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Yamareco

記録ID: 4679732
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

百高山完登!赤牛岳、祖父岳、南真砂岳、野口五郎岳、三ツ岳。ついでに水晶岳。黒部ダムから読売新道、裏銀座で高瀬ダムへ。

2022年09月10日(土) 〜 2022年09月12日(月)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
53:18
距離
53.1km
登り
4,641m
下り
4,811m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:13
休憩
0:45
合計
4:58
8:27
3
8:30
8:30
20
8:50
8:54
136
11:10
11:47
20
12:07
12:11
74
2日目
山行
8:05
休憩
1:30
合計
9:35
5:37
218
9:15
9:36
26
10:02
10:02
53
10:55
11:02
49
11:51
11:53
23
12:16
12:45
18
13:03
13:03
4
13:07
13:07
30
13:37
13:39
26
14:05
14:33
8
14:41
14:42
30
15:12
3日目
山行
6:57
休憩
0:57
合計
7:54
5:48
21
6:09
6:09
38
6:47
6:48
50
7:38
7:45
52
8:37
8:39
35
9:14
9:14
9
9:23
9:33
61
10:34
10:46
36
11:22
11:23
5
11:28
11:35
31
12:06
12:09
44
12:53
12:54
16
13:10
13:23
7
13:30
13:30
8
13:38
13:38
4
13:42
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
●アクセス
・信濃大町〜扇沢
 アルピコのバス
 片道1390円

・高瀬ダム〜信濃大町
 タクシー
 9440円だったけど、観光協会がやってる「とくとくタクシー」のクーポンを使えたので6000円だった。
【とくとくタクシーとは】
 3000円で5000円分もらえるクーポン券みたいなもの。
 数量限定らしい。
 駅にある観光案内所で買え、タクシーの運転手さんも買うのを待っていてくれる。
コース状況/
危険箇所等
■登山道の状況
・全般
 北アルプスなので、基本的には道は明瞭で整備されていて歩きやすい道が大半。

・読売新道
 水場はないので多めに水を持って行った方がいい。
 前半の樹林帯は苔むした岩がゴロゴロ、濡れた根っこもたくさんなので、下りは気を付けた方がいい。
 登りでは問題なし。

・真砂岳〜南真砂岳
 コルの前後がハイマツとシャクナゲが登山道に覆いかぶさり藪漕ぎ気味になる。
 朝は朝露でびしょぬれになるので、早めに対策しておいた方がいい。
 ゲーターでは役不足。ゴアのパンツまで履いておいた方がいい。

・濁沢の橋(高瀬ダム)
 2022年9月10日の朝に流されてしまったとのこと。
 通過した1時半ぐらいには仮設の復旧作業中で、上流部で石伝いに渡渉した。
 14時ぐらいに通過した人の記録では仮設の丸太が架かったとのことでした。
その他周辺情報 ●風呂
・信濃大町近くの七倉荘
 月曜休み。。
黒部ダム
いい天気
1
黒部ダム
いい天気
これから向かう山々
1
これから向かう山々
とりあえずダムを渡る
1
とりあえずダムを渡る
ここでケーブルカーには乗らず、左へ
ここでケーブルカーには乗らず、左へ
ロッジくろよん方面へ
ロッジくろよん方面へ
こんな感じの道
観光船乗り場
舗装道路
テント場と炊事場とトイレ
テント場と炊事場とトイレ
ロッジくろよん
ロッジくろよんから先は登山道
ロッジくろよんから先は登山道
橋を渡る
木の根っこをくぐる
木の根っこをくぐる
梯子がたくさん
たまに細めのトラバース
たまに細めのトラバース
こんな感じのところにくると平の小屋はすぐ
こんな感じのところにくると平の小屋はすぐ
渡し船乗り場
そこからすぐに小屋
ジュースとか買って船の時間まで待つ
1
そこからすぐに小屋
ジュースとか買って船の時間まで待つ
時間少し前に戻るとすでに列
1
時間少し前に戻るとすでに列
船から見る山々もなかなかいい
1
船から見る山々もなかなかいい
対岸の船着き場
岩壁に道がある
黒部渓谷
梯子が濡れていると滑る
梯子が濡れていると滑る
奥黒部ヒュッテ到着
お風呂は15時から
1
奥黒部ヒュッテ到着
お風呂は15時から
暇なので河原でマテ茶
1
暇なので河原でマテ茶
虫が花を食べていた
1
虫が花を食べていた
小屋の部屋にはコンセントあり
小屋の部屋にはコンセントあり
上の廊下の手書きの案内
上の廊下の手書きの案内
夕ご飯はカレーとおでん
カレーはスパイシーな感じ美味
お代わり自由
2
夕ご飯はカレーとおでん
カレーはスパイシーな感じ美味
お代わり自由
翌朝。
明るくなってから出発
朝ごはんは6時からなのでお弁当にしてもらって、出発前に食べた。
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翌朝。
明るくなってから出発
朝ごはんは6時からなのでお弁当にしてもらって、出発前に食べた。
岩登りみたいなとこもあるけど、足がかりはしっかりしているので特に問題ない
岩登りみたいなとこもあるけど、足がかりはしっかりしているので特に問題ない
こんな標識あり
4/8ぐらいでようやく眺めが
4/8ぐらいでようやく眺めが
いい眺め
5/8。この辺りから視界も開ける
5/8。この辺りから視界も開ける
お腹が空いたのでお弁当
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お腹が空いたのでお弁当
ここまでくると完全な稜線歩き
ここまでくると完全な稜線歩き
赤牛が見えてきた
1
赤牛が見えてきた
黒部ダムも見える
2
黒部ダムも見える
分かりにくいところにはペンキでマークあり
分かりにくいところにはペンキでマークあり
赤牛岳山頂
ここでもマテ茶
水晶までの稜線
けっこう距離ある
水晶までの稜線
けっこう距離ある
だいぶ歩いてきた
だいぶ歩いてきた
温泉沢の頭
水晶岳の山頂にはひとがたくさんいる感じ
水晶岳の山頂にはひとがたくさんいる感じ
水晶小屋方面
小屋は目の前
翌日歩く裏銀座
チェックインして、荷物を置いて、名物の力汁
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チェックインして、荷物を置いて、名物の力汁
時間も早いので、祖父岳へ
途中の黒部源流への分岐
1
時間も早いので、祖父岳へ
途中の黒部源流への分岐
祖父岳。
時間があるのでここでもマテ茶
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時間があるのでここでもマテ茶
黒部源流の水場へ。2〜3分下るだけ。
ここで水浴び。
水晶小屋に水場はないので、3Lほど確保。
黒部源流の水場へ。2〜3分下るだけ。
ここで水浴び。
水晶小屋に水場はないので、3Lほど確保。
すっかりガスの中
すっかりガスの中
小屋に帰還
夕ご飯はカレー
日本式のカレーでおいしい
お代わり自由なのもうれしい
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夕ご飯はカレー
日本式のカレーでおいしい
お代わり自由なのもうれしい
朝焼けも見えた
槍がかっこいい
出発し、振り返ると赤く染まる水晶小屋
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出発し、振り返ると赤く染まる水晶小屋
いい眺め
東沢乗越
お地蔵様
槍は絵になる
真砂の分岐
ひとまず右へ行き、南真砂岳へ
真砂の分岐
ひとまず右へ行き、南真砂岳へ
ここの稜線から見る槍ヶ岳もいい
撮り方によっては双六からみたいにも見えるかも
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ここの稜線から見る槍ヶ岳もいい
撮り方によっては双六からみたいにも見えるかも
藪漕ぎ。背丈ぐらいあるところも多い。
朝露でびしょぬれ。
藪漕ぎ。背丈ぐらいあるところも多い。
朝露でびしょぬれ。
ゴアのパンツを途中で履く。
あっというまに濡れる。
ゴアのパンツを途中で履く。
あっというまに濡れる。
南真砂岳山頂
南真砂で腹ごしらえ。
水晶小屋のお弁当
南真砂で腹ごしらえ。
水晶小屋のお弁当
真砂岳に戻ろう
真砂岳
登山道から外れてるので誰も来ない
1
真砂岳
登山道から外れてるので誰も来ない
野口五郎岳へ
昨日歩いた稜線がよく見える。
こう見るとすごい長い
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昨日歩いた稜線がよく見える。
こう見るとすごい長い
野口五郎岳
野口五郎岳でマテ茶
1
野口五郎岳でマテ茶
ゴーロ
さすが野口五郎岳
ゴーロ
さすが野口五郎岳
野口五郎小屋が見えてきた
1
野口五郎小屋が見えてきた
ちょっと休憩
ガスが上がってきてる
ガスが上がってきてる
登山道はまっすぐ
ペンキのマークあり
登山道はまっすぐ
ペンキのマークあり
三ツ岳山頂と書いてあるけど、ここは山頂ではない。
三ツ岳山頂と書いてあるけど、ここは山頂ではない。
標識から見える岩の上に登って少し歩くと山頂
標識から見える岩の上に登って少し歩くと山頂
三ツ岳山頂
山頂標発見
三ツ岳の三角点
烏帽子への下降点近く
三ツ岳の三角点
烏帽子への下降点近く
烏帽子への下降点
烏帽子への下降点
池が見えてきた。
池が見えてきた。
烏帽子小屋でジュースを買って休憩
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烏帽子小屋でジュースを買って休憩
橋が流されたとのこと
前日には知ってたので驚きはなし
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橋が流されたとのこと
前日には知ってたので驚きはなし
高瀬ダムへ
たんたんと下って、階段が出てきたらゴール間近
たんたんと下って、階段が出てきたらゴール間近
この橋を渡っても、次の橋はない
この橋を渡っても、次の橋はない
濁沢の滝がかなり激しく流れ落ちている
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濁沢の滝がかなり激しく流れ落ちている
水量と勢いがすごい
だいぶ上流まで行って、岩伝いに渡れそうなところから渡渉
水量と勢いがすごい
だいぶ上流まで行って、岩伝いに渡れそうなところから渡渉
復旧作業中
14時には仮設の橋が架かったとのこと
1
復旧作業中
14時には仮設の橋が架かったとのこと
橋を渡って、トンネルをくぐればタクシーが待つゴール地点
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橋を渡って、トンネルをくぐればタクシーが待つゴール地点
〆は駅でお蕎麦

感想

百高山完登!
今回は北アルプスの奥地の山々、黒部ダムから水晶小屋経由で高瀬ダムまで歩いて、百高山残り5座めぐってきました。

【1日目】黒部ダムから奥黒部ヒュッテ
黒部の渓谷を楽しみながら歩けます。
地図的にはほぼ水平移動に見えるけど、けっこうアップダウンがあり、長い木の梯子は滑りそうで厄介。

平ノ渡は黒部ダム側から行くと、平乃小屋の少し手前。
そこで時間まで待ってもいいけれど、小屋までは3分で着くので小屋まで行ってジュースを買ったりして1時間ほどのんびり。
12時の渡し船の乗船は登山者13人で、2艘出してくれました。

対岸に渡ってからの道も梯子の連続で、けっこうアップダウンあるけれど1時間ぐらいで小屋に到着。
お風呂は15時からなので、のんびり過ごす。
一部屋最大3人だったので、広々と使えてよかった。
充電もできるし快適な宿でした。

【2日目】奥黒部ヒュッテ→赤牛岳→水晶小屋⇔祖父岳
読売新道は標識4/8ぐらいまでは黙々と樹林帯歩き。
水場はないけど、ちょっと大きめの水たまりはいくつかあったので、飲めないまでも手を冷やすとかのクールダウンはできた。
5/8ぐらいから眺めがよくなりだすので、気持ちのいい稜線歩きができる。
赤牛岳までは絶景を見ながら歩ける。
その後も水晶小屋まで景色は最高。
12時ぐらいに小屋について、荷物を置いて、名物の力汁を食べてから祖父岳へ。
雲も徐々に出てきて、祖父岳に着くころには黒部五郎や鷲羽はよく見えていたけど水晶岳は雲の中。
小屋への帰りに黒部の源流で水の補充をしつつ、水浴びでさっぱり。
夕方から小屋はずっとガスの中だったので夕日も見えず。

【3日目】水晶小屋→南真砂岳→真砂岳→野口五郎岳→三ツ岳→高瀬ダム
朝4時ぐらいに雨が降ったみたいだけど、5時以降は天気が良くて、気持ちのいい稜線ができた。
真砂岳から南真砂岳間はハイマツが鬱陶しく、雨か朝露かでびしょ濡れになる。
一応ハイマツ情報はあったので、ゲーターだけつけていたけど、背丈ぐらいのハイマツが結構あった。
途中でパンツを呼びに履き替えて、ゴアのパンツも履く。
朝は南真砂の分岐からしばらく稜線を歩いて、コルへの下降点辺りでゴアを履いておいた方がいいです。

真砂岳までいったん戻って、稜線歩き再開。
稜線はさすが北アルプスという感じで歩きやすいところが多かった。
眺めも前日あるいた赤牛から水晶への稜線がよく見えて楽しかった。

野口五郎小屋にも寄って少し休憩。
雰囲気のよさそうな宿でした。

そのあと百高山の締めくくりで三ツ岳へ。
登山道から少し離れたところが山頂。
残念ながらガスってしまい、眺めはなし。
静かな山頂で一人で百高山完登の余韻に浸って下山。

途中よった烏帽子小屋とそのテント場はなかなかよさそうな感じだった。
烏帽子岳はガスってて何も見えないのと、そのうち針ノ木方面からの縦走の時にでも行こうということでパス。
高瀬ダムまではブナ立尾根を一気に下る。

濁沢の橋が10日の朝に流された情報があったので分かってはいたけど橋はなし。
前日夜の雨のせいか、結構な水量。
対岸で作業をしているのは見えたけど、まだ橋はできなそうなので上流まで行って、どうにか石伝いに渡る。

自分の1時間後ぐらいには仮設で丸太が架かり、ひとまず渡れるようになったみたい。
そんな感じで最後が一番の難関だったかも。

そのあとは高瀬ダムから信濃大町までタクシーで行き、あずさで帰路につきました。

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技術レベル
2/5
体力レベル
5/5
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ブナ立尾根〜烏帽子岳〜裏銀座〜水晶岳〜読売新道〜黒部ダム
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5

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