紅葉と星空の北岳（広河原〜北岳〜間ノ岳〜大樺沢〜広河原）

2014年09月27日(土) 〜 2014年09月28日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.4km
• 登り: 2,169m
• 下り: 2,165m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:20
• 休憩: 0:50
• 合計: 10:10

7:10 広河原インフォメーションセンター
7:50 白根御池分岐
10:10 10:30 白根御池小屋
13:20 13:30 小太郎尾根分岐
14:00 14:10 北岳肩ノ小屋
15:30 15:40 北岳
17:20 北岳山荘テン場

2日目

• 山行: 8:20
• 休憩: 1:40
• 合計: 10:00

5:30 北岳山荘テン場
6:10 6:20 中白根岳
7:50 8:10 間ノ岳
9:00 中白根山
9:30 10:20 北岳山荘
11:30 11:40 八本歯のコル
13:00 13:10 二俣
15:00 白根御池分岐
15:30 広河原インフォメーションセンター

天候

27日（土)、28日（日）両日とも快晴の登山日より！

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

27日（土）：JR甲府駅〜広河原、山梨交通バス、約2時間、2,050円
28日（日）：上記の逆、山梨交通バス、約2時間、2,050円

コース状況／危険箇所等

☆☆☆広河原〜白根御池小屋〜北岳〜北岳山荘
特に危険な所はありません。白根御池小屋からの「草スベリ」
で体力を消耗しない様に登りましょう。ここを登り終えると
素晴らしい展望が開けます。
☆☆☆北岳山荘〜間ノ岳
展望の良い快適な稜線歩きを楽しめます。
☆☆北岳山荘〜八本歯のコル〜大樺沢〜広河原
丸太の桟道、梯子が断続しますが良く整備されて危険を感じる
所はありませんでした。大樺沢の上部はガレ場なので少し歩き
にくいです。樹林の中に入れば普通の登山道です。

写真

9/27 7:08

広河原に到着し少し休憩してから出発します。
登山届は広河原山荘で提出しました。

9/27 7:14

歩きだしてすぐ前方に北岳が見えます。

9/27 7:14

秋の青空をバックに堂々とした山頂です。

9/27 7:16

吊り橋を渡り登山道に向かいます。

9/27 7:27

清々しい朝の歩きです。

9/27 8:31

小さな花が目を楽しませてくれます。

9/27 8:38

途中にベンチが2個所あり給水タイムとしました。

9/27 9:10

大菩薩でも見つけたムシカリの実がありました。

9/27 9:16

所どころの紅葉した木に期待が高まります。

9/27 10:00

快適な山道で小屋に向かいます。

9/27 10:14

白根御池小屋のベンチで朝食としました。

9/27 10:33

小屋を過ぎると見事な紅葉が広がってます。青空と言い素晴らしい景色です。

9/27 10:16

紅葉の上に北岳が見えてます。あの山頂までは登りが続きます。

9/27 10:35

草スベリも紅葉に包まれて登山者を手招きしてます。

9/27 10:44

振り返ると白根お池と鳳凰三山がくっきりと見えます。

9/27 11:38

急登の辛さを忘れさせてくれる紅葉です。

9/27 12:13

青空のもと素晴らしい色づきです。

9/27 12:22

この景色をしばし立ち止まって見てました。
青・黄・赤・緑・白の鮮やかな色どりです。

9/27 12:51

ここまで登ると徐々に廻りの山が見えます。

9/27 13:03

池山吊尾根の向こうに富士山が見え始めます。

9/27 13:14

甲斐駒ヶ岳です。素晴らしい眺めです。

9/27 13:26

仙丈ヶ岳です。その大きさに圧倒されます。

9/27 13:26

そして行く手に北岳がどっしりと構えてます。

9/27 14:05

北岳肩の小屋に着きました。あと少しです。

9/27 14:05

ここのテン場も絶好のロケーションの所にあります。いつかはテントを張りたい場所です。

9/27 14:50

両俣分岐です。北岳まで20分ですがかなり足にきています。

9/27 14:50

西の方に噴煙が見えました。山頂から下りて来た方に御嶽山の噴火だと教えてもらいました。

9/27 15:03

早川尾根の向こうに八ヶ岳が見えます。この雲の流れは南アルプスならではのスケールです。

9/27 15:29

広河原から8時間かかりました。日本第二の高峰北岳山頂です。バテバテですが達成感120％です。

9/27 15:44

間ノ岳への稜線です。雲海と稜線の組み合わせが素晴らしいです。

9/27 16:36

明日に登る間ノ岳と北岳山荘が見えます。

9/27 17:26

テントを張り終えるとテン場はガスに包まれました。

9/27 17:42

西の空が少し色づきましたが稜線に登り夕日を見る気力もなかったです。

夜中にゴソゴソと起きて夜空の撮影です。甲府の街と富士山です。チョット露出に失敗しました。

テン場と満天の星空です! 　これは上手く撮れたと思います。

北岳の上も素晴らしい輝きです! 　ピークは北岳山頂ではなく手前の吊尾根分岐のピークかと思います。

北極星の近くを飛行機が横切りました。そろそろ撮影はお終いです。おやすみなさい。

9/28 4:28

おはようございます。いつもの朝食です。今日の飲み物はココアです。

9/28 5:42

稜線に登り日の出を待ちます。

9/28 5:43

雲の上から太陽が出ました。

9/28 5:45

朝焼けは少なかったですが、日の出を見れただけで大満足です。

9/28 6:00

朝日を浴びる北岳です。

9/28 6:16

中白根山に向かいます。

9/28 6:20

間ノ岳が見え始めました。

9/28 7:25

振り返ると遥か遠くに槍・穂高連峰が見えました。

9/28 8:03

日本第三の高峰間ノ岳に着きました。2日で2山を登るのも気持ちが良いものです。

9/28 7:53

塩見岳と赤石岳の山々が綺麗に見えました。素晴らしい展望です。

9/28 7:59

堂々とした北岳と吊尾根です。

9/28 8:57

中白根山まで戻りました。

9/28 8:57

やはり北岳を撮ってしまいます。山肌の色付きが素晴らしいです。

9/28 9:01

北岳小屋跡の紅葉です。

9/28 10:20

テントを撤収し、まずは八本歯のコルに向かいます。

9/28 10:52

丸太の桟道と階段が断続します。

9/28 11:29

八本歯のコルです。今日は秋にしては暑いぐらいの天気です。

9/28 11:39

ナナカマドも色づいてます。

9/28 12:00

大樺沢の下りは正面に八ヶ岳と鳳凰三山、左右に紅葉の尾根が見える最高の景色です。

9/28 12:36

見事な紅葉です。

9/28 12:35

雪渓の向こう側も見事な紅葉です。

9/28 13:02

二俣まで下りてきました。この辺りで紅葉と北岳ともお別れです。

9/28 14:43

樹林の中を広河原へ向かいます。

9/28 14:47

大樺沢の流れです。かなり水量がありました。

9/28 15:29

暑さに耐えきれず広河原山荘で冷たい「なっちゃん」を飲みました。美味しかったですね。

9/28 15:50

広河原のバス停です。前から10番位なので座れるでしょう。甲府まで2時間立つのは勘弁です。

9/28 18:43

甲府駅で「ざる蕎麦」を食べます。元気を取り戻して上り列車に乗りました。

撮影機器：

EX-ZR300 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

soratokaze

　♪紅葉を見に北岳へ
紅葉が進んでいる3,000m級の山で横浜から近くと言えば
やはり南アルプスしかない！と言うことでザックにテント
と三脚を詰め込んで北岳に出かけました。天気も良く大正解
でした。
　♪星空の写真
まだ2回目の撮影で中々うまくなりませんが少しはコツが
分って来ました。撮影場所の選定とかアングルとか色々
ありますが別にこれが本業ではないので気楽に構えて撮影
してます。
「星空写真のデータ」
カメラ：CanonEOS-M 焦点距離：22mm（35mm換算35.2mm）
絞り：F2.8　シャッタースピード：6秒　ISO:1600
連続撮影の436枚を比較明合成で1枚にしました。
　♪楽しい登山でした
当初、2日目は間ノ岳から両俣小屋を越え野呂川出合まで
縦走する予定でした。しかし大樺沢の紅葉も素晴らしいと
の話を聞き予定を変更しての登山となりました。
山頂であるいは休憩時に皆さまとの話の中でコースの変更
ができたものと思い感謝しております。
　♪最後に
北岳での登りでは若者3人組に励まされての登りでした。
それ以外にも途中途中で皆さま方の励ましの言葉で辛さ
を忘れての楽しい登山が出来たものと思います。
本当にありがとうございました。

コメント

today

あの稜線を歩きは最高！！
こんばんは　目の前だったんですね。
特に仙丈からのワンツースリーはきれいだったな。
あの稜線を歩いていたんですね。　最高！！
>「草スベリ」で体力を消耗しない様に
そうなんですね。ほとほと長いんで「まだかよ」って何度呟いたことか・・・。肩の小屋ならヤレヤレで終わったんでしょうけど、北岳山荘まで行っちゃいましたね。そのぶん、次の日は最高の稜線歩きができたっていう訳で・・・。お疲れでした。　)^o^(
　
　　　

soratokaze

Re: あの稜線を歩きは最高！！
TODAYさん　　こんばんは！
頭の上に雲ひとつない日が2日間も続いたのは私も初めてです
TODAYさんも天気と紅葉の美しさに恵まれた登山だったと思います。
草スベリは廻りの紅葉に助けながらの登りでした。
夏は登れないな・・・
仙丈ヶ岳の雄大さを見て私も何時かは登りたいと思いました。
レコ読んでいただきありがとうございます。

matsujii

魅力的な山ですね
　soratokazeさん、おはようございます。　

　私も５年前の１０月半ばに北岳に登りました。前日に降雪があったということで日没後は氷点下まで下がり随分と寒い思いをしたことを覚えています。
　北岳肩の小屋にお世話になりましたがこの時が初めての山小屋泊でした。

　北岳の山頂で雲海に浮かぶ富士山を見ながら１時間位いましたがあの絶景に魅了され山の楽しさを知ったと言っても過言ではないように思います。
　
　レコ読ませていただいて、また行ってみたくなりました。

　お疲れ様でした！

soratokaze

Re: 魅力的な山ですね
matsujii さん　こんばんは

実は私は40年ぶりの北岳でした。雨の中を登ったのですが途中で日が暮れて
草スベリの上でツェルトでビバークした記憶があります
白根三山の縦走でしたが奥多摩、八ヶ岳と違ったスケールの大きさに圧倒
されての登山でした。

南アルプスは懐の深さを感じさせる本当にいい山です
ぜひまた足を運んでください

pokopen

晴天行
soratokazeさん、こんばんわ

２日間とも晴天の下、紅葉と星空を満喫された素晴らしい山旅でしたね
夏場の天候不順で色付きはどうかな？と少し心配でしたが、見事な出来栄え
ですね

山中で仰ぎ見る星空ほど美しいものは滅多にないですね
これからの季節、空気が澄んで来るので楽しみですね
当方、星空写真も撮ってみたいとは思いますが、先ずは、重い機材を担ぎ上げる
体力・気力が必要ですね（笑）

soratokaze

Re: 晴天行
pokopen さん　こんばんは

いえ、いえ、私も体力・気力は大してありませんよ
ただ誰かがヤマレコで「終わりのない登りはない」と書いて
おりました。名言ですね その言葉を信じて登ってます

今回は にも のピークにも会えた素晴らしい登山でした 。
夜は風も無く落ち着いて 星空写真 が撮れました 。
本当に運が良かったです
少しでも の素晴らしさと楽しさが伝わればと
を頑張ってます。