奥穂高→涸沢岳→北穂高 晴天に恵まれた一日

2014年08月11日(月) 〜 2014年08月14日(木)

• GPS: 21:32
• 距離: 47.4km
• 登り: 2,983m
• 下り: 2,973m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:06
• 休憩: 0:52
• 合計: 5:58

9:02 河童橋
9:10 9:10 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
9:47 9:49 明神 (明神館)
9:55 9:55 徳本口(徳本峠分岐)
10:39 10:53 徳澤園
11:06 11:06 新村橋(パノラマ分岐)
11:48 12:10 横尾 (横尾山荘)
13:05 13:19 本谷橋
15:00 涸沢ヒュッテ

2日目

• 山行: 5:42
• 休憩: 3:28
• 合計: 9:10

6:02 涸沢ヒュッテ
6:05 6:09 涸沢小屋
7:41 8:29 穂高岳山荘
9:04 9:37 穂高岳
10:06 10:46 穂高岳山荘
10:57 11:19 涸沢岳
12:32 12:38 北穂高岳
12:39 13:30 北穂高小屋
13:31 13:31 北穂高岳
13:36 13:38 北穂高岳・天場
15:07 15:09 涸沢小屋
15:12 涸沢ヒュッテ

3日目

• 山行: 4:59
• 休憩: 0:42
• 合計: 5:41

5:57 涸沢ヒュッテ
7:06 7:09 本谷橋
7:53 7:53 横尾 (横尾山荘)
8:00 8:00 横尾 (横尾山荘)
8:49 8:49 新村橋(パノラマ分岐)
9:00 9:10 徳澤園
9:50 9:50 徳本口(徳本峠分岐)
9:54 10:04 明神 (明神館)
10:10 10:12 山のひだや
10:14 10:16 嘉門次小屋
11:14 11:29 河童橋
11:38 上高地ＢＴ

天候

11日：雨のち曇り　12日：雨のち晴れ　13日：晴れ　14日：雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡大橋駐車場から上高地のバス：往復2050円
駐車料：1日500円

コース状況／危険箇所等

特筆すべき異常個所は無し。
涸沢岳〜北穂区間は一般ルートとしてはかなり険しいので岩登り経験者向け。

写真

8/11 8:53

上高地BTは雨

8/11 9:02

かっぱ橋

8/11 9:46

明神

8/11 10:53

徳沢
雨はあがりました

8/11 11:47

横尾

8/11 12:11

横尾大橋を渡ります

8/11 12:58

屏風岩
デカい！

8/11 13:06

本谷橋

8/11 14:57

涸沢のテント場に着きました！
蒸し暑くて予想よりキツかった

8/11 15:42

しばらくここで寝泊まりします

8/11 17:07

涸沢ヒュッテの夕食
2500円

8/12 4:53

12日の朝、大天井岳方面は天気良さそうですが。。。

8/12 5:08

涸沢ヒュッテの朝食
1500円

8/12 13:36

昼過ぎまで降っていた雨が上がりましたが稜線は見えず。

8/12 15:36

夕方になるとガスも晴れて穂高連峰がやっと顔を出してくれました！

8/12 16:03

霧の中から姿を現す北穂高岳

8/12 16:20

涸沢岳から北穂高岳

8/12 16:25

前穂高岳から奥穂高岳

8/12 17:23

フリーズドライの親子丼（賞味期限切れ）

8/13 5:05

13日の朝
モルゲンロート！

8/13 5:11

行動日の朝なので涸沢ヒュッテで朝食にしました
1500円

8/13 5:34

超良い天気!!!

8/13 6:07

涸沢小屋の前を通過して奥穂へ向かいます

8/13 6:21

ザイテングラートに向かってグイグイ高度を上げます

8/13 6:47

ザイテンの取り付き

8/13 6:47

花はもう殆ど終わってしまった様ですが緑が綺麗

8/13 6:49

ハクサンイチゲ

8/13 7:20

ザイテングラートは岩がゴロゴロしてますが、思っていたより難易度は高くなかった

8/13 7:24

屏風岩に隠れていた常念岳が見える高度になりました

8/13 7:36

ザイテングラートから涸沢を見下ろす

8/13 7:44

城壁に守られたかの様な穂高岳山荘

8/13 7:50

穂高岳山荘に到着！
トイレ借りました。100円

8/13 8:06

奥穂高岳山頂へ向かいます

8/13 8:23

直ぐに渋滞にハマりました
取り付いて直ぐが渋滞ポイントの様です

8/13 8:51

イワギキョウ

8/13 8:52

槍ヶ岳が見えた！

8/13 8:56

噂のジャンダルム
山頂に誰か居ますね

8/13 8:58

晴れて良かった〜

8/13 8:59

常念岳方面

8/13 9:04

最初の梯子を過ぎればあとは危険箇所は少ない

8/13 9:18

奥穂高岳山頂に到着！
山頂は写真撮影の順番待ちで大賑わい

8/13 9:20

前穂方面

8/13 9:21

おや、富士山が見えますね

8/13 9:44

来た道を戻ります

8/13 10:05

やっぱり梯子場は渋滞中

8/13 10:59

涸沢岳山頂

8/13 11:00

涸沢岳を越えて北穂に向かいます

8/13 11:09

垂直の鎖場
上ってきた人が居たので待ってます

8/13 11:11

鎖場を下から見上げたところ
足場のピンが打ってあるので慎重に通過すれば問題なし

8/13 11:12

険しい岩場の横に咲く花には癒されます

8/13 11:14

ペイントを見逃さない様に岩の登ったり下りたり

8/13 11:25

度々出現する鎖
助かります

8/13 11:45

ほぼ中間点の最低コル

8/13 11:46

最低コル付近から涸沢岳を振り返る

8/13 12:02

集中力を切らさない様に進みます
思ってた以上の険しさ

8/13 12:25

もうひと頑張り

8/13 12:28

もうペイントだけが頼りです

8/13 12:39

涸沢から直で登るルートとの分岐に着きました
ホッとする瞬間

8/13 12:40

ウサギギク

8/13 12:48

北穂高岳山頂！

8/13 12:59

山頂の直ぐ近くの北穂高小屋

8/13 13:24

涸沢を見下ろす

8/13 13:35

北穂のテント場は小屋からだいぶ離れてます

8/13 14:38

涸沢に向かってグイグイ高度を下げますが、なかなか近づかない

8/13 15:03

あともう少し！

8/13 15:08

ハクサンフウロ

8/13 15:08

ゼンテイカ（ニッコウキスゲ）

8/13 15:11

到着！テントの数はだいぶ増えたかな？
北穂からの下りは長かった。。。

8/13 16:44

今日の夕食も賞味期限切れの親子丼

8/14 4:52

下山日の朝食はフリーズドライのカルボナーラ
粉を入れてから2分くらいひたすら混ぜるのがうまく作るポイント

8/14 5:55

また雨が降ってきました
テントの撤収が本降りになる前で良かった。。。

8/14 9:10

徳沢は賑わってました
雨は降ったりやんだり
これから入山する方もたくさんいました

8/14 9:18

長く平坦な道を黙々と歩きます
あーつらい

8/14 9:55

明神に着くと雨がまた降ってきた
行きに通った道とは違う自然探勝路で上高地に戻る事にしました

8/14 10:12

嘉門次小屋
なんかイメージと違う。。。

8/14 10:14

明神池前
有料だったのか。。。

8/14 10:24

木道が整備されている区間が多いです

8/14 11:11

8/14 11:11

河童橋からは残念ながら穂高連峰は見えませんでした

8/14 11:14

それでも河童橋は大勢の観光客で賑わってました

8/14 11:35

上高地BTに着くとちょうど沢渡行きのバスが来てた

8/14 12:29

沢渡は良い天気！
だから上高地は雨なのに観光客が多かったのかな？

8/14 12:54

下山後は白骨温泉に行きました

8/14 12:55

公共野天風呂に行ったらシャンプーとかが無いところだった。
三日ぶりの風呂なのにサッパリ感が半減。。。
温泉は良いお湯でしたよ。

撮影機器：

LUMIX DMC-GX1 パナソニック

感想

tsundoa

ずっと行ってみたかった奥穂高岳。ついに行ってきました。

【1日目】
朝、3時に自宅を出発して沢渡に7時半頃到着。
直前までは晴れていたのに、沢渡到着直前から大雨。。。
沢渡大橋バス停前の駐車場に車を止め、8時15分のバスで上高地へ。

上高地も雨が降ったり止んだりの天気。気温23℃。
明神、徳沢、横尾とほぼ平坦な道を進む。
気温は夏にしては低く、止まっていると寒いが、動くと汗だく。

横尾大橋を渡ってしばらくすると傾斜がきつくなってきた。
目の前には大迫力の屏風岩。
本谷橋を渡り、登る事約2時間。涸沢に到着！
予想以上にきつかった。。。
残念ながら穂高連峰の稜線は濃いガスに覆われて見えない。

テント場前にある受付で料金を払い比較的平坦な雪渓前にテントを設置。
涸沢のテント場は岩場なので水捌けが良く快適。
食事は涸沢ヒュッテで食べる事にした。
夕方の気温は約13℃。結構寒い。

【2日目】
ヤマテンの天気予報では晴れるという事で来たわけですが大外れ！
予備日を使って一日様子を見ることにした。
持ってきた文庫本を読んだりしながら過ごす。

昼過ぎには雨が上がり、稜線を覆っていたガスが晴れ、穂高の山々が顔を出す。
一面の岩壁に圧巻！
そして午後3時頃には日が差す程に天気が回復する。気温17℃。

小屋のテレビで天気予報を見ると松本の天気ではあるが翌日は一日晴れの予報になった！気分が盛り上がる。
明日の朝食だけヒュッテにお願いして、今日のお夕食は節約の為、持ってきたインスタントフードで済ませた。

【3日目】
朝4時半起床。
気温11℃。朝から良い天気。
5時。モルゲンロートが美しい。

ヒュッテで朝食を済ませ、6時に奥穂に向けて出発。
ザイテングラートは思っていたより全然大したことなかった。
渋滞しなかったおかげかコースタイムよりだいぶ早く穂高岳山荘に到着。

奥穂の山頂へは鎖場で渋滞して結構時間がかかってしまった。
稜線は風が冷たく、ジャケットを着る。
そして奥穂に無事登頂！
しばらく景色を楽しみ、穂高岳山荘に戻る。

予想よりも早く穂高岳山荘に戻って来られたので、オプションとして考えていた涸沢岳を越えて北穂まで行って涸沢に戻る事にした。
コースの難易度は事前にある程度調べて知っていたが、実際に行ってみると予想よりも大変だった。

ペイントを頼りに岩場をひたすら歩く。
難しい所は鎖や足場が設置してあるので技術的には問題ないが、高度感がスゴイ。
ほとんどが奥穂涸沢の往復なのか、北穂へ抜けるこのルートは圧倒的に人が少ない。

途中でオコジョに遭って和むも、集中力を切らさない様に慎重に進む。
ずっと素手だったので掌が痛い。。。
それに無駄に力が入っていたのか、右腕が軽く腕上がり状態。
2時間ほどで北穂分岐へ到着。ほっと一息。

北穂山頂に登頂し、直ぐ近くの北穂高小屋で休憩。
しばらく景色を堪能したあと涸沢へ下山。
北穂からの下山ルートは予想以上に長く感じられて疲れた。
足の裏も熱くて燃える様だ。

夕食は昨日と同じくフリーズドライのインスタントフード。
食後、少ししたら雨が降り出した。
行動中に降らなくて本当に良かった。

【4日目】
雨はたまにパラつく天気。
テントを撤収し終えると雨が本降りになった。
6時から下山開始。
この天気でもこれから登ってくる人が結構多いのに驚く。
予報では明日以降も雨なのに。

上高地でのバスの乗り継ぎも良く、昼には沢渡まで戻って来られた。
沢渡は良い天気。
大きなトラブルも無く無事下山する事が出来、大満足の山行となった。

【まとめ】
今回は1日停滞するかどうかの判断に迷ったが、結果的に停滞して正解だった。
ただ、持ってきたお金が少なかった為、非常食も食べ切ってギリギリ。
もう少し余裕をもって準備していれば良かったと思う。
それでも運よく好天の中、憧れの穂高稜線を歩く事が出来て良かった。