美濃戸から阿弥陀岳〜赤岳 (横岳〜硫黄岳も)
ceptor
体力度について
- GPS
- 31:20
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,699m
- 下り
- 2,692m
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- 山行
- 6:17
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 8:32
| 天候 | 13日 晴れのち曇り 15時頃から晴れ 14日 晴れ 昼すぎからガスった模様 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
→美濃戸口(八ヶ岳山荘)→美濃戸(赤岳山荘駐車場) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストは赤岳山荘。トイレと水場も有ります。 美濃戸から南沢ルートで行者小屋へ。 南沢ルートは序盤と終盤は傾斜も緩く歩き易いけど 中盤はそれなりの傾斜で岩場も多いので少し疲れやすいかも。 一部ルートがわかりにくい所もありますが、特に迷う事はないかと。 行者小屋から地蔵尾根で横岳へ。 傾斜はキツめだけどその分だけ距離は短い感じです。 終盤は鉄梯子や鎖場もあるけど危険性は低いと思います。 地蔵の頭〜横岳〜硫黄岳 横岳奥ノ院直下で鉄梯子と鎖場が何度か続きます。 それ以外も両端が切れ落ちている個所が多いのですれ違いには注意。 横岳から数回鎖場を過ぎると後は硫黄岳まで歩き易い道です。 硫黄岳〜赤岳鉱泉〜行者小屋 下山に使用した限りでは歩き易い道でした。 途中で中山乗越展望台に寄り道(分岐から往復10分弱程度) 行者小屋から中岳ルートで阿弥陀岳へ。 中岳のコルまでは緩傾斜＆つづら折れの非常に歩き易い道です。 コルから阿弥陀岳は急な岩場登りとなります。 ストックは邪魔になるのでコルにデポしておいた方が良いかと。 中岳〜赤岳〜文三郎尾根道 中岳のコルから赤岳の文三郎尾根分岐までは 数回のアップダウンがある程度で問題はありません。 分岐からしばらくすると山頂まで岩場登りとなります。 直登は少なく鎖場や鉄梯子もしっかり備え付けられてますので 特に危険性は感じませんでしたが 当日は登山者が多くて登り下りどちらも頻繁にすれ違いが発生し 一部で渋滞も起きていたので待機場所には気を遣いました。 文三郎尾根は階段が多く傾斜もややキツめ。 下りでも結構足にきました。登りだと結構大変かも・・ |
| その他周辺情報 | 中央道・諏訪南ICから美濃戸まで道沿いにあるコンビニは IC降りた直後にあるファミリーマート一軒のみです。 赤岳山荘とやまのこ村に計１３０台程の駐車場(1日1000円) 八ヶ岳山荘周辺に150台ぐらいの駐車場(1日500円) 八ヶ岳山荘から赤岳山荘まで約２kmの林道はかなり路面が荒れており 最低地上高の低い車はガリガリ擦るので要注意です。 今の時期ならば４WDの必要性は特にないと思います。 駐車場はどこも非常に激混み状態でした。 午前２時前に赤岳山荘に到着した時点で既に半分以上埋まっており 下山した日曜１３時頃には全ての駐車場が満車。 八ヶ岳山荘から路上駐車の列が2.5km！も続いてました。 |
写真
拍手左が赤岳鉱泉への北沢ルート
右が行者小屋への南沢ルート
序盤は緩傾斜で歩き易く
2つ目の橋を渡ると傾斜が増してくる
早着だったので一番良さそうな所に設営できましたしばらく休憩してたらどんどん増えてきて
小屋の人曰く「この3連休は過去最高の混雑になりそうな感じです」とのこと
しばらく休憩してたらどんどん増えてきて
小屋の人曰く「この3連休は過去最高の混雑になりそうな感じです」とのこと
少し早いけど昼食。
ソーセージとベーコンを焼く
なかなかバリエに富んで面白い道
富士山を思い出すと同時に
今年は登りに行くのを忘れていた事も思い出した・・
トイレを使わせてもらいました
素晴らしく綺麗でした
さらにウォシュレット式でびっくり
やはり良い感じの山です
次は天気の良い時に行きたいと思います
おいしかったけど
とても固いので木のスプーンがへし折れた
テントはテン場だけでは収まりきらず
小屋の横、森の中、崖っぷち等々
至る所に張られてました
上手く撮れなくてちょっと残念
最近微震が増えてるらしいけど大丈夫だろうか？
さすがに雲も増えてきたけど
まだまだ良い眺めが楽しめました
感想
二度目となる南八ヶ岳は阿弥陀岳＆赤岳へ。
去年、権現岳と編笠山へ登りに行った際にこの2山がとてもカッコ良く見えたので
今年は阿弥陀岳と赤岳をメイン登山として行ってきました。
本来の計画だと一日目は行者小屋でテント設営後、阿弥陀岳と赤岳へ登り
二日目は余裕があれば横岳〜硫黄岳の周回登山へ行く予定でしたが
設営後の9時頃には頂上部にガスが掛かり出してきたので計画を変更。
一日目に横岳〜硫黄岳へ登り、阿弥陀岳と赤岳は翌日にしました。
一日目
行者小屋でテント設営＆昼食後、地蔵尾根を登り10時頃に地蔵の頭へ。
既にガスが濃く展望はほぼゼロ状態で赤岳すら見えません。
せっかくなので赤岳展望荘までは行ってみましたが、状況は変わらないので山荘で引き返して横岳へと向かう。
横岳まではずっとガスガスだったので何が何だかよくわからないうちにいつのまにか山頂に立ってました。
特に何も感慨が無かったので早々と通り過ぎて硫黄岳へ。
硫黄岳は山頂部のガスは薄く、時折晴れ間も見えていたのですけど
肝心の爆裂火口はガスが立ち込めていて何も見えず残念でした。
ただ、横岳と硫黄岳はいずれまた登りに行く予定があるので
展望はその時の楽しみにとっておいたと思えば気も楽であり
実際、そんなに気落ちはしませんでした。
硫黄岳からは赤岳鉱泉へ下り、ちょこっと中山展望台へ寄り道してから行者小屋へ戻る
小屋まで戻ると小屋も周辺もテン場も大盛況。
出発時は20張り程度だったテント数も数え切れない程に増えており
テン場だけでなく小屋周辺や森の中まで至る所に設営されてました。
さすがは3連休。そのうえ週末の好天は久々だったので混雑するのもわかるってものです。
マイテントに戻ってからはのんびりごろごろ過ごし、8時前には就寝。
寝る前にトイレに行きましたが、上を見ると満天の星空。
明日の天気は絶対期待が持てるぞ！と、浮かれながら眠りにつきました。
二日目
5時すぎにテントから出ると期待を裏切らない快晴で雲一つありません。
軽く朝食を済まして6時ごろ出発。中岳ルートで阿弥陀岳へ。
中岳ルートは傾斜も緩く寝起きのウォーミングアップに丁度良い感じ。
30分程だらだら登っていると赤岳の肩から朝日が射してきて一気に目が覚めました。
それから程なくして中岳のコルへ着く。
コルから阿弥陀岳は岩場登りとなるのでストックをデポし、気合い入れて行きます。
結構怖い所もあるので要所要所で3点支持を頭に入れながら登りました。
20分程で阿弥陀岳の山頂に到着。
阿弥陀岳の展望は・・素晴らしいの一言です。
少々雲は出てましたが、富士山、御嶽山、北＆中央＆南アルプスが見渡せ、槍の穂先も確認。
勿論、八ヶ岳全山も全てしっかりと見渡せて最高の展望。
山頂の居心地も平坦で静かで日差しも暖かく風も弱めでとても過ごし易く文句無し。
その場に居合わせた他の登山者の方達と天気と展望の良さを喜び合いながら山頂を満喫する事が出来ました。
阿弥陀岳で大満足の展望を楽しんだ後は中岳を経由して赤岳へ。
赤岳は頂上直下が岩場の連続。阿弥陀岳のような岩場の直登りは少ないものの鎖場が何度も続くので精神的に結構疲れますが、ちょっと楽しい感じでもあります。
最後は鉄梯子を数回登ると赤岳頂上に到着。
赤岳頂上は・・凄い人でごった返し状態。
山頂の標識は写真撮影の順番待ちが発生しており、山荘までの通路は頻繁に混み合っている。
またこの時間になるとガスもかなり上がっており山梨側の展望はほぼ無く
長野側も雲が高くなっていて各アルプスや御嶽の山頂部は雲の中でした。
少々残念でしたが、展望は阿弥陀岳で十分過ぎるほど満喫できたので早目に下山。
下山時は岩場の区間で渋滞が発生しており、すれ違いも頻繁に起きるので登りの時以上に慎重に歩きました。
文三郎尾根分岐からは有名(?)なマムート階段を下り続けて10時半ごろテントへ戻る。
休憩後テントを撤収し、往路と同じく南沢ルートで美濃戸まで戻りそのまま帰宅。
前回登山の天気が散々だった事もあって
今回はメインの阿弥陀岳と赤岳が良い天気の日に登れてホントに良かったです。
一日目の横岳〜硫黄岳は少々残念でしたが、また時期を変えて登りに行きたいと思います。
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