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Yamareco

記録ID: 506519
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

【北アルプス最深部を縦走】雲ノ平と黒部川源流の山々(3泊4日)

2014年07月30日(水) 〜 2014年08月02日(土)
 - 拍手
delta1 その他1人
GPS
80:00
距離
51.0km
登り
4,170m
下り
4,157m

コースタイム

1日目
山行
8:55
休憩
1:30
合計
10:25
8:50
90
10:20
10:25
85
11:50
12:00
50
12:50
13:40
35
太郎平小屋
14:15
14:20
75
左俣出合
15:35
15:35
5
カベッケヶ原
15:40
15:50
150
18:20
18:30
30
19:00
19:00
15
2日目
山行
9:05
休憩
1:35
合計
10:40
7:00
20
7:20
7:25
25
7:50
7:50
50
8:40
8:50
50
9:40
10:00
10
10:10
10:10
60
11:10
11:50
50
12:40
12:50
85
14:15
14:15
165
17:00
17:10
30
3日目
山行
10:05
休憩
1:15
合計
11:20
6:30
15
6:45
6:45
60
7:45
7:50
125
9:55
10:00
110
大東新道B沢出合
11:50
12:40
10
12:50
12:50
80
カベッケヶ原
14:10
14:10
55
左俣出合
15:05
15:20
30
太郎平小屋
15:50
15:50
50
16:40
16:40
70
4日目
山行
6:00
休憩
1:20
合計
7:20
5:50
40
6:30
6:30
15
6:45
7:00
15
7:15
7:15
25
7:40
8:10
25
8:35
8:40
35
9:15
9:20
25
9:45
10:00
45
太郎平小屋
10:45
10:55
65
12:00
12:00
70
13:10
腰痛が完治していなかったので、後半は時間がかかってしまいました。
天候 7/30 晴れ,7/31 晴れ,8/1 晴れ一時雷雨,8/2 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
富山駅前-折立は富山地方鉄道の夏山バスを利用。
コース状況/
危険箇所等
折立には登山届ポストがないため、太郎平小屋にて登山届を提出。
温泉沢ノ頭-高天原温泉のガレ場は滑りやすく要注意。
大東新道での渡渉やロープ、ハシゴ、鎖場(とくにB沢-A沢)の通過は要注意。
1日目。折立登山口(1350m)。入口には「薬師岳登山口」と書かれた標柱が立っています。
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1日目。折立登山口(1350m)。入口には「薬師岳登山口」と書かれた標柱が立っています。
ここから登山道。雲ノ平へ向けて登頂開始します。
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ここから登山道。雲ノ平へ向けて登頂開始します。
登山口からしばらく進むと、「昭和38年薬師岳遭難の碑」が見えてきます。
登山口からしばらく進むと、「昭和38年薬師岳遭難の碑」が見えてきます。
樹林帯の中を進んでいきます。
樹林帯の中を進んでいきます。
木陰はけっこう涼しいです。
木陰はけっこう涼しいです。
青淵三角点(1870m)。視界が開けてきました。途中には休憩用のベンチが設置されてます。
青淵三角点(1870m)。視界が開けてきました。途中には休憩用のベンチが設置されてます。
折立〜太郎兵衛平の登山道に咲くニッコウキスゲ。
2
折立〜太郎兵衛平の登山道に咲くニッコウキスゲ。
この辺りから歩きやすい道に。登山道の勾配も緩いです。
この辺りから歩きやすい道に。登山道の勾配も緩いです。
登山道から太郎兵衛平を望む。
2
登山道から太郎兵衛平を望む。
このような道標が設置されています。風が心地いいです。
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このような道標が設置されています。風が心地いいです。
とても牧歌的な風景です。
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とても牧歌的な風景です。
五光岩ベンチ(2170m)。やっとここまで来ました。
五光岩ベンチ(2170m)。やっとここまで来ました。
傾斜は緩いが、太郎平小屋までけっこう距離があります。
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傾斜は緩いが、太郎平小屋までけっこう距離があります。
太郎平小屋が見えてきました。
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太郎平小屋が見えてきました。
太郎兵衛平・太郎平小屋(2330m)。やっとに到着、ここで昼食です。
太郎兵衛平・太郎平小屋(2330m)。やっとに到着、ここで昼食です。
太郎兵衛平から東側を望む。奥の稜線は水晶岳-ワリモ岳、その手前が雲ノ平です。
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太郎兵衛平から東側を望む。奥の稜線は水晶岳-ワリモ岳、その手前が雲ノ平です。
休憩しているあいだに雲が出てきました。
休憩しているあいだに雲が出てきました。
太郎兵衛平(2330m)。薬師岳、雲ノ平、黒部五郎岳の各方面への分岐となっています。
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太郎兵衛平(2330m)。薬師岳、雲ノ平、黒部五郎岳の各方面への分岐となっています。
太郎兵衛平(2330m)。各ルートの距離が細かく記されています。
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太郎兵衛平(2330m)。各ルートの距離が細かく記されています。
太郎平小屋は縦走路の交差点のようなところにあり、ここで登山届を出すことができます。
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太郎平小屋は縦走路の交差点のようなところにあり、ここで登山届を出すことができます。
薬師沢方面と黒部五郎岳方面の分岐道標。
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薬師沢方面と黒部五郎岳方面の分岐道標。
登山道はここから二手に分かれていきます。この道は薬師沢方面、右上の道は黒部五郎岳方面へ向かいます。
登山道はここから二手に分かれていきます。この道は薬師沢方面、右上の道は黒部五郎岳方面へ向かいます。
木道沿いに咲くハクサンイチゲ。
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木道沿いに咲くハクサンイチゲ。
木道沿いに咲くミヤマキンポウゲ。
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木道沿いに咲くミヤマキンポウゲ。
登山道から薬師沢、雲ノ平方面を望む。
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登山道から薬師沢、雲ノ平方面を望む。
登山道より薬師沢中俣を見下ろす。
登山道より薬師沢中俣を見下ろす。
薬師沢左俣を越えていきます。
薬師沢左俣を越えていきます。
左俣出合(2027m)。ここで小休止。水が冷たくて気持ちいいです。
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左俣出合(2027m)。ここで小休止。水が冷たくて気持ちいいです。
高層湿原を通り抜けていきます。気持ちいいですね。
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高層湿原を通り抜けていきます。気持ちいいですね。
太郎兵衛平〜薬師沢の登山道に咲くヨツバシオガマ。
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太郎兵衛平〜薬師沢の登山道に咲くヨツバシオガマ。
太郎兵衛平〜薬師沢の登山道に咲くミソガワソウ。
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太郎兵衛平〜薬師沢の登山道に咲くミソガワソウ。
小さい沢をいくつも渡ります。
小さい沢をいくつも渡ります。
カベッケヶ原(2000m)。「黒部の山賊」にも登場する高層湿原です。
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カベッケヶ原(2000m)。「黒部の山賊」にも登場する高層湿原です。
カベッケヶ原の高層湿原。薬師沢出合に向けて下っていきます。
カベッケヶ原の高層湿原。薬師沢出合に向けて下っていきます。
下に見えるのは薬師沢。もうすぐ薬師沢小屋です。
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下に見えるのは薬師沢。もうすぐ薬師沢小屋です。
薬師沢小屋(1920m)。ようやく到着しました。ここで小休止と水分補給。
薬師沢小屋(1920m)。ようやく到着しました。ここで小休止と水分補給。
薬師沢小屋の山岳情報掲示板。
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薬師沢小屋の山岳情報掲示板。
薬師沢小屋に架かる吊橋。橋の手前では宿泊客が宴会をしてました。
薬師沢小屋に架かる吊橋。橋の手前では宿泊客が宴会をしてました。
薬師沢出合。吊橋の手前からの眺めです。これから橋を渡って雲ノ平へ登っていきます。
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薬師沢出合。吊橋の手前からの眺めです。これから橋を渡って雲ノ平へ登っていきます。
雲ノ平方面と高天原方面の分岐道標。
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雲ノ平方面と高天原方面の分岐道標。
雲ノ平方面へはここから直登です。
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雲ノ平方面へはここから直登です。
画像ではわかりにくいが、かなり急な道です。
画像ではわかりにくいが、かなり急な道です。
まさによじ登っていく感じです。
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まさによじ登っていく感じです。
ようやく雲ノ平の溶岩台地に到達。ここから先は木道の上を進みます。
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ようやく雲ノ平の溶岩台地に到達。ここから先は木道の上を進みます。
アラスカ庭園(2464m)。ここで小休止します。
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アラスカ庭園(2464m)。ここで小休止します。
自然が作り上げた見事な庭園です。
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自然が作り上げた見事な庭園です。
奥日本庭園(2530m)。あと少しで雲ノ平山荘(1泊目の宿泊地)です。
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奥日本庭園(2530m)。あと少しで雲ノ平山荘(1泊目の宿泊地)です。
2日目。雲ノ平山荘(2650m)。朝の光がまぶしいです。
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2日目。雲ノ平山荘(2650m)。朝の光がまぶしいです。
雲ノ平山荘の山岳情報掲示板を確認。
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雲ノ平山荘の山岳情報掲示板を確認。
雲ノ平山荘の全景。
雲ノ平山荘の全景。
山荘の周囲には遮るものがありません。
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山荘の周囲には遮るものがありません。
雲ノ平山荘から南方を望む。見事な眺望です。
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雲ノ平山荘から南方を望む。見事な眺望です。
雲ノ平山荘を後にします。
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雲ノ平山荘を後にします。
日本庭園。自然の造形美に感動。
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日本庭園。自然の造形美に感動。
日本庭園。まさしく庭園のようです。
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日本庭園。まさしく庭園のようです。
日本庭園。東方を望む。
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日本庭園。東方を望む。
目の前には祖父岳。右前方へ進むと雲ノ平テント場。
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目の前には祖父岳。右前方へ進むと雲ノ平テント場。
祖父岳、水晶岳は左に進んでいきます。
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祖父岳、水晶岳は左に進んでいきます。
水晶岳方面を望む。雲ノ平の朝は気持ちいいです。
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水晶岳方面を望む。雲ノ平の朝は気持ちいいです。
スイス庭園への分岐。ここから左へ向かいます。
スイス庭園への分岐。ここから左へ向かいます。
スイス庭園(2630m)。ここも絶景です。
3
スイス庭園(2630m)。ここも絶景です。
スイス庭園から薬師岳方面を望む。
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スイス庭園から薬師岳方面を望む。
スイス庭園からの眺望。下に広がる平地は高天原の高層湿原。
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スイス庭園からの眺望。下に広がる平地は高天原の高層湿原。
雪田の上を滑らないように進みます。
雪田の上を滑らないように進みます。
水晶岳が目の前に迫ってきました。鋸の刃のような山容は迫力があります。
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水晶岳が目の前に迫ってきました。鋸の刃のような山容は迫力があります。
祖父岳へ向かう登山道から雲ノ平を一望する。奥に見えるのは薬師岳。左側には雲ノ平山荘が。
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祖父岳へ向かう登山道から雲ノ平を一望する。奥に見えるのは薬師岳。左側には雲ノ平山荘が。
祖父岳への登山道を登っていきます。
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祖父岳への登山道を登っていきます。
祖父岳山頂(2825m)。眺望は良好です。
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祖父岳山頂(2825m)。眺望は良好です。
祖父岳山頂からの眺望。絶景です。
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祖父岳山頂からの眺望。絶景です。
水晶岳が美しい。これからここに登ります。
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水晶岳が美しい。これからここに登ります。
遠方には槍ヶ岳と穂高連峰が。
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遠方には槍ヶ岳と穂高連峰が。
黒部川源流源頭部の雪渓。ここから川の流れが始まります。
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黒部川源流源頭部の雪渓。ここから川の流れが始まります。
黒部川源流源頭部で給水。ここの水は言いようのない美味しさでした。
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黒部川源流源頭部で給水。ここの水は言いようのない美味しさでした。
岩苔乗越(2730m)。分岐道標がありました。ワリモ北分岐まであとわずかです。
岩苔乗越(2730m)。分岐道標がありました。ワリモ北分岐まであとわずかです。
岩苔乗越(2730m)。三俣蓮華岳方面を望む。日常離れした光景です。
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岩苔乗越(2730m)。三俣蓮華岳方面を望む。日常離れした光景です。
ワリモ北分岐(2800m)。右へ向かうとワリモ岳、鷲羽岳、左へ向かうと水晶岳、赤牛岳です。我々は左へ向かいます。
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ワリモ北分岐(2800m)。右へ向かうとワリモ岳、鷲羽岳、左へ向かうと水晶岳、赤牛岳です。我々は左へ向かいます。
稜線上を北へ向かいます。この辺りは歩きやすいです。
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稜線上を北へ向かいます。この辺りは歩きやすいです。
ワリモ北分岐〜水晶小屋の登山道に咲くミヤマクワガタ。
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ワリモ北分岐〜水晶小屋の登山道に咲くミヤマクワガタ。
ワリモ北分岐〜水晶小屋の登山道に咲くシコタンソウ。
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ワリモ北分岐〜水晶小屋の登山道に咲くシコタンソウ。
ワリモ北分岐〜水晶小屋の登山道に咲くチシマギキョウ。
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ワリモ北分岐〜水晶小屋の登山道に咲くチシマギキョウ。
ワリモ北分岐〜水晶小屋の登山道に咲くハクサンコブクロ。
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ワリモ北分岐〜水晶小屋の登山道に咲くハクサンコブクロ。
水晶小屋(2900m)。ようやく到着、ここで昼食をとります。
水晶小屋(2900m)。ようやく到着、ここで昼食をとります。
水晶小屋の山岳情報掲示板。
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水晶小屋の山岳情報掲示板。
昼食です。力餅の入った力汁。
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昼食です。力餅の入った力汁。
水晶小屋から野口五郎岳方面を望む。
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水晶小屋から野口五郎岳方面を望む。
水晶小屋〜水晶岳の登山道に咲くタカネシオガマ。
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水晶小屋〜水晶岳の登山道に咲くタカネシオガマ。
水晶岳山頂へ。途中でハシゴを登ります。
2
水晶岳山頂へ。途中でハシゴを登ります。
水晶岳山頂までもう少し。
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水晶岳山頂までもう少し。
登山道の途中で後を振り向くと絶景が。
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登山道の途中で後を振り向くと絶景が。
水晶岳東側の圏谷地形(カール)。思わず見とれてしまいます。
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水晶岳東側の圏谷地形(カール)。思わず見とれてしまいます。
水晶岳(2986m)。山頂に到達、好天で良かった。
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水晶岳(2986m)。山頂に到達、好天で良かった。
このまま北へ進むと赤牛岳、黒部湖(読売新道)へと続いています。
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このまま北へ進むと赤牛岳、黒部湖(読売新道)へと続いています。
針路を北へ。北峰を経由し、読売新道を進んでいきます。
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針路を北へ。北峰を経由し、読売新道を進んでいきます。
水晶岳山頂から少し下ったところが北峰の三角点。
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水晶岳山頂から少し下ったところが北峰の三角点。
読売新道から薬師岳を望む。下に広がるのは高天原の高層湿原です。
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読売新道から薬師岳を望む。下に広がるのは高天原の高層湿原です。
読売新道から赤牛岳を望む。赤牛岳は特徴のある山容です。
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読売新道から赤牛岳を望む。赤牛岳は特徴のある山容です。
温泉沢ノ頭(2900m)。ここから温泉沢へ向けて下っていきます。
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温泉沢ノ頭(2900m)。ここから温泉沢へ向けて下っていきます。
温泉沢へ向けて下り続けます。ガレていて滑りやすいです。
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温泉沢へ向けて下り続けます。ガレていて滑りやすいです。
温泉沢への登山道から雲ノ平を望む。溶岩台地の地形がはっきりとわかり、切り立った断崖はまるで空母のようです。
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温泉沢への登山道から雲ノ平を望む。溶岩台地の地形がはっきりとわかり、切り立った断崖はまるで空母のようです。
途中で小休止。下に見えるのが温泉沢です。この後もずっと下り続けます。
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途中で小休止。下に見えるのが温泉沢です。この後もずっと下り続けます。
樹林帯から温泉沢への下りは鎖場になっています。
樹林帯から温泉沢への下りは鎖場になっています。
温泉沢まで下ってきました。けっこう長かったです。
温泉沢まで下ってきました。けっこう長かったです。
ここから高天原温泉までガレ場が続きます。
ここから高天原温泉までガレ場が続きます。
高天原温泉(2100m)。長い道のりでした。対岸に目隠しのある露天風呂が。
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高天原温泉(2100m)。長い道のりでした。対岸に目隠しのある露天風呂が。
高天原温泉の露天風呂。極上の湯は気持ちいいです。
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高天原温泉の露天風呂。極上の湯は気持ちいいです。
高天原温泉から高天原山荘まで20分ほど登ります。
高天原温泉から高天原山荘まで20分ほど登ります。
高天原山荘(2128m)。2泊目の宿泊地、趣あるランプの宿です。
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高天原山荘(2128m)。2泊目の宿泊地、趣あるランプの宿です。
3日目。高天原山荘(2128m)。静かな朝です。受付、売店の光景。
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3日目。高天原山荘(2128m)。静かな朝です。受付、売店の光景。
高天原山荘の山岳情報掲示板。事故の情報が書かれてました。
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高天原山荘の山岳情報掲示板。事故の情報が書かれてました。
高天原山荘の全景。
高天原山荘の全景。
高天原の道標。ここには多くの登山道が集まってきます。
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高天原の道標。ここには多くの登山道が集まってきます。
高天原山荘の前にある湿原。ニッコウキスゲが美しいです。
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高天原山荘の前にある湿原。ニッコウキスゲが美しいです。
高天原の高層湿原。けっこう広いです。
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高天原の高層湿原。けっこう広いです。
朝露に濡れたチングルマ。
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朝露に濡れたチングルマ。
高天原分岐(2120m)。左へ行くと岩苔乗越への登山道です。
高天原分岐(2120m)。左へ行くと岩苔乗越への登山道です。
高天原の高層湿原。朝の湿原は幻想的です。
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高天原の高層湿原。朝の湿原は幻想的です。
高天原峠へ登る途上で沢を渡ります。
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高天原峠へ登る途上で沢を渡ります。
高天原峠(2250m)。雲ノ平方面と薬師沢方面の分岐点です。これから薬師沢方面へ向けて大東新道を進みます。
高天原峠(2250m)。雲ノ平方面と薬師沢方面の分岐点です。これから薬師沢方面へ向けて大東新道を進みます。
大東新道の沢へ降りる箇所にはハシゴ場が多いです。
大東新道の沢へ降りる箇所にはハシゴ場が多いです。
E沢まで来ました。
E沢まで来ました。
E沢を渡ります。
D沢付近の登山道は草木が茂ってます。
D沢付近の登山道は草木が茂ってます。
沢へ下る箇所にハシゴ場が。
沢へ下る箇所にハシゴ場が。
沢が見えてきました。どうもC沢ではないみたいです。
沢が見えてきました。どうもC沢ではないみたいです。
C沢を示す標識。登山道まで草木が伸びてます。
C沢を示す標識。登山道まで草木が伸びてます。
C沢を渡ります。
B沢に到着。高天原峠からけっこう長かったです。ここから黒部川のB沢出合までガレ場を下ります。
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B沢に到着。高天原峠からけっこう長かったです。ここから黒部川のB沢出合までガレ場を下ります。
B沢。今までの中で一番大きな沢です。
B沢。今までの中で一番大きな沢です。
黒部川まで下ります。滑らないように注意して進みます。
黒部川まで下ります。滑らないように注意して進みます。
黒部川に出ました。圧巻です。
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黒部川に出ました。圧巻です。
黒部川B沢出合。赤ペンキでルートが書かれています。
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黒部川B沢出合。赤ペンキでルートが書かれています。
黒部川の岩づたいを進んできたが、ここからハシゴで上に上がります。
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黒部川の岩づたいを進んできたが、ここからハシゴで上に上がります。
再び河原に下りて進むとこんな箇所が。ここは左の岩塊に足をのせて鎖を使って奥へと進みます。増水したら通れないそうです。
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再び河原に下りて進むとこんな箇所が。ここは左の岩塊に足をのせて鎖を使って奥へと進みます。増水したら通れないそうです。
大東新道はロープ、鎖場やハシゴ場が多いです。場所によっては滑落しやすいところもあるので要注意。
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大東新道はロープ、鎖場やハシゴ場が多いです。場所によっては滑落しやすいところもあるので要注意。
黒部川の河原を進んでいきます。
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黒部川の河原を進んでいきます。
黒部川から離れてこのようなところも通ります。絵になる光景です。
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黒部川から離れてこのようなところも通ります。絵になる光景です。
またハシゴで黒部川へ降りていきます。
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またハシゴで黒部川へ降りていきます。
ようやく薬師沢小屋が見えてきました。
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ようやく薬師沢小屋が見えてきました。
初日に通った雲ノ平との分岐まで戻ってきました。
初日に通った雲ノ平との分岐まで戻ってきました。
薬師沢小屋(1920m)。ここで昼食、ラーメンがおいしかったです。太郎平小屋へは小屋の左側から始まる急な登山道を登ります。
薬師沢小屋(1920m)。ここで昼食、ラーメンがおいしかったです。太郎平小屋へは小屋の左側から始まる急な登山道を登ります。
高層湿原の緩やかな木道を進みます。
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高層湿原の緩やかな木道を進みます。
薬師沢小屋〜太郎兵衛平の登山道に咲くノアザミ。
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薬師沢小屋〜太郎兵衛平の登山道に咲くノアザミ。
高層湿原の傍らには水が湧き出しています。
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高層湿原の傍らには水が湧き出しています。
ようやく太郎平小屋が見えてきました。
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ようやく太郎平小屋が見えてきました。
太郎兵衛平(2330m)。ここで小休止。天気が急変してきました。
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太郎兵衛平(2330m)。ここで小休止。天気が急変してきました。
薬師峠を経由して薬師岳山荘へ。太郎平小屋からしばらく木道を進みます。
薬師峠を経由して薬師岳山荘へ。太郎平小屋からしばらく木道を進みます。
下に見えるのは薬師峠のテント場。そこから薬師平へ向けて登り返します。この後、雷雨が襲ってきます。
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下に見えるのは薬師峠のテント場。そこから薬師平へ向けて登り返します。この後、雷雨が襲ってきます。
薬師平の手前にある雪渓。ハクサンイチゲが美しいです。
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薬師平の手前にある雪渓。ハクサンイチゲが美しいです。
薬師平から先は雪渓を登っていきます。
薬師平から先は雪渓を登っていきます。
雷雨がおさまり空には虹が。
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雷雨がおさまり空には虹が。
天候は回復。槍ヶ岳まで見渡せます。
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天候は回復。槍ヶ岳まで見渡せます。
薬師岳山荘(2701m)。ここが3泊目の宿泊地。この日も長かったです。
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薬師岳山荘(2701m)。ここが3泊目の宿泊地。この日も長かったです。
薬師岳山荘の夕食。オムレツには「やくし(薬師)」と。
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薬師岳山荘の夕食。オムレツには「やくし(薬師)」と。
午後7時、薬師岳山荘からの夕景。心がなごみます。
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午後7時、薬師岳山荘からの夕景。心がなごみます。
西の空には月が。幻想的ですね。
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西の空には月が。幻想的ですね。
富山市街の夜景がきれいです。花火大会の花火もはっきりと見えます。
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富山市街の夜景がきれいです。花火大会の花火もはっきりと見えます。
4日目。早朝の薬師岳山荘から槍ヶ岳、穂高連峰を望む。ここに泊って良かったです。
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4日目。早朝の薬師岳山荘から槍ヶ岳、穂高連峰を望む。ここに泊って良かったです。
薬師岳山荘から薬師岳山頂方面を望む。
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薬師岳山荘から薬師岳山頂方面を望む。
薬師岳山荘から西方を望む。
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薬師岳山荘から西方を望む。
薬師岳避難小屋跡(2895m)。薬師岳山頂の手前(東南稜分岐)にあった古い避難小屋の跡で、現在は屋根が抜けていて使用できません。
薬師岳避難小屋跡(2895m)。薬師岳山頂の手前(東南稜分岐)にあった古い避難小屋の跡で、現在は屋根が抜けていて使用できません。
薬師岳山頂の手前(東南稜分岐)にケルン。これは愛知大学遭難の慰霊碑だそうです。ここから東南稜が分岐しています。
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薬師岳山頂の手前(東南稜分岐)にケルン。これは愛知大学遭難の慰霊碑だそうです。ここから東南稜が分岐しています。
薬師岳山頂まであと少し。
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薬師岳山頂まであと少し。
右側には槍ヶ岳、穂高連峰。中央より少し左寄りに富士山。
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右側には槍ヶ岳、穂高連峰。中央より少し左寄りに富士山。
槍ヶ岳を中央にして撮影。
2
槍ヶ岳を中央にして撮影。
遠方に見えるのは白山。
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遠方に見えるのは白山。
薬師岳山頂(2926m)。ようやく到達しました。小屋のような建物は薬師如来の祠です。
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薬師岳山頂(2926m)。ようやく到達しました。小屋のような建物は薬師如来の祠です。
うすくかすれた道標にはお茶目なメッセージが。
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うすくかすれた道標にはお茶目なメッセージが。
薬師岳山頂より槍ヶ岳、穂高連峰を望む。
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薬師岳山頂より槍ヶ岳、穂高連峰を望む。
富士山、槍ヶ岳、穂高連峰をもう一枚。
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富士山、槍ヶ岳、穂高連峰をもう一枚。
薬師岳の金作谷カール(圏谷地形)。遠方には立山連峰が。
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薬師岳の金作谷カール(圏谷地形)。遠方には立山連峰が。
薬師岳山頂より剱岳、立山連峰を望む。
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薬師岳山頂より剱岳、立山連峰を望む。
圏谷地形(カール)が見事です。ここまで来て良かった。
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圏谷地形(カール)が見事です。ここまで来て良かった。
これから下山します。
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これから下山します。
中腹に薬師岳山荘、その下には太郎平小屋が見えます。
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中腹に薬師岳山荘、その下には太郎平小屋が見えます。
あっ、雷鳥が…。
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あっ、雷鳥が…。
ハイマツから雷鳥が顔を…。
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ハイマツから雷鳥が顔を…。
ハイマツの中から雷鳥が出てきました。
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ハイマツの中から雷鳥が出てきました。
黒部五郎岳、笠ヶ岳を望む。
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黒部五郎岳、笠ヶ岳を望む。
ここからの槍ヶ岳、穂高連峰、雲ノ平の眺めも見納め。
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ここからの槍ヶ岳、穂高連峰、雲ノ平の眺めも見納め。
薬師岳山荘が見えてきました。
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薬師岳山荘が見えてきました。
「薬師岳の圏谷群」の標柱。これから折立まで下山します。
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「薬師岳の圏谷群」の標柱。これから折立まで下山します。
薬師平(2470m)。このケルンは有名です。ここで小休止。
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薬師平(2470m)。このケルンは有名です。ここで小休止。
下には太郎平小屋がはっきりと見えるように。
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下には太郎平小屋がはっきりと見えるように。
薬師峠(2294m)。峠のテント場まで下りてきました。
薬師峠(2294m)。峠のテント場まで下りてきました。
薬師峠から太郎兵衛平までの登山道。池塘が点在してます。
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薬師峠から太郎兵衛平までの登山道。池塘が点在してます。
太郎平小屋に到着。ここで小休止します。休憩していると登山者が増えてきました。
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太郎平小屋に到着。ここで小休止します。休憩していると登山者が増えてきました。
太郎兵衛平(2330m)。ここからの眺望も見納めです。折立へ向けて下山します。
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太郎兵衛平(2330m)。ここからの眺望も見納めです。折立へ向けて下山します。
穏やかな天気の中、ゆっくりと下っていきます。
穏やかな天気の中、ゆっくりと下っていきます。
有峰湖が見えてきました。
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有峰湖が見えてきました。
青淵三角点(1870m)。ベンチ脇に建つ道標。この下あたりから樹林帯に入っていきます。
青淵三角点(1870m)。ベンチ脇に建つ道標。この下あたりから樹林帯に入っていきます。
樹林帯の中を下っていきます。
樹林帯の中を下っていきます。
折立登山口のトイレが見えてきました。
折立登山口のトイレが見えてきました。
遭難することなく、無事に下山することができました。
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遭難することなく、無事に下山することができました。
折立登山口(1350m)。長い長い4日間の行程。素晴らしい縦走となりました。
折立登山口(1350m)。長い長い4日間の行程。素晴らしい縦走となりました。

装備

個人装備
長袖シャツ(4) Tシャツ(4) ソフトシェル(1) タイツ(2) ズボン(2) 靴下(4) グローブ(1) 防寒着(1) 雨具(1) ゲイター(1) 日よけ帽子(1) 着替え(3) 靴(1) 予備靴ひも(1) ザック(1) ザックカバー(1) 昼ご飯(1) 行動食(3) 非常食(3) 飲料(2) ガスカートリッジ(1) コンロ(1) コッヘル(1) 地図(地形図)(1) コンパス(1) 笛(1) 計画書(1) ヘッドランプ(1) 予備電池(3) GPS(1) 筆記用具(1) ファーストエイドキット(1) 常備薬(1) 日焼け止め(1) 保険証(1) 携帯(1) 時計(1) サングラス(1) タオル(1) ツェルト(1) ストック(1) ナイフ(1) カメラ(1)
備考 荷物の重量が重すぎた。サブザックは必要。

感想

2014年7月30日(水) 晴れ
雲ノ平と黒部川源流の山々【第1日・折立 1350m 〜 太郎兵衛平 2330m 〜 薬師沢 1920m 〜 雲ノ平 2650m】
今回は東京在住の友人と4日間の縦走に。富山県の折立登山口より登頂開始、しばらくは樹林帯の中を登り続けます。縦走路の分岐点となる太郎平小屋まで約4時間かかりました。太郎平小屋から薬師沢まで下って小休止、そこから雲ノ平までの急登を一気に登ります。雲ノ平は黒部川源流部に位置するなだらかな溶岩台地。それは巨大な空母のような形をしたテーブルマウンテンで、森林限界なので周囲には遮るものが何もなく、夜空の星がすごくきれいでした。

2014年7月31日(木) 晴れ
雲ノ平と黒部川源流の山々【第2日・雲ノ平 2650m 〜 祖父岳 2825m 〜 水晶岳 2986m 〜 高天原温泉 2060m 】
雲ノ平は「日本最後の秘境」と呼ばれ、北アルプスの最深部にあるため、どの登山口からでも当日中に辿り着くことが困難と言われています。まさに地上の楽園、高山植物の宝庫であり、早朝のお花畑はとても幻想的です。東にそびえる祖父岳から雪渓を通って黒部川源流の源頭部へ。ここから流れ出る水は言葉で言いあらわせないほど美味でした。その後、水晶小屋(2900m)で昼食の力餅を食べて水晶岳へ。山頂は切り立った岩の双耳峰で、山の岩塊が黒っぽいので黒岳とも呼ばれています。水晶岳はたいへん奥深い山であり、登山口から直接登るルートがないため、山頂に到達するのに最低でも2日を要します。登山者はとても少なく、静かな縦走を楽しむことができました。途中からガレ場続きの温泉沢へ、浮石やボロボロに崩れた岩が多く滑落危険個所なので慎重に下ります。国内で3番目に高いところにある露天風呂・高天原温泉、高天原山荘(2285m)へ無事到着しました。

2014年8月1日(金) 晴れ一時雷雨
雲ノ平と黒部川源流の山々【第3日・高天原温泉 2060m 〜 高天原峠 2250m 〜 薬師沢 1920m 〜 太郎兵衛平 2330m 〜 薬師岳山荘 2701m 】
高層湿原が広がる高天原を散策し、高天原峠を経て大東新道へ。5つの沢の渡渉を何度も繰り返して、ハシゴ、鎖場、ロープが連続する奥ノ廊下(黒部川上流部)へ。川の水面スレスレのところを通る箇所も多く、この辺はたまに遭難事故が起きるそうで、しばらく緊張を強いられる場面が続きました。時間はかかったけど何とか薬師沢小屋まで辿り着くことができました。昼食をすませたら太郎平小屋まで登り返します。途中から足や腰の痛みがひどくなりたいへんでした。その後、太郎平小屋の水場で水分補給して薬師岳へ向けて登り始めると雷雨に遭遇、落雷を避けるため樹林帯の中を慎重に進みます。森林限界を越えると天候は回復し、夕方までに薬師岳山荘へ着くことができました。

2014年8月2日(土) 晴れ時々曇り
雲ノ平と黒部川源流の山々【第4日・薬師岳山荘 2701m 〜 薬師岳 2926m 〜 太郎兵衛平 2330m 〜 折立 1350m 】
薬師岳山荘からの見た日の出はとてもきれいでした。朝食後、空身で薬師岳山頂まで往復。山頂からの眺望は最高、北に剱岳、立山、南に富士山、槍ヶ岳、穂高連峰、西に白山をはっきりと見ることができました。また、山頂付近のハイマツからは雷鳥の親子が顔を出し、とても感動的な光景でした。薬師岳山頂から薬師岳山荘に戻り、太郎平小屋で小休止をして、一気に折立登山口まで下りてきました。

今回の全行程の歩行距離は約51kmにおよびました。今までの自分の山行はピークハントばかりで、以前縦走を試みるも悪天候で断念しており、本格的な縦走は今回が初めてでした。もし今回単独行だったら足腰の痛みで中断していたかもしれませんが、経験豊かな友人と4日間の行程をともに行動できたことは感謝なことでした。また、天候、体調、事故等すべてが守られ、遭難せずに無事下山できたことも感謝です。

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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