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Yamareco

記録ID: 544573
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳/天女山から権現岳・赤岳(真教寺尾根下山)

2014年11月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:50
距離
16.0km
登り
1,930m
下り
1,988m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:15
休憩
1:33
合計
11:48
5:37
5:43
74
7:39
7:39
35
8:14
8:14
13
8:27
8:31
45
9:16
9:25
3
9:28
9:28
12
9:40
9:41
27
10:08
10:08
23
10:31
10:32
17
10:49
11:08
81
12:29
12:32
4
12:36
12:39
2
12:41
13:15
4
13:19
13:20
3
13:23
13:24
104
15:08
15:08
18
15:26
15:27
37
16:04
16:05
3
16:08
16:12
46
17:14
17:15
0
17:15
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
◆駐車場
天女山駐車場を利用。
◆タクシー
下山した美し森からは高根タクシー(0551-48-2211)に配車をお願いして天女山駐車場に帰着。迎車賃を含み2650円。
コース状況/
危険箇所等
◆道の状況
・天女山から権現岳
権現岳の手前に岩場はあるが特に危険箇所は無い。
・権現岳から赤岳
変化があって面白いルートではあるが、危険箇所も多い。
権現岳から降りる権現梯子は長く休む場所が無い。
キレットの登りはガレた岩場が標高で200m以上に渡って続く。
・真教寺尾根
上部は結構神経質な岩場が多い。2400m以下は樹林帯で問題は無いが、スキー場に入ってからの登山道は笹が密生していて露岩等判然とせず注意を要する。
そのため歩きやすい防火帯を行ったが突き当たりからは猛烈な笹原のラッセルになってしまった。
◆登山ポスト
天女山駐車場登山口から登山道を1-2分登った所に設置してある。
その他周辺情報 ◆温泉
甲斐大泉駅前のパノラマの湯を利用(820円)。HPからクーポンを印刷またはスマホで画面を見せるとフェイスタオルがプレゼントされる。
温泉営業時間:10:00-22:00(受付終了21:30)
食事処営業時間:11:00-21:00(LO20:30)
定休日:第2・4火曜日(祝祭日の場合は翌々日)
http://panoramanoyu.sakura.ne.jp/
天の河原から20分程歩いた好展望地。前三ツ頭、三ツ頭と続き、権現岳から旭岳が奥に見える。1750mではまだ紅葉の残っているカラマツもある。
2014年11月08日 05:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 5:57
天の河原から20分程歩いた好展望地。前三ツ頭、三ツ頭と続き、権現岳から旭岳が奥に見える。1750mではまだ紅葉の残っているカラマツもある。
夜明け前。富士が頭を雲から出している。
2014年11月08日 05:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 5:59
夜明け前。富士が頭を雲から出している。
日の出のちょっと前。雲が赤く染まる。
2014年11月08日 06:03撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 6:03
日の出のちょっと前。雲が赤く染まる。
前三ツ頭の急登前。なので結構好いペースで歩いて行く。
2014年11月08日 06:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 6:08
前三ツ頭の急登前。なので結構好いペースで歩いて行く。
北岳から甲斐駒もくっきりと見える。
2014年11月08日 06:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 6:09
北岳から甲斐駒もくっきりと見える。
赤岳も暁光に赤く染まる。残念ながら樹林が少し邪魔になる。
2014年11月08日 06:10撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 6:10
赤岳も暁光に赤く染まる。残念ながら樹林が少し邪魔になる。
日が出た。朝日が差す樹林の登山道。前三ツ頭の急登セクションに掛かり段々とそれなりのスピードに落ち着いて行く。
2014年11月08日 06:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 6:25
日が出た。朝日が差す樹林の登山道。前三ツ頭の急登セクションに掛かり段々とそれなりのスピードに落ち着いて行く。
2000mを超えるとかカラマツには葉が残っていない。
2014年11月08日 06:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 6:40
2000mを超えるとかカラマツには葉が残っていない。
冬靴が重い。
2014年11月08日 06:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 6:49
冬靴が重い。
前三ツ頭が近くなって来た。
2014年11月08日 07:04撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 7:04
前三ツ頭が近くなって来た。
仙丈ヶ岳も望める高さになった。
2014年11月08日 07:05撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 7:05
仙丈ヶ岳も望める高さになった。
この尾根からはほぼずっと富士山と南アルプスが望むことができる。絶好の展望尾根だ。
2014年11月08日 07:05撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 7:05
この尾根からはほぼずっと富士山と南アルプスが望むことができる。絶好の展望尾根だ。
清里、野辺山方面は終日雲海の下だった。
2014年11月08日 07:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 7:11
清里、野辺山方面は終日雲海の下だった。
まだ花が残っていたマツムシソウ。
2014年11月08日 07:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 7:16
まだ花が残っていたマツムシソウ。
奥秩父の山並の形に沿って雲が造形されているようだ。
2014年11月08日 07:17撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 7:17
奥秩父の山並の形に沿って雲が造形されているようだ。
樹林帯の急登に喘ぐ。
2014年11月08日 07:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 7:24
樹林帯の急登に喘ぐ。
南アルプスを展望しながら登る。結構贅沢な気分だ。
2014年11月08日 07:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 7:26
南アルプスを展望しながら登る。結構贅沢な気分だ。
前三ツ頭に到着。一息つく。
2014年11月08日 07:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 7:40
前三ツ頭に到着。一息つく。
常に地図をチェック。
2014年11月08日 07:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 7:40
常に地図をチェック。
前三ツ頭まで来ると中央アルプスが望める。噴煙を上げる御嶽が目に飛び込んで来た。合掌。
2014年11月08日 07:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 7:41
前三ツ頭まで来ると中央アルプスが望める。噴煙を上げる御嶽が目に飛び込んで来た。合掌。
前三ツ頭には留まらずに三ツ頭を目指す。
2014年11月08日 07:46撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 7:46
前三ツ頭には留まらずに三ツ頭を目指す。
三ツ頭は更に展望が開ける。編笠、西岳。奥に中央アルプス、御嶽山、乗鞍。
2014年11月08日 08:17撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 8:17
三ツ頭は更に展望が開ける。編笠、西岳。奥に中央アルプス、御嶽山、乗鞍。
同じく三ツ頭から権現岳、阿弥陀岳、中岳、赤岳。
2014年11月08日 08:19撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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同じく三ツ頭から権現岳、阿弥陀岳、中岳、赤岳。
枯れ草も凍える季節になってきた。
2014年11月08日 08:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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枯れ草も凍える季節になってきた。
権現岳からギボシの展望。穂高はもう銀色の世界だ。
2014年11月08日 08:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 8:31
権現岳からギボシの展望。穂高はもう銀色の世界だ。
ハイマツの小径を権現へ。一旦下るのだが見た目程ではない。
2014年11月08日 08:32撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 8:32
ハイマツの小径を権現へ。一旦下るのだが見た目程ではない。
ハイマツの匂いは余り好きではないが。
2014年11月08日 08:32撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 8:32
ハイマツの匂いは余り好きではないが。
ここまで来るとツルネ東稜も明確に解るようになる。
2014年11月08日 08:33撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 8:33
ここまで来るとツルネ東稜も明確に解るようになる。
まだまだ高く聳えている権現。でも登り返しは見た目よりはつらくはない。
2014年11月08日 08:37撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 8:37
まだまだ高く聳えている権現。でも登り返しは見た目よりはつらくはない。
下界は雲の下だろうけどここからは突き抜けるような青空。権現岳も間近だ。
2014年11月08日 08:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 8:47
下界は雲の下だろうけどここからは突き抜けるような青空。権現岳も間近だ。
権現岳山頂に到着。
2014年11月08日 09:19撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
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権現岳山頂に到着。
伝説の勇者には、なれません。
2014年11月08日 09:20撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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伝説の勇者には、なれません。
T女史も万歳。
2014年11月08日 09:22撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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T女史も万歳。
ちなみに立つとこんな姿になるみたい。富士と共に絶景かな。
2014年11月08日 09:28撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 9:28
ちなみに立つとこんな姿になるみたい。富士と共に絶景かな。
パノラマ撮影中。
2014年11月08日 09:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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パノラマ撮影中。
大同心、小同心も望めるようになった。でも見えるのはここだけだった。
2014年11月08日 09:34撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 9:34
大同心、小同心も望めるようになった。でも見えるのはここだけだった。
権現岳からのパノラマ。
2014年11月08日 09:34撮影
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権現岳からのパノラマ。
権現岳から北上する。
2014年11月08日 09:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 9:41
権現岳から北上する。
南八ヶ岳の諸峰の絶景。
2014年11月08日 09:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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南八ヶ岳の諸峰の絶景。
権現梯子までは展望の好いハイマツの小径を行く。
2014年11月08日 09:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 9:42
権現梯子までは展望の好いハイマツの小径を行く。
権現岳下りの長〜い梯子。
2014年11月08日 09:46撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
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11/8 9:46
権現岳下りの長〜い梯子。
権現梯子を下る。実に長い。
2014年11月08日 09:48撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 9:48
権現梯子を下る。実に長い。
ガスが湧いて来た。
2014年11月08日 09:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 9:51
ガスが湧いて来た。
旭岳を眼前に望む。
2014年11月08日 09:53撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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旭岳を眼前に望む。
旭岳への岩壁を攀じる。これも一般ルートのうち。
2014年11月08日 09:55撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 9:55
旭岳への岩壁を攀じる。これも一般ルートのうち。
旭岳のピークは踏まずルートはトラバースして行く。
2014年11月08日 10:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 10:01
旭岳のピークは踏まずルートはトラバースして行く。
旭岳の下り。これも結構な下りだ。
2014年11月08日 10:05撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 10:05
旭岳の下り。これも結構な下りだ。
旭岳を下る途中からの赤岳の威風堂々たる姿。
2014年11月08日 10:06撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 10:06
旭岳を下る途中からの赤岳の威風堂々たる姿。
ツルネの手前の丘に光る道標がある。
2014年11月08日 10:18撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 10:18
ツルネの手前の丘に光る道標がある。
これは何かといぶかる13Kさん。
2014年11月08日 10:20撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 10:20
これは何かといぶかる13Kさん。
1958年の建立から56年経ってもステンレス鋼製の道標は輝きを失っていない。
2014年11月08日 10:20撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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1958年の建立から56年経ってもステンレス鋼製の道標は輝きを失っていない。
背景は阿弥陀岳。
2014年11月08日 10:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 10:26
背景は阿弥陀岳。
羽根をハイキングポールで叩くとキーンと鋭い音を返した。あと50年は無事だろう。
2014年11月08日 10:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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羽根をハイキングポールで叩くとキーンと鋭い音を返した。あと50年は無事だろう。
ツルネ南峰を目指す。この辺りは打って変わって童話的な風景だ。
2014年11月08日 10:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 10:29
ツルネ南峰を目指す。この辺りは打って変わって童話的な風景だ。
ツルネ東稜経由で達する出合小屋を示す道標がある。
2014年11月08日 10:32撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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ツルネ東稜経由で達する出合小屋を示す道標がある。
東斜面側で強烈なガスの沸き出し
2014年11月08日 10:33撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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東斜面側で強烈なガスの沸き出し
ツルネ北峰にはケルンがある。
2014年11月08日 10:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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ツルネ北峰にはケルンがある。
奥秩父連山が姿を現した。
2014年11月08日 10:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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奥秩父連山が姿を現した。
ツルネ北峰からの赤岳の眺望。ここからはもう大同心、小同心は見えない。その代わりに天狗尾根の存在感が強い。
2014年11月08日 10:37撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 10:37
ツルネ北峰からの赤岳の眺望。ここからはもう大同心、小同心は見えない。その代わりに天狗尾根の存在感が強い。
キレット小屋ももうすぐそこだ。この手前で稜線ルートからキレット小屋への分岐がある。
2014年11月08日 10:45撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 10:45
キレット小屋ももうすぐそこだ。この手前で稜線ルートからキレット小屋への分岐がある。
地獄谷。
2014年11月08日 10:48撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 10:48
地獄谷。
キレット小屋と天狗尾根。もう休業しているがトイレは使用可能。
2014年11月08日 10:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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キレット小屋と天狗尾根。もう休業しているがトイレは使用可能。
随分と赤岳の眺めが違うとAki-CLさん。
2014年11月08日 11:20撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 11:20
随分と赤岳の眺めが違うとAki-CLさん。
岩屑だらけのキレットの登り。
2014年11月08日 11:34撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
11/8 11:34
岩屑だらけのキレットの登り。
赤岳登り。
2014年11月08日 11:37撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
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赤岳登り。
2014年11月08日 11:38撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
11/8 11:38
おそらく天狗尾根をやってきたパーティ、下降路はツルネ東稜か?
2014年11月08日 11:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 11:42
おそらく天狗尾根をやってきたパーティ、下降路はツルネ東稜か?
20分もこんな所を登っている。
2014年11月08日 11:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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20分もこんな所を登っている。
一般ルートとしては結構高度感のあるトラバース。
2014年11月08日 12:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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一般ルートとしては結構高度感のあるトラバース。
天狗岩。
2014年11月08日 12:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 12:02
天狗岩。
西側に目を転ずれば空は蒼い。
2014年11月08日 12:04撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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西側に目を転ずれば空は蒼い。
北側斜面には雪が残る。
2014年11月08日 12:10撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 12:10
北側斜面には雪が残る。
竜頭峰から。赤岳山頂ももう指呼の間だ。
2014年11月08日 12:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 12:38
竜頭峰から。赤岳山頂ももう指呼の間だ。
まるで飛行機に乗っているような雲の眺めだ。
2014年11月08日 12:48撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3
11/8 12:48
まるで飛行機に乗っているような雲の眺めだ。
記念写真その1。
2014年11月08日 13:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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記念写真その1。
記念写真その2。
2014年11月08日 13:03撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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記念写真その2。
赤岳神社。
2014年11月08日 13:04撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
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赤岳神社。
噴煙が上がる御嶽が背景にある。合わせて合掌。
2014年11月08日 13:06撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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噴煙が上がる御嶽が背景にある。合わせて合掌。
竜頭峰分岐から真教寺尾根分岐を目指す。
2014年11月08日 13:17撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/8 13:17
竜頭峰分岐から真教寺尾根分岐を目指す。
真教寺尾根分岐。
2014年11月08日 13:22撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 13:22
真教寺尾根分岐。
一般ルートとは言え真教寺尾根の上部は結構難度が高い。冬はどうなるのだろう?
2014年11月08日 13:37撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
2
11/8 13:37
一般ルートとは言え真教寺尾根の上部は結構難度が高い。冬はどうなるのだろう?
霧の中の真教寺尾根。
2014年11月08日 13:52撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
11/8 13:52
霧の中の真教寺尾根。
2300m近くでコメツガの樹林帯に入った。苔も多くとても好い匂いがする素敵な森。
2014年11月08日 14:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 14:47
2300m近くでコメツガの樹林帯に入った。苔も多くとても好い匂いがする素敵な森。
苔類も多い。
2014年11月08日 14:48撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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苔類も多い。
霧の湿気で潤うコメツガ。
2014年11月08日 14:55撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 14:55
霧の湿気で潤うコメツガ。
扇山の道標だがこれは惨すぎではないか?
2014年11月08日 15:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 15:07
扇山の道標だがこれは惨すぎではないか?
牛首山の道標。扇山よりはましだが。
2014年11月08日 15:18撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/8 15:18
牛首山の道標。扇山よりはましだが。
賽の河原。晴れていれば好展望地らしい。
2014年11月08日 16:05撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
11/8 16:05
賽の河原。晴れていれば好展望地らしい。
清里スキー場。
2014年11月08日 16:09撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
2
11/8 16:09
清里スキー場。
スキー場の展望ヒュッテ。願いが叶う木の鐘。
2014年11月08日 16:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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スキー場の展望ヒュッテ。願いが叶う木の鐘。
スキーリフト施設がそこにあるが、リフト運行はなし。実に残念。
2014年11月08日 16:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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スキーリフト施設がそこにあるが、リフト運行はなし。実に残念。
スキー場に沿った登山道は笹に覆われている。所々に掘れている所があったり、大岩が隠れていたりまるで地雷原。13Kさんはここで大岩に足を打って負傷。
2014年11月08日 16:22撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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スキー場に沿った登山道は笹に覆われている。所々に掘れている所があったり、大岩が隠れていたりまるで地雷原。13Kさんはここで大岩に足を打って負傷。
防火帯だろうか?歩きやすいのでここを下りて行ったら行き詰まった。
2014年11月08日 16:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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防火帯だろうか?歩きやすいのでここを下りて行ったら行き詰まった。
仕方なくこれも旧道のようだが笹に覆われた道を突っ切る。
2014年11月08日 16:45撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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仕方なくこれも旧道のようだが笹に覆われた道を突っ切る。
捨てられている道だ。
2014年11月08日 16:46撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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捨てられている道だ。
漸く歩道に出た。でも美し森駐車場はまだ遠かった。
2014年11月08日 16:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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漸く歩道に出た。でも美し森駐車場はまだ遠かった。
パノラマの湯「富士山カレー」山形盛りのご飯+カレー+エビフライ+鳥から揚げ
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パノラマの湯「富士山カレー」山形盛りのご飯+カレー+エビフライ+鳥から揚げ
パノラマの湯でもらったフェイスタオル
http://panoramanoyu.sakura.ne.jp/
2014年11月15日 09:42撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
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11/15 9:42
パノラマの湯でもらったフェイスタオル
http://panoramanoyu.sakura.ne.jp/

感想

次の山行の企画はよろしく、と振られ天女山から権現岳・赤岳縦走ルートを提案したらあっさりと了承された。展望も好く変化も多くて実に楽しいルートだと思うが、出逢った人も少なく秋の日に静かで充実した山行を過ごせた。

僕的には旭岳とツルネの間にある筈の父が建立した遭難碑の現況を知りたいと言うのが隠れた目的だったが、無事目的を達することが出来た。父が56年前に立てたステンレス鋼製の道標は今も同様の輝きを示していた。

湘南を朝2時位に出発し5時頃に天女山到着を見積もっていたが圏央道を使うと4:16には着いてしまった。未だ夜明けまでかなり時間があるので30分程車中で休息し、それからのんびりと準備をして5:27に出発した。気温は7℃と平年よりも高い。天女山から前三ツ頭は登り一辺倒だが前半はカラマツ林の緩斜帯で、結構良いペースで登って行った。甲府辺りまでは曇り空だったが、月齢15の月が明るい。日の出の10分前にその月も三ツ頭の尾根に沈んで行ったがおかげでヘッドランプが必要だったのは30分程だった。カラマツ林は未だ黄金色の葉が残っているところは残念ながら真っ暗なうちに通過してしまったが、標高が上がって来ると徐々に展望も開けて黄金色の裾野が望まれる。左手に南アルプス、振り返ると富士山が遮るもの無く望まれる。八ヶ岳を境界に東側の街は雲海に沈んでいて、富士山は歌にある姿のように頭を雲の上に出している。右手には赤岳が樹林に見え隠れしているが、モルゲンロートに染まって行った。

日の出と同時に前三ツ頭への登山道も急登になり、途端にペースが落ちる。Aki-CLさんと13Kさんは冬靴、T女史と僕はトレランシューズで登山靴とアイゼンをザックに持ってと言う出で立ちだが、久し振りの冬靴やら装備が重く感じたのだろう。でも一歩一歩登って行くとやがて南アルプスも鋸岳越しに仙丈ヶ岳も見えるようになった。奥秩父は雲海に沈んでいるが、沈んでいると言うよりは山々に雲が纏わり付いて盛り上がった形になっている。前半の貯金が効いて天女山から2時間10分で前三ツ頭に出たが、これ以降はこの貯金を食いつぶして行き結局はコースタイムと同じになった。

前三ツ頭に出ると中央アルプスの展望がご褒美のようだ。中央アルプスの奥には御嶽山も望まれる。時折白い噴煙が立ち上っている。手前で休憩を取ったのでここでは立ち止まらずに三ツ頭を目指す。三ツ頭ではこれまで尾根に遮られていた編笠山、西岳の眺望が得られるが、もう青年小屋が眼下に見えるのには元気づけられる。更には乗鞍から穂高連峰も視野に入って来た。御嶽も積雪が見えるが、流石に穂高はそれ以上に白銀の世界になっている。権現岳が尖った頂きを突き出し、阿弥陀岳や赤岳の猛々しい姿も今日は見事に展望できる。三ツ頭から権現岳はハイマツの小径を進む。高く聳える権現岳の尖塔を眼前にして見るからにギャップが大きく感じるのだが、歩いて行くとそれ程の苦労も無く権現岳山頂に出る。ここからの眺めは360度、更に良い。しかし山頂に出ると突然に強い西風に煽られる。権現岳の頂上稜線は南北に伸びているが今回の山行ではこの北側と旭岳でだけ大同心、小同心が望まれた。

権現岳からは権現梯子を下るが、ここを初めて通ると言うAki-CLさんもその長さには驚いていた。僕は20年振りだが登るよりも下る方が心理的に微妙な感じがするし、休む所が無いのが苦しい。下りきってトラバースして行くと旭岳が目の前に現れ、それを攀って行くとまた急降下。旭岳の山頂直下からの赤岳の眺めが素晴らしかった。シンメトリックに天狗尾根と大同心、小同心が両肩に突き出している。如何にも八ヶ岳の主人と言う図柄だ。その手前にツルネのたおやかな丘が見える。そのツルネ南峰の手前の丘に僕の求めるものがあった。それが父が前年の大晦日に遭難死した友人のために1958年に建立した道標を兼ねた遭難碑だ。20年前に父とここを訪れたがその時と変わらない姿で立っていた。

ツルネ辺りは赤岳から権現岳の間で異色の風景だ。牧歌的と言うかアルプ的と言うかそのような景色が広がっている。蒼い空に緑のハイマツが映える。ツルネまで来ると大同心、小同心は見えなくなるが赤岳が眼前にその名のように赤く聳え立つ。キレット小屋は既に営業期を終えているがそこで休憩を取りキレットを目指す。キレットは岩屑だらけの急斜面に道が付けられており、長い登りが続き、結構神経を費やす。今日は天女山からの登りで2人、権現岳山頂で1人しか出逢っていないが、権現岳からの稜線でもキレットを降りて来た単独行の登山者とキレットの上部で天狗尾根をやって来たと思われるクライマー2人にしか出逢わなかった。この稜線を独り占めとは贅沢なことだ。もっともキレットでは多くの登山者と遭遇はしたく無いもので、この空き具合は好適だった。

やがて天狗岩も眼下に従えるように高度を上げるとしっかりとした岩尾根になり息を付ける。いくつかの岩峰をへつって行くと竜頭峰で突然眼前に赤岳山頂が現れる。稜線の西側では強い風が当たり寒いが東側に廻ると無風と言う具合、なので山頂でも先ずは直下で休憩し、ヤッケを着込んで頂上に上がって全天の展望を楽しんだ。相変わらず東側は雲海が支配しているが奥秩父連山は姿を現している。後立山も白銀の世界だ。北を眺めれば雨飾から火打、妙高の連なる様子も見える。そして御嶽山からは噴煙が立ち上っていた。

帰路はツルネ東稜と考えていたが皆踏んだことが無いのでそこはもっと時間に余裕がある機会に廻すこととし、一般ルートである真教寺尾根を清里に下ることにした。尤もこのルートも13Kさんがずっと昔に辿ったことがあると言うところ。いざ降りてみると300m位は鎖場が続くので一般ルートとしてはここもかなり厳しい。樹林帯まで下りて傾斜が緩まると印象は正反対になる。コメツガの心地好い樹林が続く。余り歩く人もいないのだろうか、扇山や牛首山の道標は朽ちていた。賽の河原から数分行くともうスキー場のリフトがあった。Aki-CLさんは「リフトやってないんだ」とショックの言葉を漏らしていた。確かに。

ここからの登山道も今日の核心部の一つと言う状態だった。登山道の両側から笹が覆い被さり登山道の様子が掴めない上に、結構大きな岩がゴロゴロしている。13Kさんはその隠れた岩にすねを打ち付けて負傷。痛みはしばらくしたら収まったが下山後にパノラマの湯に入ったら血が溢れ出してしまった。やっぱり負傷にはアイシングで、傷が塞がる前の温泉はまずいんだねと反省。兎も角、歩き難いので横に防火帯だろうか切り払われた斜面が現れたら迷わずにそちら側を下って行ったが、やはり急がば回れだろうか、もう建屋が200m先にあると言う所で途絶えてしまって仕方なく右手に見える道標を目印に今度は笹原をラッセルさながらに突っ切って行った。しかしこの笹原の獣道も昔は遊歩道だったらしく、確かに遠目に見えたのは朽ちた道標だった。ここも木の根や大岩がゴロゴロした所だったが教訓を得ているので何とか無事に突破することができた。10分以上奮闘して現在の遊歩道に出ることができた。そこからは遊歩道を美し森展望台駐車場に降りて行った。何とかヘッドランプ無しで到着、高根タクシーに配車をお願いして天女山駐車場に帰着した。

結局コースタイム通りに1日をフルに使ってしまったが、冬に入る直前、秋深い八ヶ岳を満喫できた山行だった。

真教寺尾根下部、笹薮に隠れた岩に右足すねをぶつけて負傷。
下山後確認したところ、かなり出血していた。
絆創膏で保護してパノラマの湯に入浴したが、食事中に再度の出血に気付いた。
温泉で血流が良くなったのだろうが、着替えたズボンと靴下も汚してしまった。
なお、登山中に使用した毛ズボンと毛靴下の該当部分は穴が開いていたことから、
かなり鋭利な岩角に足をぶつけた様だ。
真教寺尾根を歩くときは、笹薮を避けてスキー場経由が良い。

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コメント

キレットでお会いしましたね
はじめまして、tadomasaさん。

キレットでお会いした単独行のものです。
下から人来ないで!と念じながらガレ場通過してホッとしたところでした。

皆さん大荷物に見えましたのでテント泊縦走なさるのかと思ってました。真教寺ルートで日帰りされたんですね。
最後スキー場に出たら北側のゲレンデ下ると20分くらいで車道にでられます(ズルですが)。
2014/11/10 8:47
Re: キレットでお会いしましたね
HIRAさん、初めまして。山行記録読ませて頂きました。アプローチ15分とは羨望の限りです。
スキー場の情報もどうも有り難うございました。やっぱりゲレンデ下りが吉でしたか。
好い山でしたね。
2014/11/10 9:31
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