記録ID: 5550946
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾
日程 | 2023年05月27日(土) 〜 2023年05月28日(日) |
---|---|
メンバー | |
天候 | 曇り時々晴れ |
アクセス |
利用交通機関
軍畑園地駐車場を利用し、軍畑駅から奥多摩駅までは始発電車で移動
電車、
車・バイク
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 1日目
- 山行
- 8時間38分
- 休憩
- 1時間9分
- 合計
- 9時間47分
- 2日目
- 山行
- 7時間34分
- 休憩
- 1時間7分
- 合計
- 8時間41分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 特になし 石尾根の鷹ノ巣山あたりは虫(コバエとか)がとても多い! |
---|---|
その他周辺情報 | 瀬音の湯(割引900円)でサウナ |
過去天気図(気象庁) |
2023年05月の天気図 |
装備
個人装備 | MS CROW GTX(SALEWA) |
---|
写真
撮影機材:
感想/記録
by tomtan
大好きな山域である奥多摩山地。
日帰りで歩いてきた奥多摩山地ですが、多摩川より北部のエリアを一気に歩こうと奥多摩駅から石尾根を雲取山まで登り、芋ノ木ドッケから長沢背稜に載り、天目背稜で日向沢ノ峰まで下り、棒ノ折山、岩茸石山を経由して軍畑まで下山するルートを企画しました。
誰も呼んでませんが、勝手に「奥多摩馬蹄形縦走」と名付けました。これまで日帰りで歩いてきた、概ね7つの山行をまとめて歩く山行です。
軍畑園地の駐車場に車を停めて、始発の青梅線で軍畑駅から奥多摩駅に移動します。乗客のほとんどは登山客で、奥多摩駅に到着するとバス停に駆け足で向かう人もいました。
奥多摩駅から車道を歩いて登山口から石尾根に取り付きます。三ノ木戸山、狩倉山、水根山を越え、3時間30分かけて鷹ノ巣山までたどり着きました。
鷹ノ巣山でゆっくりしようと思っていたのですが、虫(コバエとか)がとてもひどく、休みもとれず、自分がウンチなんじゃないか、と思うくらい集まってきました。
鷹ノ巣山からは、日蔭名栗山、高丸山、千本ツツジを越え、1時間45分で七ツ石山に到着です。このあたりに来ると空は雲ってしまいましたが、展望がきいて遠くの山々まで望むことができました。
七ツ石山からは眺望を楽しみながら、雲取山頂上に向かいました。1時間20分ほどの空中散歩を楽しみ、雲取山からの展望を楽しむことができました。
雲取山の頂上で昼食用のお湯を沸かしながら休憩をして、雲取山荘まで下って昼食をとりました。
雲取山荘前には宿泊予定の登山者が多く集まっていました。テントもたくさん張られていて、人気の高さを実感しました。
雲取山頂上から芋ノ木ドッケまでは1週間前の日曜日に歩いたルートで、同じ週に同じルートを歩くことに面白味を感じました。
芋ノ木ドッケから長沢背稜に載り、この日の泊地である滝谷ノ峰を目指します。
トウゴクミツバツツジが咲き誇る稜線を急ぎ、長沢山、水松山を通過し、16時前に滝谷ノ峰手前のヘリポートに到着しました。
到着して、早々にテントを設営し、夕食をとり、テントの中で身体を休めました。
2日目は、朝4時に起床し、簡単な朝食をとったあと、テントを撤収しパッキングをして5時前に歩き出しました。
1日目と違って、この日は巻き道を積極的に使おうと思っていたので、酉谷山や天目山を除き、巻いて巻いて巻きまくりました。
天目山では、前日に食べ残していたクリームパンと温かいコーヒーをとり、雲取山から奥多摩駅までの長大な石尾根を眺めながら休憩をとりました。
蕎麦粒山からは日向沢ノ峰までのルードが一望できるのですが、目の前の板谷ノ峰の急登が目に入って目が離せません。スキーのジャンプ台じゃないかと思わせる、真っ直ぐで急な斜面が特徴的です。
板谷ノ峰からは小さなアップダウンを繰り返して日向沢ノ峰はすぐに到着します。
いやいよここから、初めてのルートに足を踏み入れます。
まず急激な下りにかかります。長沢山の手前まで高低差が300メートルもあるので、ここで一気に標高を下げます。
途中で高圧電線の鉄塔をくぐり、またまだ下っていくと、登り返しが出てきて、その登り返しに飽きてきた頃に長沢山に、到着しました。
そこからも、アップダウンを繰り返していき、槙ノ戸山を通過して、大きな山体を左に巻きながら登っていくと、人の声がたくさん聞こえてきて、棒ノ折山に到着しました。
さすが手軽で人気の山です。子供連れの登山者もいて、山頂は大騒ぎ(笑)でした。
そんな久しぶりの喧騒を見ながら昼食を食べ、最後の縦走に向けてスタミナ回復を試みます。
ここまでで、かなり疲労が溜まってきていました。
棒ノ折山を下り、権次入峠から右に入り、またここから未踏のルートに入ります。
この尾根道もアップダウンが激しく、数十メートルの上り下りが延々と続きます。疲れもありましたが、それ以上に小さなピークが飽きもせずに続々と現れる様は、地獄のようでした(笑)。
最後の極めつけは、岩茸石山への取り付きで、手前に小さなピークがあり、そこから名坂峠まで数十メートル下るところでした。
峠を眼下に見下ろした瞬間、心が折れかけました。棒が折れる前に心が折れそうになる山でした。
岩茸石山にも多くの登山者がいて、ちょうど昼時でもあったので、思い思い休憩されていて、休む場所もなかったので、早々に最後のピークの高水山を目指しました。
高水山までは一旦下るものの、登り返しはそれほどでもなく、すぐに到着しました。特に展望はないので、すぐに軍畑に向けて下っていきます。
樹林帯の下りから、沢沿いになり、渓谷美を楽しみながらの散策は、今回の山行の締めくくりにふさわしく、疲れた身体を元気にしてくれました。
砂防堤を過ぎると登山道は終わり、車道に出ます。
そこから車道を歩いて、軍畑園地駐車場まで戻りました。
7つの山行を一気に繋げて歩くこの山行で、記憶の上書きができました。
日帰りで歩いてきた奥多摩山地ですが、多摩川より北部のエリアを一気に歩こうと奥多摩駅から石尾根を雲取山まで登り、芋ノ木ドッケから長沢背稜に載り、天目背稜で日向沢ノ峰まで下り、棒ノ折山、岩茸石山を経由して軍畑まで下山するルートを企画しました。
誰も呼んでませんが、勝手に「奥多摩馬蹄形縦走」と名付けました。これまで日帰りで歩いてきた、概ね7つの山行をまとめて歩く山行です。
軍畑園地の駐車場に車を停めて、始発の青梅線で軍畑駅から奥多摩駅に移動します。乗客のほとんどは登山客で、奥多摩駅に到着するとバス停に駆け足で向かう人もいました。
奥多摩駅から車道を歩いて登山口から石尾根に取り付きます。三ノ木戸山、狩倉山、水根山を越え、3時間30分かけて鷹ノ巣山までたどり着きました。
鷹ノ巣山でゆっくりしようと思っていたのですが、虫(コバエとか)がとてもひどく、休みもとれず、自分がウンチなんじゃないか、と思うくらい集まってきました。
鷹ノ巣山からは、日蔭名栗山、高丸山、千本ツツジを越え、1時間45分で七ツ石山に到着です。このあたりに来ると空は雲ってしまいましたが、展望がきいて遠くの山々まで望むことができました。
七ツ石山からは眺望を楽しみながら、雲取山頂上に向かいました。1時間20分ほどの空中散歩を楽しみ、雲取山からの展望を楽しむことができました。
雲取山の頂上で昼食用のお湯を沸かしながら休憩をして、雲取山荘まで下って昼食をとりました。
雲取山荘前には宿泊予定の登山者が多く集まっていました。テントもたくさん張られていて、人気の高さを実感しました。
雲取山頂上から芋ノ木ドッケまでは1週間前の日曜日に歩いたルートで、同じ週に同じルートを歩くことに面白味を感じました。
芋ノ木ドッケから長沢背稜に載り、この日の泊地である滝谷ノ峰を目指します。
トウゴクミツバツツジが咲き誇る稜線を急ぎ、長沢山、水松山を通過し、16時前に滝谷ノ峰手前のヘリポートに到着しました。
到着して、早々にテントを設営し、夕食をとり、テントの中で身体を休めました。
2日目は、朝4時に起床し、簡単な朝食をとったあと、テントを撤収しパッキングをして5時前に歩き出しました。
1日目と違って、この日は巻き道を積極的に使おうと思っていたので、酉谷山や天目山を除き、巻いて巻いて巻きまくりました。
天目山では、前日に食べ残していたクリームパンと温かいコーヒーをとり、雲取山から奥多摩駅までの長大な石尾根を眺めながら休憩をとりました。
蕎麦粒山からは日向沢ノ峰までのルードが一望できるのですが、目の前の板谷ノ峰の急登が目に入って目が離せません。スキーのジャンプ台じゃないかと思わせる、真っ直ぐで急な斜面が特徴的です。
板谷ノ峰からは小さなアップダウンを繰り返して日向沢ノ峰はすぐに到着します。
いやいよここから、初めてのルートに足を踏み入れます。
まず急激な下りにかかります。長沢山の手前まで高低差が300メートルもあるので、ここで一気に標高を下げます。
途中で高圧電線の鉄塔をくぐり、またまだ下っていくと、登り返しが出てきて、その登り返しに飽きてきた頃に長沢山に、到着しました。
そこからも、アップダウンを繰り返していき、槙ノ戸山を通過して、大きな山体を左に巻きながら登っていくと、人の声がたくさん聞こえてきて、棒ノ折山に到着しました。
さすが手軽で人気の山です。子供連れの登山者もいて、山頂は大騒ぎ(笑)でした。
そんな久しぶりの喧騒を見ながら昼食を食べ、最後の縦走に向けてスタミナ回復を試みます。
ここまでで、かなり疲労が溜まってきていました。
棒ノ折山を下り、権次入峠から右に入り、またここから未踏のルートに入ります。
この尾根道もアップダウンが激しく、数十メートルの上り下りが延々と続きます。疲れもありましたが、それ以上に小さなピークが飽きもせずに続々と現れる様は、地獄のようでした(笑)。
最後の極めつけは、岩茸石山への取り付きで、手前に小さなピークがあり、そこから名坂峠まで数十メートル下るところでした。
峠を眼下に見下ろした瞬間、心が折れかけました。棒が折れる前に心が折れそうになる山でした。
岩茸石山にも多くの登山者がいて、ちょうど昼時でもあったので、思い思い休憩されていて、休む場所もなかったので、早々に最後のピークの高水山を目指しました。
高水山までは一旦下るものの、登り返しはそれほどでもなく、すぐに到着しました。特に展望はないので、すぐに軍畑に向けて下っていきます。
樹林帯の下りから、沢沿いになり、渓谷美を楽しみながらの散策は、今回の山行の締めくくりにふさわしく、疲れた身体を元気にしてくれました。
砂防堤を過ぎると登山道は終わり、車道に出ます。
そこから車道を歩いて、軍畑園地駐車場まで戻りました。
7つの山行を一気に繋げて歩くこの山行で、記憶の上書きができました。
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この記録に関連する本
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山/行った場所
- 雲取山 (2017.09m)
- 鷹ノ巣山 (1736.6m)
- 蕎麦粒山 (1472.8m)
- 岩茸石山 (793m)
- 酉谷山 (1718.3m)
- 七ツ石山 (1757.33m)
- 芋ノ木ドッケ (1946m)
- 六ツ石山 (1478.85m)
- 黒山 (842m)
- 棒ノ嶺 (969m)
- 権次入峠 (892m)
- ブナ坂 (1650m)
- 日向沢ノ峰 (1356m)
- 天目山 (1576m)
- 七跳山 (1651m)
- ハナド岩
- 長尾丸山 (958.4m)
- 長沢山 (1738m)
- 仙元峠 (1444m)
- 槙ノ尾山 (945m)
- 新秩父線50号鉄塔
- 雲取山荘 (1891m)
- 高水山 (759m)
- 酉谷山避難小屋 (1600m)
- 水松山 (1699.2m)
- 一杯水
- 奥多摩駅 (340m)
- 鷹ノ巣山避難小屋 (1560m)
- オハヤシの頭 (1343m)
- 軍畑駅 (245m)
- 高丸山 (1733m)
- 日蔭名栗山 (1725m)
- 棒坑尾根分岐
- 将門馬場 (1455m)
- 奥多摩小屋 (1750m)
- 三ノ木戸山 (1177m)
- 雲取山避難小屋 (2000m)
- 大ダワ (1700m)
- 狩倉山 (1452m)
- 小雲取山 (1937m)
- 日向谷ノ頭 (1702m)
- 坊主山 (1640m)
- 石尾根縦走路・倉戸山分岐 (1596m)
- 常福院 (714m)
- 高源寺 (304m)
- 水根山 (1620m)
- 名坂峠 (719m)
- 七ツ石小屋 (1597m)
- 滝谷の峰ヘリポート
- 滝谷の峰 (1710m)
- 桂谷ノ頭(石楠花ノ頭)
- コヤセドノ頭(犬落ノ頭) (1817m)
- 右谷ノクビレ(重松ヒラキ)
- 板小屋ノ頭(アララギ谷ノ峰)
- 行福のタオ
- 大栗山 (1591m)
- 酉谷峠 (1619m)
- 逆川ノ丸 (841m)
- クロモ山 (1040m)
- 石尾根縦走路・六ツ石山登山口 (605m)
- 興越山 (725m)
- 越路ノ杜 (870m)
- ヨモギノ頭 (1813m)
- 鷹ノ巣山の水場
- カラ沢ノ頭 (1490m)
- 鳥屋戸尾根分岐
- 50号鉄塔-落合下降点
- 十二天山 (1120m)
- 桂谷ノ峰 (1380m)
- ハンギョウノ頭 (1553m)
- 山なし山 (1087m)
- 石尾根城山 (1523m)
- 七ッ石小屋下分岐 (1503m)
- 七ッ石小屋上分岐 (1647m)
- 千本ツツジ (1702m)
- 峰谷分岐 (1663m)
- 軍畑園地駐車場 (197m)
- 青梅柚木苑地 (221m)
- 六ツ石山分岐 (1440m)
- 三ノ木戸林道分岐 (1150m)
- 棒杭ノ頭 (1449m)
- 農指山 (608.6m)
- 日向沢ノ峰・北の肩
- 七ツ石山の水場 (1618m)
- 雨沢山 (814m)
- 巳ノ戸ノ大クビレ (1550m)
- 七跳尾根分岐
- 絹笠山 (814m)
- 常福院トイレ
- 平溝橋
- 高水山登山口
- 高水山参道二合目
- 高水山参道三合目
- 高水山参道四合目
- 高水山参道六合目
- 高水山参道七合目
- 高水山参道八合目
- 高水山参道九合目
- 分岐(高水山・上成木・軍畑駅) (682.9m)
- 氷川大橋
- 軍端駅 (245m)
- 平溝橋 (245m)
- 分岐 (682.9m)
- 慶福寺
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