また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 4539615
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

大雪山縦走(旭岳→トムラウシ→オプタテシケ。十勝岳は断念)

2022年07月28日(木) 〜 2022年07月31日(日)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
44:11
距離
63.8km
登り
3,984m
下り
4,569m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:01
休憩
1:07
合計
9:08
6:39
22
7:01
7:02
85
8:27
8:27
17
8:44
8:44
25
9:09
9:09
36
9:45
9:45
3
9:48
9:49
40
10:29
10:30
11
10:41
10:41
68
11:49
11:53
25
12:18
13:05
33
13:38
13:38
71
14:49
15:02
17
15:19
15:19
28
2日目
山行
10:51
休憩
1:02
合計
11:53
5:18
5:19
98
6:57
6:58
43
7:41
7:56
48
8:44
8:44
40
9:24
9:36
63
10:39
10:39
15
10:54
10:55
27
11:22
11:36
36
12:12
12:12
9
12:21
12:23
43
13:06
13:09
49
13:58
13:59
41
14:40
14:52
85
3日目
山行
13:17
休憩
1:01
合計
14:18
6:16
6:25
94
7:59
8:10
134
10:24
10:27
20
10:47
10:49
25
11:14
11:14
22
11:36
12:01
172
14:53
14:55
17
16:03
16:11
28
16:39
16:39
51
17:30
17:30
80
4日目
山行
7:58
休憩
0:06
合計
8:04
5:43
5:43
87
7:10
7:11
66
8:17
8:18
54
9:12
9:14
139
11:33
11:35
19
11:54
11:54
70
13:04
13:04
6
13:10
ゴール地点
天候 7月28日:ほぼ晴れ。旭岳山頂のみ雲
7月29日:ほぼ晴れ
7月30日:ほぼ快晴
7月31回:ガス+暴風
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
今回は諸事情により新千歳空港を基点にし、レンタカーで大雪山縦走の下山ポイントまで移動。車をデポして、そこからバスを乗り継いで入山ポイントの旭岳温泉へ向かった

①新千歳空港からレンタカーで下山ポイントの吹上温泉に向かい、白樺荘横のキャンプ場駐車場にデポ(11時頃空港発、13時半頃吹上温泉着)

②吹上温泉から十勝岳線の町営バスで上富良野駅へ移動(13:51発、14:20着。500円)

http://www.town.kamifurano.hokkaido.jp/contents/01soumu/0140sharyo/bus-hp/bus_tokachi-2021.06.05.pdf?updt=20220502

③上富良野駅から一つ目の信号を右に曲がったところにあるバス停で、ふらのバスの「ラベンダー号」に乗り継いで旭川空港へ移動(14:59発、15:35着。690円)

http://www.furanobus.jp/lavender/

④旭川空港から旭岳線「いで湯号」で旭岳温泉へ移動(15:54発、16:45着。1020円)。いで湯号は旭川駅と旭岳温泉の間を運行している

http://www.asahikawa-denkikidou.jp/asahidaek_line/

旭川空港を基点にして大雪山系を縦走する場合は、④〜②〜③と移動すれば、公共交通機関利用で入山口、下山口と空港との間のアクセスが可能

なお、十勝岳方面へ縦走せず、トムラウシから東大雪国民宿舎へ下山する場合は、国民宿舎から新得駅へバスで移動し、新得駅から予約制バス「ノースライナー号」に乗れば、旭川空港や旭川駅に戻れる。また逆方向の帯広駅に向かい、帯広空港へもアクセスすることもできる。あるいは、新得駅からJRで南千歳経由で新千歳空港にも2-3時間で行ける

https://www.takubus.com/都市間高速バス/ノースライナー/

熊撃退スプレーとガス缶:
飛行機の場合は持ち込めない。当初はフェリーでマイカーを使う計画だったが、直前に飛行機にしたため、現地調達せざるを得なくなった。アマゾンで注文して、配送先を旭岳温泉の前泊宿にしておくことで用意した

また、旭川空港内1階のセブンイレブンや到着ロビーの総合案内所でプリムスやEPIなどのガス缶を調達できるとのこと。ハイシーズンは売り切れになることもあるようなので、事前に電話で取り置きを依頼するとよい
セブンイレブン:0166-83-5678
コース状況/
危険箇所等
大雪山情報:
大雪山に関する情報は以下のサイトにまとめられている

http://www.daisetsuzan.or.jp/

携帯トイレ:
縦走には必携の携帯トイレ。この素晴らしい自然を守って行くためにも、キジ打ちやお花摘みは厳に慎みたい。携帯トイレブースや回収ボックスなどの情報は以下を参照されたい

http://www.daisetsuzan.or.jp/trail-news/potable_toire/

http://www.yamatoilet.jp/mtclean/22th_siryo14.pdf

避難小屋・キャンプ場・野営場:
大雪山系には営業小屋はない。避難小屋やテン場などの情報、トイレや水場などの情報は、以下のサイトにまとめられている

http://www.daisetsuzan.or.jp/trail-news/hinan/

白雲岳避難小屋 宿泊事前連絡:
50名定員のところ、コロナで25名に制限しているため、利用に際しては事前連絡が必要。以下のサイトに事前連絡の入力リンクあり。ただし、連絡イコール予約ではない。あくまで混雑状況の把握目的とのことで、混雑時のためにテント持参を要請している。定員オーバーの場合は、夏期常駐の管理人から他のサイトへの移動を要請されることもあるとか・・
宿泊2000円+協力金1000円
幕営500円+協力金1000円
協力金には手拭いの返礼あり

https://www.hakuundake.jp/

<登山道状況>
全般的に危険箇所はないが、以下にポイントを列記

ロープウエイ姿見駅から白雲岳避難小屋:
・旭岳からの下りはザレていて滑りやすい。それに続く雪渓も滑りやすい
・白雲岳分岐にザックをデポして往復する人が多いが、付近に熊が出没しているので、デポはやめた方がよい。万一、熊にザックを移動されたり、荒らされたりした場合は、回収しないこと。一度咥えて唾液をつけたら、自分のエサだという習性があるので、執拗に取り返そうと反撃してくる。以下の福岡大ワンゲルの痛ましい事例が参考になる
http://higuma1979.sakura.ne.jp/33jikenn1.html

白雲岳避難小屋からトムラウシ南沼幕営場:
・忠別岳の登りと下りは、藪漕ぎでブイのような虫が異常に多い
・天沼付近及び北沼への登り、さらにトムラウシへの登りは岩ゴロ帯で、ガスると目印を見失って迷いやすい

トムラウシ南沼から美瑛富士避難小屋:
・双子池まで断続的に藪漕ぎが続く。特に、三川台の前後の藪漕ぎがひどく、所々道がわかりにくい
・早朝の藪漕ぎは夜露で濡れるので、レインウエアやゲーター着用を推奨
・日中は忠別岳と同じく虫がひどい
・双子池手前は泥濘が多い
・双子池幕営場からオプタテシケへの登山道が分かりづらい。幕営場からオプタテシケを見上げて、左手方向に水を取れる沢と登山道がある
・急な斜面なので浮石を落石させないように

美瑛富士避難小屋から望岳台、吹上温泉:
・小屋から水場まで断続的に藪漕ぎ
・美瑛富士分岐から望岳台方面へは、トラバースしながら下るが、こちらも断続的に藪漕ぎが続く
・ポンピ沢の渡渉は増水時注意。渡渉後の道を見つけにくい。上流側に少し行くとケルンと木の枝にリボンがあり、そこに標識もある
・望岳台ルートの途中で吹上温泉への分岐がある。分岐後に渡渉があるが、増水時注意
その他周辺情報 コンビニ:
旭川駅周辺または旭川空港にあり

日帰り温泉:
吹上温泉白銀荘:700円、10時〜22時(受付21時まで)。

吹上露天の湯:白銀荘の少し下にある。24時間、無料。混浴、水着OK。ドラマ「北の国から」で、黒板五郎こと田中邦衛と小沼シュウこと宮沢りえが一緒に入ったのがこの露天風呂

美瑛方面に行くと白金温泉もある
下山地の吹上温泉のキャンプ場前に貴重な携帯トイレ回収BOX。鍵は温泉受付にある。なおキャンプ場前には立派なトイレあり。ここに車をデポ
2022年07月27日 13:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/27 13:41
下山地の吹上温泉のキャンプ場前に貴重な携帯トイレ回収BOX。鍵は温泉受付にある。なおキャンプ場前には立派なトイレあり。ここに車をデポ
吹上温泉からバスを3本乗り継いで旭岳温泉到着。白樺荘で前泊
2022年07月27日 16:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/27 16:52
吹上温泉からバスを3本乗り継いで旭岳温泉到着。白樺荘で前泊
6:30始発でロープウェイ姿見駅から一日目スタート。雲が無ければ、ダイヤモンド旭岳だったか
2022年07月28日 06:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 6:44
6:30始発でロープウェイ姿見駅から一日目スタート。雲が無ければ、ダイヤモンド旭岳だったか
エゾノマルバシモツケ
2022年07月28日 06:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/28 6:46
エゾノマルバシモツケ
イワブクロ。4日間の縦走中、至る所で見かけた
2022年07月28日 06:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/28 6:54
イワブクロ。4日間の縦走中、至る所で見かけた
斜面から噴煙シューシュー。硫黄の匂いがすごい
2022年07月28日 06:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 6:59
斜面から噴煙シューシュー。硫黄の匂いがすごい
2022年07月28日 08:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/28 8:28
重いテン泊ザックに喘ぎながら旭岳山頂に到着。ガッスガスでちょっと残念な一座目
2022年07月28日 08:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 8:40
重いテン泊ザックに喘ぎながら旭岳山頂に到着。ガッスガスでちょっと残念な一座目
メアカンキンバイもあちこちの縦走路に
2022年07月28日 08:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/28 8:46
メアカンキンバイもあちこちの縦走路に
チシマクモマグサ
2022年07月28日 08:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 8:47
チシマクモマグサ
雪渓を下ってきた。注意しながら滑り止めなし
2022年07月28日 09:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/28 9:00
雪渓を下ってきた。注意しながら滑り止めなし
エゾノハクサンイチゲ
2022年07月28日 09:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/28 9:04
エゾノハクサンイチゲ
ヨコヤマリンドウの蕾かな
2022年07月28日 09:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 9:06
ヨコヤマリンドウの蕾かな
イワギキョウもずっと見かけた
2022年07月28日 09:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 9:46
イワギキョウもずっと見かけた
コマクサも縦走路のあちこちで。
2022年07月28日 10:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 10:37
コマクサも縦走路のあちこちで。
北海岳山頂。旭岳以外は青空
2022年07月28日 10:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 10:41
北海岳山頂。旭岳以外は青空
北海岳から歩いてきた稜線を振り返って。中央左奥の旭岳はまだ姿を見せず
2022年07月28日 10:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 10:42
北海岳から歩いてきた稜線を振り返って。中央左奥の旭岳はまだ姿を見せず
白雲岳方面への気持ちいい稜線歩き
2022年07月28日 10:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 10:44
白雲岳方面への気持ちいい稜線歩き
チシマノキンバイソウ(だと思う)の群生
2022年07月28日 10:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 10:53
チシマノキンバイソウ(だと思う)の群生
すでに綿毛の群生もあるが、所々チングルマのお花畑。まだ間に合った
2022年07月28日 10:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 10:54
すでに綿毛の群生もあるが、所々チングルマのお花畑。まだ間に合った
イワヒゲ
2022年07月28日 11:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 11:15
イワヒゲ
クモマユキノシタ
2022年07月28日 11:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 11:16
クモマユキノシタ
エゾコザクラもあちらこちらに
2022年07月28日 11:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 11:21
エゾコザクラもあちらこちらに
エゾノツガザクラの蕾
2022年07月28日 11:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/28 11:23
エゾノツガザクラの蕾
白雲岳は岩ゴロの山。ナキウサギの絶好の棲家
2022年07月28日 11:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 11:26
白雲岳は岩ゴロの山。ナキウサギの絶好の棲家
元気なチングルマたち
2022年07月28日 11:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 11:29
元気なチングルマたち
さすが大雪。残雪もあちらこちらに
2022年07月28日 11:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 11:34
さすが大雪。残雪もあちらこちらに
ヨツバシオガマも至る所に
2022年07月28日 11:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/28 11:36
ヨツバシオガマも至る所に
ヨツバシオガマロード。白雲岳は後回しにして、小屋の場所取りを優先する
2022年07月28日 11:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/28 11:38
ヨツバシオガマロード。白雲岳は後回しにして、小屋の場所取りを優先する
白雲岳避難小屋の近くはお花の宝庫。トカチフウロ
2022年07月28日 12:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/28 12:11
白雲岳避難小屋の近くはお花の宝庫。トカチフウロ
ミヤマキンバイ?チシマノキンバイソウ?
2022年07月28日 12:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/28 12:11
ミヤマキンバイ?チシマノキンバイソウ?
エゾタカネツメクサ
2022年07月28日 13:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/28 13:05
エゾタカネツメクサ
北海道はなんでもデカい。エゾシナノキンバイ。本州の2倍くらいの大きさ
2022年07月28日 13:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 13:09
北海道はなんでもデカい。エゾシナノキンバイ。本州の2倍くらいの大きさ
エゾツツジ
2022年07月28日 13:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 13:12
エゾツツジ
エゾヒメクワガタ
2022年07月28日 13:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/28 13:13
エゾヒメクワガタ
旭岳方面を振り返る。山頂はまだガスの中
2022年07月28日 13:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/28 13:47
旭岳方面を振り返る。山頂はまだガスの中
エゾイワツメクサ。何でも「エゾ」の接頭語
2022年07月28日 13:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/28 13:48
エゾイワツメクサ。何でも「エゾ」の接頭語
避難小屋で場所を確保して軽装で白雲岳への分岐に登り返す。白雲岳へと向かう途中にもチングルマ畑
2022年07月28日 13:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/28 13:56
避難小屋で場所を確保して軽装で白雲岳への分岐に登り返す。白雲岳へと向かう途中にもチングルマ畑
アオノツガザクラ
2022年07月28日 13:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/28 13:58
アオノツガザクラ
白雲岳山頂直下でウコンウツギ。見かけたのはここだけだった
2022年07月28日 14:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/28 14:03
白雲岳山頂直下でウコンウツギ。見かけたのはここだけだった
白雲岳山頂。左後方の旭岳は雲が取れそうで取れない。ゼブラには遅かった。山頂付近は岩ゴロでナキウサギの声が聞こえた
2022年07月28日 14:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
5
7/28 14:51
白雲岳山頂。左後方の旭岳は雲が取れそうで取れない。ゼブラには遅かった。山頂付近は岩ゴロでナキウサギの声が聞こえた
白雲岳中腹の平原。放牧の羊でもいたら最高だな
2022年07月28日 15:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/28 15:07
白雲岳中腹の平原。放牧の羊でもいたら最高だな
金峰山の五畳岩みたい
2022年07月28日 15:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 15:07
金峰山の五畳岩みたい
小屋に向かって戻る。テントが増えたな。水場はテン場の右下
2022年07月28日 15:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 15:30
小屋に向かって戻る。テントが増えたな。水場はテン場の右下
小屋は絶妙なロケーション
2022年07月28日 15:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
7/28 15:32
小屋は絶妙なロケーション
ミヤマアズマギク。小屋の横に咲いていた
2022年07月28日 16:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/28 16:22
ミヤマアズマギク。小屋の横に咲いていた
夕食後に外に出ると、テン場の奥に鹿がいた。前日の午前中は熊が4時間うろついたそうな(それでビビって小屋泊)
2022年07月28日 18:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
7/28 18:36
夕食後に外に出ると、テン場の奥に鹿がいた。前日の午前中は熊が4時間うろついたそうな(それでビビって小屋泊)
二頭とも立派な角
2022年07月28日 18:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
3
7/28 18:37
二頭とも立派な角
2日目、気持ちの良い稜線歩きでスタート。中央奥に見える苗場山のような忠別岳を目指して進む
2022年07月29日 04:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
7/29 4:56
2日目、気持ちの良い稜線歩きでスタート。中央奥に見える苗場山のような忠別岳を目指して進む
エゾツツジもあちらこちらに
2022年07月29日 04:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/29 4:58
エゾツツジもあちらこちらに
ウメバチソウとイワギキョウ
2022年07月29日 05:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/29 5:22
ウメバチソウとイワギキョウ
左奥の忠別岳に向けて、台地のような登山道を進む
2022年07月29日 05:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, ARYamaNavi
7/29 5:26
左奥の忠別岳に向けて、台地のような登山道を進む
コマクサの群生と左奥に旭岳。今日は見えてる
2022年07月29日 05:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
7/29 5:29
コマクサの群生と左奥に旭岳。今日は見えてる
左奥が旭岳、中央が後旭岳
2022年07月29日 05:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
7/29 5:32
左奥が旭岳、中央が後旭岳
ひょっとしてヤナギラン?
2022年07月29日 05:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/29 5:35
ひょっとしてヤナギラン?
ハイオトギリ
2022年07月29日 06:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/29 6:01
ハイオトギリ
忠別岳を目指して木道を進む。左奥にトムラウシ
2022年07月29日 06:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
7/29 6:16
忠別岳を目指して木道を進む。左奥にトムラウシ
タカネシオガマ
2022年07月29日 06:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/29 6:41
タカネシオガマ
忠別岳が近づいた。左下に忠別沼
2022年07月29日 06:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
7/29 6:47
忠別岳が近づいた。左下に忠別沼
北海道のハクサンオミナエシ
2022年07月29日 06:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/29 6:47
北海道のハクサンオミナエシ
チングルマ、忠別沼、忠別岳
2022年07月29日 06:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/29 6:52
チングルマ、忠別沼、忠別岳
すごいチングルマ畑
2022年07月29日 06:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/29 6:52
すごいチングルマ畑
チングルマとエゾノツガザクラ
2022年07月29日 06:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/29 6:53
チングルマとエゾノツガザクラ
エゾノツガザクラ
2022年07月29日 06:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/29 6:53
エゾノツガザクラ
忠別沼の周りは見渡す限りチングルマ畑
2022年07月29日 06:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
7/29 6:54
忠別沼の周りは見渡す限りチングルマ畑
ワタスゲも
2022年07月29日 06:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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ワタスゲも
忠別沼はお花畑に囲まれた静かな沼だった
2022年07月29日 06:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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忠別沼はお花畑に囲まれた静かな沼だった
産毛があるのでチシマギキョウ
2022年07月29日 07:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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産毛があるのでチシマギキョウ
早咲きのチングルマ畑は綿毛になっていた
2022年07月29日 07:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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早咲きのチングルマ畑は綿毛になっていた
忠別岳山頂。前後の上り下りのハイマツ漕ぎと虫の多さに閉口した。顔、体、ザックにブイのような虫が一杯くっつく
2022年07月29日 07:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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忠別岳山頂。前後の上り下りのハイマツ漕ぎと虫の多さに閉口した。顔、体、ザックにブイのような虫が一杯くっつく
中央奥にうっすらトムラウシが見える。遠いな・・
2022年07月29日 07:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, ARYamaNavi
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中央奥にうっすらトムラウシが見える。遠いな・・
奥のトムラウシ目指して進む。快適な稜線歩き
2022年07月29日 08:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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奥のトムラウシ目指して進む。快適な稜線歩き
忠別岳避難小屋。1日目に頑張ればここまで到達できる
2022年07月29日 08:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/29 8:27
忠別岳避難小屋。1日目に頑張ればここまで到達できる
トムラウシが近づいてきた。でも登りがきつそう
2022年07月29日 09:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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トムラウシが近づいてきた。でも登りがきつそう
ダイセツトリカブト
2022年07月29日 09:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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ダイセツトリカブト
ミヤマリンドウもあちこちに
2022年07月29日 09:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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ミヤマリンドウもあちこちに
化雲岳山頂を経由。ここからトムラウシ方面と天人峡方面に分岐。山頂標右奥に旭岳。
2022年07月29日 10:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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化雲岳山頂を経由。ここからトムラウシ方面と天人峡方面に分岐。山頂標右奥に旭岳。
来た道を振り返る。右手前が忠別岳、左奥が旭岳
2022年07月29日 10:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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来た道を振り返る。右手前が忠別岳、左奥が旭岳
ひさご沼避難小屋とテン場。通過したので、トムラウシまで行くしかない
2022年07月29日 11:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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ひさご沼避難小屋とテン場。通過したので、トムラウシまで行くしかない
天沼の周辺にもお花畑
2022年07月29日 12:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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天沼の周辺にもお花畑
イワイチョウが群生していた
2022年07月29日 12:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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イワイチョウが群生していた
エゾコザクラも群生
2022年07月29日 12:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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エゾコザクラも群生
圧巻はエゾカンゾウの群生
2022年07月29日 12:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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圧巻はエゾカンゾウの群生
本当にニッコウキスゲに似ている
2022年07月29日 12:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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本当にニッコウキスゲに似ている
天沼周辺の岩ゴロ。この先の北沼へ向かう長い登りもこんな感じ。岩ゴロ帯はガスると迷いやすい
2022年07月29日 12:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/29 12:18
天沼周辺の岩ゴロ。この先の北沼へ向かう長い登りもこんな感じ。岩ゴロ帯はガスると迷いやすい
北沼とトムラウシ。雲が出てきた
2022年07月29日 13:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/29 13:48
北沼とトムラウシ。雲が出てきた
黄色のマークを頼りに登る
2022年07月29日 14:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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黄色のマークを頼りに登る
イワヒゲ
2022年07月29日 14:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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イワヒゲ
トムラウシ山頂まであと少し
2022年07月29日 14:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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トムラウシ山頂まであと少し
テン場から登ってきたご夫婦に撮ってもらった。山頂はガスと風。トムラウシの岩ゴロ帯もナキウサギの声を何度も聞いた
2022年07月29日 14:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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テン場から登ってきたご夫婦に撮ってもらった。山頂はガスと風。トムラウシの岩ゴロ帯もナキウサギの声を何度も聞いた
エゾゼミがいた。危うく踏みつけそうになった
2022年07月29日 15:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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エゾゼミがいた。危うく踏みつけそうになった
南沼幕営場。いくつかに分散。雨は降らなさそうなので、小石のないフラットな場所を選択
2022年07月29日 15:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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南沼幕営場。いくつかに分散。雨は降らなさそうなので、小石のないフラットな場所を選択
左奥の橙色のテントの横に設営。テン場には携帯トイレブースが二つ
2022年07月29日 15:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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左奥の橙色のテントの横に設営。テン場には携帯トイレブースが二つ
3日目。テントを撤収して出発。水場は写真中央辺りを流れる沢。まだ水量は十分あった。左の雪渓が消失すると、北沼まで汲みに行かねばならない
2022年07月30日 04:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/30 4:34
3日目。テントを撤収して出発。水場は写真中央辺りを流れる沢。まだ水量は十分あった。左の雪渓が消失すると、北沼まで汲みに行かねばならない
南沼を通過。こっちでも採水できるかな
2022年07月30日 04:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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南沼を通過。こっちでも採水できるかな
この日の試練、オプタテシケ山の山頂には雲がかかっている
2022年07月30日 05:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/30 5:04
この日の試練、オプタテシケ山の山頂には雲がかかっている
もう一つの試練は、断続的に続く藪漕ぎ。夜露で濡れた笹やハイマツで、腿から下はぐっしょり。靴の中は湖のような状態に
2022年07月30日 05:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/30 5:22
もう一つの試練は、断続的に続く藪漕ぎ。夜露で濡れた笹やハイマツで、腿から下はぐっしょり。靴の中は湖のような状態に
こんなのが続く(涙)。携帯プレーヤーで大音量。笛もピーピー
2022年07月30日 05:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/30 5:34
こんなのが続く(涙)。携帯プレーヤーで大音量。笛もピーピー
白いヨツバシオガマ
2022年07月30日 05:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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白いヨツバシオガマ
オプタテシケの雲が取れた
2022年07月30日 05:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, ARYamaNavi
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オプタテシケの雲が取れた
残雪に沼。稜線の奥は雲海。三川台への藪漕ぎの癒し
2022年07月30日 06:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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残雪に沼。稜線の奥は雲海。三川台への藪漕ぎの癒し
白い部分の左が三川台。ここは胴から上が出るだけマシ
2022年07月30日 06:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/30 6:53
白い部分の左が三川台。ここは胴から上が出るだけマシ
三川台の先も藪漕ぎだった(泣)。中央上のツリガネ山の肩を越えて左奥のピークを越えていく。右奥にオプタテシケ
2022年07月30日 06:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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三川台の先も藪漕ぎだった(泣)。中央上のツリガネ山の肩を越えて左奥のピークを越えていく。右奥にオプタテシケ
藪漕ぎが途切れたところで一息。右のツリガネ山の肩へ登り上げ、中央のピークへ
2022年07月30日 07:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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藪漕ぎが途切れたところで一息。右のツリガネ山の肩へ登り上げ、中央のピークへ
ツリガネ山の肩から来た道を振り返る。右奥の双耳のトムラウシから稜線を左に三川台まで藪漕ぎし、中央下へ標高を下げてここまで登り返してきた
2022年07月30日 07:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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ツリガネ山の肩から来た道を振り返る。右奥の双耳のトムラウシから稜線を左に三川台まで藪漕ぎし、中央下へ標高を下げてここまで登り返してきた
中腰姿勢、時にはハイハイ、断続的に続く藪漕ぎに脚力が奪われる
2022年07月30日 07:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/30 7:42
中腰姿勢、時にはハイハイ、断続的に続く藪漕ぎに脚力が奪われる
オプタテシケまで遠いな。どこまで藪漕ぎが続くのか・・
2022年07月30日 08:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/30 8:01
オプタテシケまで遠いな。どこまで藪漕ぎが続くのか・・
トムラウシを振り返って。出発から5時間経過
2022年07月30日 09:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/30 9:30
トムラウシを振り返って。出発から5時間経過
少しずつオプタテシケに近づいてはいるんだけど。アップダウンの連続。結局、藪漕ぎは双子池まで断続的に続いた
2022年07月30日 09:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/30 9:52
少しずつオプタテシケに近づいてはいるんだけど。アップダウンの連続。結局、藪漕ぎは双子池まで断続的に続いた
オプタテに背を向け双子池のテン場を見下ろす。張れるところは分散。テン場からオプタテ方向に登山道を少し登ると沢の水を汲める
2022年07月30日 11:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/30 11:59
オプタテに背を向け双子池のテン場を見下ろす。張れるところは分散。テン場からオプタテ方向に登山道を少し登ると沢の水を汲める
標高差550mの登りが辛い
2022年07月30日 12:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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標高差550mの登りが辛い
途中で何度も休憩。トムラウシを振り返る。左端の奥に旭岳が見える。よく歩いてきた。オプタテシケはまだ半分くらい
2022年07月30日 13:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/30 13:01
途中で何度も休憩。トムラウシを振り返る。左端の奥に旭岳が見える。よく歩いてきた。オプタテシケはまだ半分くらい
テン場から2時間半、やっと稜線まで登り上げた。ここから標高差50mを登ればオプタテシケ山頂だ
2022年07月30日 14:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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テン場から2時間半、やっと稜線まで登り上げた。ここから標高差50mを登ればオプタテシケ山頂だ
やっと到着。やれやれ
2022年07月30日 14:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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やっと到着。やれやれ
ニペソツ山(中央やや左)を含む東大雪の山並み
2022年07月30日 14:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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ニペソツ山(中央やや左)を含む東大雪の山並み
やや左奥にトムラウシ。我ながらよく歩いてきた
2022年07月30日 14:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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やや左奥にトムラウシ。我ながらよく歩いてきた
美瑛富士避難小屋へは、一番右手前のピークから下って、その先のピークを二つ越えていく。その奥に美瑛富士、左に美瑛岳と十勝岳(中央やや右)。一番左の三角錐は下ホロカメットク山
2022年07月30日 14:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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美瑛富士避難小屋へは、一番右手前のピークから下って、その先のピークを二つ越えていく。その奥に美瑛富士、左に美瑛岳と十勝岳(中央やや右)。一番左の三角錐は下ホロカメットク山
まずは稜線を進む
2022年07月30日 15:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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まずは稜線を進む
下って一つ目のピーク、べベツ岳への登り返し
2022年07月30日 15:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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下って一つ目のピーク、べベツ岳への登り返し
稜線を進み、中央左の尖った石垣山を巻いていく。岩ゴロの石垣山でナキウサギをついに目撃。スマホを構える前に岩影に消えた
2022年07月30日 16:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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稜線を進み、中央左の尖った石垣山を巻いていく。岩ゴロの石垣山でナキウサギをついに目撃。スマホを構える前に岩影に消えた
アキノキリンソウとイワギキョウの群生
2022年07月30日 16:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/30 16:16
アキノキリンソウとイワギキョウの群生
石垣山から下る途中で美瑛富士避難小屋とテン場を右下に見下ろす。正面は美瑛富士。小屋の水場は涸れているので、美瑛富士の裾野を横切る道を左に20分程進むと雪渓からの沢がある。冷たくておいしい水だった
2022年07月30日 16:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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石垣山から下る途中で美瑛富士避難小屋とテン場を右下に見下ろす。正面は美瑛富士。小屋の水場は涸れているので、美瑛富士の裾野を横切る道を左に20分程進むと雪渓からの沢がある。冷たくておいしい水だった
美瑛富士避難小屋とテン場まであと少し。小屋の右横の空き地に、トムラウシからほぼ同じペースで来た親子二人組と一緒にテントを3つ並べた。その後、水汲みに往復40分。この日は疲れた
2022年07月30日 16:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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美瑛富士避難小屋とテン場まであと少し。小屋の右横の空き地に、トムラウシからほぼ同じペースで来た親子二人組と一緒にテントを3つ並べた。その後、水汲みに往復40分。この日は疲れた
翌朝、親子二人組と一緒に出立。昨夕に水を汲んだ沢を通過(小屋から美瑛富士分岐方面に歩いて20分位)
2022年07月31日 05:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 5:28
翌朝、親子二人組と一緒に出立。昨夕に水を汲んだ沢を通過(小屋から美瑛富士分岐方面に歩いて20分位)
昨夜は冷たくて美味しいこの水で焼酎水割りを楽しんだ(濾過器使用)
2022年07月31日 05:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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昨夜は冷たくて美味しいこの水で焼酎水割りを楽しんだ(濾過器使用)
感想に記した通り、美瑛岳分岐に登る途中で暴風とガスにより十勝岳への縦走を断念。美瑛富士分岐から望岳台へ下るルートで下山。途中のポンピ沢の渡渉ポイント
2022年07月31日 10:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 10:07
感想に記した通り、美瑛岳分岐に登る途中で暴風とガスにより十勝岳への縦走を断念。美瑛富士分岐から望岳台へ下るルートで下山。途中のポンピ沢の渡渉ポイント
渡渉後に少し上流へ進むと、リボンやケルンがあり望岳台の標識がある
2022年07月31日 10:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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渡渉後に少し上流へ進むと、リボンやケルンがあり望岳台の標識がある
ガスで十勝岳避難小屋が分からず、泥流分岐まで下りてきた。十勝岳方面は雲の中
2022年07月31日 12:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 12:04
ガスで十勝岳避難小屋が分からず、泥流分岐まで下りてきた。十勝岳方面は雲の中
車をデポした吹上温泉キャンプ場にたどり着いた。中央奥の白銀荘の日帰り温泉で生き返る。3泊4日を無事に歩き通すことができた。感謝感謝!
2022年07月31日 12:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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車をデポした吹上温泉キャンプ場にたどり着いた。中央奥の白銀荘の日帰り温泉で生き返る。3泊4日を無事に歩き通すことができた。感謝感謝!

感想

『富士山に登って、山岳の高さを語れ。大雪山に登って、山岳の大(おおい)さを語れ』

層雲峡の命名者でもある土佐出身の明治-大正の文人、大町桂月の言葉。黒岳石室の北にそびえる桂月岳は、この文人の名を冠した頂とか。これまで桂月の名も作品も全く知らなかった

大雪山は旭岳を中心とする表大雪、ニセイカウシュッペ山などの北大雪、ニペソツ山などの東大雪、さらに十勝岳連峰を加えた巨大な山系を形成している。本州の日本アルプスの北海道版といったところか

ところで大雪山系には大雪山という名の山はない。大峰山という名の山がない紀伊半島の大峰山系と同じだ。大峰山同様、どこを登って大雪山を登ったことにするか?多少なりとも縦走したいと考えていた

北の国からシリーズ第二弾。百名山は残り5座。実は、旭岳から白雲岳、忠別岳、化雲岳、トムラウシ山、オプタテシケ山、美瑛岳、十勝岳へと、表大雪から十勝連峰に連なる大雪山系の縦走をもって、百名山の仕上げとすることを夢としてきた

残念ながら詰めが甘く、羊蹄山と幌尻岳を先に済ませておくことができなかった。天候が安定しない今年の北海道で、大雪山系が3日間晴れになりそうな予報となり、大雪山の縦走を優先することにした

予報通り天候に恵まれ、素晴らしい大雪の稜線歩きを楽しむことができた。残念ながら、暴風+横殴りのガスで、4日目の美瑛岳と十勝岳を断念せざるを得なくなり、表大雪とは風景が劇的に一変する十勝連峰の光景を楽しむことができなかった。十勝連峰の別世界については、またの機会の楽しみとしておこう

ところで、オプタテシケの550mの登り返しを越え、3泊目に美瑛富士避難小屋でテン泊したのだが、私と同じくトムラウシの南沼幕営場から縦走してきた3人組と親子(私と同年代の父親と社会人の息子)も一緒だった。親子とは途中からほぼ同じペースで歩き、一緒に小屋にたどり着きテントを並べた

翌日、3人組は悪天により行動を見合わせ、もう一泊避難小屋に留まることにし、私と親子がガスの中を一緒にスタートした

美瑛岳分岐への登りで私が失速し、親子が先に進んだ。高度を上げると次第に風が強くなり、20mを超えるような横殴りのガスを伴う暴風となった。地元出身で北海道の山を登り慣れている親子は、そのまま十勝、富良野への縦走に進んだようだが、無事を祈りたい

私は暴風に煽られ先に進めず、美瑛避難小屋方面へ引き返した。避難小屋で待機して最悪もう一泊するつもりだったが、小屋のすぐ手前で、トラバースルートで望岳台へピストン下山するソロテン泊の方に会い、元自衛隊の経歴を心強く思い、私も一緒に下山することにした

状況変化に対して、前進・停滞・エスケープという三者三様の意思決定となった。あの暴風とガスの中で、視界が不明瞭かつ全身ずぶ濡れになり、体温が奪われた。濡れたせいか、スマホは顔認証出来ず、パスコードの入力も反応しづらくなり、GPSも見られない。大袈裟ながら「ああ、人はこうやって身動きが取れなくなって遭難するんだな」と実感し、引き返すことを決意した次第。私にとっては良い経験になった

今回、旭岳、トムラウシ、十勝岳を個別に登っていれば、百名山ハントは確実に進んだだろう。結果的に十勝岳を取りこぼしたとは言え、3日間の晴天に恵まれ、夢であった大雪山系の縦走を実現できたことはこの上ない喜びだ

大雪の大きさを十分に体感し、本当に素晴らしい縦走だった。残雪期や高山植物が咲き乱れる初夏、さらには紅葉シーズンなど、季節を変えてぜひとも再訪したいと思う

天候悪化により、北の国からシリーズ第二弾は、これで打ち切りとし、予定を切り上げて帰宅した。残りの三座はそのうちに第三弾としてやることとしよう。だけど正直なところ、北海道の山は遠いな・・

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コメント

2011年8月下旬に同コースを2泊3日で歩きましたので、大変懐かしい感じで楽しませていただきました♪
真夏のせいかハイマツたちが元気いっぱいのようで、トムラウシから双子池までは一昨年に地元山岳会の方々が大々的に草刈りをしてくれたおかげで、随分と歩きやすくなっていますw

一昨年の9月末、念願だった旭岳〜原始ヶ原までを4泊5日(1日停滞)でスルーしましたが、おっしゃる通り美瑛岳を越えてからの火星探検は見事な景観で富良野岳から原始の森へ原生林を抜けて行くという、素晴らしいものでした♡

紅葉と初雪が同時に見られる秋に、ぜひ再び来訪してみてください。
ちょっと遠いですが、観光地化されていない素晴らしい自然ですよね。
2022/8/3 16:33
halulunさん、拙いレコをご覧いただき、コメントまで頂戴してありがとうございました
2年前に枝打ちや草刈りがされたことは、レコや現地で見聞きしました

2年もすれば伸びてるだろうなと覚悟していましたが、私にとっては心が折れる藪漕ぎでした
以前はさぞやワイルドで過酷な道だったのでしょうね

見逃した美瑛からの激変景観を含め、季節を変えていつか再訪したいと思います
期待通り、本当に素晴らしい山域でした
2022/8/3 20:26
Pinballさん、こんにちは。

相変わらず登山者目線の写真が上手いですよね、行った気になります。
ただ写真とは裏腹に、さすがは北海道の山はスケールが違い、観察・予測・判断の力が試されるんですね。確かに逃げる先が長過ぎます。

しかし何もかもがデカくて笑っちゃいました。奈良の鹿を子鹿ばかりと言った北海道からの観光客を思い出しました。
2022/8/3 17:12
dan_no_sukeさん、ありがとうごまいます

日高の縦走は熊が怖くてできませんが、大雪だけはぜひとも歩きたかったので、今回実現できて感無量です。今回はちょっと無理をしすぎて、かなり脚に来ましたので、次回はゆとりの日程でのんびりと歩きたいです

今回歩いた縦走路はポピュラーなメジャーコースですが、それでも北アや南プスに比べると、人は少なく、本当に自然の中にいることを感じさせてくれるコースでした

こんな縦走ばかりやっている北海道の人たちは、タフさや逞しさが違うなと実感した次第です
2022/8/3 20:42
北海道遠征、お疲れさまでした。
写真を見るとかなりの藪漕ぎで大変そうですが、感想での充実感を読むに、素晴らしい景色・山行だったんでしょうね。

日帰りではなく縦走だからこそ、日常をリセットして気持ちを伸びやかにして味わえるものがあると思いますが、大雪縦走に行ってみたくなりました。
北の国から第3弾、楽しみにしています。
2022/8/3 21:13
eurekapapaさん、毎度ありがとうございます

素晴らしい縦走路です。あと半日天候が持ってくれれば、緑豊かな山容から別の惑星のような光景への激変を楽しんで十勝連峰を歩けたと思うと、ちょっと残念でした

仕上げの第三弾は縦走はないので、確実な天候のもとでピークハントを狙います

ひょっとすると第四弾も必要になったり、、
2022/8/4 5:48
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無雪期ピークハント/縦走 大雪山 [日帰り]
十勝岳〜旭岳
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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