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Yamareco

記録ID: 4585154
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

折立から雲ノ平 高天ヶ原(高天原)温泉 鷲羽岳 双六岳 新穂高温泉へ

2022年08月11日(木) 〜 2022年08月14日(日)
情報量の目安: A
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
24:15
距離
61.6km
登り
4,408m
下り
4,717m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:55
休憩
0:11
合計
3:06
距離 9.7km 登り 1,112m 下り 171m
11:55
22
12:17
12:25
9
13:30
15
13:45
18
14:03
14:06
21
14:27
2日目
山行
7:01
休憩
1:09
合計
8:10
距離 19.1km 登り 1,065m 下り 1,230m
4:13
17
4:30
4:43
38
5:21
5:23
5
5:28
5:29
14
5:43
5:44
31
6:15
6
6:21
6:47
119
8:46
28
9:14
18
9:32
9:44
32
10:16
10:20
18
10:38
10:42
0
10:42
10:44
50
11:34
11:36
41
12:17
12:19
4
3日目
山行
6:52
休憩
1:28
合計
8:20
距離 16.6km 登り 1,649m 下り 1,228m
4:49
0
4:49
6
4:55
38
5:33
5:34
84
6:58
7:03
7
7:10
7:12
7
7:19
7:23
18
7:41
7:48
30
8:18
8:27
49
9:16
9:38
57
10:35
15
10:50
10:57
20
11:17
22
11:39
18
11:57
12:22
24
12:46
12:49
3
12:52
13
13:05
13:08
1
13:09
宿泊地
4日目
山行
4:06
休憩
0:26
合計
4:32
距離 16.3km 登り 616m 下り 2,093m
5:25
25
宿泊地
6:00
9
6:09
6:17
27
6:44
6:45
4
6:49
6:55
27
7:22
16
7:38
13
7:51
7:52
10
8:02
8:03
36
8:39
19
8:58
10
9:08
9
9:17
9:18
11
9:29
9:30
12
9:57
0
9:57
ゴール地点
天候 1日目 晴れ
2日目 曇りのち霧雨
3日目 晴れ一時霧雨
4日目 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
富山に前泊し富山地鉄→バスで折立へ。11時15分着のバスは半数位の乗車率でした(バスは事前に予約しました)。
帰りは新穂高温泉から11時30分発松本行きの特急バス(こちらは予約不要)。席には余裕ありました。
コース状況/
危険箇所等
薬師沢から雲ノ平の直登のキツさは覚悟してましたが、この日は道上の岩が雨で滑って気を遣うのでより疲れました。また雲ノ平から高天原に降りるルートは思った以上にハードで、雲ノ平からの下り始めからしばらく続く巨岩の上を歩くルートは雨で滑って歩きにくく、森に入っては長い梯子が3連続で出現とかなかなか厳し目のルートでした。
その他周辺情報 新穂高温泉はバス亭近くに日帰り温泉あり。900円。
今回はお盆休みということで高天原山荘と双六小屋は予約必須でした。高天原山荘は春ぐらいに、双六テント場はギリギリになって空きが出て予約をすることが出来ました。結構どちらも直前に空きが出ます。
折立登山口
2022年08月11日 11:16撮影 by  SH-M12, SHARP
8/11 11:16
折立登山口
太郎平小屋から。
天気よし。
2022年08月11日 14:08撮影 by  SH-M12, SHARP
1
8/11 14:08
太郎平小屋から。
天気よし。
テント場までもうすぐ。
2022年08月11日 14:24撮影 by  SH-M12, SHARP
8/11 14:24
テント場までもうすぐ。
薬師平テント場。天気の良い休日にフラットな場所に張ろうと思うのでしたら早着を。
この日はかなり混んでいました。
2022年08月11日 15:03撮影 by  SH-M12, SHARP
3
8/11 15:03
薬師平テント場。天気の良い休日にフラットな場所に張ろうと思うのでしたら早着を。
この日はかなり混んでいました。
薬師沢小屋。この吊り橋、結構怖い。
2022年08月12日 06:39撮影 by  SH-M12, SHARP
8/12 6:39
薬師沢小屋。この吊り橋、結構怖い。
霧雨で何も見えない雲平は小屋だけパチリ。せっかく来た甲斐なし。
2022年08月12日 09:34撮影 by  SH-M12, SHARP
1
8/12 9:34
霧雨で何も見えない雲平は小屋だけパチリ。せっかく来た甲斐なし。
高天原山荘。よくぞここに小屋が!というぐらい秘境です。
2022年08月12日 12:25撮影 by  SH-M12, SHARP
2
8/12 12:25
高天原山荘。よくぞここに小屋が!というぐらい秘境です。
山荘の中はこんな感じ。一人一畳、簡易パーティションあり。
2022年08月12日 12:41撮影 by  SH-M12, SHARP
3
8/12 12:41
山荘の中はこんな感じ。一人一畳、簡易パーティションあり。
温泉の混浴露天。道のすぐ横。
2022年08月12日 13:12撮影 by  SH-M12, SHARP
2
8/12 13:12
温泉の混浴露天。道のすぐ横。
男湯
2022年08月12日 13:13撮影 by  SH-M12, SHARP
8/12 13:13
男湯
中はこんな感じ。
2022年08月12日 13:40撮影 by  SH-M12, SHARP
1
8/12 13:40
中はこんな感じ。
これが入口。すのこのところが着替え場所。
2022年08月12日 13:40撮影 by  SH-M12, SHARP
8/12 13:40
これが入口。すのこのところが着替え場所。
road to onsen!
2022年08月12日 14:06撮影 by  SH-M12, SHARP
8/12 14:06
road to onsen!
翌朝は早くに出発。
2022年08月13日 04:54撮影 by  SH-M12, SHARP
8/13 4:54
翌朝は早くに出発。
岩苔乗越に向かう途中で振り返れば薬師岳がドーン。
2022年08月13日 06:49撮影 by  SH-M12, SHARP
8/13 6:49
岩苔乗越に向かう途中で振り返れば薬師岳がドーン。
岩苔乗越を超えて再び登り始めて振り返れば祖父岳。
2022年08月13日 07:18撮影 by  SH-M12, SHARP
8/13 7:18
岩苔乗越を超えて再び登り始めて振り返れば祖父岳。
写真は斜めってますが鷲羽岳とその向こうに槍ヶ岳!
2022年08月13日 07:46撮影 by  SH-M12, SHARP
1
8/13 7:46
写真は斜めってますが鷲羽岳とその向こうに槍ヶ岳!
もうすぐ三俣蓮華岳。
2022年08月13日 10:45撮影 by  SH-M12, SHARP
8/13 10:45
もうすぐ三俣蓮華岳。
三俣蓮華岳頂上付近からは笠ヶ岳も展望出来ました。傘の形がよく分かります。
2022年08月13日 10:59撮影 by  SH-M12, SHARP
8/13 10:59
三俣蓮華岳頂上付近からは笠ヶ岳も展望出来ました。傘の形がよく分かります。
双六小屋テント場。比較的空いていました。
2022年08月14日 05:09撮影 by  SH-M12, SHARP
8/14 5:09
双六小屋テント場。比較的空いていました。
双六小屋から見た日の出
2022年08月14日 05:16撮影 by  SH-M12, SHARP
3
8/14 5:16
双六小屋から見た日の出
鏡池は高曇りで少しがっかりな絵に。
2022年08月14日 06:49撮影 by  SH-M12, SHARP
1
8/14 6:49
鏡池は高曇りで少しがっかりな絵に。
新穂高温泉に無事着
2022年08月14日 09:53撮影 by  SH-M12, SHARP
8/14 9:53
新穂高温泉に無事着
撮影機器:

装備

備考 今回、ついに一度もダウンを着ませんでした。温暖化の為か夜もそれほど寒さを感じず。こんなことは初めてです。

感想

今回のメインは高天原。もちろん温泉目当て。しかし予想以上に遠かったというのが正直な感想です。
1日目は11時15分折立着という遅めのバスで登山開始。スピード上げて14時位に薬師平キャンプ場へ着きましたが良い場所は大概張られ済みで、仕方なく少し斜めの場所に何とか確保。テント場では350mlのビールとコーラのみ売ってます。(500mlビールは太郎平小屋で買えます)水は豊富でトイレも完備。1000円という幕営料も今となっては格安。
翌日、雲ノ平に久々に寄りたいという思いから薬師沢〜雲ノ平〜高天原コースを選びましたが悪天候でちょっとがっかり。薬師沢からキツい登りを経たそこは「雲上の楽園」ならぬ「雲中の黄泉のくに」。霧雨の中なにも見えません。仕方ないので雲ノ平では休憩もろくに取らず高天原に向かうも、そのルート序盤では大岩の上を歩くので雨が降りしきる中スリップに気を使い、森に入れば急な下りで長〜い梯子3連発とか聞いてないよー。コースタイム以上に時間がかかってしまいました。雨の日はあまりお勧め出来ないコースです。そもそも薬師沢から雲ノ平経由ですと急斜面を登って更に高天原へはかなり下るので体力的には大変だというのが身に沁みました。因みに大道新道から来られた方は岩上のスリップが怖く気を使ったと述べていましたのでどちらのコースがいいのかは気分次第でしょうか。
高天原の温泉は期待以上。わざわざ来た甲斐がありました(遠いです。着くまでは本当に人が居るところがこの先にあるのかと思うぐらい。道中も殆ど人に会わない中、途中途中にある木道や標識がその心細さを癒してくれました。まさに秘境中の秘境)。温泉場は山小屋から下り気味の山道を20分歩き(つまり帰りは登り)風呂は男女別の囲いアリの露天。それぞれに一応脱衣場はあります。囲い無しの混浴露天もありますが道のすぐ横なので誰もいない時間なら気持ち良いでしょうね。
高天原山荘での注意点は電波も電気も無い為情報が全く入らない事。この日は台風接近中で明日の雲行きを誰もが心配してましたが小屋の方も最新の情報が無いので前泊地で手に入れた情報を元に判断するしかなく(朝方までは天気よしとの予報だった)早立ちを計画。実際、翌日朝は晴れてましたがそれでも疑心暗鬼でした(結果、予報は外れたようで終日良い天気でした)しかし小屋はほぼ満室でしたが食事も美味しくトイレも綺麗(洋式で簡易水洗!)でなかなか快適でした。温泉だけでなく小屋だけでも快適なので予約が取りづらいのも分かります。
3日目は高天原から岩苔乗越まで登り(このコースは危険なところもなく、上部で小さな沢を渡るのが数か所あるので大雨時は難儀するかもしれませんが、それ以外の天気ならばお勧め)、そこから鷲羽岳からの三俣蓮華岳、双六岳を縦走。予想以上の好天で気持ちの良い稜線歩きを堪能しました。
双六小屋のテント場は空いてました。元からの予約数を制限しているためか台風接近の予報でキャンセルが多かったのか分かりませんが(夜は雨に降られど)快適なサイト生活となりました。
4日目は曇り。槍穂高連峰は見えましたがその頭上には黒い雲。もう少しスカッとしてくれると最高だったのですが仕方ありません。
全般的には満足いく山行となりました。

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