記録ID: 5458888
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢
日程 | 2023年05月04日(木) [日帰り] |
---|---|
メンバー | , , その他メンバー1人 |
天候 | 晴 |
アクセス |
利用交通機関
渋沢駅から登山開始、藤野駅へ至る
電車
経路を調べる(Google Transit)
|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 13時間49分
- 休憩
- 2時間41分
- 合計
- 16時間30分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | コース全体で崩落個所は見られなかった。 塔ノ岳へ向かう道中(駒止茶屋-堀山の家間?)、獣臭さと目の光る動物を確認した。 鉢岡山の周辺は危険。以下の理由から初心者は避けるべき: ・全体的に落ち葉が降り積もっている ・登りの道はかなりの急峻かつほとんど整備されていない。迷う可能性も高い ・下りの道は狭く急である |
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その他周辺情報 | 西野々のセブンイレブンで昼食と水分を補給しました。トイレも利用したかったのですが非常に混んでいたため、近くにあった東海自然歩道の休憩所を利用しました。 京王高尾山温泉に寄って入浴しました。 |
過去天気図(気象庁) |
2023年05月の天気図 |
装備
個人装備 | 行動服(運動用Tシャツ タイツ 半ズボン 五本指ソックス カッパ 帽子) 着替え(下着 靴下 ズボン シャツ) 食料(おにぎりx3 ゼリー飲料 魚肉ソーセージ キャラメル お菓子) デジタル機器(スマホ モバイルバッテリー イヤホン) 他(ストック タオル ビニール袋 本) |
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共同装備 | ほぼ同上 |
備考 | ストック:本格登山では初めて利用した。上手く使うと脚に疲労を溜めずに登ることができ、驚きました。 スポドリの素(粉):不要だった。利用した給水スポット全てでスポドリを購入できたため。特に蛭ヶ岳山頂ではミネラルウォーターとスポドリが同じ値段だった |
写真
感想/記録
by picogi
※こちらは「ぐひと」さんと一緒に登った記録になります。そのため、行程は先日ぐひとさんがアップロードされたものと同じです。多重投稿になってしまい申し訳ありません。
■前日譚
仲間たちとGWの大型登山企画を立てていました。メンバーのホームである丹沢や高尾の周辺で面白いものがないかと調べていたところ、丹沢から高尾へ至るTTTなるコースを見つけました。経験のはるか上を行く無謀なコースでしたが、だからこそ強い魅力を感じ、挑戦してみることになりました。当初は高尾地域に入る前に宿泊する計画でした。しかしGWということでどこもかしこも宿が空いていません。では日帰りで、と思ってもコースタイムは決まっているので始発電車では間に合いません。いや待てよ…終電から登り始めればよいのでは?
本企画はおかしな発見と発想が積み重なって決行されました。
■当日
初のナイトハイク、初の40キロ超登山、初の北丹沢と初めてだらけの挑戦でした。
まず、渋沢駅に降り立ったものの、時刻は午前1時。当然バスはありません。ですので徒歩で大倉へ向かいました。意外と遠く、1時間かかりました。
見慣れた塔ノ岳はライトを向けないと真っ暗闇、ふと道の脇へ目を向ければ暗闇に野生の目が輝く。なかなかにスリリングな体験でした。特に獣臭に襲われた場所では命の危機を感じました。なにしろ10m程度離れた場所から動物が歩く音も聞こえるのですから…。しかし夜が明けると一転して絶景に囲まれました。山頂から見た富士の美しさは一生忘れないでしょう。
丹沢山、蛭ヶ岳へ至る道はいつも通りの絶景でした。
蛭ヶ岳を超え数百メール続く下り階段を終えると、知らない丹沢が広がっていました。新緑の森の中、比較的穏やかなアップダウンが続きます。調子が乗ってきて小走も挟みながら通り抜けました。
西野々ではコンビニへ寄り、おにぎりやアイスを買って昼食休憩しました。こちらのコンビニ、驚いたことに車が駐車場に入り切らないほどお客さんが来ていました。トイレには長蛇の列ができていたため、私たちは東海自然歩道の休憩所で用を足しました。
休憩後、伏馬田バス停を越えて伏馬田を目指すはずでした。が、ここで大幅に道を間違えてしまいました。昼食後特有の油断と眠気で認識力が下がっていたのだと思います。このタイミングで5キロと1時間を無駄にしてしまったことはかなりの痛手でした。
その後、正しいルートへ戻り、石砂山、篠原へ至りました。実はこのあたりで全員に疲労の色が出ており、またペースを考えても高尾山に至ることは現実的でないことがわかりました。そのため、今回は藤野駅までで終了することにしました。
目標を修正して改めて次の山、鉢岡山へ向かいました。この山では非常に精神力を削られました。地図を凝視していなければ発見できない登山口、45度に達するほどの急坂、伸び放題の植物、落ち葉に覆われた道、正直また行きたいとは思いませんね…
鉢岡山を下り終えた後、日蓮金剛山へ至る道は本登山の中で比較的優しいものでした。景信山から陣馬山までの道のりに似ていたと思います。
日蓮金剛山を下り終えると街に入ります。そして相模湖に架かる日蓮大橋を超えると、いよいよ目の前に高尾山地がそびえ立ちます。気持ちの高まりを感じましたが、すでに太陽は地平線まで45度を切っていました。気力こそあれ、体力と判断力が限界を超えていることにも気づいています。道中で決めた通り、今回は大人しく撤退することにしました。
■登山を終えて
まず、TTTを完遂できなかったことは非常に悔しいですね。今回の反省点は新しい要素を詰め込みすぎたことです。冷静になって、一つでも外すことができれば完歩できたかもしれません。ただし失敗した分、得られたものも多く成長できた登山でした。
■前日譚
仲間たちとGWの大型登山企画を立てていました。メンバーのホームである丹沢や高尾の周辺で面白いものがないかと調べていたところ、丹沢から高尾へ至るTTTなるコースを見つけました。経験のはるか上を行く無謀なコースでしたが、だからこそ強い魅力を感じ、挑戦してみることになりました。当初は高尾地域に入る前に宿泊する計画でした。しかしGWということでどこもかしこも宿が空いていません。では日帰りで、と思ってもコースタイムは決まっているので始発電車では間に合いません。いや待てよ…終電から登り始めればよいのでは?
本企画はおかしな発見と発想が積み重なって決行されました。
■当日
初のナイトハイク、初の40キロ超登山、初の北丹沢と初めてだらけの挑戦でした。
まず、渋沢駅に降り立ったものの、時刻は午前1時。当然バスはありません。ですので徒歩で大倉へ向かいました。意外と遠く、1時間かかりました。
見慣れた塔ノ岳はライトを向けないと真っ暗闇、ふと道の脇へ目を向ければ暗闇に野生の目が輝く。なかなかにスリリングな体験でした。特に獣臭に襲われた場所では命の危機を感じました。なにしろ10m程度離れた場所から動物が歩く音も聞こえるのですから…。しかし夜が明けると一転して絶景に囲まれました。山頂から見た富士の美しさは一生忘れないでしょう。
丹沢山、蛭ヶ岳へ至る道はいつも通りの絶景でした。
蛭ヶ岳を超え数百メール続く下り階段を終えると、知らない丹沢が広がっていました。新緑の森の中、比較的穏やかなアップダウンが続きます。調子が乗ってきて小走も挟みながら通り抜けました。
西野々ではコンビニへ寄り、おにぎりやアイスを買って昼食休憩しました。こちらのコンビニ、驚いたことに車が駐車場に入り切らないほどお客さんが来ていました。トイレには長蛇の列ができていたため、私たちは東海自然歩道の休憩所で用を足しました。
休憩後、伏馬田バス停を越えて伏馬田を目指すはずでした。が、ここで大幅に道を間違えてしまいました。昼食後特有の油断と眠気で認識力が下がっていたのだと思います。このタイミングで5キロと1時間を無駄にしてしまったことはかなりの痛手でした。
その後、正しいルートへ戻り、石砂山、篠原へ至りました。実はこのあたりで全員に疲労の色が出ており、またペースを考えても高尾山に至ることは現実的でないことがわかりました。そのため、今回は藤野駅までで終了することにしました。
目標を修正して改めて次の山、鉢岡山へ向かいました。この山では非常に精神力を削られました。地図を凝視していなければ発見できない登山口、45度に達するほどの急坂、伸び放題の植物、落ち葉に覆われた道、正直また行きたいとは思いませんね…
鉢岡山を下り終えた後、日蓮金剛山へ至る道は本登山の中で比較的優しいものでした。景信山から陣馬山までの道のりに似ていたと思います。
日蓮金剛山を下り終えると街に入ります。そして相模湖に架かる日蓮大橋を超えると、いよいよ目の前に高尾山地がそびえ立ちます。気持ちの高まりを感じましたが、すでに太陽は地平線まで45度を切っていました。気力こそあれ、体力と判断力が限界を超えていることにも気づいています。道中で決めた通り、今回は大人しく撤退することにしました。
■登山を終えて
まず、TTTを完遂できなかったことは非常に悔しいですね。今回の反省点は新しい要素を詰め込みすぎたことです。冷静になって、一つでも外すことができれば完歩できたかもしれません。ただし失敗した分、得られたものも多く成長できた登山でした。
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この記録に関連する登山ルート
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この記録で登った山/行った場所
- 丹沢山 (1567m)
- 塔ノ岳 (1491m)
- 焼山 (1059.6m)
- 蛭ヶ岳 (1672.7m)
- 花立山荘 (1300m)
- 堀山の家 (950m)
- 駒止茶屋 (905m)
- 見晴茶屋 (610m)
- みやま山荘 (1567m)
- 尊仏山荘 (1491m)
- 渋沢駅
- どんぐり山荘 (290m)
- 大倉山の家 (300m)
- 大倉高原山の家 (600m)
- 観音茶屋 (350m)
- 西野々バス停
- 黍殻山 (1272.8m)
- 鳥屋分岐 (1060m)
- 大平分岐 (1190m)
- 大平分岐下 水場 (1170m)
- 黍殻避難小屋 (1170m)
- 不動ノ峰 (1614m)
- 棚沢ノ頭 (1590m)
- 鬼ヶ岩ノ頭 (1608m)
- 蛭ヶ岳山荘 (1673m)
- 姫次 (1410m)
- 原小屋平 (1320m)
- 地蔵平 (1320m)
- 八丁坂ノ頭 (1343m)
- 日高 (1461m)
- 藤野駅 (219m)
- 伏馬田入口バス停
- 石砂山 (578m)
- 天神尾根分岐 (1128m)
- 金冷シ (1360m)
- 堀山 (943m)
- 雑事場ノ平 (600m)
- 花立ノ頭 (1370m)
- 平丸分岐
- 竜ヶ馬場 (1504m)
- 早戸川乗越 (1450m)
- 中ノ沢乗越 (1530m)
- 鬼ヶ岩 (1580m)
- 篠原バス停
- 鉢岡山 (460m)
- 日連金剛山 (410m)
- 峰 (423m)
- 新和田峠
- 大石神社
- 石砂山入口
- 石砂山西峰
- 伏馬田入口バス停分岐
- 小御岳 (1550m)
- ポッチノ頭 (1420m)
- 地蔵岳
- 八坂山 (420m)
- 箒杉沢ノ頭 (1550m)
- 不動ノ峰休憩所 (1570m)
- 杉峠(ミミザレ峠)
- 焼山登山口 (320m)
- 不動の水 (1381m)
- 地蔵平道標
- 東海自然歩道 最高標高地点 (1433m)
- 大倉バス停 (290m)
- 青根分岐
- 一本松 (765m)
- 竜ヶ馬場休憩所 (1483m)
- 渋沢駅南口
- 日連金剛山登山口
- 名倉入口バス停
- 展望台
- ファームスクエア 丹沢の森
- 手洗所
- 篠原の里駐車場
- 丹沢ベース
- 表丹沢
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