ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 349243
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北穂から奥穂そして前穂へ 快晴の稜線を歩いてきた〜

2013年09月21日(土) 〜 2013年09月23日(月)
 - 拍手
りゅう その他4人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
55:40
距離
29.4km
登り
2,583m
下り
2,575m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

○9/21(土)
・上高地⇒涸沢テン場
5:27上高地6:09 - 6:58明神館7:07 - 7:52徳澤園8:10 - 8:58横尾9:24 - 本谷橋手前で休憩 - 10:28本谷橋 - 12:25涸沢ヒュッテ(幕営)

○9/22(日)
・涸沢テン場⇒北穂高岳⇒涸沢岳⇒穂高岳山荘テン場
涸沢テン場5:50 - 休憩×3回 - 8:39北穂分岐 - 8:49北穂高岳山頂9:30 - 10:04ドーム - ツルム - 休憩 - 最低コル - 涸沢槍 - D沢のコル - 12:03涸沢岳12:13 - 12:33穂高岳山荘テン場(幕営)

○9/23(月)
・穂高岳山荘テン場⇒奥穂高岳⇒前穂高岳⇒上高地
穂高岳山荘テン場4:42 - 5:29奥穂高岳5:55 - 6:04南稜ノ頭 - 休憩 - 7:10最低コル - 7:33紀美子平7:38 - 渋滞 - 8:08前穂高岳8:32 - 渋滞 - 9:00紀美子平9:10 - 9:30雷鳥広場 - 9:55岳沢パノラマ - 休憩 - カモシカ立場 - 11:18岳沢小屋(昼ご飯)11:44 - 胸突八丁 - 13:28上高地
天候 21日 快晴
22日 晴れ
23日 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
千葉から沢渡まで自家用車 11:30に出て、4:00頃に着いた
沢渡第3パーキングは、7割ほどかな

帰りは、大渋滞(小仏トンネルー大月間30km渋滞の表示)
15:00に沢渡をでて、温泉に入って帰路についたが、家についたのは0:40だった
コース状況/
危険箇所等
○登山届
・上高地に登山ポストがあります。
・長野県警 山岳情報
http://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/index.html

○幕営料
・涸沢ヒュッテ:¥700/人・泊(受付時間:〜17時、水場あり)
・穂高岳山荘:¥700/人・泊、45張(土間食堂、外来トイレ利用可・飲料水は¥150/L)
※三連休で、穂高岳山荘のテン場は満杯!
ヘリポート、山荘前のテラス、裏のトイレ前等々、テントだらけ。
テラスのテン場は、山荘の人は一つ一つ、場所を指定して詰めて張っていってました。
来月の三連休も同様の混雑が見込まれると思うので、昼過ぎにはテン場に着いていた方が良いと思います。


【コース状況】
○上高地〜横尾〜涸沢
・特に問題ないですが、自分的にはここが一番きつかった。

※涸沢から先、下山時の岳沢小屋までヘルメット着用しました(ヘルメット普及率高くなりましたね)
○涸沢〜北穂高岳北峰
・がっつり直登
・所々で渋滞発生
・浮石、落石注意。
・涸沢泊で空身ピストンの方多め?

○北穂高岳北峰〜涸沢岳〜穂高岳山荘
・浮石、落石注意。
・ガレ、たまに激しい岩、三点確保四つん這い多数、鎖、梯子、時々渋滞
・悪天、風の強い日に歩くのはかなりこわい。
・涸沢岳から穂高岳山荘までもガレているので、結構歩きにくい

○穂高岳山荘〜奥穂高岳
・ガレ、梯子で歩きにくい。
・落石、滑落注意!

○奥穂高岳〜吊尾根〜前穂高岳
・吊尾根は岩のペイントが一部分かりにくいので注意。
 紀美子平までは稜線に出るのではなく、巻いて。

○前穂高岳〜重太郎新道〜上高地
・人が多い時は、梯子や鎖で渋滞します。
・岳沢小屋から上高地までは気持ちの良い樹林帯歩きが楽しめます
上高地につきました。

朝の6時だというのに、人がわんさかいる〜
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上高地につきました。

朝の6時だというのに、人がわんさかいる〜
天気は最高の予感

焼岳もバッチシです。
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天気は最高の予感

焼岳もバッチシです。
さあ、行きましょう
さあ、行きましょう
河童橋も、登山者でいっぱいだ
河童橋も、登山者でいっぱいだ
空が青いぜ
梓川沿いを歩いていきます。
1
梓川沿いを歩いていきます。
徳沢園に到着

徳沢園といえば〜〜〜〜
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徳沢園に到着

徳沢園といえば〜〜〜〜
そう、ソフトクリームだ!


って、初めて食べましたけど!!
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そう、ソフトクリームだ!


って、初めて食べましたけど!!
お次は横尾

ここもすごい人だ!

横尾大橋越しにみえる山が呼んでるぜ〜

早くあそこにいきたい!
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お次は横尾

ここもすごい人だ!

横尾大橋越しにみえる山が呼んでるぜ〜

早くあそこにいきたい!
重いテン泊装備を背負って、えっちらおっちら本谷橋まで

ここにもたくさん人が休憩してました。
重いテン泊装備を背負って、えっちらおっちら本谷橋まで

ここにもたくさん人が休憩してました。
ここが頑張りどこ

涸沢まであと一時間ぐらいかな
この辺りが、今回の山行で一番きつかった。
(なんでやねんっていわれそうやけど)

右足のすねの前と後ろの筋肉が吊って、足首をうまく動かせんくなったりした。

全然ついていけん

ま、今日は、涸沢までなので、なんとかなるか
とゆっくりめに歩いてたら、なんとかなった。
ここが頑張りどこ

涸沢まであと一時間ぐらいかな
この辺りが、今回の山行で一番きつかった。
(なんでやねんっていわれそうやけど)

右足のすねの前と後ろの筋肉が吊って、足首をうまく動かせんくなったりした。

全然ついていけん

ま、今日は、涸沢までなので、なんとかなるか
とゆっくりめに歩いてたら、なんとかなった。
お〜、あと一息じゃ!
お〜、あと一息じゃ!
きました涸沢へ

今回は天気いいぞ〜

テラスも気持よさそう
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きました涸沢へ

今回は天気いいぞ〜

テラスも気持よさそう
真ん中辺りにテント貼れました

早めに場所を確保してくれた山仲間に感謝です。
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真ん中辺りにテント貼れました

早めに場所を確保してくれた山仲間に感謝です。
明日のぼる、あこがれの北穂高岳

のぼれるのか、俺?
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明日のぼる、あこがれの北穂高岳

のぼれるのか、俺?
なんて、悩んでもしょうがないので、ビールだ!

生ビールってこんなにうまかったっけ?
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なんて、悩んでもしょうがないので、ビールだ!

生ビールってこんなにうまかったっけ?
飲んだらむちゃくちゃ眠くなったので、テントに戻って、お昼寝だ!

パタンと寝れました。
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飲んだらむちゃくちゃ眠くなったので、テントに戻って、お昼寝だ!

パタンと寝れました。
17時頃からテラスで宴

テントが増えましたな〜

夕食食べて、テントに戻ったらすぐに寝てしまいました。
17時頃からテラスで宴

テントが増えましたな〜

夕食食べて、テントに戻ったらすぐに寝てしまいました。
で、朝

4時に起きて準備

お月様が奥穂に沈んでいきます。
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で、朝

4時に起きて準備

お月様が奥穂に沈んでいきます。
東の空は、赤く染まり
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東の空は、赤く染まり
奥穂も赤く染まる(^^)
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奥穂も赤く染まる(^^)
奥穂アップ!
涸沢岳アップ!!
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涸沢岳アップ!!
北穂高岳アップ!

今からのぼるからな〜
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北穂高岳アップ!

今からのぼるからな〜
6時に出発して、北穂を目指します。

人が連なってる。
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6時に出発して、北穂を目指します。

人が連なってる。
岩場もありました。
岩場もありました。
上を見れば青空が!
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上を見れば青空が!
横を見れば、富士山が!!
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横を見れば、富士山が!!
今日は、バテる気配なし

ガツガツのぼれます。
今日は、バテる気配なし

ガツガツのぼれます。
はしごもあったなあ
はしごもあったなあ
だいぶ、上がってきた。

今日、歩くルートが一望できます。
だいぶ、上がってきた。

今日、歩くルートが一望できます。
前穂って、やっぱかっこいいよなあ
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前穂って、やっぱかっこいいよなあ
これは、南アルプスでしょうね
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これは、南アルプスでしょうね
北穂のテン場までやってきた。

ここでテン泊してみたい。
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北穂のテン場までやってきた。

ここでテン泊してみたい。
北穂分岐
お〜、雷鳥だ!

って、わかるかなあ?
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お〜、雷鳥だ!

って、わかるかなあ?
これをのぼりきれば〜〜
これをのぼりきれば〜〜
やったぁ

北穂高岳登頂
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やったぁ

北穂高岳登頂
槍もばっちし

大キレットも一望

今日の天気と体調なら、行けそうな気がしました。
今日はいかないけど!
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槍もばっちし

大キレットも一望

今日の天気と体調なら、行けそうな気がしました。
今日はいかないけど!
笠ヶ岳ものぼってみたくなりますね
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笠ヶ岳ものぼってみたくなりますね
なんか、岩に人が

あんなとこのぼるって、どういうことやねん
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なんか、岩に人が

あんなとこのぼるって、どういうことやねん
再度、大キレット!

いつか歩いてみたい。
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再度、大キレット!

いつか歩いてみたい。
さて、今日のメインは、これから

北穂から涸沢岳を越えて奥穂岳山荘まで行くのだ。

まずは、北穂の南峰まできた
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さて、今日のメインは、これから

北穂から涸沢岳を越えて奥穂岳山荘まで行くのだ。

まずは、北穂の南峰まできた
こっから一気に降りる感じ
こっから一気に降りる感じ
どんどん下るで〜

岩の迫力が半端ない
どんどん下るで〜

岩の迫力が半端ない
ここも、左側は絶壁

落ちたら、涸沢まで行きそうです。
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ここも、左側は絶壁

落ちたら、涸沢まで行きそうです。
慎重に行けば大丈夫
慎重に行けば大丈夫
振り返って

あんなとこ降りてきたんか
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振り返って

あんなとこ降りてきたんか
奥穂を眺める余裕はあんまりなかった。
奥穂を眺める余裕はあんまりなかった。
ここは、渋滞してました。

ま、するわな
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ここは、渋滞してました。

ま、するわな
雨の日じゃなくてよかった〜
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雨の日じゃなくてよかった〜
やっと一息

今度は、あれをのぼるのだ
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やっと一息

今度は、あれをのぼるのだ
最低コルまできたよ
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最低コルまできたよ
かなりの急登
はしごも高度感あります
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はしごも高度感あります
こんな感じでのぼっていきます。
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こんな感じでのぼっていきます。
装備が重いとふらつき気味
装備が重いとふらつき気味
どんどんのぼるで〜
どんどんのぼるで〜
登り切ったら、涸沢岳でした。


ほっ(^^)
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登り切ったら、涸沢岳でした。


ほっ(^^)
槍がだいぶ遠くなったなあ
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槍がだいぶ遠くなったなあ
今日の寝床の奥穂高山荘
今日の寝床の奥穂高山荘
なんとか、ヘリポートの段にテントを張れました。

しかも、白出沢側で、ジャンダルムの目の前という最高のロケーション
なんとか、ヘリポートの段にテントを張れました。

しかも、白出沢側で、ジャンダルムの目の前という最高のロケーション
今日は、登ってる間に、カレー食べたいと思ってしまい、我慢できなくなって、山荘のカレーを買ってしまいました。

山荘前のテラスでガッツリ食べました。

トマトの酸味が聞いてて、バリうまかった。
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今日は、登ってる間に、カレー食べたいと思ってしまい、我慢できなくなって、山荘のカレーを買ってしまいました。

山荘前のテラスでガッツリ食べました。

トマトの酸味が聞いてて、バリうまかった。
ビールも買っちゃった。

バーボンは、担ぎ上げ
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ビールも買っちゃった。

バーボンは、担ぎ上げ
テラスで、まったりしてたら、ブロッケン現象が見れました。
2
テラスで、まったりしてたら、ブロッケン現象が見れました。
本日は、登山者が多くて、テン場がすぐに一杯になり、山荘前のテラスや、横のトイレの前とか、裏のテラスとかもテントで埋め尽くされてました。
本日は、登山者が多くて、テン場がすぐに一杯になり、山荘前のテラスや、横のトイレの前とか、裏のテラスとかもテントで埋め尽くされてました。
ここは、ヘリポートの段

マイハウスは、左の黄色いやつ。
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ここは、ヘリポートの段

マイハウスは、左の黄色いやつ。
気温が下がってきたので、テントで夕食
1
気温が下がってきたので、テントで夕食
ジャンと夕暮れ
夕日が沈んでく
ジャンダルムかっこよすぎ
3
ジャンダルムかっこよすぎ
雲がモクモクわいてきたけど
2
雲がモクモクわいてきたけど
沈む瞬間は見ることができました。

あ、これ、テントの中から撮ってます。
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沈む瞬間は見ることができました。

あ、これ、テントの中から撮ってます。
朝は、渋滞するかもということで、3時おきの5時出発

5時だというのに、みんな起きてて人だらけ
朝は、渋滞するかもということで、3時おきの5時出発

5時だというのに、みんな起きてて人だらけ
登りはじめたらすぐに空が明るくなってきました。
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登りはじめたらすぐに空が明るくなってきました。
この時間が一番好きかも

槍もばっちり
4
この時間が一番好きかも

槍もばっちり
こっちはジャン
明るくなってきたぜ
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明るくなってきたぜ
昨日、歩いた道がバッチリ見えます。
昨日、歩いた道がバッチリ見えます。
という感じでのぼってきたら、奥穂高岳登頂!

人でいっぱいでした。
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という感じでのぼってきたら、奥穂高岳登頂!

人でいっぱいでした。
ジャンダルム方面に行く人もいっぱい
ジャンダルム方面に行く人もいっぱい
あ、太陽がのぼってきた!
あ、太陽がのぼってきた!
うーん、いい感じ
うーん、いい感じ
これは笠ヶ岳
槍方面。
ジャンが赤く染まり
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ジャンが赤く染まり
俺も赤く染まり
ピカ〜っとおでましです。

今日もいい天気だ
ピカ〜っとおでましです。

今日もいい天気だ
これは、山頂直下の祠

無事を祈念
1
これは、山頂直下の祠

無事を祈念
さあ、行きましょう

吊尾根を超えて前穂へ
さあ、行きましょう

吊尾根を超えて前穂へ
雨降ってないとこんな感じなんやなあ
雨降ってないとこんな感じなんやなあ
ジャンから西穂方面がばっちり
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ジャンから西穂方面がばっちり
前穂と岳沢槍(明神槍)
前穂と岳沢槍(明神槍)
こんな感じのところを歩いていきます。
こんな感じのところを歩いていきます。
やっとこさ紀美子平についた

ひと休憩して、ザックをデポして
前穂アタック
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やっとこさ紀美子平についた

ひと休憩して、ザックをデポして
前穂アタック
これが意外ときついんですよね〜
これが意外ときついんですよね〜
上高地方面もきれいに見えてる
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上高地方面もきれいに見えてる
やったあ前穂高岳登頂!

今年3回め
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やったあ前穂高岳登頂!

今年3回め
涸沢もきれい
昨日から歩いてきた道をみながら

バンザイ
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昨日から歩いてきた道をみながら

バンザイ
雲海もめっちゃきれい。
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雲海もめっちゃきれい。
さあて、今日はあそこまでおりなきゃだ
さあて、今日はあそこまでおりなきゃだ
ひん曲がったはしごや
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ひん曲がったはしごや
急勾配の下り坂で膝がガクガク
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急勾配の下り坂で膝がガクガク
スリッピーだったりもする。
スリッピーだったりもする。
岳沢パノラマ到着時は、残念ながらガスでした。
岳沢パノラマ到着時は、残念ながらガスでした。
暑さにへろへろになりながら、岳沢小屋に到着だ

ここで、昼飯タイム
暑さにへろへろになりながら、岳沢小屋に到着だ

ここで、昼飯タイム
あとはゆるやかに下るだけ

バイバイ、穂高
またくるぜ
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あとはゆるやかに下るだけ

バイバイ、穂高
またくるぜ
下界に降りてきてしまいました。
下界に降りてきてしまいました。
上高地からみた穂高

カップルは見知らぬ方です。すみません。
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上高地からみた穂高

カップルは見知らぬ方です。すみません。
河童橋から

写真でよく見る景色だ〜
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河童橋から

写真でよく見る景色だ〜
15時前に駐車場まで戻ってきたら、閑散としてました。
15時前に駐車場まで戻ってきたら、閑散としてました。
なので、夜露に濡れたテントを天日干し

すぐに乾いて手間いらず。

今回はホントにいい山行でした

みなさんありがとう
なので、夜露に濡れたテントを天日干し

すぐに乾いて手間いらず。

今回はホントにいい山行でした

みなさんありがとう

感想

 とうとうやりました〜
 快晴の穂高連峰をみっちりきっちり満喫してきましたよ〜〜

 このところずっと、週末はいつも雨♪〜 でしたが、この度の9月後半の3連休は晴れ天気
 やっぱ天気いいと、いいね〜
 
 穂高に関しては、
 去年の夏休みに計画したけど、雨模様とのことで、前日に南アルプスに転進
 今年のゴールデンウィークにも計画したけど、大雪雪崩のため、横尾から先に進めず。
 今年の海の日休暇に計画し、雨だったんだけど強行し、登れたはいいけど、雨の中
っていうことで展望が望めず、微妙な感じでした。

 で、4度目のチャレンジ、今回は最高でした。

9/20金曜日、仕事を終えて、帰宅し準備して仮眠して出発の予定だったけど、結局30分ほどしか
仮眠はとれず、23時30分頃に出発し、沢渡に4時につきました。バスターミナルに一番近い第3Pは、
一段目が9割ぐらいの入りでした。

 この時期の上高地行きの始発は、5:40とのことだったので、車の中で寝ようとしたけど、
5時ころからバスの音が聞こえ出し、慌てて準備して、ターミナルに向かうと、バスは動いていました。
混むのを予想して、早めに運行してくれてたみたい。
 結局、5時30分くらいのバスに乗れて、6時10分くらいに上高地に着きました。

 上高地は、びっくりするぐらいの人であふれてました〜

 ここで、今回の山行にあたって、上高地いりの時間があえば、一緒に歩きましょうかねとゆるく話していた
メンバーさんたちとうまく合流!

 よって、この度はひとりではなく、去年、槍ヶ岳のテン場で隣だったことからお知り合いになったtaeさんと、
taeさんの山仲間の関西からの山男3名(リーダーYさん、Hさん、H君)さんとのコラボ登山となりました。

 よろしくお願いしま〜す
 

 快晴の中を出発です。
 テン泊装備で重いけど、こころは晴れやか、わくわく感でいっぱい

 河童橋を過ぎて、明神館のとこで小休憩して、徳沢園へ

 ここは、そうソフトクリームですよね
 とはいっても、一度もたべたことなかったけど、今回初めて頂きました。
 あっさりしてて美味しかった。
 ひとりじゃきっと食べなかったので、これもコラボ登山のおかげですね。

 横尾までは、平坦路
 途中梓川の河原に近づくところでは、山々がきれいに見えます。

 横尾で大休憩して、準備を整え、さあ出発
 ここからは、それなりのやまみちです。

 ずっといい天気で、本沢橋までは特段問題なし。

 本沢橋から、坂がきつくなっていくんですが、この辺りから、汗が吹き出し、
少し遅れ気味に!そんなに早く歩いているわけじゃないのに、なかなかついていけない。
 テン泊装備は久しぶりで重いけど、それだけではなく、きつかった。

 しまいには、右足のすねが吊ってしまい、足首がうまいこと動かせなくなってきて、
超スローペースで進みました。(もちろん、ミネラルと水分は多めに取ってたんですよ〜)
 いやあ、初日に足が吊ることが多く、寝不足とかも原因なのかもな。
(今回の山行で、ここが一番きつかった)

 スローペースでなんとか吊ることはなくなったので、おまたせしつつ、涸沢に到着
 最後は先に行ってもらい、テン場の場所を確保してもらいました。
 スミマセン、ありがとう。

 涸沢のテン場は基本岩の上。
 そこそこ平らなところですが、ゴツゴツは否めない。
 岩のゴツゴツに身体を添わせれば、バッチシ寝れました。

 テントを張って、ヒュッテのテラスで宴です。
 奮発して、生ビールを購入 めっちゃうまかった。

 ここのテラスは気持ちいい。1人だとこういうところでのんびりできないので、
今回は、とても楽しかったなあ。
 やま!という共通の話題もあるしね

 途中で眠たくなったので、テントに戻ってお昼寝
 涸沢カールを眺めながら、ストンと眠ってしまい・・・・・
 そろそろ、晩ご飯ですよ〜って起こされるまで、熟睡でした。

 晩ご飯もテラスで!
 それぞれのご飯をそれぞれで頂く。
 俺は、ご飯とラーメンという至ってシンプルなメニュー、うまいからいいのだ。

 奥穂方面に日が沈んで、寒くなってきた頃に、各々テントに戻って寝ました。
 夜は月が明るくて、星がかすみ気味だったけど、きれいな夜空も見れました。


9/22(日)

 この日は、北穂にアタックして、そのまま奥穂岳山荘まで、縦走です。
 俺的には、全く初めてのルート、特に北穂-涸沢岳間は、難ルートと言われてるので、
緊張します。

 朝ごはんは、それぞれに済まし、日があがり、涸沢カールが赤く染まるのを拝んで
6時に出発です。

 この時点で、北穂への登山道には、多くの人が連なっていました。
 
 サブザックだけの人も多かったですね。
 我々はここからヘルメット装着。
 
 ヘルメットもだいぶん普及したように思います。
 あ、涸沢小屋のところで、県警の方が、装備チェックをしていましたね。
(われわれは、なにも言われなかったけど)

 北穂へは、基本がっつり上りです。
 ひたすらのぼるのぼる

 でも、前日のような、足が吊ったり、バテバテになったりはしませんでした。
 やっぱ、モチベーションと睡眠と栄養かな?

 鎖場では少し渋滞したけど、思いのほかスムーズで、サクサク登れたと思います。
 途中から富士山も見えるようになり、青空をバックにした大パノラマでしたね〜

 ホントにきれいやったなあ。

 で、あこがれの北穂高岳に到着!!!!!

 大キレットとその先に槍もくっきり
 大キレットへの挑戦意欲がますます増してきました。

 それにしても、ここの小屋はすごいところに立ってますね〜、テラスが最高
 ここには、ぜひ泊まってみたいと思いました。

 ここで、休憩と行動食をとって、いよいよメインイベントに!

 テン泊装備で行けるかが心配でした。
 急な坂、切り立ったとこのトラバース、両側が落ちてるせまいルートなど、
てんこ盛りでした。
 高いところが、こわいくせになぜか行きたくなるのが不思議

 結論としては、しっかり歩くことができれば大丈夫でした。
 3点支持の基本と、集中力を途切れさせない体調と、ベストコンディションの天候が
揃ったのが一番ですけどね。

 テン泊装備で、あそこを歩けたことは、すごく自信になりました。
 
 涸沢岳についたときは、かなりホッとしましたけどね^^;

 ここからは、今夜の寝床の穂高岳山荘に向けて、下るのみ
 早めに行って、テン場を確保しないと!


 山荘についた時には、かなりの人で溢れてて、テン場も正規の場所は、
ほぼ埋まってる状態でした。
 ヘリポートの段のところに張り始めていたので、我々もそこに張ることに!
ちょうど、端っこが空いていたので、そこをゲット。
 白出沢側でジャンダルムが真正面に見えるベストポジションでした。
(テントで寝転びながら見た夕日がめっちゃきれいやった)

 テントを張り終えたあとは、食事〜

 この日は、朝のぼってる時からカレーが食べたくてしょうがなかったので、
山荘のカレーを購入し、外のテラスの一段上がったところの板の間で頂きました。
 いやはや、めっちゃうまかったです。

 食べて落ち着いてから、水とビールを買って、メンバーで談笑。
 天気もいいし、展望もいいし、何でもうまいし、最高です。

 この日は、かなりの人が泊まるらしく、山荘前のテラスにも、次々とテントが張られていきます。
 しまいには、我々の宴会スペースにも張るのでしばらくしたら避けて下さいとのお達しがあり、
撤収しようとしていたら、涸沢側でブロッケン現象が見れました。みんなで立ち上がって、手を降ったりして
盛り上がりました。

 撤収後は、テントに戻り、まったりですね。
 こういう時間も気持ちいい。
 
 夕日もなんとか見れたし、なにからなにまで満喫の一日でした。


9/23(月)

 この日は、奥穂を越えて、上高地まで
 これだけの人が山荘にいるってことなので、渋滞を避けることと、どうせなら、日の出を奥穂山頂で見ようといいうことで、朝5時に出発。
 最初のはしごのところで、少し渋滞したけど、そのあとはスムーズに歩くことができ、空が黒から青に変わっていく様を眺めながら、奥穂高岳に到着!!
 そして、ここで日の出

 やっぱ、山での日の出はいい
 めちゃくちゃキレイやった

 7月に来たときは雨とガスで何にも見えんかったけど、今回は快晴。
 あ〜、こういう風に見えてるんだ〜と改めて思いました。

 ジャンダルムが意外と近いし、吊尾根は、いったいどこ歩くんだ?ッて感じ

 奥穂では、写真とりまくりでしたね。
 ずっと奥穂を目標にしてた人もいたので、感激されてました。

 で、次は前穂高岳だ

 この前は、小屋泊装備で雨の吊尾根だったけど、今回は、テン泊装備で快晴
どっちがきびしいかなあ??重たいほうがきついかもなあ

 つり尾根は、あんまりおそろしいところはなかった感じです。
 ながい鎖場はあるし、石がもろいところはズルっと行きそうだけど、なんとかなりました。

 ここは、西穂高岳方面の展望が素晴らしい
 こっちもそのうちのぼりたいっす。

 紀美子平について、ザックをデポして前穂にアタック。
 ここは、今年3回めなので、しんどさもわかってるので楽でした。
 山頂では、またもや写真を撮りまくり、撮ってもらったりもして、満喫

 おなかが減ったので、紀美子平に戻りました。

 あとは、がっつり降りるだけ、
 重太郎新道は、きついですよ

 でも、わかってるので、そんなにしんどくない
 黙々と降りて行き、途中で飛ぶ雷鳥を見かけたりしながら、岳沢小屋まで降りました。

 岳沢小屋で、お昼を食べて、上高地へ

 この辺りになると、あーあ、終わっちゃうんだなあって、さみしくなる
 今回は、楽しかったので、尚更でした。

 上高地につき、バスのりばで、今回のメンバーとお別れ
 初めて歩いた人ばかりだったのに、前から知っているような感じになるのが不思議

 ペースを作っていただいたり、なにかを気を使って頂き、本当に楽しかったです。
 
 また、ご一緒したいです
 よろしくお願いします


 沢渡方面はおれ1人だったので、1人でバスに乗り、自分の車のところに戻りました。
 
 で、駐車場につくとガランとしていて、天気もいいし、急いで帰っても渋滞してるだけだし
ということで、テントを広げて干して、ボケ〜としてから、温泉に入って、渋滞に突っ込んで帰りました。


 今回は、天候にも、メンバーにも恵まれて、最高の山行でした!


 いつもながら、ながながと書き連ねてしまいました。
 最後まで読んで頂きありがとうございました。

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コメント

凄い!!
私もちょっと前に穂高縦走すべくテントで涸沢にきたんですけど、天候とザックの重さに負けて北穂だけになりましたぁ。
体力つけなきゃだー!
絶対リベンジするぞー!
2013/9/26 21:04
いいな〜!北穂!
ryu さん
最高のお天気だったみたいで。
本当によかったね!

てか、ryu さん朝からソフト食べたの?
カレーも、一度頭に浮かぶと
打ち消すことが難しいよね(笑)

キレイな朝に、素敵な夕暮れ。
いいな〜!
北穂まだなので行きたくなっちゃった。

これはじっくり時間をかけて
見させてもらいますね。

ガッツリ山行、お疲れさまでした。
2013/9/27 0:01
ashinuさん
俺達が、下山した日に、涸沢入りしてたんですね

たしかにテン泊装備は重いです。
俺も、荷物の選別とパワーアップをはからなきゃ

リベンジうまくいくといいね〜
2013/9/29 11:22
sionさん
ほんとに最高の天気やったよ。

晴れた横尾を初めて見たかも
徳沢園のソフトも前から知ってたんやけど、いつも雨で寒くて、ソフトどころじゃなかったんだよ。
今回は、晴れたし、機会を失ったらいけないと思い、朝から食べました。

思ってるよりあっさりしてておいしかった。

カレーは、ホントばりうまでした。

天気いいと、きれいな写真がとれるから幸せです。
2013/9/29 11:25
穂高縦走おめでとうございます*\(^o^)/**/
晴れる時は晴れるんですねえ
食も天気ももちろん山も…大大大満喫のようで
とってもとーーーってもうらやましいです
盛りだくさんの山行お疲れデシタ(-_^)
2013/9/29 20:48
39taroさん
ありがと〜

憧れの北穂だったので、うれしかったです。
みんなで行く穂高はなかなか晴れないけどね

今度は、晴れますように!
2013/9/30 8:21
たまんない
すばらしい山行記録です。天気が良くて本当に良かったですね。
山で見る雲って迫力あって動きがあってダイナミックですね。

かなりレベル高そうなところですね、これはヘルメット欲しいよなあ。
ここを2泊分のテント装備背負って歩くなんて、さすがはりゅうさんです。
2013/10/2 23:44
nisiくん
こんだけいい天気が続くといいよね〜

カッパの出番なし

涸沢から先は、ヘルメットしている人がかなり多かったよ。
登山口のところで、朝から県警の人が、装備チェックしてて、俺も上から下までじっくり確認された。

テン泊装備で今回を歩き通せたことは、自信になりました。
2013/10/3 8:25
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