北岳・間ノ岳

2014年09月12日(金) 〜 2014年09月13日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 17.5km
• 登り: 2,265m
• 下り: 2,268m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:30

7:00 スタート地点広河原
15:30 ゴール地点北岳小屋

2日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:50

7:00 ゴール地点北岳小屋
14:50 ゴール地点広河原

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

芦安温泉の駐車場利用。

写真

9/12 7:23

9/12 7:23

バスターミナルの二階にあるインフィーメーションセンターに登山届を提出し7時20分登山開始。
予定は北岳山荘、北岳肩の小屋の二泊。
北岳、その先の間ノ岳、あわよくば西農鳥、農鳥岳もと欲張りのプラン。
結局3日だと下山した後の高速の渋滞、小仏トンネル当たりにどっぷりハマってしまう。
今回は間ノ岳で折り返した。

9/12 7:24

ご尊顔。

9/12 7:26

07:26
広河原山荘前出発。標高1,500mちょっと。
ここに前泊すれば楽なんだよなぁ。
5日くらい休み取れれば贅沢なスケジュール立てられる。

9/12 7:26

9/12 7:44

道間違えた。
渓流沿い歩く大樺沢二俣の方に行くつもりが白根御池小屋へ向かうルートを歩いていた。
引き返すの面倒だし、稜線に出る手前でどっちにしろ合流する。

9/12 8:33

荒川三山＆赤石岳より樹林帯は短い。
こっちの方が急。
白鳳峠あたりかな？
標高上げるにつれ樹林帯からチラホラ展望がきくようになった。

9/12 8:42

首都圏からのアクセスが容易なため荒川三山＆赤石岳より登山者多い。
いやいや、あっちは人少な過ぎ。
俗世から隔絶された感がある。
それがたまらないんだけどね。
北岳は手垢にまみれた、というか変に世間慣れしたというか…。
生意気書いちゃいるけど登り始めれば楽しいんです、ハイ。

9/12 9:02

左から赤抜沢ノ頭、地蔵岳、観音岳。
観音岳は標高2,840m。
山頂があんなに高い。
今回登る北岳は3,193m。
道のりは遠い（笑）。

9/12 9:04

9/12 9:12

09:12
白樺御池小屋到着。
標高2,200mちょっと。
朝、ローソンで買った握り飯二つ食べ、一服。

（　´Д｀）y━・~~~~

9/12 9:20

標高2,800m程の池山吊尾根が目の前に。

9/12 9:26

白根お池。
御池小屋で30分ほど休憩。

9/12 9:27

9/12 9:44

先ほどまったりしていたお池が足許に。
登り疲れたら後ろ振り返って息を整える。
北岳はまだ見えないから赤抜沢ノ頭、地蔵岳、観音岳を見てどれくらい登ったかの目安に。

9/12 9:45

すぐ息絶え絶えになるからしゃがみこんで撮影し、息を整える。
キタダケトリカブトかな？

9/12 9:52

マルバダケブキとはちょっと違うような…。
ウサギギクだって。

9/12 10:17

標高2,800m程の池山吊尾根と目線が近づいてきた。
そろそろ右俣コースと合流し、稜線もそう遠くないに違いない。
一度登っているから勝手知ってる。
精神的にかなり楽。

9/12 10:20

10:20
見えた見えた、北岳。
どでけぇ。
こういう展望が見え始めると元気が出るね！

9/12 10:26

9/12 10:27

9/12 10:44

池山吊尾根と北岳。

9/12 10:49

標高2,500m手前かな？
秋の気配が。
カメラ、PLフィルター使っているせいもあるけど空が青い！

9/12 10:51

10:50
お花畑到着。
7月、シナノキンバイの黄色い花が一面に咲く場所。
もう散っちゃってるね。
去年はこの辺で軽い高山病になりかけた。
フラフラしながら登ってくる人チラホラ。
いや、本当に一番キツイんだ、この辺が。

9/12 11:00

ナナカマドかな？赤抜沢ノ頭、地蔵岳、観音岳をバックに。
まだあっちの方が高いな。

9/12 11:07

稜線間近。

9/12 11:18

イブキトラノオ。

9/12 11:19

来た来た、この梯子。

9/12 11:22

11:22
稜線だぁ━━━ヽ(゜Д゜)ノ━━━ !!!!!

疲れが霧散してしまう瞬間。
二度目だけどやっぱり良い。

9/12 11:32

草紅葉。
奥には北岳が鎮座。

9/12 11:32

北岳。

9/12 11:29

甲斐駒ケ岳。

9/12 11:27

赤抜沢ノ頭、地蔵岳、観音岳。
地蔵岳のオベリスク（地蔵仏）が見えた。
まるで冠雪しているかのような山頂部。

9/12 11:34

ここが一番気持ちよく歩ける。
今までの登りが辛かったから。

9/12 11:35

女王様降臨。
仙丈ケ岳。

9/12 11:41

北岳。
存在感が半端ない。

9/12 11:49

ささ、メシメシ。
ってあんた、白根御池小屋で食べたんじゃないの？

9/12 11:56

見えた見えた。
北岳の麓に肩の小屋。

9/12 12:17

11:55
肩の小屋到着。
標高3,000m也。
登山開始から1,400m近く登ってきた。

9/12 12:18

観音岳を肴に（？）（　´Д｀）y━・~~~~

うめぇ。

この方と翌日の間ノ岳まで抜きつぬかれつしながら顔見知りに。
立ち止まって撮影しては抜かれ、歩き出すと抜いての繰り返し。
前日、鳳凰三山の稜線を縦走したとか。今日から北岳、間ノ岳、西農鳥、農鳥岳の縦走。
先月の荒川三山＆赤石岳もこんな感じで話すようになった人がいたっけ。
単独行だとこういうコミュニケーションが大事だよね。

9/12 12:09

二度メシ。

(*´∀｀*)

9/12 11:58

甲斐駒ケ岳。

9/12 12:20

仙丈ケ岳。

9/12 12:36

12:36
さ、北岳に行くか。
あとちょっと。

9/12 12:38

9/12 12:49

気持ちいい。

9/12 12:53

肩の小屋がだんだん離れていく。

9/12 12:57

9/12 12:59

仙丈ケ岳が同じ目線。

9/12 13:01

思えば高いところまで来たもんだ。

9/12 13:14

9/12 13:16

新しい展望が見えてきた。
稜線上の赤い小屋が今晩の宿泊地、北岳山荘。
その先が手前から明日登る中白根山、左奥が間ノ岳。
奥のポッコリ顔出しているのが塩見岳。
塩見岳は南アルプスのど真ん中。
いつか登りたいんだ。

9/12 13:23

北岳山頂が見えた。

9/12 13:23

9/12 13:33

13:30
北岳山頂。
広河原からちょうど7時間くらい。
休憩ふんだんに取ったし、写真撮りながらだからこんなもんでしょ。
看板、女王様をバックに。
撮影順番待ち（笑）。

9/12 13:39

肩の小屋で知り合った方が撮影なさってくださった。
Tシャツで登ってたんだけどさすがに寒かったから上羽織った。

9/12 13:40

9/12 13:51

9/12 13:52

おっちゃん、格好いいね。

9/12 13:49

9/12 13:41

眼下の赤い屋根が北岳山荘。
北岳と中白峰の鞍部、標高2900メートルにある山小屋。
300m近く標高を下げる。

9/12 13:46

仙丈ケ岳。

9/12 13:41

9/12 14:09

山頂から東下を見下ろす。
大樺沢が眼下に。
大樺沢の一番奥が登山口の広河原。
あそこから標高差1,600m近く登ってきたんだなぁ。

9/12 14:09

甲斐駒ケ岳。

9/12 14:20

岩陰から女王様。

9/12 14:23

ちょっとは登山の写真っぽいかな（笑）。
下りは慎重にね。

9/12 14:24

9/12 14:25

山登りって辛いけどどうせならいい眺めを堪能したいよね。
疲れもちょっとは癒されるし、息も整うし。

9/12 14:25

9/12 14:27

9/12 14:35

9/12 14:36

9/12 14:43

からすが啼いているみたい。

9/12 14:45

仙丈ケ岳を右に見ながら。

9/12 14:47

9/12 15:06

空が綺麗だなぁ。

9/12 15:02

(ノ-｀д-)ノ　

メシだ、寝床だ。

風呂は無ぇか…。

9/12 15:10

北岳と今下ってきた登山道。

9/12 15:10

仙丈ケ岳。

9/12 15:15

(# ゜Д゜)つ〃 写真撮ってばっかりいねぇで早く山小屋逝け　ゴルァ

9/12 15:15

15:15
北岳山荘着。
ちょっと遅かった。

9/12 15:45

9/13 5:12

翌朝。
05:12
昨日は富士山見えなかった。
部屋から富士山見えたので三脚持って外へ。
見えた見えた。

9/13 5:22

05:22

9/13 5:28

05:26

9/13 5:32

05:33
ご来光。

9/13 5:33

9/13 5:34

05:35
北岳。
レンズが汚ねぇなぁ。

9/13 5:35

9/13 5:36

9/13 5:36

9/13 5:37

9/13 5:38

05:37

9/13 5:39

9/13 5:39

9/13 6:50

05:40
食事。
たんまり食べて間ノ岳へ行こう。

06:50
荷造り完了。
みんな出るの早いなぁ。

9/13 6:51

9/13 6:51

9/13 7:03

07:03
出発。
間ノ岳へ。

9/13 7:02

木曽駒。
先月行ったけど悪天候で登山できず終い。

9/13 7:07

9/13 7:08

北岳＆北岳山荘。

9/13 7:09

今から登る中白根山。

9/13 7:10

7:10
だいぶ陽が上がってきた。
ちょっと雲が出始めた。

9/13 7:26

9/13 7:29

9/13 7:29

手前が八木歯ノ頭。
奥が赤抜沢ノ頭、地蔵岳、観音岳。

のちほど八木歯ノ頭の左のコルを通って下山予定。
間ノ岳までで折り返すことにした。
農鳥、西農鳥行くことも脳裏に過ぎったが諦めた。

9/13 7:31

07:31
チェックポイント通過。

9/13 7:32

だんだん北岳が離れていく。

9/13 7:33

中白根山過ぎると間ノ岳がデカく見える。

9/13 7:35

富士山。

9/13 7:36

間ノ岳西側のカール。

9/13 7:42

スマートだね、北岳って。

9/13 7:43

カールの上っ縁を歩く。

9/13 8:03

近いようで結構距離ある。
近づけば近づくほど間ノ岳逃げていくような感じ。

(´д｀ι)

9/13 8:05

9/13 8:08

言っときますけど9/13なんですからね！

9/13 8:11

9/13 8:26

先ほど通過した中白根山、そして北岳。

9/13 8:56

08:16
間ノ岳山頂到着。

9/13 8:33

お団子。

9/13 8:30

右に塩見岳を従えて。

9/13 8:32

記念撮影。

9/13 8:59

9/13 8:55

南側。
手前左、農鳥岳、右が西農鳥岳。
奥が塩見岳。
一番奥が荒川三山。

9/13 8:57

塩見岳。

9/13 8:55

農鳥岳＆西農鳥岳。
もう一泊するんならあそこまで行ける。
今回はパス。

9/13 8:55

富士山。
この後の行程でもう見えることは無かった。

9/13 9:17

引き返す。
稜線が蛇行し、左の中白根山へ。
奥に北岳。

9/13 9:20

9/13 9:27

登山道はこんな感じ。
ザレている。

9/13 9:30

さほど危険な箇所はなかったが滑落したら止まらないんだろうね。
くわばらくわばら。

9/13 9:38

9/13 9:41

先ほど登った間ノ岳を振り返る。

9/13 9:42

9/13 9:45

「あれが木曽駒でその奥が御嶽山だよ…」

とか話してるんだろうなぁ。

9/13 9:45

9/13 10:00

稜線の西側。
往きは陽の光が差し込んでいなかったがだいぶ陽が高くなってきた。

9/13 10:10

コバノコゴメグサ。
ご年配の方が綺麗な花が咲いているよと声を掛けてくださった。

9/13 10:12

イブキジャコウソウ…かな？

9/13 10:13

下り最速の女性。

9/13 10:14

9/13 10:18

9/13 10:30

10:36
北岳山荘が眼下に。
山荘でもらった昼食でも食べるかな。

9/13 10:33

青空と雲が滅茶苦茶良い雰囲気。

9/13 10:35

9/13 10:36

9/13 10:48

10:48
待ってました。

(○´3`)

足りなそうだからカップラーメン購入。
まるちゃん。
オーソドックスなカップラーメン、大好き。

9/13 11:05

ちょっと食い過ぎた。
腹が重い…。

(；´Д｀A

9/13 11:06

帰路は北岳山頂登らず、八木歯コルへのトラバースを経由。
ちょっとズルしてショートカット。

9/13 11:14

どでかい岩がゴロゴロと。

9/13 11:17

あっちは北岳山頂へ向かう登山道。

9/13 11:17

あれ、地味に登っている。

(´д｀ι)

9/13 11:23

キンロバイだね。

9/13 11:24

9/13 11:32

トラバース。

9/13 11:33

9/13 11:36

9/13 11:34

イワギキョウ。

9/13 11:34

オンタデ。

9/13 11:36

イブキトラノオ。

9/13 11:39

キタダケトリカブト。

9/13 11:40

タカネナデシコとイワベンケイ？

9/13 11:41

サンカヨウかな…。

9/13 11:50

なんだろう？
とても綺麗だった。
ほらボロが出た…。付焼き刃の知識だもんね。

9/13 11:37

なんやかんやで結構高度上げてるんだなぁ。
北岳山荘が足下にあるし。

9/13 11:38

9/13 11:42

9/13 11:43

9/13 11:55

9/13 12:02

12:02
花撮ってたら案外時間がかかった。
バスの時間大丈夫かな。

北岳山頂への分岐点。
肩の小屋から登るルートよりキツそう。
この登山道から北岳登るのだけは絶対やめよう…。

9/13 12:05

9/13 12:06

登ってきた登ってきた。

9/13 12:07

9/13 12:14

下山口の広河原が見えた。
そんな遠くないじゃん…いやいや樹林帯入って小走りしたって3時間近くかかったんだって。

9/13 12:20

バッドレス。
あんな壁登る人いるんだよなぁ。

ガスってきた。
私が稜線歩いている間、青い空が見えて良かった。

9/13 12:20

登る人多過ぎ。
今日下山で正解。

9/13 12:22

娘「お母さん、もっと早く登ってよ〜。」
母「じゃあ私一番後ろになるからあんた待ってなさいよ。」

ダンナさんもこれにはニガ笑い。
でも微笑ましい。

( ´_ゝ`)

9/13 12:26

片側通行。
順番待ち。

9/13 12:48

12:48
ようやく八木歯のコルから降りられる。
結構時間かかった。

9/13 13:11

13:11
ようやく大樺沢に降りてきた。
それにしてもずいぶん登る人多いなぁ。
この後も続々と…。
北岳山荘着くの夕方4時か5時になるような人も多数…。
山小屋って2時か3時に着くようにするのがマナーでしょ、食事の準備だってあるんだから…。
夕方暗くなれば滑落だってあるだろうし。
山の事故が多いのもなんか納得。
南アルプスの某山小屋の管理人さんが3時過ぎに到着した登山者を罵倒するって悪評あるけど管理人さんの気持ちがわかる気がする。

9/13 13:20

9/13 13:24

9/13 13:24

9/13 13:29

9/13 13:33

登山道、小さな石で着地の時に滑る滑る。

9/13 13:40

ミヤマミミナグサ。

9/13 13:45

9/13 13:47

ヤマホタルブクロ。

9/13 13:48

タカネグンナイフウロ。

9/13 13:48

9/13 14:15

14:15
バスの時間、15:10。
小石多い大樺沢沿いの道終えて樹林帯に入ってからは小走り。

9/13 14:20

9/13 14:22

9/13 14:25

9/13 14:25

9/13 14:31

9/13 14:31

バスの時間気になるけどやはり立ち止まって撮影してしまう。

キツリフネ。

9/13 14:35

9/13 14:35

9/13 14:33

対面の山、標高2,600mくらいかな。
下界に戻ってきてしまった。

9/13 14:47

9/13 14:50

9/13 15:02

15:02
無事下山。
広河原小屋に着くとホッとする。

9/13 15:06

北岳の姿は見えなかった。

15:10のバスに乗車。

来年の登山シーズン、また南アルプスに戻ってきたい。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

コメント

fickle

この稜線が見たかったです・・・！
tomhigさん、こんばんは！
当方のレコもご覧いただいたようでありがとうございました。

私の行った時（先週）の天気はまぁまぁ、と行ったところで少し心残りだったのですがtomhigさんのレコを拝見するとスカっ晴れの素晴らしい稜線のお写真が！！
日の出もこれだけキレイだったのですね。さすが日本一の稜線です！
9月の連休はどこもすごい人出で、槍ヶ岳などは穂先に登るのに4-5時間待ちとのこと。まったくどこの遊園地かと思うような有様だったようですので連休前の下山は大正解！でしたね。
私も9月の連休はやっと好天が見込めるということだったので、混雑を避けて連休前に出かけておきました。

やはり高山は好天が良く似合いますね！またオジャマさせて頂きますね！

tomhig

Re: この稜線が見たかったです・・・！
返信遅れてしまいました。
書き込みありがとうございます。
北岳登るまで今シーズンは散々な天候でした。
小太郎河童シリーズ、何度か拝見してます。
それにしても随分快速なんですね。