北岳・間ノ岳・農鳥岳を縦走 〜奈良田から広河原へ〜
- GPS
- 56:00
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 3,211m
- 下り
- 2,540m
コースタイム
奈良田駐車場9:00
大門沢小屋13:20
2日目
大門沢小屋4:30
稜線7:10
農鳥岳8:00
西農鳥岳8:50
農鳥小屋10:00
間ノ岳11:30
中白根岳12:30
北岳山荘12:55
3日目
北岳山荘5:00
北岳6:15
北岳肩の小屋7:20
白根お池小屋8:50
広河原10:45
天候 | 初日は晴れ。2日目は快晴。3日目は強風とガス、後に晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
数多くの人が訪れる縦走路なので、ガイドブックや地図通りの危険箇所でした。3日目の強風は、荷物を背負った子どもにはかなりきついようでした。北岳山荘から北岳への登りは、かなり気を使いました。 下山後は、「奈良田温泉」が定番でしょう。駐車場にいたガードマンさんに尋ねたところ、「6キロ下ったところに『湯の島温泉』があると教えられ、行ってみました。かなり味わい深い素敵な温泉でした。もちろん、かけ流し。 |
写真
感想
今年の夏の一大イベント、南アルプスの盟主、北岳に登りに行きました。奈良田から農鳥岳、間ノ岳を経て、北岳に登り、広河原に下山しました。
梅雨明けの報せを聞いて最初の土日。学童の坊と嬢を連れて、金曜日から2泊3日で出かけました。
初日のハイライトは、吊り橋。奈良田から大門沢小屋へのルートには2箇所ほど吊り橋がありました。ひとつは最近できたらしいほとんど揺れない頑丈な吊り橋。無難にパス。もうひとつは、10メートルほど下にごうごうと谷川が音を立てる、かなり揺れるつり橋。スリリングな体験でした。
大門沢小屋では、坊の誕生日会をささやかに行ないました。小屋のお兄ちゃんに線香花火とプレゼントをいただき、ご満悦の一日でした。
2日目は、ハードな行程でした。大門沢から農鳥岳まで登りあげました。いつもよりも重く大きな荷物にへこたれそうになりながらも、「山少女」としてのプライド?に支えられ歩きぬいた嬢。息を切らしつつ、山と無関係な会話をマシンガンのように発しながらも、飄々と歩ききる坊。それなりのハイペースで北岳山荘までたどり着きました。そこで飲むビールやジュースの美味しいこと!このために登っているのではないかと錯覚しそうです。
最終日。前夜からの強風でテントは大揺れ、靴の中、テント内は砂まみれ。撤収も大変でした。強風でしたが出発。しかし!10分程歩くと風は強さを増して坊の心をおびえさせ、嬢は風の中で立つこともままならない様子。悩みましたが、行くしかありません。慎重に、慎重に、北岳を目指しました。非常に疲れた登りでした。
広河原に下山し、それなりに満足感に浸る私でしたが、子ども達は「次はあの岩がにょきっとした山(鳳凰三山のオベリスク)ね」などと…。前向きさに脱帽。
nihao51さん はじめまして
驚きました。
先日nihao51さんの逆ルートで子供と一緒に歩いたのですが、
大門沢の下降点からの延々と続く下りに疲れ、すれ違って登って来られる方々の凄さにさに脱帽しておりました。
ご子息、ご息女の力強さに頭が下がるばかりです。
また、テント装備で登られるnihao51さんの健脚にも驚きです。
ご息女の「トイレがきれい!」の一言がとても身に沁みて分かります
大門沢小屋も農鳥小屋もなかなかにスパルタンでしたね。
今後もレコを楽しみにしております。
ssPENTAGONssさん,はじめまして。コメントをありがとうございます。
白峰三山の縦走は,一般的には,広河原から奈良田ですね。3日目に早く帰らなくてはならないという日程の都合があり,逆?コース選択となりました。登りはたしかに多いですが,下りの方が足が痛くなって「きつい」というのが子どもたちの見解です。
ssPENTAGONssさんの記録を拝見いたしました。3日目の農鳥小屋から奈良田までが大変そうですね。よくぞ歩いたと感心します。それにしても,あの「湯の島温泉 」は最高でしたね。また行きたいと思いました。
いつかどこかの山でお会いできたらうれしいですね。
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