折立から雲ノ平 高天ヶ原(高天原)温泉 鷲羽岳 双六岳 新穂高温泉へ


- GPS
- 24:15
- 距離
- 61.6km
- 登り
- 4,408m
- 下り
- 4,717m
コースタイム
- 山行
- 2:55
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:06
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:10
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 8:20
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 4:32
天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇りのち霧雨 3日目 晴れ一時霧雨 4日目 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは新穂高温泉から11時30分発松本行きの特急バス(こちらは予約不要)。席には余裕ありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
薬師沢から雲ノ平の直登のキツさは覚悟してましたが、この日は道上の岩が雨で滑って気を遣うのでより疲れました。また雲ノ平から高天原に降りるルートは思った以上にハードで、雲ノ平からの下り始めからしばらく続く巨岩の上を歩くルートは雨で滑って歩きにくく、森に入っては長い梯子が3連続で出現とかなかなか厳し目のルートでした。 |
その他周辺情報 | 新穂高温泉はバス亭近くに日帰り温泉あり。900円。 今回はお盆休みということで高天原山荘と双六小屋は予約必須でした。高天原山荘は春ぐらいに、双六テント場はギリギリになって空きが出て予約をすることが出来ました。結構どちらも直前に空きが出ます。 |
写真
装備
備考 | 今回、ついに一度もダウンを着ませんでした。温暖化の為か夜もそれほど寒さを感じず。こんなことは初めてです。 |
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感想
今回のメインは高天原。もちろん温泉目当て。しかし予想以上に遠かったというのが正直な感想です。
1日目は11時15分折立着という遅めのバスで登山開始。スピード上げて14時位に薬師平キャンプ場へ着きましたが良い場所は大概張られ済みで、仕方なく少し斜めの場所に何とか確保。テント場では350mlのビールとコーラのみ売ってます。(500mlビールは太郎平小屋で買えます)水は豊富でトイレも完備。1000円という幕営料も今となっては格安。
翌日、雲ノ平に久々に寄りたいという思いから薬師沢〜雲ノ平〜高天原コースを選びましたが悪天候でちょっとがっかり。薬師沢からキツい登りを経たそこは「雲上の楽園」ならぬ「雲中の黄泉のくに」。霧雨の中なにも見えません。仕方ないので雲ノ平では休憩もろくに取らず高天原に向かうも、そのルート序盤では大岩の上を歩くので雨が降りしきる中スリップに気を使い、森に入れば急な下りで長〜い梯子3連発とか聞いてないよー。コースタイム以上に時間がかかってしまいました。雨の日はあまりお勧め出来ないコースです。そもそも薬師沢から雲ノ平経由ですと急斜面を登って更に高天原へはかなり下るので体力的には大変だというのが身に沁みました。因みに大道新道から来られた方は岩上のスリップが怖く気を使ったと述べていましたのでどちらのコースがいいのかは気分次第でしょうか。
高天原の温泉は期待以上。わざわざ来た甲斐がありました(遠いです。着くまでは本当に人が居るところがこの先にあるのかと思うぐらい。道中も殆ど人に会わない中、途中途中にある木道や標識がその心細さを癒してくれました。まさに秘境中の秘境)。温泉場は山小屋から下り気味の山道を20分歩き(つまり帰りは登り)風呂は男女別の囲いアリの露天。それぞれに一応脱衣場はあります。囲い無しの混浴露天もありますが道のすぐ横なので誰もいない時間なら気持ち良いでしょうね。
高天原山荘での注意点は電波も電気も無い為情報が全く入らない事。この日は台風接近中で明日の雲行きを誰もが心配してましたが小屋の方も最新の情報が無いので前泊地で手に入れた情報を元に判断するしかなく(朝方までは天気よしとの予報だった)早立ちを計画。実際、翌日朝は晴れてましたがそれでも疑心暗鬼でした(結果、予報は外れたようで終日良い天気でした)しかし小屋はほぼ満室でしたが食事も美味しくトイレも綺麗(洋式で簡易水洗!)でなかなか快適でした。温泉だけでなく小屋だけでも快適なので予約が取りづらいのも分かります。
3日目は高天原から岩苔乗越まで登り(このコースは危険なところもなく、上部で小さな沢を渡るのが数か所あるので大雨時は難儀するかもしれませんが、それ以外の天気ならばお勧め)、そこから鷲羽岳からの三俣蓮華岳、双六岳を縦走。予想以上の好天で気持ちの良い稜線歩きを堪能しました。
双六小屋のテント場は空いてました。元からの予約数を制限しているためか台風接近の予報でキャンセルが多かったのか分かりませんが(夜は雨に降られど)快適なサイト生活となりました。
4日目は曇り。槍穂高連峰は見えましたがその頭上には黒い雲。もう少しスカッとしてくれると最高だったのですが仕方ありません。
全般的には満足いく山行となりました。
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