針ノ木岳・蓮華岳:スバリ岳・赤沢岳 扇沢から周回


- GPS
- 34:53
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 2,666m
- 下り
- 2,660m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 7:58
天候 | 24日:晴時々曇り 25日:晴れ後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な場所や分かりにくい場所は有りませんが、細かい注意点は。 ■種池から針ノ木岳の間は北アルプス主稜線では登山者の少ない区間ですので、ハイマツが生い茂って道を隠したり、目印のペンキが消えかけている場所も有ります。 ■赤沢岳、スバリ岳、針ノ木岳間の稜線は一部切り立った崖の上の細い稜線も有るため慎重な行動が必要です。(落ちると命に関わる場所が数カ所有ります) ■稜線上で水の補給は出来ません。(山小屋で購入は可能) ■針ノ木雪渓は通常8月半ばまでは通行可能ですが日々融けていますので、最新の情報を確認願います。(雪渓が使えないと難易度が増します) ■大沢小屋から扇沢間は深い笹藪の中、足下は苔むした岩と木の根が張り出し湿っぽく非常に滑りやすい状態です。枝尾根の上り下りが続き、小さな沢の徒渉も数回有ります。3Km1時間となっていますが歩きにくく、下りとは言え楽ではありません、私的には今回のルート中この区間が最も大変でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
インナーシュラフ
消毒用アルコール
体温計
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感想
6月末に梅雨明け宣言したものの、その後ははっきりしない天気が続き、7月は計画を立てる度に天候不良で中止となり月末近くなってやっと山に行くことが出来ました。
今回の目的地は後立山連峰の最南端、種池から蓮華岳までの縦走としました。
この区間は北アルプス主稜線でも登山者が少なくハイシーズンでも比較的空いています。また途中の6つのピークが全て山としてしっかり独立していて中々登り甲斐が有って楽しいコースです。
日帰りで行く猛者もおりますが、大展望の稜線と数々の高山植物が咲き乱れるこの時期、1泊でゆっくり行くのがお勧めだと思います。
このコース、針ノ木雪渓から登り時計回りに種池に向かう方法と柏原新道から登り、反時計回りに針ノ木峠に向かう二つの方法が有るのですが、今回は以前から気になっていた新越山荘に泊まりたくて反時計回りのルートとしました。
二日間のルート配分や体力的には針ノ木雪渓から登り初日蓮華岳に登って針ノ木峠に泊まる方が良いのかも知れません。
初日、登山口の扇沢には6時過ぎに到着、初日は新越山荘までの楽なコースなので遅めのスタートとしました。
相変わらず整備万全で快適な柏原新道を登り難なく種池到着。最近はここ種池山荘のピザが人気とのことで、この日も小屋の前ではピザを食べている人が沢山おりました。
天気は若干雲が多いものの、いかにも夏山らしい良い天気。種池から針ノ木岳方面に向かう人は殆ど居ないため静かな稜線を満開に咲き乱れる高山植物を眺めたり、ガスが切れて視界が広がると現れる雄大な剱立山の大展望を楽しみながらのんびり夏山を満喫しながら歩きました。
新越山荘はコンパクトながらきれいで快適、小屋に居ながらにして大展望が楽しめる期待通りの素敵な小屋でした。
二日目、雲が多いながらも晴れており今回の目的地針ノ木岳・蓮華岳が小屋から間近に眺められました。
初日は非常に楽なコースだったのですが、二日目は登るピークも5つ、途中のアップダウンも大きく岩場や雪渓も有る変化に富んだなかなか骨の有るコースです。
最初の鳴沢岳、赤沢岳は比較的楽だったのですが、スバリ岳に向かうと悪場も出てきてアップダウンで体力も消耗し厳しい状況となりましたが、昨日にも増して沢山の花々に癒やされ、ガスの切れ間から見える大展望に元気を貰って楽しみながら針ノ木岳に登頂出来ました。
針ノ木岳の下りでは待望の雷鳥の親子にも遭遇、長丁場でしたが元気に針ノ木峠に到着しました。
体力的に難しい様なら蓮華岳はパスして峠から下山も検討していたのですが、小屋で一休みしただけで最後のピーク蓮華岳も登頂出来ました。蓮華岳に来た理由はもちろんコマクサの大群落を見ること、蓮華岳は残雪の有るときに登る事が多いため、何十年振りかにコマクサの大群落を見て感動しました。
下山は針ノ木大雪渓、春先(初夏)の針ノ木雪渓(マヤクボ沢)のイメージが強いため、随分小さく雪渓の上を歩ける距離も短いのが残念でした。
その後大沢小屋から扇沢までは予想外の悪路で非常に疲れましたが、何とか予定通りの時間に下山することが出来ました。
1泊2日の短い山旅でしたが、内容が濃く充実した楽しい山行となりました。特にこの時期は満開の高山植物のお花畑があちこちに広がり、あまり花に詳しくない私でも10種類以上の高山植物を確認出来ました。
収まることの見えないコロナ禍は続いておりますが、可能な限りこの夏も沢山の山に登りたいと思っております。
ここ数日も夏空ものぞきますが天候が不安定な状態が続いてますね。
たまにヤマレコを覗いているんですがたまたま息抜きに見ていたら「yamayaさんが山行ってる!」と言うことでじっくりと山の写真やたくさんの高山植物の花の写真で癒やされました
私も以前にテン泊で針ノ木・蓮華に行って、コマクサやミヤマオダマキが沢山咲いていた記憶があったなと思い参考記録を見返したら9年前でした
私事ですが山に行ってるんです、でも歩いているわけではなくバイクで走っているんです。
実は昨秋に衝動買いでバイクを購入し30年振りのリターンライダーの仲間入りをしたんです、そのため比率がほぼバイクに傾いている訳なんです
常にyamayaさんのレコはチェックしています(ストーカーじゃないですよ
4月からは完全に退職して暇になったので、5月の半ば以降は殆どこちら(八ヶ岳山麓)で暮らしています。ぼろ別荘も昨年からほぼ1年間かけてDIYでのリフォームが完成し中々快適になりました。
ただ、ずっと八ヶ岳に居ると女房に怒られるので、1週間程こちらに居たら3日ほど埼玉に帰る生活です
今年の梅雨明けは異常に早くて凄く期待したのに7月は雨ばかり、全く最近の天気は当てにならないですね。やっと今月初めての山に行けました。
高山植物、凄く沢山咲いてましたよ
おっと!バイクですか!私も学生の頃は乗ってました。と言っても当時大型バイクの免許は取れなかったので400CCまでの中型免許でしたが、オンロード中心でツーリングに行ってました。スズキのGT380と言うバイクで今でも懐かしいです。学生の頃は山とバイクばかりで勉強しなかったのに良く卒業できたなぁと今でも謎です
今楽しいことに打ち込むのは良いことだと思いますので、opiroさんも思う存分楽しんでください。
これからもどんどん山に登ってヤマレコもアップしますので暇なときに覗いて見てください。
いつもコメント有り難うございます。
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