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Yamareco

記録ID: 527468
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

南八ヶ岳(テン泊)岩稜とコケと謎のラジオおじさん

2014年10月10日(金) 〜 2014年10月11日(土)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
35:04
距離
27.5km
登り
2,557m
下り
2,541m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:27
休憩
1:52
合計
8:19
5:29
49
6:18
6:27
107
8:14
8:15
48
9:03
9:59
103
11:42
12:08
6
12:14
12:15
27
12:42
13:00
5
13:05
13:06
42
13:48
2日目
山行
9:52
休憩
1:54
合計
11:46
4:41
29
5:10
5:19
76
6:35
6:49
32
7:21
7:35
23
7:58
8:00
64
9:04
9:06
7
9:13
9:14
57
10:11
10:16
3
10:19
10:19
27
10:46
10:48
5
10:53
10:54
40
11:34
11:35
12
11:47
11:49
58
12:47
13:48
111
15:39
15:39
48
16:27
天候 10/10 晴れ
10/11 くもりのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口駐車場 1日¥500
早朝だったので料金は下山後に支払い
コース状況/
危険箇所等
【美濃戸口〜美濃戸山荘】駐車場代ケチッたので約1時間の林道歩き。地味に疲れる。途中の遊歩道を歩いた方が車が通らないので安全。

【美濃戸山荘〜行者小屋】迷い込みやすい沢にはロープが張ってあります。登りに北沢、下りに南沢を使いましたが、南沢の森は見事なコケで癒される。

【文三郎尾根】かなり長い階段が続くので、下りで使うには注意

【赤岳〜地蔵の頭】クサリもある急登なザレ・ガレ場。

【硫黄山荘〜地蔵の頭】クサリやハシゴが続く岩稜帯。高度感があって、なかなかのスリル!

【地蔵尾根】上半分は急登。クサリ、ハシゴの岩尾根。

【赤岳鉱泉〜硫黄岳】よく整備された一般的な登山道

【中岳のコル〜行者小屋】一般的な登山道だが一か所ロープ場がある。
その他周辺情報 【玉宮温泉 望岳の湯】お湯に浸かりながら八ヶ岳、または北・南アルプスが見える。¥400

【丸一(とんかつ)】登山後にがっつり食べたい時はお勧め。特にロースカツは超分厚くて消費カロリー以上に補給してしまうかも?
地味に疲れる林道歩きから解放。この先に北沢・南沢分岐が見える
2014年10月10日 06:19撮影 by  NEX-5, SONY
1
10/10 6:19
地味に疲れる林道歩きから解放。この先に北沢・南沢分岐が見える
登りは北沢から
2014年10月10日 07:31撮影 by  NEX-5, SONY
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10/10 7:31
登りは北沢から
マムート印の階段
2014年10月10日 08:37撮影 by  NEX-5, SONY
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10/10 8:37
マムート印の階段
本日のテン場、行者小屋に到着。
まだ9時だけどテント設営
2014年10月10日 09:03撮影 by  NEX-5, SONY
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10/10 9:03
本日のテン場、行者小屋に到着。
まだ9時だけどテント設営
身軽になって文三郎尾根から赤岳に向かう
2014年10月10日 09:58撮影 by  NEX-5, SONY
10/10 9:58
身軽になって文三郎尾根から赤岳に向かう
長い長い階段が続くが、景色は最高。
眼下にはテン場
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長い長い階段が続くが、景色は最高。
眼下にはテン場
きれいな三角形をした中岳が迫る
2014年10月10日 10:43撮影 by  NEX-5, SONY
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10/10 10:43
きれいな三角形をした中岳が迫る
あとちょっと!
2014年10月10日 10:59撮影 by  NEX-5, SONY
10/10 10:59
あとちょっと!
長い階段を登り終え、ようやく稜線
2014年10月10日 11:04撮影 by  NEX-5, SONY
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10/10 11:04
長い階段を登り終え、ようやく稜線
赤岳へは鎖場を登って・・・
2014年10月10日 11:24撮影 by  NEX-5, SONY
10/10 11:24
赤岳へは鎖場を登って・・・
赤岳山頂。
雲海の先には富士山
2014年10月10日 12:09撮影 by  NEX-5, SONY
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10/10 12:09
赤岳山頂。
雲海の先には富士山
赤岳から急なガレ場を下って赤岳天望荘到着。
この先の地蔵尾根からテン場に下ります
2014年10月10日 12:42撮影 by  NEX-5, SONY
2
10/10 12:42
赤岳から急なガレ場を下って赤岳天望荘到着。
この先の地蔵尾根からテン場に下ります
地蔵尾根からの赤岳天望荘と赤岳
2014年10月10日 13:07撮影 by  NEX-5, SONY
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10/10 13:07
地蔵尾根からの赤岳天望荘と赤岳
行者小屋に戻ると生ビールの文字が・・・
2014年10月10日 14:04撮影 by  NEX-5, SONY
10/10 14:04
行者小屋に戻ると生ビールの文字が・・・
やっぱ最高だべ!
2014年10月10日 13:55撮影 by  NEX-5, SONY
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10/10 13:55
やっぱ最高だべ!
晩御飯はフリーズドライのチキンカレ-にワイン
2014年10月10日 16:23撮影 by  NEX-5, SONY
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10/10 16:23
晩御飯はフリーズドライのチキンカレ-にワイン
行者小屋から見える夕暮れの北アルプスがキレイだった
2014年10月10日 17:08撮影 by  NEX-5, SONY
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10/10 17:08
行者小屋から見える夕暮れの北アルプスがキレイだった
2日目(10/11)
硫黄岳を経由して再度赤岳まで縦走。
赤岩の頭からのぞむ硫黄岳
2014年10月11日 06:42撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 6:42
2日目(10/11)
硫黄岳を経由して再度赤岳まで縦走。
赤岩の頭からのぞむ硫黄岳
ヤマテンの予報通り、雲がとれて晴れ間がのぞいて来た
2014年10月11日 06:57撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 6:57
ヤマテンの予報通り、雲がとれて晴れ間がのぞいて来た
右から北ア、乗鞍、そして御嶽・・・
今日も500人体制で捜索されているそうです。
2014年10月11日 07:13撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 7:13
右から北ア、乗鞍、そして御嶽・・・
今日も500人体制で捜索されているそうです。
だだっ広い硫黄岳山頂
2014年10月11日 07:20撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 7:20
だだっ広い硫黄岳山頂
山頂の北東に不気味に口を開く爆裂火口
2014年10月11日 07:18撮影 by  NEX-5, SONY
5
10/11 7:18
山頂の北東に不気味に口を開く爆裂火口
爆裂火口の端っこまで見に行く。
しかし先端は崩落の危険性があり立ち入り禁止
2014年10月11日 07:29撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 7:29
爆裂火口の端っこまで見に行く。
しかし先端は崩落の危険性があり立ち入り禁止
青い屋根の硫黄岳山荘までケルンが点々と続く
2014年10月11日 07:43撮影 by  NEX-5, SONY
10/11 7:43
青い屋根の硫黄岳山荘までケルンが点々と続く
迫力の大同心
バックは阿弥陀岳
2014年10月11日 08:22撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 8:22
迫力の大同心
バックは阿弥陀岳
こちらは小同心
2014年10月11日 08:45撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 8:45
こちらは小同心
右に大同心、左に小同心
2014年10月11日 08:46撮影 by  NEX-5, SONY
10/11 8:46
右に大同心、左に小同心
鹿除け?の電気柵
こんなとこまで登ってくるのか?
2014年10月11日 08:24撮影 by  NEX-5, SONY
10/11 8:24
鹿除け?の電気柵
こんなとこまで登ってくるのか?
昨日登った赤岳が迫ってくる。
かなりの急登だ
2014年10月11日 09:20撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 9:20
昨日登った赤岳が迫ってくる。
かなりの急登だ
地蔵の頭まで到着。ここまでの岩峰は高度感があってけっこう緊張した。予定時間を大幅にオーバーしたので、地蔵尾根を降りてテン場に戻るか、赤岳に向うか迷う・・・
2014年10月11日 10:08撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 10:08
地蔵の頭まで到着。ここまでの岩峰は高度感があってけっこう緊張した。予定時間を大幅にオーバーしたので、地蔵尾根を降りてテン場に戻るか、赤岳に向うか迷う・・・
やっぱり赤岳を選択。
謎のラジオおじさんに追われ、ハイペースで登頂
2014年10月11日 10:53撮影 by  NEX-5, SONY
6
10/11 10:53
やっぱり赤岳を選択。
謎のラジオおじさんに追われ、ハイペースで登頂
文三郎尾根分岐から中岳をのぞむ。
その奥は阿弥陀岳
2014年10月11日 11:15撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 11:15
文三郎尾根分岐から中岳をのぞむ。
その奥は阿弥陀岳
昨日登ってきた文三郎尾根からも、ぞくぞくと登山者が
昨日登ってきた文三郎尾根からも、ぞくぞくと登山者が
それにしても見事な三角形!
2014年10月11日 11:21撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 11:21
それにしても見事な三角形!
折角だから中岳にも登っておきたい
2014年10月11日 11:25撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 11:25
折角だから中岳にも登っておきたい
振り返り赤岳
2014年10月11日 11:36撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 11:36
振り返り赤岳
台風前の連休初日。
テン場はすでに満杯に近い。
急いでテントを撤収し、横の河原でランチタイム
2014年10月11日 12:28撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 12:28
台風前の連休初日。
テン場はすでに満杯に近い。
急いでテントを撤収し、横の河原でランチタイム
帰りは南沢から。
八ヶ岳の森に広がるコケが素晴らしく、なかなか前に進めない
2014年10月11日 14:16撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 14:16
帰りは南沢から。
八ヶ岳の森に広がるコケが素晴らしく、なかなか前に進めない
西日に映えるコケがとてもきれいでした。
帰りに南沢を使ってよかった。
2014年10月11日 14:17撮影 by  NEX-5, SONY
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10/11 14:17
西日に映えるコケがとてもきれいでした。
帰りに南沢を使ってよかった。
撮影機器:

感想

10月10日は誕生日でもあり、5年目の登山記念日。
晴れの特異日と言われる10月10日だが、翌11日の天気が微妙な予報。
予定していた初の八ヶ岳を諦めかけていたところ、急遽予報が良い方向に!
ヤマテンの予報通り、登山日和となりました。

行者小屋のテン場は八ヶ岳に囲まれた落ち着く場所で、めずらしくテントで熟睡できました。そのせいで2日目は早出すぎて、赤岩鉱泉までナイトハイク。前日に歩いた道とはいえ、けっこう心細かった・・・

硫黄岳山荘から地蔵の頭までの岩峰は高度感があって予想以上の険しさ!
ビビりながらクリアしていきましたが、最後にはだいぶ慣れて結構楽しくなりました。
しかし予定より大幅にタイムオーバー。地蔵尾根で下るか赤岳に向かうか悩みましたが、やはり赤岳に行くことに。

赤岳の急登を登っていると、うしろからラジオを大音量を響かせながらおじさんがズンズンと登ってきます。寄席の番組だと思いますが、つぶやきシロー?のたいして面白くないネタがイヤでも聞こえ、なんだか追われている気分に。こんな山頂付近に熊がいるわけでもあるまいし、音量下げてと一言いってやろうか・・・だけど昔から山をやっている風でもあるし、一喝されたら・・・とあれこれ思っていると、鎖場であっと言う間に抜いて行かれました・・・
山頂に着いても謎のラジオおじさんは相変わらずの大音量で、みんなから好奇の目で見られていました。しかしお陰でハイペースで登ることできたことを思うと、ラジオおじさんには感謝するべきかな?

帰りは南沢経由で下山しましたが、苔に覆われた森が見事で非常に癒されました。
北アルプスと比べると当然スケールは違いますが、険しい岩稜と森の苔で癒される魅力的な山域でした。

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コメント

mugiさん、こんにちは
バースデイ登山ですか。晴れた八ヶ岳、テントを下に張っての軽い荷物でのピストン、それと生ビール、いいですね!

謎のラジオおじさん、他人への影響をものともしないのか、耳がお悪いのか。いずれにしても後ろから追われるのは、しんどそうですね。
2014/10/14 13:32
Re: mugiさん、こんにちは
pewa-lakeさん

コメントありがとうございます。
前回の笠でもそうでしたが、またしても風邪っぽくて直前まで迷ってましたが、行ってよかったです。
体温が上がりウイルスを撃退するからでしょうか、山に登るとなぜか風邪が治ってしまいます

ラジオを鳴らしながら山登りする人はたまに見かけますが、今回は後ろから大音量で迫ってくるのでプレッシャーでした。静かな山歩きが好きなので、実は熊よけの鈴もあまり好きではないんですが、かと言って熊は恐いし…難しいですね。

御嶽を祈りながらの登山お疲れさまでした。
今回の噴火は被害を受けた方には残念なことでしたが、同時に自然のチカラには人間は到底及ばないことを思い知らされました。
山を神と恐れ崇めていた昔の人を少しは見習う必要があるかもしれませんね。
2014/10/14 21:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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2/5
体力レベル
4/5
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権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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