奥穂高岳〜西穂高岳日帰り縦走
- GPS
- 11:06
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 2,895m
- 下り
- 1,790m
コースタイム
コース距離:17.3km
コース時間:11時間
標高差:2163m
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
深山荘に露天風呂有り:\500 石鹸やシャンプーの使用不可 |
写真
感想
3連休の残り2日間が台風の影響でやる事が無かったので初めて山行記録を書いてみた。
感想の内容は先にアップした日記と同じ内容です。
せっかくの3連休だし近場の山ばっかりではもったいないので単独で奥穂高岳に登る事にした。
土曜日だけは晴れる予報だったのでこの日しかないと思い、金曜日の仕事を定時ダッシュで帰り荷物を纏め仮眠しようとしたが結局寝れず。
朝の3時前に深山荘駐車場に到着し残り数台の駐車場に停める事が出来た。
それから1時間程仮眠し4:45に駐車場を出発した。
右俣林道から前回下山時に通った夏道に入った。
まだ暗かったが前回通って崩壊箇所はあるが夜でも問題無いしルートカット出来るので突き進んだ。
穂高平山荘に着く頃には日の出を迎え、ヘッドランプを片づけすぐに白出沢登山道入口に急いだ。
白出沢登山道入口〜重太郎橋までは濡れた苔石が多く何度も足を滑らした。
その後登りが急になってきて何度も立ち止まり息を整えた。
1時間しか寝てなかった為、寝不足の頭痛が発生していたが呼吸を整え何とか持ちこたえた。
重太郎橋で休憩を取りその後の難路に備えた。
自分の踏み石を転がさない事と上部からの落石に注意し白出沢のガレ場からは時間短縮の為、なるべく直登する様にした。
見えているのに中々近づいてこない奥穂高山荘に何度も心が折れそうになるがペースを落とさず山荘まで歩き通す事が出来た。
このルートは最近通っている御在所岳の本谷コースに似ている。
しんどい時は好きな歌を口ずさむか、「このコースって何処山の何処コースに似ている。」って思いながら登るようにしている。
複数人で行くと話す事でしんどさを紛らわせるが、単独だと何か考えないとすぐに心が折れてしまう。
駐車場を出発し4時間半の9:15に奥穂高山荘に着く事が出来、のんびり休憩し山頂を目指した。
この日は泊まり組が多く奥穂高に登るのも列をなしていた。
梯子で落石が発生しており緊張感が漂う。梯子を過ぎると後はだらだらとした登りで何気にしんどい。。。
10:00に奥穂高山頂に着いたが山頂には既に多くの人が居り写真を撮るのも順番待ちの状況でした。
思っていたよりも早くに山頂に着いたので、ジャンダルムだけは登るか無理なら、もっとまじかで見るかと思い奥穂高山頂の写真を撮らずにジャンダルムを目指した。
結局ピストンする事が無かったので奥穂高山頂の写真は無い。。。
馬の背は結構な難所で全身に緊張感が走る。
奥穂高〜西穂高までの縦走で一番怖いと感じたのは馬の背だった。
ジャンダルムも「あんな直角な崖を登れるんかいな?!」と思っていたが西穂高側からは普通に登りやすい岩場でした。
ジャンダルム山頂で写真を撮って頂き、西穂高から来られた方と話していると6時間あれば西穂高山荘までは絶対に行けるとの事で、11時前のジャンダルムから16:45の最終ロープウェイに乗るべく若干急ぎ気味で縦走をする事に決めた。
最悪無理なら西穂山荘に宿泊もしくは上高地側に下山するという選択肢も想定はしていた。
奥穂高側からは下りが多いので砂礫と自分の落石に気をつけて歩いた。
下りになるとどうしても足を挫く事が有り本日も天狗のコル手前で挫いてしまい天狗のコルで昼休憩とテーピングの巻き直しを行った。
どうしても汗でテーピングの浮きが出る様で汗で浮かない様にきつくグルグル巻きに固定した。その後は挫く事が無くなったのでテーピングの巻き方とテーピングをけちらない事は重要だと思い知った。。。
天狗のコル以降も垂直な岩場が続き常に緊張感漂う。
岩場も何度も確かめないと結構グラグラしているものも在り、もし崩れたらと思うと。。。
天狗岩〜間ノ岳〜赤石岳〜西穂高岳と続くのだが、天狗岩以降間ノ岳、赤石岳の山頂も急いでいた為か素通りしてしまっていた。
なので西穂高山頂に着いた時に「えっ!いつの間にか西穂高山頂やん」って事で緊張感が一気に解れた。
14:30迄を目標に西穂高岳を目指していたので1時間程度も早く着く事が出来、のんびりと休憩を取った。
西穂高山頂からは凄い勢いで私の後を来られた南岳からの縦走者と最後深山荘駐車場まで御一緒した。
西穂高岳以降は登山者、下山者共に多く立ち止まる事も多々あったが、怪我でもしない限りはロープウェイ最終までには絶対に間に合える時間だったのでのんびり進んだ。
独標は団体さんが居られスペースが無い位に埋め尽くされていた。
その後も順調に下山し西穂高山荘に15:00前に着いたので、またのんびり休憩した。
この日の西穂高山荘前は人が溢れ返っていた。
ロープウェイまでの下山道の道のりが案外長く膝がガクガクして辛かったが人が多く列をなしていたのでゆっくり下山する事が出来た。
ロープウェイに着くと既に満員で登山者と観光客が入り乱れていた。
こちらは汚れと汗まみれで観光客は綺麗な身なりをしており、満員のロープウェイに乗るのはこちらの方が「申し訳無いな。。。」と思ってしまう。
向こうも、もちろん嫌だろうけど!
せっかくの二階建てロープウェイなんだし登山者と観光客は1F,2Fで有る程度分けた方が良いのでは思ってしまう。
その後駐車場に着き、深山荘の露天風呂で汗を流す。
なかなかワイルドな露天風呂で吊り橋から裸体が丸見えである。
当方男やし何ら問題無く仁王立ちで風に当たる。
それから滋賀県までの道中が長く、行きが4時間程度で来た道のりを休憩、仮眠の連続で11時間も掛かった。。。
自宅に着いたら5時前になっていた。
本日は天気と体調に恵まれ目標としていた奥穂高〜西穂高縦走を日帰りで達成する事が出来た事に感謝。
岩、岩、岩だらけで、もうお腹いっぱいです。。。当分岩はいいかなと思った。
いい写真やね〜
岩感がスゴイ伝わってきます。
私もいつか挑戦したいと思います!
ほんまに岩岩岩のオンパレードでした。。。
今回は時間的制限で駆け抜けましたが奥穂高〜西穂高のルートは時間を掛けてじっくり楽しみたいと思いました。
次は南岳〜西穂高まで縦走しましょう!
天気が良い事を祈ります
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