笠ヶ岳〜黒部五郎岳


- GPS
- 38:06
- 距離
- 50.3km
- 登り
- 3,984m
- 下り
- 3,812m
コースタイム
- 山行
- 1:06
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 1:10
- 山行
- 8:44
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:42
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:47
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:47
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 9:18
天候 | 13日曇り時々晴れ 14日曇り時々晴れ 15日曇り午後から雨 16日曇り午後から晴 17日快晴 18日快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
飛行機
松本電鉄下島駅⇒新島々駅 アルピコ交通バス(上高地行き)新島々バスターミナル⇒中の湯バス停 濃飛バス(あかんだな駐車場行き)中の湯バス停⇒平湯バスターミナル 濃飛バス(新穂高ロープウェイ行)平湯バスターミナル⇒新穂高ロープウェイバス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
所々に雪渓あり(事前に笠ヶ岳山荘と双六小屋に電話しルート状況確認済) 危険個所はなし |
その他周辺情報 | 折立に下山後は、富山地方鉄道の夏山バス有峰線にて富山駅まで行き、タクシーにて満点の湯へ(片道約1500円、所要時間10分ぐらい) |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
アームカバー
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
帽子
手袋
着替え
靴
予備靴ひも
軽アイゼン
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション2L
プラティパス1L2枚
ナルゲン500ml
地図(地形図)
コンパス
笛
熊鈴
計画書
行程表
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ピコシェルター
アルパインストック
防水デジカメ
ミラーレス一眼レフ
カメラ充電池
SDカード16G2枚
シュラフ
軽量折りたたみ傘
携帯充電池20000mAh
細引き3m
ひも付き洗濯ばさみ6個
旅行用洗剤3回分
アミノバイタル15本
アミノバイタルウォーター10本
アミノバイタルゼリー9個
ダクトテープ小
マスク10枚
ジップロックS〜L各5枚
ビニール袋10枚
アルコール消毒200ml
リセッシュ300ml
温泉セット
洗面用具
エコバッグ
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共同装備 |
虫よけ
レジャーシート小
体温計
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備考 | リセッシュはマスト。 レジャーシートは、小屋の中で半乾きの服やギアを乾かしたり、下山後バスを待つ間にギアを広げて乾かす時に役立った。 BlackdiamondのZポールを初めて使ったが、コンパクトで邪魔にならず、出したり片付けたりがスピーディーに出来てとても良かった。 |
感想
東京五輪で人流が増える前に行きたいと思い、7月の中旬で五輪開会式前に下山できるよう計画した。梅雨が明けるかどうかは「賭け」だったが、結果、梅雨は明けて見事に晴れてくれた。
北アルプスに通い始めて10年目、笠ヶ岳と黒部五郎岳が残っており、昨年チャレンジしようとしたが悪天候に阻まれ下山しており、今年はそのリベンジとなった。今年で北アルプスは一区切りかなと考えていたのもあり、日程に余裕をもってゆっくりと北アルプスを楽しみたいと思い、通常3泊で行けるコースを5泊にした。
例年は7月下旬に北アルプスを訪れるが、初めて中旬に登って感じたことは、まず雪渓がまだ所々に残っており、コース状況を予めリサーチしておいて良かったということ。多くはキックステップで十分対応できたが、笠ヶ岳山荘直下の雪渓をトラバースするときは氷になっている個所があり少し滑って怖かった(もし転んだら100mほど滑落しそうだった)ため、軽アイゼンを装着した。また、例年だと枯れた後しか見ることができなかった高山植物の全盛期を見ることが出来て、花々の美しさに感動した。登山者も繁盛期に比べたら全然少なくて、小屋でも快適に過ごせた。
<コロナ対策について>※あくまでも個人的意見です。
双六小屋グループのコロナ対策は徹底されていると感じた。小屋の出入口にはアルコール消毒、小屋内マスク装着、食堂もアクリル板で一人ずつ仕切られており(わさび平小屋は無かったが)、食事の際も「黙食でお願いいたします」とアナウンスがあって宿泊者は黙食していた。それらの取り組みのために準備はとても大変だったと思うが、とても安心して利用できた。笠ヶ岳山荘も、布団と布団の間にビニール製の仕切りがあったり、食堂のテーブルにはアクリル板のパーティションがあり、アルコール消毒も置いてあった。感染対策をしっかり行っている山小屋は、「今後も絶対にコロナ感染者を出さず、小屋を存続出来るように」と一生懸命努力されている姿が見られ、山を愛するものとしては感謝の念に絶えなかった。しかしその一方で、太郎平小屋はシュラフ持参以外、特に感染対策は無く、食堂はほぼ満員(ジグザグに座ってはいたが仕切りは無し)、アルコールを飲みながらワイワイ食事をしているグループ多数おり、居酒屋と変わりなかった。私たちは黙食のうえ、さっさと食事を済ませて部屋に戻った。
小屋によって、かなり感染対策に差があることを感じた。
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