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記録ID: 39120
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

双六岳〜樅沢岳〜笠ヶ岳(新穂高温泉からの半分周回コース)

2008年07月12日(土) 〜 2008年07月13日(日)
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youtaro その他1人
GPS
33:10
距離
37.1km
登り
3,072m
下り
3,071m

コースタイム

<12日>
04:50新穂高温泉駐車場→09:30鏡池小屋→11:15双六小屋(80分休憩 昼ごはんと設営)
→14:00双六岳(60分休憩)→16:00テント場(60分休憩)→18:00樅沢岳
(30分休憩)→19:00テント場
<13日>
04:00テント場→06:50秩父平→09:15笠ヶ岳→10:50杓子平→
13:00笠新道入口(10分休憩)→14:00駐車場
天候 12日:曇り時々晴れ
13日:晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2008年07月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・登山ポスト有
・秩父沢周辺にはまだ雪が大量に残っており、少し迷い易い状況だった。(雪渓を
 登りすぎてしまう可能性がある 私たちも10分ほど余計に登ってしまった)
・双六小屋のテント場は花崗岩の砂の上にテントを張るため、とても快適です。
・昼ごはんを双六小屋で食べましたが、とても美味しい。
 (居心地がいいため長居してしまった。。。)
・秩父平は雪渓のトラバースがあり、ここは慎重に通過する必要がある。
 グズグズの雪でアイゼンが効かないため、ピッケル等をアンカーに出来ると
 良いと思う。(私たちはピッケルを持っていなかったため、足場を作りながら
 一歩一歩慎重に渡った)
・笠新道の下りは膝への負担が高いため、膝が痛くなる人にはお勧めできません。
・帰路、平湯温泉の「ひらゆの森」に立ち寄り、リフレッシュ。
 (レストランの食事も美味しい)
秩父沢はまだ雪渓です。
2008年07月12日 07:14撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/12 7:14
秩父沢はまだ雪渓です。
キヌガサソウ衣笠草
秩父沢周辺で
2008年07月12日 09:05撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/12 9:05
キヌガサソウ衣笠草
秩父沢周辺で
双六岳山頂で昼寝
(少しばてている。。。)
2008年07月12日 14:23撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/12 14:23
双六岳山頂で昼寝
(少しばてている。。。)
気持ちのいいテント場
(花崗岩の砂の上に張る とても心地よい)
2008年07月12日 17:11撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/12 17:11
気持ちのいいテント場
(花崗岩の砂の上に張る とても心地よい)
夕方、樅沢岳まで散策に行きます
2008年07月12日 17:30撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/12 17:30
夕方、樅沢岳まで散策に行きます
樅沢岳からの槍 来て見て良かった!
2008年07月12日 17:52撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/12 17:52
樅沢岳からの槍 来て見て良かった!
槍をバックに
2008年07月12日 18:15撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/12 18:15
槍をバックに
翌朝 
朝焼けの槍
2008年07月13日 04:31撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/13 4:31
翌朝 
朝焼けの槍
早朝の槍穂高連峰
2008年07月13日 05:09撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/13 5:09
早朝の槍穂高連峰
秩父平に到着
2008年07月13日 06:45撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/13 6:45
秩父平に到着
絶景!
この独特の景観は最高!
2008年07月13日 06:51撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/13 6:51
絶景!
この独特の景観は最高!
カール地形に秩父岩が映える
2008年07月13日 06:55撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/13 6:55
カール地形に秩父岩が映える
稜線に上がりました
2008年07月13日 07:31撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/13 7:31
稜線に上がりました
これがほんとのスカイライン!(笠ヶ岳への稜線)
2008年07月13日 07:56撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/13 7:56
これがほんとのスカイライン!(笠ヶ岳への稜線)
2008年07月13日 08:54撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/13 8:54
笠新道分岐から杓子平へ下る
2008年07月13日 10:53撮影 by  COOLPIX L12 , NIKON
7/13 10:53
笠新道分岐から杓子平へ下る
撮影機器:

感想

双六岳から笠ヶ岳の稜線歩きを目的に双六岳へ向かう。キヌガサソウを初めて見たが、
大きくて妖艶な雰囲気(ちょっと大げさ)もあり見応えのある花だ。鏡池までが結構
遠くて途中の雪渓で30分程度時間をロスしたこともあり、スタートから4時間30分
かかってしまった。
7月中旬だが、雪は多い。鏡池からはハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲ、ツガザクラ
などが咲き乱れる道を双六岳へ続く稜線へ登っていく。槍穂高連峰は雲にかくれて
見えない。稜線をしばらく行くと、樅沢岳と双六岳の鞍部に双六小屋が見えてきた。
双六小屋はとても立派な小屋で、テント場も花崗岩の砂がベースになっていて
とても快適な場所。水も雪渓から引いており、とても豊富である。小屋で、カレー
とラーメンを食べたが、とても美味しいし、小屋のスタッフもいい感じの人ばかり。
余裕があれば、三俣蓮華岳までいこうかな?とも思っていたのだが居心地の良い
小屋でのんびりしてしまい、今回は双六岳周辺の散策に留めることとした。
天気は回復傾向で、鷲羽岳、水晶岳、黒部五郎岳、薬師岳、野口五郎岳と名だたる
山がよく見えるようになってきた。(明日行く予定の笠ヶ岳は雲の中)夕方は夕焼け
の槍穂高連峰の展望に期待して、樅沢岳に登る。登ってみると、昼間は雲に隠れて
いた槍ヶ岳が見えていた。適当に雲がたなびき、来てみて良かった!という絶景。
強風が吹き、寒い中 30 分ほど景色を堪能した。テント場へ戻る途中、笠ヶ岳も
遠くに見えてきてた。明日の縦走が楽しみである。
翌日は4時から行動開始。30分ほどで明るくなりだした。槍穂高連峰が後ろから朝日
を浴びて幻想的な風景になっている。秩父平に到着すると、まだ雪がたっぷり残って
おり、急な斜面のトラバースもあり、少し緊張する。しかし、秩父岩が真正面に
見える独特のカール地形はほんとにいい景色。長男も思わず万歳。秩父平から笠ヶ岳
の稜線にでると、お〜、まさにスカイライン!右にカーブしながら2700メートル前後
の稜線が笠ヶ岳まできれいに続いている。途中の笠新道への分岐にリュックをデポ
し、山頂まで往復した。山頂は霧にまかれる直前で、周りの展望はあまりなかった。
笠ヶ岳山荘で少し休憩し、分岐まで戻り笠新道を下る。まずは杓子平で、ここも
カール地形が美しい。杓子平を過ぎるとあとはひたすら下るのみ。
(1400メートルいっきに下る)下りの達成感みたいなものを感じる笠新道の下山
でした。今回もいい山だった。

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