槍ヶ岳 上高地〜槍沢ルート
- GPS
- 32:00
- 距離
- 38.9km
- 登り
- 1,880m
- 下り
- 1,865m
コースタイム
07:17上高地バスターミナル
07:51明神
08:24徳沢
09:10横尾
09:47一ノ俣
10:11−10:32槍沢ロッジ(休憩)
10:51ババ平
12:21播隆窟
12:44殺生分岐
13:16−14:25槍ヶ岳山荘(ガスの為様子見)
14:43−15:00槍ヶ岳山頂
15:18槍ヶ岳山荘
【2日目】
06:44−7:30山頂往復
07:54槍ヶ岳山荘
08:22ヒュッテ大槍
08:55三連はしご
09:11水俣乗越
09:40大曲
10:11槍沢ロッジ
11:02横尾
11:48徳沢
12:28−13:09明神(休憩&明神池往復)
13:46上高地バスターミナル
天候 | 11日晴れのち曇&霧 12日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
場所 http://www.kamikochi.or.jp/access/transfer/ 時間 http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/hirayu/ あかんだな駐車場(1日500円)は車中泊出来ません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
槍沢ルートはすごく整備されています。滑落するような危険な箇所はありません。 槍ヶ岳山荘〜山頂は高度感はありますが立派なはしごや鎖が整備されておりさほど難しくありません。落石にだけ注意して慎重に進めば問題ないと思います。 下山に利用した東鎌尾根は途中切れ落ちているところがありますのでそこは慎重に。難所ははしご等が設置され全体的によく整備されていると思います。 |
写真
感想
前回、常念〜蝶を周回した時に見えた槍・穂高連峰があまりに格好良かったので久々に槍に登って見る事に。早めに着いてあかんだな駐車場で車中泊する予定でしたがなんと!あかんだな駐車場は4時〜17時までしか入れず車中泊禁止。仕方が無いので少し戻って平湯ICの駐車場(本来はチェーン装脱着等の為のスペース)に止めさせてもらうことに。自分みたいに知らないで来られる方は結構多いのではないでしょうか?注意した方がいいと思います。
始発バスに乗り朝7時頃、上高地に到着。さすがにこの時間は登山客がほとんど。先は長いので朝食やトイレ、ストレッチを入念にしていざ出発!
バスターミナルから横尾あたりまでは登山道というより観光客のための遊歩道といった感じでほとんど高度があがりません。梓川沿いの風景を楽しみながら本格的な登りが始まるまでの準備運動のつもりで進みます。槍沢ロッジを過ぎたあたりからようやく山登りらしくなっていきます。ババ平あたりから視界が開け眺めが良くなりテンション上がって快適に進んでいたのですが、大曲あたりから陽射しもきつくなりそれにあわせるように斜度もきつくなっていきます。個人的にはここから天狗原分岐をすぎて槍が姿をあらわす坊主岩屋下付近までが先が見えない感じで精神的にきつかったですね。ここから更に斜度がきつくなり&高度もあがり空気が薄くなる感じで体力的にはきついのですが、目標物が見えたのとガスが晴れているうちに山頂に立ちたいという思いもあり気合入れて進みます。しかし残念ながら山荘に到着した時には槍の穂先はガスの中でした。
受付を先に済ませ1時間程様子見していたのですが、ガスが晴れる気配もないし足元さえ見えれば大丈夫だろうという事でいざ出発。遠めに見る分には自分の先に登っているひとが見えないかな?って感じだったのですがそんなことはなく、人も少なかったのでサクサク登る事が出来ました。難所にははしごや鎖が設置されていますので技術的にはさほど難しくないように思います。
翌日は素泊まり部屋で同泊された方が大喰岳〜中岳のルートで下山するということで自分もご一緒しようかとも考えたが、大部屋に3人だけという好条件にもかかわらず予想通りほとんど眠れなかったので、時間的に余裕のある東鎌尾根へ。途中切れ落ちたところもありましたが慎重に行けば問題ないと思います。3連はしごもはしごとはしごとの間にはしっかり足場のスペースがありますので見た目ほどではない感じでした。天気も良かったし稜線歩きだけに展望はこちらのルートのほうが良かったです。特に北鎌尾根から槍への稜線が素晴らしかったです。ただ自分は下りなので体力的には楽でしたが、天気が良く暑かったせいもあり登って来られる方は皆さんしんどそうな感じでした。
このルートから水俣乗越の分岐を下って槍沢ルートに合流するのですが途中で道を間違ったらしくガレた砂混じりの岩場を延々下る羽目に。初めて通るので目印には気をつけていたのですが、この場所を横切らなければならないところを下ってしまった感じです。自分以外にも足跡はあったので間違いやすいのかもしれません。
ここから先は時間的に余裕があるのでゆっくり上高地を散策し大正池あたりまで行こうかなと考えてましたが、横尾をすぎたあたりから寝不足の影響もありバテバテでターミナルに着いた時はとてもそんな気にはなりませんでした。大喰岳、中岳のルートに行かなくて良かったです。
今回は天気にも恵まれ山小屋泊ということで時間的にも余裕があり山歩きを充分満喫出来たと思います。今度は今回行かなかった穂高方面にも行きたいと思います。
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