でマッタリ
・当日富山駅5:00発のバスで折立へ。事前予約がベターです。片道3400円
・帰は新穂高より、毎日アルペン号で新宿まで。諏訪湖花火大会の渋滞が
　一番影響してました。小仏付近は意外とあっさり。

コース状況／危険箇所等

今回のルートは大きな危険箇所は特にありませんでした。

三俣山荘分岐手前と秩父平手前が少し痩せていた位です。

笠新道〜笠ヶ岳間はガレ場、岩場が多いので、安全第一で慎重に
行ったほうが良いです。高度感はありませんが。


下山後の温泉は、左俣のゲート横の日帰り温泉にしました。
名前は・・・失念！
500円だったので結構やすい方かと。

写真

8/12 4:34

折立行きバスは満席。

8/12 5:22

途中で日の出を迎えました。

8/12 6:47

8/12 6:47

休憩込みで約2時間で到着です。

8/12 6:48

8/12 6:57

隣にキャンプ場がありました。
さすが下界は平らだ！

8/12 8:01

早くも大バテ。な訳ないです。

8/12 8:28

少し急な樹林帯でしたが、楽勝です。
視界が開けて三角点の休憩所です。

快晴で日差しがジリジリ聞いてきます。

8/12 8:53

五光岩までの道は、思いのほか歩き辛かった。

8/12 9:26

8/12 9:48

振り返ると良い景色ですね。

8/12 9:52

8/12 10:08

ベンチで小休止。
薬師が目の前に見えます。

薬師小屋が太郎平だと勘違いしてたので、初日は拍子抜けしてしまった・・

8/12 10:14

8/12 10:18

稜線とぶつかる所が太郎平です！
標高も殆ど上げないので楽チン楽チン。

8/12 10:49

8/12 10:49

8/12 10:50

雷鳥の親子が居ました。

8/12 10:51

8/12 10:51

荒ぶってます。

8/12 10:51

8/12 10:52

キャワウィウィですね。

8/12 10:56

元気なまま無事に到着。

8/12 11:02

8/12 11:25

そこに座ると・・・ね。

8/12 11:34

薬師峠までは木道が整備されてます。

8/12 11:36

コルがテン場になってるようです。
上から良く見えました。

8/12 11:36

8/12 11:43

正午くらいに無事到着。
この時点でまあまあ埋まってました。

8/12 15:15

8/12 15:42

8/12 15:43

午後からゾロゾロと増えて満員御礼です。

8/12 15:45

8/12 17:13

8/12 17:13

8/12 18:32

日中の日差しが強烈過ぎてテントでは昼寝できませんでした・・夕方が待ち遠しかった。

8/13 4:12

二日目は4時過ぎに出発です。

8/13 4:13

8/13 4:14

8/13 4:35

8/13 4:37

分岐を黒部方面へ。雲ノ平も行きたいけど！

8/13 4:40

8/13 4:45

8/13 4:46

8/13 5:04

池橙がちらほらと。

8/13 5:48

歩いてきた方面です。

8/13 5:52

朝一は丁度太陽の位置に雲があって助かりました。晴れてはいたんですけどね。

8/13 5:52

8/13 6:08

8/13 6:43

北ノ俣岳でコーヒーブレイク。
肩が痛かったけど体力的には余裕です。

8/13 6:44

この構図を何枚も撮ってしまいました。
手前から黒部五郎→笠→乗鞍→御嶽です。

8/13 6:44

8/13 6:51

8/13 6:57

この辺は山深さ全開でした。
又歩きたいですねー

8/13 6:57

8/13 7:05

8/13 7:30

たまに岩場も混ぜつつ進みます。

8/13 7:31

で、徐々に五郎さんが近づいてくるわけです。

8/13 7:48

8/13 8:32

8/13 8:38

正面の九十九折を登って稜線を目指すみたいですね。
この二日では一番の急坂じゃないでしょうか？

8/13 9:15

8/13 9:22

今日一日でずいぶん歩いてますねー。
奥の稜線のコルが薬師峠。

8/13 9:22

稜線まで後チョットー。
写真よりは急な感じはしました。
楽勝でしたが！

8/13 9:40

8/13 9:48

8/13 9:48

8/13 9:48

8/13 9:52

最後はトラバース気味に進んで五郎との分岐です。
晴天時は地図の通りカールルートを通る人が多いようです。山頂行く人は皆デポってました。

8/13 9:52

山頂までは5分ほど。

8/13 9:55

8/13 9:56

8/13 10:09

8/13 10:10

8/13 10:12

標識は抜ける仕様でした。

8/13 10:13

8/13 10:14

山頂にはまあまあ人が居ましたね。

8/13 10:17

これから下るカールルートが良く見えました。

8/13 10:27

8/13 10:54

重い荷物を背負い直して五郎小屋を目指します。
良く見るとこの写真でも見えますね。

見えるけど結構遠いんだこれが。

8/13 11:00

8/13 11:00

8/13 11:00

8/13 11:01

カールにはコバイケイソウが咲き誇ってました！
こんなに咲いてたのは初めてみました。

8/13 11:01

8/13 11:03

8/13 11:06

8/13 11:07

しばし撮影をしつつ下って行きました。

8/13 11:07

8/13 11:07

8/13 11:16

8/13 11:40

水場で遊んだ後、小屋を再度目指すのですが思いのほか距離があるのと、この後樹林帯に入って眺望が無くなるので退屈な1時間でした・・

8/13 12:21

駄々をこねてるとようやく見えてきた！

8/13 12:25

今日も早めに、午後一くらいで到着です。

8/13 12:25

テン場は小屋から2〜3分ほどです。
2段構成になっていて、奥まで含めるとかなりの数が張れます。水場は小屋とテン場奥にもあり、豊富な水量です。

8/13 13:49

8/13 13:49

8/13 13:50

8/13 14:00

早めにテントを張ってからBeerを一杯！
生が飲めるとは、さすが北ア。

8/13 15:38

8/13 15:51

夕飯は豚の角煮丼に茸・オクラを入れてマヨネーズ多めで！出来合いベースにしては美味かった！！

8/14 4:10

ここから三日目です。
一番行動時間が長いので、3時半に出発。

樹林帯をナイトハイクで越え、稜線に出るあたりで丁度明るくなって来ました。

8/14 4:10

8/14 4:24

8/14 4:24

目指す笠ヶ岳はみえるものの、まだまだ距離が・・

8/14 4:28

8/14 4:29

8/14 4:32

このピークが三俣蓮華・・・では無かったです。

8/14 4:37

8/14 4:37

8/14 5:01

久々に稜線で夜明けを見た気がします。
超がつくほどの快晴です。
日中帯の日差しが心配・・

8/14 5:01

8/14 5:17

8/14 5:17

Goroのカールも朝日で眩しそうです。

8/14 5:19

8/14 5:21

8/14 5:31

山頂直下はまあまあ急坂でした。
山頂は結構広いのですねー。
鷲場方面の山頂には人が一杯でした。

8/14 5:32

こっちは普通。

8/14 5:33

こっちはランドネ用です。

8/14 5:33

8/14 5:33

休憩後、双六方面へ。
笠はまだ遠いな！

8/14 6:06

8/14 6:21

8/14 6:21

8/14 6:40

巻き道もありますが、折角なので山頂経由で。

8/14 6:40

8/14 6:57

8/14 6:57

この辺りも、五郎手前と同様山深さを感じることができる気がします。
今度は涼しい時に歩きたい。

8/14 6:57

岩場の急坂を登って、

8/14 7:02

稜線に当たった所が山頂です。
偽ピークは無し！

8/14 7:02

8/14 7:03

8/14 7:05

8/14 7:06

乗れるときには基本乗ってしまう・・
テン泊のザックを背負うとバランス取りにくいっすね。

8/14 7:07

8/14 7:09

8/14 7:10

8/14 7:11

8/14 7:11

8/14 7:12

槍に向けて真っ直ぐ道が続いてます。

8/14 7:25

8/14 7:28

ここだけ一瞬、北海道の稜線を思い出しました。

8/14 7:43

平地が終わると急坂を下ります。
双六小屋まではザレ気味で少し歩き辛かったかな。

8/14 7:52

8/14 7:52

中間道、巻き道と合流したら小屋はもうすぐ。

8/14 7:54

8/14 8:03

ほぼ予定通りに到着。
水は豊富のようですね。
朝早かったのでカレーを注文して腹ごしらえ。

8/14 8:05

ほいっ。

8/14 8:05

そいっ。

8/14 8:07

全部飲みたい。

8/14 8:20

8/14 8:21

8/14 8:39

眺めの休憩を取ってから、弓折方面へ。
こっちにテン場があります。

綺麗に整地されてますね。
ロケーションもよさげだ。

8/14 8:43

8/14 8:43

8/14 8:43

8/14 9:01

ここから笠までは、面倒くさいアップダウンが延々と続きます・・・

8/14 9:09

8/14 9:17

8/14 9:29

8/14 9:45

弓折乗越からの槍がかっちょ良かったです。
絵になってたので背中拝借いたしました！

8/14 9:54

弓折岳。クマさんでたのこの辺でしたっけ・・
特に何も無いのでスルーです。

8/14 9:56

この先の大ノマ乗越に向けて一気に下ります。

8/14 10:01

結構急ですが、距離は短め。
しっかし暑い！！

8/14 10:46

こちらが登り返して後ろを振り返った所。
我慢のし所ですね。

途中雪渓があるので、シャワーしつつ進みます！
雪渓シャワーが一番気持ちい。

8/14 11:19

8/14 11:44

大ノマ岳から先は岩場が増えてきます。
秩父平までは左側が切落ち気味なので慎重に。

8/14 11:52

笠って間近で見ると岩肌がカッコ良いんですねー。
結構好きかも。

8/14 11:59

8/14 12:03

8/14 12:21

秩父平からは、左手にゴツイ岩岩を見ながら稜線を目指します。少し疲れてきたので一歩一歩着実に。

8/14 13:01

稜線にでてようやくガスが掛かり始めてくれました・・・秩父岩付近です。
山荘まで1時間と思ってましたが、まだまだ距離はあるようで（笑）

8/14 13:02

8/14 13:06

8/14 13:16

8/14 13:16

8/14 13:36

8/14 13:55

偽抜戸岳に何度も騙されつつ（勝手に勘違いしてるだけ）ようやく笠新道との分岐に。流石にダレてきた！！

8/14 13:55

8/14 14:00

8/14 14:05

ここからも地味にアップダウンが続くのです・・
精神的に来ますね。
元気な時は楽勝だと思うんですけどね。

8/14 14:12

8/14 14:14

8/14 14:45

抜戸岩を越えたら、残るアップダウンは3つくらい。

8/14 14:52

やっと見えた！！

8/14 14:57

ここから2段階登ってようやくテン場です。
3日目は小屋泊にしたので、うちらは+1段の登り追加。
流石に遠かったなー。珍しく足も摺れててビックリ。

8/14 16:10

普通料金で4人部屋の個室でした！！
いやー、良く寝た。

8/14 17:44

8/14 17:44

8/14 17:45

8/14 17:45

8/14 17:45

8/14 17:45

8/14 18:11

半袖半ズボンだと夕方は寒いですね。
1枚取って撤退！

8/14 18:12

山頂は翌朝の早朝にします。

8/15 3:58

ここから4日目、最終日です。

8/15 3:59

で、行き成りの山頂です。

8/15 4:50

8/15 4:58

大分回復したので元気に進みます。

8/15 5:00

サヨナラ、サヨナラ。

8/15 5:18

抜戸岩。文字通り抜けます。

8/15 5:26

8/15 5:26

8/15 5:29

8/15 5:42

途中で笠新道が綺麗に見えます。
他から見るとエライ急に見えたのでチョット不安。

8/15 5:43

8/15 6:00

定刻で分岐まで到着です。ここから一気にくだります。

8/15 6:05

杓子平までは基本ガレ場です。
晴れてたので、ある程度ホイホイ行けました。

8/15 6:25

8/15 6:33

8/15 6:33

8/15 6:33

左の切落ちてるように見える所をつづら折に下っていくわけです。下の林道までは長いデス。

8/15 7:04

杓子平付近からの笠方面。
良い山容ですね。

8/15 7:05

8/15 7:13

ここから林道まではチェックポイントが無いので適宜休憩を取ったほうが良いです。
半分より上は、岩場が多いです。
樹林帯なのに岩場と言う不思議な所。

8/15 7:16

途中とったのはこの一枚だけでした・・
膝も軋んでくるので自分との戦い。

8/15 9:48

何とか無事に登山口に到着。
お疲れちゃんでした。

8/15 10:02

登山口で荷物をデポってわさび平で小休止。

8/15 11:03

+1時間弱で新穂高まで戻りました。
お疲れちゃんちゃん！！

撮影機器：

XZ-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

wac

久々の北アルプス夏の縦走は、何気に初の三泊四日の行程となりました。

東京からの移動も考えるとほぼ、一週間ですね！

冬のテン泊装備に比べると軽いもんなのですが、流石に長時間歩くと
体にガタが来ますねー。まだまだ鍛錬が足りないと痛感しました。

奥深い山域が多かったので、太郎平・薬師峠以外は、お盆にしては
全体的に人が少ないかな？という感じでしたね。


双六〜弓折〜笠の縦走は、歩くの好きな人は是非行ってください。
精神力が鍛えられます（笑）
体力的にはそんなにキツイ急登はないかと思います。
その分登り返しが多いですかね。


次回は笠新道を、テン泊装備で3時間で登りたいと思います！
当分、笠はお腹一杯ですけどね！


自分は岩場は苦手なので、今回のようなルートが一番山を堪能できて
満足できました。


しばらく北海道の山に引きこもりたいと思います！