八ヶ岳三山縦走 〜赤岳・横岳・硫黄岳〜
- GPS
- 12:22
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,743m
- 下り
- 1,728m
コースタイム
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 3:58
- 合計
- 12:22
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■ 美濃戸山荘〜行者小屋 南沢コースですが、特に危険な箇所はありません。 ■ 行者小屋〜文三郎尾根〜赤岳山頂 行者小屋から文三郎尾根に向かうと程なく分岐に出ます。右が中岳のコルへ、左が赤岳山頂への道となります。分岐を過ぎると急登となります。各所に鉄階段が設置されていますが狭く傾斜が急ですので、登りと下りのすれ違い時は注意しましょう。またこれからの季節、朝は階段のステップが霜のせいで滑りやすくなっていますので注意して歩きましょう 文三郎尾根の長い鉄階段を登り詰めるとザレ場歩きのあと急勾配の岩場登りとなります。足場やホールドは幾所にありますので、高度感はありますが慎重に歩けば問題ありません。ただ、下の登山者に岩や石を落とさないように細心の注意を払いましょう。 ■ 赤岳山頂〜奥の院(横岳山頂) 山頂〜赤岳展望荘間はこちらも傾斜があります。登りで歩く分には特に危険は無いと思いますが、下りで歩く際は足場をしっかり確かめながら下りるようにしましょう。小さな小石を落としやすい箇所でもあります。登りの際は頭上にも注意を払い、下りの際は下の様子を伺いながら乱暴な下り方をしないようにしましょう。 地蔵の頭付近は赤岳と阿弥陀岳」の絶好のビューポイントです。僕はここから眺める赤岳の姿が一番好きです。 地蔵の頭の先を歩くと程なく岩場が現れます。ハシゴやクサリ場が連続するエリアですが、こちらもホールドがしっかりありますので三点保持を意識すればクサリに頼ることなく登ることができます。三叉峰を過ぎると奥の院は直ぐ目の前。眼下に小同心や大同心を見下ろすことのできる絶好のビューポイントです。 ■ 奥の院〜硫黄岳山頂 山頂の先、いきなり急斜面の岩場下りとなります。段差の大きな箇所もありますので、足の置き場をしっかり確認して慎重に下りましょう。その後現れるカニの横ばいはクサリをつかまずに歩いたほうが却って恐怖感を感じずに通過できると思います。 カニの横ばいを通過してしまうと後は硫黄岳山荘までガレ場の下りとなります。岩場通過後で気を抜きやすい場所と思いますので、不用意に躓いたりしないように注意します。 硫黄岳山荘から先は爆裂火口の北側斜面を緩やかに登っていきます。ケルンが一定間隔でありますので、視界不良時でもそれを目印に安心して歩くことができます。一部植生保護のためにロープが張られています。 ■ 硫黄岳山頂〜赤岳鉱泉〜美濃戸山荘 赤岩の頭まではガレ場の下り、そこから先は樹林帯の下りとなります。特に危険な箇所はありません。 赤岳鉱泉からの北沢コースも危険箇所ありません。 |
その他周辺情報 | もみの湯 http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/mominoyu.html 夕方5時以降は300円で入浴できます。 |
写真
感想
今年3回目の八ヶ岳。前回は開山祭以来だから3ヶ月振り。仲間が再び赤岳のてっぺんに立ちたいというので行くことにしたが、僕も大好きな山なので二三日前から楽しみで仕方がなかった(笑)
途中のコンビニで買い物した以外はノンストップで美濃戸山荘下まで。一時半頃到着したが、ラッキーにも一番上の駐車場に停めることができた。
同行の仲間と少し仮眠をして出発したのが4時40分過ぎ。先に前日入りして赤岳鉱泉に幕営している仲間3人と7時に行者小屋にて待ち合わせしているので、南沢コースをたどる。歩き始めて一時間も経たないうちに明るくなってきた。苔に覆われた森の中の道を歩きながら、何度歩いてもいいなぁ…とひとり呟く。
行者小屋に到着したのが6時45分頃。仲間3人は既に着いており、感動の再会(笑)
焼き餅をごちそうになってさあ出発。
今回は硫黄岳まで足を伸ばす予定なので、文三郎尾根まわりで赤岳山頂を目指す。下から見上げても急勾配、実際に歩いてもやはり急勾配(笑) しかし、一気に高度を稼げるので、あっという間に行者小屋が眼下に小さくなる。尾根の鉄階段を登り詰めた分岐からは阿弥陀岳の姿が美しい。ここまで来てしまうと山頂はすぐそことばかり先を急ぐが、久しぶりの好天の三連休、登山者の数が半端なく多くてなかなかペースが上がらない(笑)
赤岳山頂は沢山の人人人(笑) 昨年の開山祭の時に比べたら少ないですが、落ち着いて写真も撮られない賑わい。でも、眺める景色は最高!!(^-^)
いつもの悪い癖で山頂でのんびりし過ぎ、慌てて横岳に向かう。続々と登ってくる人たちに道を譲りながらの下りなので、石を落とさないようにとなかなか気を遣う。
展望荘でおにぎりを頬張り、地蔵の頭付近の混雑もスルーして横岳に向かうが、ガスがかかってきて焦る(笑) 結局奥の院に着いた頃にはすっかり真っ白になってしまったのだけれど…(笑)
僕ら二人は2度歩いているが他の3人は初めて歩くコース。様子を見ると楽しそうによじ登っているのでこちらも嬉しくなる。
奥の院の先のカニの横這いを難なく通過すると、硫黄岳山荘があるコルまで一気の下り。そこからの登り返しは地味にキツいが、硫黄岳山頂までペースメーカーの仲間に引っ張られて一気に登る。
晴れていれば歩いてきた道のりが一望できる景色が見えるんだかなぁ…、見せてやりたいなぁと話していたら、ガスがパーっと晴れ、阿弥陀岳~赤岳~横岳の全てが見渡せた! こういう感動があるから山は楽しい(^-^)
名残惜しい気持ちを残し、赤岳鉱泉まで一気の下り。鉱泉にも沢山の人がいて、賑やか。アイスクリームが売り切れだったのが残念だったが…
行者小屋で合流し一緒に歩いた仲間のうち二人はもう一泊するというので、そこで二人と分かれ、3人で下山する。いつまでもこちらに手を振ってくれていた(^-^)
彼らとは一週間後に白馬岳に行く。楽しい山行になりそうだ♪
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