八ヶ岳全山縦走

2021年07月18日(日) 〜 2021年07月21日(水)

• GPS: 80:00
• 距離: 35.6km
• 登り: 3,576m
• 下り: 3,415m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:39
• 休憩: 1:03
• 合計: 4:42

10:35 観音平
11:25 11:30 雲海
12:11 12:19 押手川
13:38 14:03 青年小屋
14:30 14:55 編笠山
15:17 青年小屋

2日目

• 山行: 8:15
• 休憩: 1:12
• 合計: 9:27

6:53 青年小屋
7:18 7:30 のろし場
8:32 8:53 縦走路分岐
9:53 9:53 ツルネ
10:14 10:23 キレット小屋
12:06 12:11 赤岳
12:40 13:05 赤岳天望荘
14:03 14:03 横岳（無名峰）
14:20 14:20 横岳
14:56 14:56 硫黄岳山荘
15:16 15:16 硫黄岳
15:57 15:57 夏沢峠
16:20 オーレン小屋

3日目

• 山行: 7:22
• 休憩: 1:23
• 合計: 8:45

6:35 オーレン小屋
7:25 7:34 箕冠山
7:46 7:46 根石岳
8:18 8:23 東天狗岳
9:14 9:14 中山峠
9:27 9:27 中山分岐
9:39 9:39 中山
10:40 11:11 高見石小屋
11:30 11:30 丸山
12:10 12:48 麦草峠
13:46 13:46 雨池（南側）
15:20 双子池ヒュッテ

4日目

• 山行: 5:57
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:06

7:16 双子池ヒュッテ
8:04 8:04 亀甲池
8:25 8:25 天祥寺原
10:03 10:16 蓼科山荘
11:00 11:56 蓼科山
14:22 14:22 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
14:22 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

その他周辺情報

下山後は蓼科共同浴場を利用。

写真

7/18 10:38

観音平から少し上がると、八ヶ岳らしい柔らかな光に包まれた森の中を歩く。

7/18 14:06

青年小屋と今後進んでいくギボシ・権現岳方面。

7/18 14:28

編笠山山頂からこれから行く峰々を確認。ゴールの蓼科山（左端）の遠いこと。

7/18 14:43

南八ヶ岳核心部へ。

7/18 18:49

最南部で見える富士も北に進むと拝めなくなる。

7/19 8:17

ギボシ・権現から赤岳、そして左端にゴールとなる蓼科山の遠景。これから向かう赤岳が魔の山に思える。

7/19 8:58

有名なハシゴ。実際は草が生えていたり傾斜が多少あることで槍に比べても恐怖感は少ない様に思った。

7/19 11:21

ウスユキソウだろう。岩稜地帯でひっそりと咲いていた。

7/19 14:33

硫黄岳付近ではコマクサが咲き乱れていたが、ウルップソウは人に聞けば崖に2株咲いていただけとのこと、葉しか見ることができなかった。

7/20 13:46

北八ヶ岳は静謐な深い森が続き、美しい池が点在している。誰かに会うこともほぼなく、この山には自分しか居ないかのようだ。

7/20 19:07

要所で水を汲みながら歩く。
南の水は硬い透明感、北の水は軟らかくほのかに甘みを含んでいるような気がした。いずれもウイスキーの水割りにするとその性格がよく分かる。

7/21 8:04

蓼科へのウイニングロードと思いきや、最後までガレた厳しい道が待っている。

7/21 12:52

蓼科山頂からは雲で南が良く見えなかったが、最後にこれまでの山々が少し顔を覗かせた。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ポール

感想

pause

縞枯山などにも寄る予定であったが、体力的に厳しく近道で双子池に向かったためとても「全山」ではないが、ともかく縦走を終えることができた。これまで友人や家族などと訪れてきた山や池や小屋の思い出を線で繋ぐという思いが強かった。

南北八ヶ岳の違いを感じながらも、深い山道はいずれも楽な道ではない。縦走中分岐で荷物をデポする様な箇所もなく、常に前進あるのみ、重量を背負い続けることを強いられる。
今年は営業小屋の縮小や、寝具やゴミの持ち帰りによる重量増加、山行自粛による自身の体力低下などによって、より厳しい条件であったように思う。疲労や筋肉痛の回復にいつもより時間を要した。