槍ヶ岳北鎌尾根p2より

2022年08月31日(水) 〜 2022年09月03日(土)

• GPS: 58:57
• 距離: 59.4km
• 登り: 2,833m
• 下り: 3,933m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:20
• 休憩: 0:09
• 合計: 9:29

7:27 高瀬ダム湯俣登山口
8:06 8:06 東京電力高瀬川第五発電所
8:24 8:24 林道終点
8:45 8:54 名無避難小屋
9:40 9:40 湯俣山荘
16:58 宿泊地

2日目

• 山行: 13:32
• 休憩: 0:00
• 合計: 13:32

4:53 宿泊地
18:25 宿泊地

3日目

• 山行: 8:46
• 休憩: 1:14
• 合計: 10:00

7:19 宿泊地
10:47 11:04 北鎌のコル
13:57 14:55 独標2899m
17:20 宿泊地

4日目

• 山行: 14:22
• 休憩: 1:49
• 合計: 16:11

0:45 宿泊地
9:29 10:40 槍ヶ岳
10:50 11:04 槍ヶ岳山荘
11:37 11:38 播隆窟
11:42 11:43 坊主岩屋下
12:16 12:16 槍沢・天狗原分岐
12:35 12:35 槍沢大曲り
12:50 12:50 ババ平
13:08 13:08 槍沢ロッヂ
13:24 13:24 二ノ俣
13:29 13:29 一ノ俣
13:35 13:35 槍見河原
14:04 14:04 横尾
14:43 14:43 新村橋
14:55 15:05 徳澤園
15:12 15:12 徳沢公衆トイレ
15:51 16:04 徳沢ロッヂ
16:34 16:35 徳本口
16:38 16:38 明神館
17:00 ゴール地点

天候

雨時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

行き:大町駅からタクシーで高瀬ダム
帰り:上高地からバスで新島々駅

大町市がトクトクチケットという、
プレミア付きタクシー券を数量限定で販売していた。
お得なのでオススメ。
電車は青春18切符を利用しました。

コース状況／危険箇所等

*GPSバグってます。
実行程:
day1大町駅からp2手前
day2p2からp4(雨にて早く幕営)、p5まで偵察
day3p4 からp12.13のコル
day4 p12.13のコルから上高地へて松本駅

計画:
day1大町駅からp2手前
day2p2から北鎌のコル
day3北鎌のコルから槍ヶ岳山荘
day4槍ヶ岳山荘から新穂高温泉
day5新穂高温泉から双六谷遡行(沢登り)

計画の反省:
・沢登りに継続する予定だったが、
汗も発生により断念。ウェットスーツも重かったので泳ぎ沢との相性は悪かったです。
・p2はクマがよく出るため、day1はp4までいけると良い。その場合はもう少し速く出る必要あり。
・下山ルートを伊藤新道にすれば、素通りした湯俣を満喫できたかも。上高地は単調な歩きが長すぎる。

ルート情報等:
・渡渉は積極的に水に入ったこともあり、
調べた記録より回数が多い計20回ほどあった。
水位は最大腰まで、短パンと沢靴の装備で水温は冷たいがしばらくは浸かってられる程度でした。
例のボロボロのトラバースロープにて後続の確保のためロープ出しました。千天出合の右岸高巻きも滑落危険がありました。

・p2までの登りは、低山の様な土と木の急斜面です。後半に岩が出ており、そこでロープを出しました。p2手前のなだらかになったところで3張りのテントを張りました。先行パーティーによるとここで熊を見たそうです。

・p4までは藪漕ぎと木登りです。
p4の下りに4張りほどのスペースがあります。午後から大雨の予報があったため幕営したのですが、p4に落雷がありました。スペースありますがピーク付近の幕営は避けた方がいいです。

・p5.6は巻きます。滑落したら危ないトラバースがあります。さらに滑りやすいです。

・北鎌のコルまでは細い尾根の下り。天上沢側にあった、懸垂支点を追ってルートミスしました。コルまで正直に尾根を辿るのが正解でした。
北鎌のコルより先は記録多数のため割愛します。

・ロープ出したところ:
○渡渉、
○p2の登り後半の岩を巻くとき1p30m、
○p56の巻き3p、
○p7下りで懸垂(ルートミスなので稜線を進めば不要だった)、
○大槍頂上直下のチムニー1p20m。独標の巻きも滑落のリスクが高いため出すか迷いました。

・確認できた幕営適地(2張り以上)
:p2手前H2000、p4槍側、北鎌のコル、天狗の腰掛け、p12〜13の下りとコル、北鎌平

その他周辺情報

・徳沢ロッジの風呂(タオル付き1000円)上高地のホテルの日帰り入浴が15時までなのに20時までやってる。
銭湯みたいな風呂。

写真

8/31 9:09

湯股までの道。
整地されており、平坦で非常に歩きやすい。
走りたくなる。

8/31 9:45

湯俣温泉青嵐荘は素通りして、
伊藤新道分岐を目指す。岩壁が壮大で美しい。

8/31 14:27

p2取り付きにはピンクテープ、ワイヤーの残骸、
ケルンがあった。このケルンはp4で抜かした先行パーティーの方が積み上げたらしい。
この先水場がないため、ここで水5L(節約3日分)を汲む。

9/1 16:33

p4からp5。
ピークすぐ下のコルから、天上沢側に下る。
この下りが滑りやすい。

9/1 17:21

p5の巻き。天上沢側から56のコルへ抜けるため、このルンゼを急登する。

9/2 8:37

p6の千丈沢側への巻き。写真中央ガレ場トラバース後、奥の草付きから上に登る。
5.6のコルに残置ハーケンあり、
終了点は立木で取った。

9/2 8:37

ガレ場中央から、56のコルを見下す。

9/2 13:26

天狗の腰掛けから。

9/2 13:48

独標の巻き。

9/3 7:03

p13超えると大槍が見える

9/3 7:25

北鎌平手前にて。大槍

9/3 9:39

頂上直下。千丈沢に虹が

9/3 9:39

頂上直下でロープ出す。

撮影機器：

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

感想

ginseng

p2から槍ヶ岳北鎌尾根に登ってきました。
終始雨が降ったり止んだり。レインで蒸れて汗疹が発生、痒くて痛くて大変でした。
汗疹は下山後にムヒ塗って、保湿してたらだんだん良くなりました笑。
雨対策を再度考えさせられた山行でした。