また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 536958
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

【白山♪砂防新道〜甚ノ助避難小屋泊〜加賀禅定道】

2014年10月25日(土) 〜 2014年10月26日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
23:08
距離
23.3km
登り
2,057m
下り
2,178m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:37
休憩
0:02
合計
1:39
13:40
7
スタート地点
13:47
13:47
38
14:25
14:27
29
14:56
14:56
23
2日目
山行
7:27
休憩
1:32
合計
8:59
4:04
4:04
27
4:31
4:36
15
4:51
5:07
29
5:36
6:21
20
6:41
6:41
22
7:03
7:06
0
7:06
7:12
26
7:38
7:39
11
7:50
7:52
13
8:05
8:06
85
9:31
9:43
60
10:43
10:43
10
10:53
10:53
26
11:19
11:19
27
11:46
11:46
47
12:33
12:34
15
12:49
ゴール地点
天候 【10/25】
秋晴れ
【10/26】
朝のうち白山山頂は霧、午後には霧が晴れて秋晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車2台で白山に向かい、1台は下山口の檜倉登山口にデポ
もう1台で別当出合へ行きました
公共交通機関の少ない白山で、登山口/下山口が離れる場合は車2台作戦が有効です
コース状況/
危険箇所等
【砂防新道】
砂防新道は以前にもまして階段状に整備が進んでました
毎年の整備、補修ご苦労様です

【加賀禅定道】
それと対照的に加賀禅定道は歩く人も少ないと見えて道幅も狭く、一部ぬかるんでる所もあったりしてよく滑りました
基本尾根通しの登山道なのでアップダウンがきついです

【甚ノ助避難小屋】
2010年新築の木の香り漂う素晴らしい避難小屋、以前の小屋(甚ノ助ヒュッテ)はお化け屋敷のようでとても泊まれたものではありませんでしたが、現在の小屋はLED照明もついていてGOOD JOB!!石川県民としては県税で建てられた小屋なので積極的に利用したいですね

【水場】
10/15で水場が閉められてます(甚ノ助、南竜、室堂)、中飯場から担ぎ上げましたが南竜分岐まで上がって黒凹岩方向にトラバースすれば水源の沢に出ます
そこで汲んだ方が楽チンです
尚、白山荘(室堂冬季小屋)に宿泊した方に聞いたところ、白山荘裏手の水場はまだ使えたそうです
その他周辺情報 【新中宮温泉センター】
きれいな気持のよいつるつるな泉質の温泉、370円とリーズナブル、日曜の午後でしたが空いててよかったです
別当出合手前から別山方向
いい天気でテンションもあがる
2014年10月25日 13:48撮影 by  NEX-6, SONY
1
10/25 13:48
別当出合手前から別山方向
いい天気でテンションもあがる
もう紅葉はピークアウトしたが久しぶりの白山楽しみだ
2014年10月25日 13:50撮影 by  NEX-6, SONY
2
10/25 13:50
もう紅葉はピークアウトしたが久しぶりの白山楽しみだ
実は泊りがけの白山は初めて
しかも避難小屋泊なのだ
2014年10月25日 13:51撮影 by  NEX-6, SONY
10/25 13:51
実は泊りがけの白山は初めて
しかも避難小屋泊なのだ
中飯場をあたりから不動滝が見える
なかなかの絶景
2014年10月25日 14:35撮影 by  NEX-6, SONY
10/25 14:35
中飯場をあたりから不動滝が見える
なかなかの絶景
別当覗
すっかり落葉してスッキリ眺められる
2014年10月25日 14:56撮影 by  NEX-6, SONY
10/25 14:56
別当覗
すっかり落葉してスッキリ眺められる
別山、御舎利山、油坂の頭と稜線が続く
あそこから歩いてくるのもGOOD
2014年10月25日 15:08撮影 by  NEX-6, SONY
2
10/25 15:08
別山、御舎利山、油坂の頭と稜線が続く
あそこから歩いてくるのもGOOD
正面に甚之助谷の崩壊地
工事現場ではありません
2014年10月25日 15:10撮影 by  NEX-6, SONY
10/25 15:10
正面に甚之助谷の崩壊地
工事現場ではありません
1時間半くらいで今日のお宿、甚之助避難小屋に到着
中飯場から水4L担いできて疲れた〜
2014年10月25日 15:27撮影 by  NEX-6, SONY
1
10/25 15:27
1時間半くらいで今日のお宿、甚之助避難小屋に到着
中飯場から水4L担いできて疲れた〜
看板も架けかわってリニューアル
中は快適そのものでした
2014年10月25日 15:27撮影 by  NEX-6, SONY
1
10/25 15:27
看板も架けかわってリニューアル
中は快適そのものでした
15時半すぎですがまだぼちぼち登山者が通過します
それも少なくなってきてちょっとさみしい
2014年10月25日 15:37撮影 by  NEX-6, SONY
10/25 15:37
15時半すぎですがまだぼちぼち登山者が通過します
それも少なくなってきてちょっとさみしい
甚之助からは白山本峰は見えない
代わりに見えるのは別山
2014年10月25日 15:55撮影 by  NEX-6, SONY
1
10/25 15:55
甚之助からは白山本峰は見えない
代わりに見えるのは別山
だんだんと影が長くなってきた
もう通過する人もまばら、日の高いうちにメシにするか
2014年10月25日 15:56撮影 by  NEX-6, SONY
1
10/25 15:56
だんだんと影が長くなってきた
もう通過する人もまばら、日の高いうちにメシにするか
今日は豚生姜焼きがメイン
チタンフライパンでジュージュー焼く
2014年10月25日 16:39撮影 by  NEX-6, SONY
4
10/25 16:39
今日は豚生姜焼きがメイン
チタンフライパンでジュージュー焼く
それをメスティンで炊いた白メシにオン
豚生姜焼き丼の完成、ばかうまー
2014年10月25日 16:42撮影 by  NEX-6, SONY
6
10/25 16:42
それをメスティンで炊いた白メシにオン
豚生姜焼き丼の完成、ばかうまー
17時近くなって夕焼けが小屋を照らしはじめた
2014年10月25日 16:59撮影 by  NEX-6, SONY
1
10/25 16:59
17時近くなって夕焼けが小屋を照らしはじめた
別山も
2014年10月25日 16:59撮影 by  NEX-6, SONY
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10/25 16:59
別山も
観光新道の稜線も真っ赤
2014年10月25日 17:00撮影 by  NEX-6, SONY
10/25 17:00
観光新道の稜線も真っ赤
遠く日本海に夕日が沈む
2014年10月25日 17:00撮影 by  NEX-6, SONY
6
10/25 17:00
遠く日本海に夕日が沈む
翌朝3:00、シェラカップにお湯を沸かしてカップラーメンリフィルを食す
2014年10月26日 02:56撮影 by  NEX-6, SONY
4
10/26 2:56
翌朝3:00、シェラカップにお湯を沸かしてカップラーメンリフィルを食す
真っ暗な中、白山延命水を補給
2014年10月26日 04:31撮影 by  XF1, FUJIFILM
10/26 4:31
真っ暗な中、白山延命水を補給
10月26日、日の出は6時11分
ご来光の瞬間はいつみても心が洗われる
2014年10月26日 06:11撮影 by  NEX-6, SONY
5
10/26 6:11
10月26日、日の出は6時11分
ご来光の瞬間はいつみても心が洗われる
剣ヶ峰と大汝峰
ガスが少しとれてきた
2014年10月26日 06:22撮影 by  NEX-6, SONY
2
10/26 6:22
剣ヶ峰と大汝峰
ガスが少しとれてきた
御前ヶ峰も焼けてる
2014年10月26日 06:23撮影 by  NEX-6, SONY
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10/26 6:23
御前ヶ峰も焼けてる
剣ヶ峰は登山禁止ではないらしいですが登山道はありません
登るのは自己責任?
2014年10月26日 06:31撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 6:31
剣ヶ峰は登山禁止ではないらしいですが登山道はありません
登るのは自己責任?
雲海の向こうに北アルプスが見える
あっちはピーカンなのかな
2014年10月26日 06:32撮影 by  NEX-6, SONY
5
10/26 6:32
雲海の向こうに北アルプスが見える
あっちはピーカンなのかな
剣ヶ峰の直下にある紺屋ヶ池
2014年10月26日 06:40撮影 by  NEX-6, SONY
1
10/26 6:40
剣ヶ峰の直下にある紺屋ヶ池
岩間道と合流すると大汝峰に直登する
白山にはめずらしい岩場を登ると大汝の平たい山頂につく
2014年10月26日 07:09撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 7:09
岩間道と合流すると大汝峰に直登する
白山にはめずらしい岩場を登ると大汝の平たい山頂につく
山頂標柱が3本も
どれか1本でもよさそうな気もするが
2014年10月26日 07:10撮影 by  NEX-6, SONY
2
10/26 7:10
山頂標柱が3本も
どれか1本でもよさそうな気もするが
剣ヶ峰と御前ヶ峰の雲が少しとれてきた
2014年10月26日 07:10撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 7:10
剣ヶ峰と御前ヶ峰の雲が少しとれてきた
緊急避難用の大汝小屋
いざという時の逃げ込み場所
2014年10月26日 07:15撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 7:15
緊急避難用の大汝小屋
いざという時の逃げ込み場所
こっちは富山方向ですがスッキリ晴れてます
2014年10月26日 07:16撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 7:16
こっちは富山方向ですがスッキリ晴れてます
これから向かう七倉山方面
初めて歩く加賀禅定道が楽しみだ
2014年10月26日 07:21撮影 by  NEX-6, SONY
1
10/26 7:21
これから向かう七倉山方面
初めて歩く加賀禅定道が楽しみだ
七倉山の山頂は通りません
道は右側を巻いて進みます
2014年10月26日 07:22撮影 by  NEX-6, SONY
2
10/26 7:22
七倉山の山頂は通りません
道は右側を巻いて進みます
七倉山から地獄谷へ切れ落ちている尾根
大規模工事現場
2014年10月26日 07:22撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 7:22
七倉山から地獄谷へ切れ落ちている尾根
大規模工事現場
地獄谷を挟んで地獄尾根
下から二つ目のピークは火の御子峰、すごい名前
2014年10月26日 07:34撮影 by  NEX-6, SONY
2
10/26 7:34
地獄谷を挟んで地獄尾根
下から二つ目のピークは火の御子峰、すごい名前
大汝峰から少し降ると地獄谷を覗き見れる
2014年10月26日 07:35撮影 by  NEX-6, SONY
1
10/26 7:35
大汝峰から少し降ると地獄谷を覗き見れる
大汝と七倉山の鞍部にあるのがお手水鉢
2014年10月26日 07:42撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 7:42
大汝と七倉山の鞍部にあるのがお手水鉢
お手水鉢の上から四塚山
この辺は夏になるとハクサンイチゲのフラワーロードになる
2014年10月26日 07:43撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 7:43
お手水鉢の上から四塚山
この辺は夏になるとハクサンイチゲのフラワーロードになる
御前ヶ峰からご一緒した長野の男性と七倉の辻でお別れ
その方は釈迦新道から市ノ瀬へ下山されました
2014年10月26日 07:55撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 7:55
御前ヶ峰からご一緒した長野の男性と七倉の辻でお別れ
その方は釈迦新道から市ノ瀬へ下山されました
さて七倉の辻からはまた独り
四塚山へ向けて進みます
2014年10月26日 08:00撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 8:00
さて七倉の辻からはまた独り
四塚山へ向けて進みます
四塚山の由来となった四つの塚(ケルン)
猫が4匹閉じ込められてるとか
2014年10月26日 08:05撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 8:05
四塚山の由来となった四つの塚(ケルン)
猫が4匹閉じ込められてるとか
かめわり坂の途中にある甕を割ったような石積み
2014年10月26日 08:40撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 8:40
かめわり坂の途中にある甕を割ったような石積み
油が池に到着
水飲み場まで5分とありますが涸れていることもあるので要注意
急傾斜の谷を降りていきます
2014年10月26日 08:53撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 8:53
油が池に到着
水飲み場まで5分とありますが涸れていることもあるので要注意
急傾斜の谷を降りていきます
油が池は休憩するのに適地
2014年10月26日 08:53撮影 by  NEX-6, SONY
2
10/26 8:53
油が池は休憩するのに適地
油が池の水場から見えるのは白山釈迦岳か
2014年10月26日 09:00撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 9:00
油が池の水場から見えるのは白山釈迦岳か
油が池を過ぎると前方に名もない小ピーク
その向こうは天池から美女坂の頭へ続く尾添尾根
たおやかで歩きやすい
2014年10月26日 09:05撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 9:05
油が池を過ぎると前方に名もない小ピーク
その向こうは天池から美女坂の頭へ続く尾添尾根
たおやかで歩きやすい
溶岩台地の清浄ヶ原
岩間道はあの台地の向こうの尾根か
来年あたりチャレンジしてみるか
2014年10月26日 09:08撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 9:08
溶岩台地の清浄ヶ原
岩間道はあの台地の向こうの尾根か
来年あたりチャレンジしてみるか
清浄ヶ原の真ん中を割っているのは滝川
これが百四丈の滝となって流れ落ちる
2014年10月26日 09:26撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 9:26
清浄ヶ原の真ん中を割っているのは滝川
これが百四丈の滝となって流れ落ちる
下の黒い部分が百四丈の滝の落ち口
はるか遠くに大笠山と笈ヶ岳
2014年10月26日 09:30撮影 by  NEX-6, SONY
1
10/26 9:30
下の黒い部分が百四丈の滝の落ち口
はるか遠くに大笠山と笈ヶ岳
天池に到着
4年前は一里野からここまで登ってきた
やっと線がつながった
2014年10月26日 09:34撮影 by  NEX-6, SONY
3
10/26 9:34
天池に到着
4年前は一里野からここまで登ってきた
やっと線がつながった
天池にある室堂後の石積み
江戸時代までは宿泊施設があったというから驚き
2014年10月26日 09:46撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 9:46
天池にある室堂後の石積み
江戸時代までは宿泊施設があったというから驚き
富山方面、だいぶ雲が出てきましたがまだ青空
2014年10月26日 09:51撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 9:51
富山方面、だいぶ雲が出てきましたがまだ青空
天池から美女坂の頭にかけては池塘が点在するきれいなところ
2014年10月26日 09:59撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 9:59
天池から美女坂の頭にかけては池塘が点在するきれいなところ
大汝からだいぶ降ってきた
それにしてもここまで誰にも会っていない
なんと静かな登山道
2014年10月26日 09:59撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 9:59
大汝からだいぶ降ってきた
それにしてもここまで誰にも会っていない
なんと静かな登山道
大汝もスッキリ雲がとれました
2014年10月26日 10:02撮影 by  NEX-6, SONY
2
10/26 10:02
大汝もスッキリ雲がとれました
百四丈の滝の展望台
登山道から30m脇に入ったところ
2014年10月26日 10:05撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 10:05
百四丈の滝の展望台
登山道から30m脇に入ったところ
清浄ヶ原から一気に台地が落ち込んでます
2014年10月26日 10:07撮影 by  NEX-6, SONY
1
10/26 10:07
清浄ヶ原から一気に台地が落ち込んでます
落差90m
ごうごうと落ちる水音がすごい
2014年10月26日 10:08撮影 by  NEX-6, SONY
5
10/26 10:08
落差90m
ごうごうと落ちる水音がすごい
美女坂の頭
ここから道は尾根を急降下します
2014年10月26日 10:22撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 10:22
美女坂の頭
ここから道は尾根を急降下します
なんだかよくわからないですが、美女坂の頭からコルまで150mほど一気に降ります
2014年10月26日 10:27撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 10:27
なんだかよくわからないですが、美女坂の頭からコルまで150mほど一気に降ります
降りきるとしばらくで奥長倉避難小屋
ここに水場があれば利用価値高まるんですけどね
2014年10月26日 10:48撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 10:48
降りきるとしばらくで奥長倉避難小屋
ここに水場があれば利用価値高まるんですけどね
女人禁制を破って登ろうとした老婆と美女二人が神からしかられたという「しかり場」
そのまんまのネーミング
2014年10月26日 11:50撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 11:50
女人禁制を破って登ろうとした老婆と美女二人が神からしかられたという「しかり場」
そのまんまのネーミング
落ち葉の敷き詰められた気持ちのいい登山道
2014年10月26日 12:06撮影 by  NEX-6, SONY
2
10/26 12:06
落ち葉の敷き詰められた気持ちのいい登山道
いろんな色が入り混じる秋の登山道
2014年10月26日 12:09撮影 by  NEX-6, SONY
2
10/26 12:09
いろんな色が入り混じる秋の登山道
ブナの原生林も真っ黄色
2014年10月26日 12:18撮影 by  NEX-6, SONY
4
10/26 12:18
ブナの原生林も真っ黄色
今回は避難小屋でテント分だけ軽かったはずなのだが水を4L担いだので重量的には重くなった(汗
2014年10月26日 12:25撮影 by  NEX-6, SONY
2
10/26 12:25
今回は避難小屋でテント分だけ軽かったはずなのだが水を4L担いだので重量的には重くなった(汗
秋色のパレット
2014年10月26日 12:41撮影 by  NEX-6, SONY
2
10/26 12:41
秋色のパレット
檜倉の標識が見えればすぐ登山道入り口
2014年10月26日 12:48撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 12:48
檜倉の標識が見えればすぐ登山道入り口
登山口到着、甚之助から9時間、お疲れさんでしたー
2014年10月26日 12:50撮影 by  NEX-6, SONY
1
10/26 12:50
登山口到着、甚之助から9時間、お疲れさんでしたー
新中宮温泉で汗を流す
370円とはなんとリーズナブル
2014年10月26日 13:16撮影 by  NEX-6, SONY
10/26 13:16
新中宮温泉で汗を流す
370円とはなんとリーズナブル

感想

霊峰白山、山も小屋閉めとなって静かな山歩きが楽しめる時期
地元の山のせいか泊りで登ったことがなかったのだが、今回初めての泊り山行
白山は各ルートに避難小屋が建てられているのでこれを利用すれば安全かつ快適に登れる

10月最後の土日も天気予報はALL FINE!
2日ともフルに使いたかったのだが土曜日は長野マラソンのエントリー日(長野マラソンは先着順なのでクリック合戦になる)
am10:00に無事エントリーを済ませ、お昼くらいからお山へGO

日没も早いので午後3時くらいには小屋についておきたい、とすれば甚ノ助か...
紅葉もピークアウトした別当出合、ぽかぽかと暖かい陽気の中汗を拭きながら甚ノ助避難小屋に到着
営業小屋の終了した後の避難小屋は混雑しているかと思ったが、意に反して宿泊は私ともうお一人のみ
日没前に外ベンチでいつものようにご飯を炊き、肉を焼きながらいただく
そうこうしてるうちに西の空が真っ赤な夕焼け、小屋も山も茜色に色づく
泊りの時しか拝むことのできない光景

快適すぎる小屋で熟睡し翌朝は3時起床、山頂でご来光を拝むため4時に出発
山頂到着時は強風+ガスで寒くて仕方がなかったが日の出時刻に合わせたかのように一瞬ガスがとれ、北アルプスまで遠望が利いた

2日目は加賀禅定道をつないで一里野へ下山
4年前に一里野から登り百四丈の滝をピストンしたことはあったがそこから先は未踏
今回は大汝峰の先の七倉の辻から百四丈の滝をつなぐ登山でもある
基本尾根通しの道なのでアップダウンが細かくあり地味にきつい

この加賀禅定道、古くは平安の頃から利用された登山道だが一時廃道となり、昭和61年に再開発された道
ロングコースで途中水場も少ない道だが、古道ゆえの伝説があって面白い

【四塚山】
昔、3匹の猫と猫に化けた娘が麓の村で悪事を働いたため、その4匹の猫を封じ込めた四つの塚(ケルン)が残る
【美女坂】
麓で酒屋を営んでいた老婆が登山者相手に酒を売ってもうけてやろうと考え、店の女二人と女人禁制の掟を破って白山へ登った
登山道途中で神の怒りに触れ、女二人は石にされてしまった、そこが美女坂で今も美女石が残る
【かめわり坂】
老婆はそれにもめげずさらに上を目指したが、酒を入れていた甕は割れ老婆は石にされてしまったという

標高が低くなるにつれ暑くなってきたころ、登山道は落ち葉のじゅうたんを敷き詰めたようなトレイルになる
このあたり山は獣の雰囲気がぷんぷん、いつどこから黒い物体が出てきてもおかしくない
落ち葉をカサカサとわざと大げさな足音をさせながら踏みしめ、三角点のある檜倉の小ピークを乗越えるとしばらくで登山口のある林道に飛び出した
賑やかな砂防新道とは対照的な加賀禅定道、静かな静かな白山を満喫できた山旅だった

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コメント

sakuraさん、こんばんは〜
う〜ん、一週間違い!これもニアミスでしょうか???惜しい!
でも一週間で雪もあっという間に溶けたんですねぇ
山頂は日当たりがよさそうだったのですぐとけるかなって思ったのですがお池あたりや大汝峰は雪が結構深かったのでしばらく残るかなぁと思ったらなんと見る影もないですね!

しょうが焼やメスティンのご飯、美味しそう
甚之助小屋前のベンチは本当に特等席ですね。
夕焼けに染まる景色が最高!

大汝峰から北側へ抜けたのですね。
山頂から見たあちらの景色も素晴らしかったのでうらやましいです。
美女坂にかめわり坂、女子に意地悪そうな伝説がちょっとイヤですが
いつか歩く時は石にされないように気をつけなくっちゃ
2014/10/27 19:19
Re: sakuraさん、こんばんは〜
kameさん hibaさん コメありがとうございます

ニアミスですねー、惜しい、甚ノ助でご一緒できてたら何と素敵な避難小屋ライフだったのにねぇ
kameさんのお肉もご相伴できたかも

甚ノ助のベンチは素晴らしいですね、沈みゆく夕日を眺めてたらジーンとしちゃいました

今度はどこかの避難小屋でもテント場でも一緒に飲んだり食べたりしたいですね
2014/10/27 23:20
このルート興味あり
このあいだ計画して頂いてた、一台デポのルートでした?

『百四丈の滝』残雪期に連れていって下さい。あの滝壺が見たくて…
2014/10/27 20:44
Re: このルート興味あり
HIさん どうも

そうそう、この間ひそかに計画してたルートですよ
春先の滝つぼですね、私も見たいです、行きましょう是非
残雪期のルート調べておきます
2014/10/27 23:22
ゲスト
百四丈の滝
sakuraさん、こんばんわ!
白山も雪が積もったかな?と思いましたがもうすっかり解けてしまったようですね。
白山を案内して頂いた時に休憩したきれいな葚ノ助避難小屋に宿泊…いいなあ〜。
ここでURUさんと寛いでお話した時のことを思い出しながらレコ拝見させてもらいました
日本海に沈む夕日も、雲海の上に顔を出す朝日もなんて素敵な太陽の色なんでしょう…うっとりと感動しました。
大汝峰からの百四丈の滝へ歩く加賀禅定道はロングコースですが静かで魅力的なルートですね。いつの日か、私もあの豪快に流れ落ちる百四丈の滝を見に行きたいなあと思いました。

車2台作戦に協力してくれるのは奥様ですかね?有難いですね(^-^)
お疲れ様でした。
2014/10/27 21:36
Re: 百四丈の滝
mipoさん こんばんわ

雪すっかり融けちゃいました、まだ根雪にはならないみたいですが今週の寒波でどうなることか

6月の白山楽しかったですね、あの休憩した避難小屋です(sanpoさんに電話した(笑)
宿泊は年中無休の無料です。ちゃんと着替えできるようにカーテンで仕切られるスペースもあるし、LED照明もついてるし、なにより暖かい!

車2台作戦はおっしゃる通り家内の協力を仰ぎました。今度穴埋めしておかないとですね

また是非お越しくださいね、今度は百四丈の滝にお連れしますよー
2014/10/27 23:28
憧れのコース
sakura0725さん、こんにちは
僕のレコに書き込みを頂きありがとうございました

まさに...このコース
僕の憧れのコースなんです
ただ...亀足なもので、二の足踏んでますが
何時かはチャレンジしてみます

コースタイム見て...やっぱり、sakura0725さんは健脚ですね
2014/10/28 10:33
Re: 憧れのコース
toshiさん こちらにもありがとうございます

2年前の荒島岳でお会いして以来ですよね、甚之助でわかっていればよかったんですけどねー
残念です

私も白山北部の登山道は初めてでした。砂防新道や観光新道とはまた違った良さがありました
白山って奥深い山ですね、もっと登らないともったいないと思いました

あ!避難小屋よかったですよ、テント泊ほど重くならないのがよかったです
ちょっとマイブームになりそうです
2014/10/28 11:06
七倉の辻までご一緒させて頂いた長野の者です
sakuraさん、こんにちは。
間違っていたら削除してください。

26日、御前峰から七倉の辻までご一緒させていただきました。その節はペースを併せて頂いた上、白山のアレコレを教えて頂いてありがとうございました。予期せぬ出合は旅の醍醐味。つかの間でしたが本当に楽しかったです。

なかなかご一緒できる機会は無いかもしれませんが、またどこかでお会いした際には宜しくお願いします。
2014/10/28 15:45
Re: 七倉の辻までご一緒させて頂いた長野の者です
umasouさん こんにちは

こちらこそ本当に楽しかったです。長野ネタで共通の話題もありましたしね
予期せぬ出会いは旅の醍醐味、ほんとその通りですね

またどこかの山でご一緒しましょう ヨロシクお願いします
2014/10/28 19:35
もしかして?
こんにちは。
もしかして、sakusakuさんとお知り合いですか??
2014/10/29 12:36
Re: もしかして?
umasouさん こんにちは

たまにヤマレコで日記やレコに拍手したりコメント差し上げたりしてます
長野の方はみなさんいい方ばかりですね
2014/10/29 15:27
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