記録ID: 5084193
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
日程 | 2023年01月07日(土) ~ 2023年01月09日(月) |
---|---|
メンバー | , その他メンバー8人 |
天候 | 1/7曇り、1/8晴れ、1/9晴れのち雪 |
アクセス |
利用交通機関
自家用車乗り合わせ
車・バイク
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 1日目
- 山行
- 4時間48分
- 休憩
- 36分
- 合計
- 5時間24分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) |
2023年01月の天気図 [pdf] |
---|
写真
感想/記録
by s10727th
2023年、新年初登山は山岳会の冬山合宿で蝶ヶ岳ヘ。
1/6(金)
入山前夜に自家用車乗り合わせで千葉から沢渡までアプローチ。沢渡の「旅人の宿 ともしび」にて宿泊。キレイな施設で、温泉が気持ち良かった。
1/7(土)
午前7時、中の湯まで自家用車乗り合わせで移動(ドライバーは沢渡まで引き返しタクシーで再アプローチ)。出発の準備を済ませ、午前8時入山。歩き始めはアイゼン無しで手にはストック。まずは、延々と続く釜の湯トンネルをひたすら歩く。トンネルを抜けるとまっ白な焼岳が出迎えてくれた。ここで、数人はチェーンスパイクを装着(私は装備しなかったが何とかなった)。その後、大正池ホテル、上高地BT、小梨平、明神を経由し、13時半宿泊地の徳沢に到着。夏のハイシーズンとは一転、冬の静寂な上高地はとても新鮮だった。幕営後は、食事と明日の行動中の水を作り、軽く宴会。この日の晩の徳沢は氷点下16℃。シュラフに身をうずめ寒さと戦いながら就寝。
1/8(日)
午前5時起床。朝食と身支度を済ませ6時半徳沢発。スタート時の装備は、アイゼン&ピッケル(ストックの人もいた)。トレースは、わりかししっかりしている。長塀尾根にとりついて間もなく日の出を迎える。木々の間から赤く染まった明神、穂高がキレイ。長塀尾根は夏山で一度下ったことがあったが、延々と続く急登は中々しんどかった。身体がほてり、シェルを全開にしながら登った(シェルを脱ぎフリースで登る人もいた)。長塀山からは比較的なだらかな登りが続く。雪を被った樹林帯歩きが気持ち良かった。しばらくすると、森林限界を越え山頂直下に出る。風は驚くほどに穏やか。左手に連なる北アルプスを横目に山頂を目指す。12時25分、蝶ヶ岳登頂。穂高に少し雲がかかっていたものの、眺望は非常に良く、360度の大パノラマを楽しむことができた。そして特筆すべきは、槍ヶ岳。真っ白に雪化粧した鋭利な山容は、惚れ惚れしてしまう程に格好良く、いつまでも眺めていたかった。
名残惜しいが下山の時間。景色をしっかりと脳裏に焼き付け下山開始。急坂の下山は早い。良くここ登ってきたなと往路の自分に感心。途中尻シェードを楽しみながら下っていく。
15時半徳沢着。昨日同様に水を作った後は、ハードな行程を無事に完遂したお互いを称え合い、宴会を楽しんだ。この日の晩は、昨夜から一転氷点下6℃まで冷え込まなかった。防寒もしっかりしたこともあり、昨夜に比べれば良く寝られた。
1/9(月)
午前4時半起床。朝食を済ませ撤収。午前7時、2日間過ごした徳沢に別れを告げ、中の湯温泉を目指す。道中明神、穂高のモルゲンロートが絶景だった。明神にてテントをデポし、穂高神社奥宮でお参り。池から見上げる明神は大迫力。いつか登りにきたい。そこからはひたすら往路を辿り、12時中ノ湯温泉着。
下山後、竜島温泉にて入浴、ロイヤルホストにてグリルチキンを食し帰路に着いた。
2023年初登山は概ね天気に恵まれ、良いスタートを切ることができた。
次回は稜線上での宿泊に挑戦してみたい。
1/6(金)
入山前夜に自家用車乗り合わせで千葉から沢渡までアプローチ。沢渡の「旅人の宿 ともしび」にて宿泊。キレイな施設で、温泉が気持ち良かった。
1/7(土)
午前7時、中の湯まで自家用車乗り合わせで移動(ドライバーは沢渡まで引き返しタクシーで再アプローチ)。出発の準備を済ませ、午前8時入山。歩き始めはアイゼン無しで手にはストック。まずは、延々と続く釜の湯トンネルをひたすら歩く。トンネルを抜けるとまっ白な焼岳が出迎えてくれた。ここで、数人はチェーンスパイクを装着(私は装備しなかったが何とかなった)。その後、大正池ホテル、上高地BT、小梨平、明神を経由し、13時半宿泊地の徳沢に到着。夏のハイシーズンとは一転、冬の静寂な上高地はとても新鮮だった。幕営後は、食事と明日の行動中の水を作り、軽く宴会。この日の晩の徳沢は氷点下16℃。シュラフに身をうずめ寒さと戦いながら就寝。
1/8(日)
午前5時起床。朝食と身支度を済ませ6時半徳沢発。スタート時の装備は、アイゼン&ピッケル(ストックの人もいた)。トレースは、わりかししっかりしている。長塀尾根にとりついて間もなく日の出を迎える。木々の間から赤く染まった明神、穂高がキレイ。長塀尾根は夏山で一度下ったことがあったが、延々と続く急登は中々しんどかった。身体がほてり、シェルを全開にしながら登った(シェルを脱ぎフリースで登る人もいた)。長塀山からは比較的なだらかな登りが続く。雪を被った樹林帯歩きが気持ち良かった。しばらくすると、森林限界を越え山頂直下に出る。風は驚くほどに穏やか。左手に連なる北アルプスを横目に山頂を目指す。12時25分、蝶ヶ岳登頂。穂高に少し雲がかかっていたものの、眺望は非常に良く、360度の大パノラマを楽しむことができた。そして特筆すべきは、槍ヶ岳。真っ白に雪化粧した鋭利な山容は、惚れ惚れしてしまう程に格好良く、いつまでも眺めていたかった。
名残惜しいが下山の時間。景色をしっかりと脳裏に焼き付け下山開始。急坂の下山は早い。良くここ登ってきたなと往路の自分に感心。途中尻シェードを楽しみながら下っていく。
15時半徳沢着。昨日同様に水を作った後は、ハードな行程を無事に完遂したお互いを称え合い、宴会を楽しんだ。この日の晩は、昨夜から一転氷点下6℃まで冷え込まなかった。防寒もしっかりしたこともあり、昨夜に比べれば良く寝られた。
1/9(月)
午前4時半起床。朝食を済ませ撤収。午前7時、2日間過ごした徳沢に別れを告げ、中の湯温泉を目指す。道中明神、穂高のモルゲンロートが絶景だった。明神にてテントをデポし、穂高神社奥宮でお参り。池から見上げる明神は大迫力。いつか登りにきたい。そこからはひたすら往路を辿り、12時中ノ湯温泉着。
下山後、竜島温泉にて入浴、ロイヤルホストにてグリルチキンを食し帰路に着いた。
2023年初登山は概ね天気に恵まれ、良いスタートを切ることができた。
次回は稜線上での宿泊に挑戦してみたい。
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この記録に関連する本
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山/行った場所
- 蝶ヶ岳 (2677m)
- 河童橋 (1505m)
- 蝶ヶ岳ヒュッテ (2668m)
- 徳澤園 (1562m)
- 長塀山 (2564.9m)
- 明神館 (1530m)
- 徳本口 (1545m)
- 上高地バスターミナル (1504m)
- 嘉門次小屋 (1550m)
- 上高地アルプス山荘 (1500m)
- 小梨平 (1507m)
- 妖精の池 (2605m)
- 徳沢ロッヂ (1550m)
- 上高地帝国ホテル (1510m)
- 大正池 (1498m)
- チューダイ広場
- カモシカの池
- 蝶ヶ池 (2655m)
- 山のひだや (1540m)
- 田代池 (1495m)
- 中の湯バス停 (1319m)
- 明神池 (1530m)
- 明神橋
- 無料トイレ (1510m)
- 太兵衛平 (1501m)
- 徳沢公衆トイレ (1558m)
- 大滝山分岐
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