秋晴れの唐松岳〜五竜岳
- GPS
- 16:30
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,610m
- 下り
- 1,920m
コースタイム
9/29 五竜山荘4:40−5:34五竜岳6:30−7:13五竜山荘8:33−9:30大遠見山9:50−11:23中遠見山11:45−12:10小遠見山−13:06白馬五竜スキー場最上部−13:18アルプス平
天候 | 両日とも快晴(但し、28日夕方、一時的に曇) ※日本海が見える程の好天でした |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
神城駅6:46=〈大糸線〉=6:52白馬駅7:05=〈バス5分〉=7:10八方バスターミナル=〈徒歩10分〉=7:30八方尾根スキー場ゴンドラアダム乗り場7:45=〈八方アルペンライン〉=8:20八方池山荘 9/29 アルプス平13:35=〈テレキャビン〉=13:45 エスカルプラザ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・八方尾根:危険個所なし ・唐松岳頂上宿舎〜唐松岳:危険個所なし ・唐松岳頂上宿舎〜五竜山荘:最低鞍部までの岩場が危険。鎖場有。転落、スリップ注意 ・五竜山荘〜五竜岳:後半のガレ場ではストックは片付けること。山頂直下は鎖場有。浮石に注意。 ・遠見尾根:上部は、鎖場もあるが、鎖を使わなくても下りられる。但し、ストックは片付けること。西遠見山まで一気に下る、その後、意外とアップダウンが激しい。 |
写真
感想
■アプローチ(自宅〜白馬五竜スキー場)
金曜22時半に自宅を出て、一般道で白馬五竜スキー場へ。途中、仮眠をとって、5時半到着。
■白馬五竜スキー場〜八方尾根スキー場(ゴンドラアダム乗り場)
神城駅まで15分程歩き、大糸線で白馬駅へ。そこから猿倉行バスで八方バスターミナルまで行き、10分程歩くと、ゴンドラ乗り場です。
■アルペンライン(ゴンドラアダム〜アルペンリフト〜グラートクワッド)
八方池までは、アルペンラインで。八方尾根スキー場を抜けていきます。ゴンドラ山頂付近では、牛が放牧されていました。ゴンドラを下りてからは、クワッドリフトで、兎平ゲレンデ、リーゼングラートを登ります。
■八方池山荘〜八方池
文句なしの秋晴れ。この区間はハイキングコース、観光客も多いです。白馬三山、五竜、鹿島槍を眺めながら、登ります。
■八方池
お目当ての水面に映える白馬三山を見ることができました。観光客もいて、賑やかです。ずっとゆっくりしたいところですが、先を急ぎます。
■八方池〜扇雪渓
八方池までは高山帯ですが、この区間は樹木の生育する亜高山帯。豪雪を生きるダケカンバが印象的でした。扇雪渓は、かなり小さくなっています。
■扇雪渓〜唐松岳頂上山荘
丸山からの展望が最高、不帰瞼が間近に見えます。
■唐松岳頂上山荘〜唐松岳
15分程でピークです。頂上山荘からピストンしている登山者で賑わっていました。山頂からは、日本海、北アルプスの山々(後立山、剱、立山…)、妙高、火打、高妻そして遠く富士山まで望めました。頂上山荘に向かって下ると、テン場が見えます。テン場は頂上山荘西の急な斜面にあります。夜のトイレが厳しそうです。
■唐松頂上山荘〜五竜山荘
今回の山行で最も危険なルートです。大黒岳鞍部までは、所々に鎖の付いた岩場、ガレ場を下ります。整備はされていますが、滑落したら、谷底です。鞍部から五竜山荘までは登りになりますが、危険箇所はありません。
■五竜山荘(テン場)
受付の方に、テン場の受付をお願いすると、テントが張れた場合(満足のいく場所が確保できた場合)、受付をするとのこと。やはり張れる場所がかなり少ないのかコージツ山荘で買い物した時にもらった「登ろう!白馬」のはがきを持っていたら、押しますよと言ってスタンプを押してくれました。適地が少なくなってきていました。今回は、やや斜めっていたものの、サイト場を確保できましたので、受付を済ませました。一泊500円、水は1リットル100円です。
■五竜山荘〜五竜岳
4:40夜明け前に歩き始めましたが、かなりの人が山頂を目指していました。松本方面、黒部方面の夜景が見えました。近くでは雷鳥の鳴き声が聞こえました。コース後半は、ガレ場、岩場、鎖場となります。この区間ではストックは不要、というか使用は危険です。ザックにしまう(山荘からの往復なら、山荘に置いてくる)ことになります。
■五竜岳
ご来光前に登頂できました。日本海、北アルプスの山々(先月登った黒部五郎、薬師をはじめ後立山、剱、立山…)、妙高、火打、高妻、志賀高原、浅間山、八ヶ岳、南アルプス、富士山まで望めました。ご来光は志賀高原の方角から上がりました。
■遠見尾根
大遠見山まで一気に下り、その後アップダウンを繰り返しながら、地蔵ノ頭まで下ります。このアップダウンが意外ときついです。白岳からの五竜岳、大遠見からの五竜岳と武田菱、西遠見での五竜岳と紅葉が特に印象残ります。小遠見山は今回も巻道を使いました。ここから1時間程で、アルプス平へ到達します。
■地蔵ノ頭〜アルプス平〜エスカルプラザ
アルプス平ゲレンデの中を歩きます。高山植物園となっています。ゴンドラ乗り場では、白馬五竜の天然水が飲めます。テレキャビンに乗るとあっという間にエスカルプラザ。エスカルプラザで、五竜山荘のスタンプが押印された「登ろう!白馬」のはがきを提示すると、白馬オリジナルグッズ(デジカメ、スマホを入れる防滴ポーチ)を頂きました。
■エスカルプラザ〜十郎の湯〜自宅
下山後、十郎の湯へ。その後、長野IC〜吉井IC〜一般道と帰宅しました。関越が上里SA辺りから渋滞していたため、吉井からは一般道(国道254号)を選びました。
■まとめ
2010年8月末以来、2回目の唐松〜五竜でしたが、今回も好天に恵まれました。今回は、八方池の水面に生える白馬三山、ピークからの日本海を目当てにしての山行ですが、どちらも見ることができました。このコースは、ゴンドラ、リフトが使えるので、1泊2日でも十分こなせます(好天であれば)。遠見尾根ですが、今回もきつかったです。大遠見まで一気に下って、そこからはアップダウンの繰り返しです。次は、GW後の残雪期に唐松を登ってみたいと思いました。
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