記録ID: 4439906
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
【中央アルプス縦走】空木岳から宝剣岳・木曽駒ケ岳まで(檜尾避難小屋利用)カモシカと雷鳥に出会った
2022年06月27日(月) 〜
2022年06月28日(火)
体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 14:34
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 3,358m
- 下り
- 1,634m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 10:02
16:17
2日目
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 4:28
天候 | 1日目…晴れ後曇り後雷雨後晴れ 2日目…晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
「空木岳から木曽駒ケ岳」へ、檜尾避難小屋利用の1泊2日行程です。 逆ルートの方がロープウエイ利用で楽なせいか、空木⇒木曽駒はあまり情報が無いので、これから登る方のためにまとめました。参考にしてください。 ◆駒ケ根高原スキー場から空木岳まで 長い樹林の登りが辛く苦しいルートです。標高差2000mあるのでとてもハード。鎖場もちょっとだけあります。コースタイムは8時間ほどですができるだけ短縮したいところ。 ◆空木岳から檜尾避難小屋まで 空木岳から先はアップダウンの激しい稜線の通行となります。中央アルプスは山と山の間の谷が深いと感じます。よく「木曽駒と空木の間はアップダウンが多くて大変」と言われますが、本当にマジでアップダウンがキツイです。名もないピークも巻かずに全て越えていくイメージ。 登山道はよく整備されていて危険はありませんが、段差の大きな登り降りの連続で腿や膝にダメージが蓄積します。ここまでの空木岳への2000m登りの後だけに疲労もマックスで、このセクションはかなりしんどいです。覚悟しましょう。 コースタイム5時間ほどですが、4時間ほどで歩ければ余裕をもって避難小屋まで到着できるでしょう。 なお途中に木曽殿山荘があり、営業していない時は冬季小屋が利用できると思いますが要確認です。 ◆檜尾避難小屋の状況 改修されて綺麗になりました。7/22からは営業小屋になりますが、それまでは避難小屋として利用できます。とても小さな小屋です。1階とロフト合わせて6名でいっぱい、それ以上だと窮屈になります。トイレは2個あってとても綺麗です。紙はありません。水場は未確認ですが周辺に雪がありましたので水を作ることは可能。 ◆檜尾避難小屋から木曽駒ケ岳まで 1日目に苦労した分2日目の行程は短くて楽ちんです。檜尾岳から濁沢大峰、次の島田娘までも相変わらずアップダウンがキツイですが、ここを越えれば後は楽になります。宝剣岳を通過する破線ルートは結構怖い鎖場の連続ですが、距離はとても短いので注意して通過すれば問題ないでしょう。宝剣岳から木曽駒ケ岳まではこれまでとは打って変わってアップダウンの少ない楽な登山道です。ラスト楽しみましょう。 ◆水場状況 池山小屋の水場以降は水場らしい水場がありません。のでここでたっぷり背負って行く必要がありこれがまた辛い。空木平避難小屋前に水場あり。宝剣小屋は営業しているので購入可能。僕は5リットルほど背負って行き、途中補充無しで最後まで持ちました。 なお、全行程通じて登山道に雪はほとんど残っていません。アイゼン不要。 |
その他周辺情報 | 露天こぶしの湯からの明治亭ソースかつ丼でライフ回復と生還記念 |
写真
感想
右膝の疲労骨折が完治していないこともあり、登る前はとても不安でした。特に1日目の行程が長いため、「山中で動けなくなったらどうしよう」と心配でした。
結果的には膝は痛かったものの何とかなりましたが、特に1日目は長い行程に加え吹き続ける強風と雷雨で疲労困憊となり、とても苦しい登山だったという感想です。やっぱり標高差2000mは伊達じゃないです。
せっかくなので空木岳ふもとから登りたいし、2日目を楽にしたいというのもあったのでこのルートにしましたが、体力ギリギリでした。いやー、きつかったです。多分もう二度とやらない。
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