槍ヶ岳〜大喰岳〜中岳〜南岳
- GPS
- 70:40
- 距離
- 44.6km
- 登り
- 2,332m
- 下り
- 2,324m
コースタイム
河童橋 13:00頃 → 横尾 15:20頃
二日目
横尾 4:20頃 → 槍見河原 5:00頃 → 槍澤ロッヂ 6:00頃 → ババ平キャンプ場 6:40頃 → 大曲 7:10頃(小休憩) → 水俣乗越 8:45頃(小休憩) → ヒュッテ大槍 11:20頃(小休憩) → 槍ヶ岳山荘 12:45頃 → 殺生ヒュッテ 13:05頃
三日目
殺生ヒュッテ 4:30頃 → 槍ヶ岳山荘 5:30頃 → 槍ヶ岳山頂 7:00頃(槍渋滞、往復およそ1時間半) → 槍ヶ岳山荘 8:00頃 → 大喰岳 8:30頃 → 中岳 9:20頃 → 天狗原への分岐 10:30頃 → 南岳山頂 10:45頃(小休憩) → 天狗原への分岐 11:10頃(休憩) → 天狗池 13:45頃 → 天狗原分岐 14:30頃(小休憩) → 大曲 15:25頃(小休憩) → ババ平キャンプ場 16:00頃
四日目
ババ平キャンプ場 4:30頃 → 槍澤ロッヂ 5:20頃 → 槍見河原 6:30頃 → 横尾 7:20頃 → 明神館 9:30頃 → 穂高神社 10:20頃 → 河童橋 11:40頃
天候 | 一日目 快晴 二日目 快晴 三日目 快晴 四日目 小雨のち快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
立川7:39発 あずさ9号 → 松本11:57着 ●アルピコ交通 松本12:09発 松本電鉄上高地線 → 新島々12:39着 http://p.tl/Qbif 新島々12:50発 バス → 上高地13:55着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●上高地〜横尾 野生の猿が出没します。特に女性を狙う習性があるそうなので一人歩きの方はご注意下さい。 ●横尾〜大曲 槍澤ロッヂまでの道のり、二ノ俣辺りから落石注意の看板が目に付き始めます。慎重にご通行下さい。 ●大曲〜水俣乗越 およそ500mの急な登りです。 中間地点辺りで落石に遭遇しました。人の頭大くらいの岩が3つ、私の1mくらい隣を転がって行きました。 自然に発生したものとは考えにくい場所だと思いますが通行の際は十分にご注意下さい。 ●水俣乗越〜ヒュッテ大槍(東鎌尾根) 急なアップダウンの連続です。ハシゴはかなりの高度感を感じます。慎重に! ●ヒュッテ大槍〜槍ヶ岳山荘 特に難所はありません。眼前の槍ヶ岳山荘と眼下の殺生ヒュッテは目前です。焦らずに行きましょう。 ●槍ヶ岳山荘〜殺生ヒュッテ ザレなので下りはご注意下さい。 ●槍ヶ岳 登りも下りも急です。 ハシゴ、鎖が多く落石の危険性もあります。 9月22日に落石を避けようとし滑落に至り、重傷を負った方が翌朝ヘリで搬送されるという事故がありました。 槍ヶ岳山荘でレンタルもしています。ヘルメットは着用しましょう! ●槍ヶ岳〜大喰岳〜中岳〜南岳 中岳〜南岳間に1ヶ所難所があります。確実に確保しゆっくり行きましょう。 ●南岳〜天狗池 かなり急な岩場です。落石の危険性もあるので通行には十分お気を付け下さい。 ●天狗池〜天狗原分岐 ガレ場です。浮き石に注意! ●天狗原分岐〜大曲 特に問題なし。 |
写真
感想
3連休ということもあり予想を越える混雑ぶり!
槍渋滞の噂は聞いていましたがあまりの凄さにビックリしました。
4泊5日の予定。縦走用のフル装備で挑むも、荷物が重すぎて次々と追い抜かれる始末…。
北穂高までの縦走を計画してましたが荷物の重さと、足に出来たマメと疲労でキレット越えは断念しました。
装備を見直しリベンジしたいと思います。
最近読んでいる新田次郎著『孤高の人』に影響され、主人公が歩いた道を辿ってみようと水俣乗越のルートを選択し東鎌尾根に挑んでみました。
槍澤ルートと時間的に大差ないと思っていましたが、とんでもない! かなりの体力を消耗し槍ヶ岳山荘到着が遅れてしまいました。
その結果テント場は満員! 殺生ヒュッテまで下りることになりモチベーションも急降下!
しかし、東鎌からの眺望が最高だったので満足しました。
殺生ヒュッテのテント内でボーとしていると突然ヘリが飛来、旋回し始めました。
槍ヶ岳山荘に着地を試みるも上手くいかないらしく、そのまま飛び立ってしまいました。
何かあったのかな?
夜になっても天候に恵まれており、久々に天の川を観望することが出来ました。
遠くで雷鳥の声を聞きながら就寝。
翌朝、混雑を避けるため早めに出発。5:30に槍に取り付くもすでに行列が出来ていました。
前後の人と会話する中で、昨日、山頂より下山中に落石を避けた結果滑落。重傷を負った方がいたとのことです。
辺りには生々しい血痕が…。
昨日のヘリはその方を搬送しようとしたヘリだったのです。
並んでいる最中に再びヘリが飛来し着地。その方を乗せ上高地方面に飛んで行きました。
無事を祈ります。
快晴の山頂!
360度の大パノラマ!
20年ぶりの槍ヶ岳。並んでも登った甲斐がありました。
その後は北穂目指して歩いていくも、前に書いた通り体の調子が良くない。
槍行列で知り合った、大阪からいらっしゃっていた、おばちゃんの助言を受け、キレット越えの北穂縦走は断念しました。
南岳までご一緒し、天狗原への分岐点にて昼食。
槍ヶ岳山荘で買ったという、おこわのおにぎりやお味噌汁、肴の小魚、山査子までいただき大変お世話になりました。
心より感謝したします。
またどこかで会いましょうと別れをつげそれぞれの道へ…(同じルートですが…(笑))
その日は横尾まで行くつもりでしたが、疲労困憊のためババ平泊まりに変更。
疲れのせいか食欲もなく早めの就寝。
そのおかげか翌朝は回復、上高地目指して下山開始しました。
明神館より梓川の景観を楽しもうと自然探勝路を行く。
観光客の憧憬の視線を感じつつ(?)一路バスターミナルを目指す。
すれ違った若い娘さんの「カッコイイ!」の一声に妄想を抱き、ニヤニヤしながらの散策でした。
「満面の笑みの挨拶。根源は妄想にあり!」
いい山の旅をありがとう!
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