記録ID: 461265
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
追憶の山・南ア夏合宿(白根三山・塩見岳)
1979年07月21日(土) 〜
1979年07月27日(金)



- GPS
- --:--
- 距離
- 50.4km
- 登り
- 4,186m
- 下り
- 4,826m
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
21日:甲府駅-広河原・天幕 22日:広河原-白根御池小屋・天幕 23日:白根御池小屋-八本歯のコル-北岳-北岳山荘・天幕 24日:北岳山荘04:35-5:55間ノ岳6:30-7:20農鳥小屋-7:45西農鳥岳-08:05農鳥岳09:00-まき道-11:50三国沢-13:15熊ノ平・天幕 25日:熊ノ平04:40-08:50塩見岳10:05-11:55本谷山12:05-12:40三伏小屋・天幕 26日:三伏小屋-烏帽子岳-小河内岳-烏帽子岳-三伏小屋・天幕 27日:三伏小屋-鳥倉-釜沢-バス-伊那大島 |
予約できる山小屋 |
塩見小屋
|
感想
南アルプスを経験する。当時はまだ南アルプススーパー林道が建設中である。広河原で一泊し、翌日に白根御池小屋まで重いザックを担ぐ。白根御池小屋のテント場でもう一泊。
本格登山は3日目から八本歯のコルまで雪渓を上がる。稜線はあいにくの小雨。北岳頂上はなにも見えない。北岳山荘でテントを張っていると天気は回復。水のない稜線から北岳小屋跡まで水を汲みに行く、往復1時間ぐらいだったろうか。
日の出前に北岳山荘前を出発し、間ノ岳あたりで日の出を迎えるが薄いガスに包まれオレンジ色のクリームの中を歩く。間ノ岳の下部のまき道の分岐で荷物をおろし、空身で西農鳥岳、農鳥岳をピストン。分岐から三国平に快晴の中歩く。どの部員の水筒はほぼ空。水がほしいところで三国沢の源流でのどを潤すが、おいしくない水だった。熊ノ平小屋でテントを張り、星が降る夜を迎えた。
翌日もガスの中出発。雨へと変化するなか塩見岳東峰に登ると西峰とともにぽっかりと雲の上にでている。白い雲の上に二つのピークだけ顔を出している不思議な風景。西峰に登り返すころにはカミナリが発生。あちこちで鳴り響き急ぎ下る。南アルプスの緑の深さ、山の大きさ、人気の少なさを実感。三伏峠で一泊。
翌朝は快晴。最後の登山日はのんびりと。烏帽子岳と小河内岳を往復。夜は雨のなかラーメンパーティ。合宿ももうおわりだ。
翌日は塩川に下るはずが豊口方面に迷いこみ、なんとか降りた集落からバスで伊那大島駅に到着。バスは当時でも見られないボンネットバスだった。この山行で南アルプスに興味を持つ。
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