大雪渓から白馬岳-爺ヶ岳縦走
masryama
- GPS
- 76:55
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 3,611m
- 下り
- 3,367m
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18日：0500白馬岳頂上宿舎―0550杓子岳ー0650白馬鑓ヶ岳ー0745天狗山荘ー0950不帰�喫�ー1050�曲�北峰ー1120�曲�南峰ー1210唐松岳ー1500五竜山荘
19日：0450五竜山荘ー0540五竜岳ー1045鹿島槍ヶ岳北峰ー1140南峰ー1300冷池山荘
20日：0500冷池山荘ー0600爺ヶ岳中峰ー0900扇沢
| 天候 | 17日：晴れのち曇り 18日：晴れ 19日：晴れのち雨 20日：雨のち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
扇沢からはバス、電車を利用して猿倉まで |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山届は猿倉で提出しました。コースは全般的によく整備されています。危険個所は大雪渓と2つのキレット中の一部分だけですが、大キレットに比べると難易度的には低いと感じました。 ただ、不帰キレットに関してはアップダウンが多く非常に体力的に厳しいと思います。大雪渓はアイゼンがあると安心、なくても慎重に歩けば歩けないこともない程度でした。ただ落石が非常に多いので、アイゼンをつけてスピーディに登るのがベターだと思います。 |
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感想
昨年末に爺ヶ岳東尾根にアタックしあっさり敗退。考えてみれば後立山は歩いたことがないことに気づき、盆休みを利用して久々の縦走をしてきました。
夏山とはいえ、久々に数日分の食糧やらを詰めたザックを背負うとさすがに重い・・・。なにより軽アイゼンを持っていなかったので、大雪渓用にと12本爪を持って行ったのが間違いでした。
初日は稜線に出て天狗山荘まで行く予定でしたが、バテバテだったので白馬頂上宿舎に幕営。うとうとしていると夕方になっており、夕日を見ようと稜線に。残念ながらガスは晴れませんでした。
二日目は初日の遅れを取り戻すために予定通り五竜山荘まで。不帰キレットは危険個所こそ2峰付近の鎖場だけでしたが、登っては下りの繰り返しで非常にきついです。
三日目は種池山荘までの予定でした。最終日に蓮華岳まで行き、針ノ木大雪渓から扇沢に下って公共交通機関で猿倉に戻る予定だったからです。しかしどう計算しても猿倉行のバスに間に合わないということに気づき、冷池どまりで柏原新道から下ることにしました。八方キレットは不帰に比べると難易度が低い印象で、横に見える立山連峰に元気づけられながらスイスイと歩けました。
テン場につくと若干天気が悪くなってきて、劔も見えなくなってしましましたが、日没の時に奇跡が起きました。劔を照らすようにガスが晴れ、まるで天使が下りてきているかのような絶景に。しかしそれ以降天気は下り坂に・・。
四日目は最終日にして初の雨スタート、爺ヶ岳の山頂でも展望はほぼなし。新鮮でおいしいものが食べたかったので迅速に扇沢へ下りました。
今回の山行のミスは計画の甘さに尽きました。そして軽アイゼン、ケチらずに買っておけばよかったです。いうまでもなく大雪渓を超えてしまうと12本爪は錘でしかなくなり、これさえなければザックも一回り小さいので行けたかもしれません。
飯についても、乾燥ものばかりで栄養も偏っていた気がします。
最後に、これで北アルプスの主稜線は大体歩くことができました。とはいえ、まだまだ歩いていないコースがほとんどです。今回気になったのは雲ノ平近辺、来年は温泉でも入りに行こうかと思います。
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