感動！ 感涙！ 繋がった！ 奥秩父主脈縦走路 雁坂峠〜将監峠〜飛龍山〜雲取山〜鴨沢

2014年12月27日(土) 〜 2014年12月30日(火)

• GPS: --:--
• 距離: 41.4km
• 登り: 2,812m
• 下り: 3,369m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:02
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:02

10:10 道の駅みとみ
11:52 11:52 沓切沢橋
13:45 13:45 井戸ノ沢出合
15:48 15:48 雁坂峠
16:12 雁坂小屋

2日目

• 山行: 9:21
• 休憩: 0:19
• 合計: 9:40

6:30 雁坂小屋
7:30 7:35 水晶山
8:15 8:20 古礼山
9:56 10:00 雁峠
10:25 10:25 雁坂分岐
10:58 10:58 笠取山西
11:16 11:16 笠取山
14:20 14:25 唐松尾山
15:36 15:36 山ノ神土
16:00 16:00 将監峠
16:10 将監小屋

3日目

• 山行: 9:45
• 休憩: 0:20
• 合計: 10:05

6:25 将監小屋
10:30 10:40 飛龍山
13:23 13:23 狼平
14:28 14:28 三条ダルミ
15:25 15:35 雲取山
16:18 16:18 小雲取山
16:30 奥多摩小屋

4日目

• 山行: 4:13
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:13

8:10 奥多摩小屋
8:48 8:48 ブナ坂
10:30 10:30 堂所
12:23 鴨沢バス停

天候

一日目
快晴
二日目
快晴
三日目
雪のち曇り、一時晴れ、夕方霰
四日目
晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

・中央本線　西八王子駅 6:58発　山梨市駅 8:24着
・山梨市市営バス　山梨市駅 9:12頃発　道の駅みとみ 10:09頃着
・西東京バス　鴨沢バス停 12:23頃発　奥多摩駅 12:59頃着
　※2014年12月30日（火）〜 2015年1月3日(土）は休日ダイヤ

コース状況／危険箇所等

雁坂峠〜将監峠〜飛龍山〜雲取山〜鴨沢

●道の駅みとみ〜雁坂峠登山道入り口〜雁坂峠〜雁坂小屋
道の駅みとみから道路を渡った辺りから凍結、積雪状態が始まります。
アイゼンの装着は早めにお勧めします。
沓切沢橋から本格的な登山道が始るのですが何回か渡渉します。
凍結箇所も多々あるので要注意！
人の足跡と同じくらいの大きさの獣道がありますので間違えないように注意。
井戸ノ沢から先の夏道、踏み跡がありませんでした。
急斜面を下ってきた人のトレースがあるかも知れませんが、おそらく誤っています。
赤リボンを目印に登った方が無難だと思います。
長〜く、キツ〜イ 九十九折が続きますので根気よく行きましょう！

●雁坂小屋〜水晶山〜古礼山〜雁峠〜笠取山〜唐松尾山〜将監小屋
雁峠までの道は特に問題ありません。
雁峠〜笠取山、急な斜面を一気に登ります。
凍結している箇所もあるので注意しましょう。
登りきっても山頂は少し先です。
笠取山〜唐松尾山
岩場が多いし高度差もかなりなものなので要注意！　手がかり足掛かりはシッカリと確保しましょう！
唐松尾山から北側へ踏み跡がありましたが、どこに行く道やら…？
唐松尾山〜将監小屋は特に問題なし。

●将監小屋〜飛龍山〜雲取山
前夜から降った雪のおかげでトレースは完全に消されてましたが、登山道は明瞭なので心配はありません。
飛龍山山頂からの東側へ下るルートも赤リボンが明確なので安全です。
三条ダルミ〜雲取山、明るい木の切れ間を抜ければ山頂かと思いきや、さらに、さらに、激しい登りが続きます。
ヘトヘトになりながらしばらく登ると山梨県の雲取山山頂に到着します。

●雲取山〜鴨沢
下りは徐々に雪が少なくなりますが、完全に雪がなくなってからアイゼンを外した方がいいでしょう。
土混じりの状態でも滑ります。

●その他
雪に隠された石や木の根などに注意しましょう。
足をグキっと数回やってしまいました……。
斜面の笹薮からいきなり山鳥が「ボンっ！」と飛び出すかも知れません。
心臓止まるかと思いました！　思わず「ばかやろっ〜！」と一喝してしまいました…(;^_^。

その他周辺情報

アクセス欄にも書きましたが、西東京バス、2014年12月30日（火）〜 2015年1月3日(土）は休日ダイヤでの運行です。
下調べ不足でした。
バス停手前約50m、20kgのザック背負ってのダッシュは相当キツイですね…(;^_^

写真

12/27 8:32

山梨市駅前にてバスを待つ。
奥は一緒になったWくんのザック。

12/27 8:34

山梨市駅前の楽しげなモニュメント。

12/27 9:11

9:12発、西沢渓谷行きに乗ります。

12/27 10:13

道の駅みとみに到着。

12/27 10:14

道路を渡ると案内があります。

12/27 10:17

凍結、積雪しています。

12/27 10:22

気温はこんな感じ。

12/27 10:24

登山道入り口に到着。

12/27 10:32

アイゼン装着。
12歯。

12/27 10:36

2箇所ありました。
届けはしっかり出しましょう。

12/27 10:57

雁坂トンネルの料金所の上を歩きます。

12/27 10:58

雁坂トンネル上の破風山。

12/27 11:10

ここは右に行きます

12/27 11:24

完全凍結していました。

12/27 11:52

沓切沢橋（くつきりさわはし）を渡ると、

12/27 11:53

本格的な登山道入り口です。

12/27 11:54

始めの一歩。

12/27 12:11

最初の渡渉。
凍てつくロープ。

12/27 12:37

大きな痕には着いていかないこと。

12/27 13:42

綺麗！

12/27 13:42

これも…。

12/27 13:44

「井戸ノ沢」というところ。
この辺ルート不明瞭…。

12/27 13:44

この岩の上を右に行きました。

12/27 13:54

夏道なのにトレースがありません。
すれ違った人たちはどこから？？？

一応、バージンスノー。

12/27 14:02

鹿の足跡だけ。

12/27 14:25

Wくんが先に行く。
トレース付けてもらうだけでかなり楽！

12/27 14:48

ドーン！

12/27 15:07

ここからもキツイ！

12/27 15:46

複数のトレースと合流。
ここを登り切れば雁坂峠。

12/27 15:46

もうちょいだ、がんばれ〜。

12/27 15:48

ようやく到着。

12/27 15:49

記念に一枚。

12/27 15:49

今日は雁坂小屋へ。

12/27 15:55

ここを下ります。

12/27 15:59

群馬県の山々。

12/27 16:12

雁坂小屋に到着。

12/27 16:19

水は出ていません。
先の水場へは行きませんでしたが、おそらく出てないでしょう…。

12/27 16:36

積雪量はこんな感じ。
30〜40cmくらい。

12/27 16:38

この日小屋には私を含め3人。

12/27 17:46

一緒だった方から一杯ご馳走になりました。
超美味い！

12/28 5:23

締めのラーメン。

12/28 6:28

翌朝、晴れ。

12/28 6:32

今日の目的地は将監小屋。

12/28 6:35

気温は−10℃。

12/28 6:55

今日も宜しくお願いしま〜す。

12/28 6:56

美しい！

12/28 7:03

峠道からの尾根に出ました。
まずは水晶山を目指します。

12/28 7:03

破風山、雁坂嶺。
今年のGWに歩いた路。

12/28 7:31

ほどなく水晶山に到着。

12/28 7:38

木々の隙間からドカーン！

12/28 7:51

目指す飛龍方面。

12/28 8:04

古礼山頂きと巻道の分岐。
この手前で同じルートを行く予定のWくんのアイゼンが破損。
彼だけ引き返すことに…。残念。

12/28 8:16

古礼山山頂に到着。
auの電波捕まえられます。

12/28 8:16

綺麗だね〜♪

12/28 8:16

そのアップ。

12/28 8:16

タッチ！

12/28 8:25

あれは乾徳山かな？

12/28 8:52

下ります。
この辺で数人とすれ違いました。

12/28 9:31

雁峠へ。

12/28 9:45

クネクネと下ります。

12/28 9:56

雁峠に到着。

12/28 9:56

あれが笠取山。

12/28 9:57

笠取小屋へはこちらの路へ。

12/28 10:07

雁峠小屋。
朽ち果ててる感がありますが、昨夜は2名泊まったようです。

12/28 10:24

荒川、多摩川、富士川の小さな分水領。

12/28 10:24

来た路を振り返る。

12/28 10:31

謎のオブジェが…。

12/28 10:33

見るからにキツそう…。

12/28 10:46

半分まで来ましたが休み休みじゃないと脚が攣ります。

12/28 10:53

あそこまで行けば山頂か！？

12/28 10:58

違った！　まだ先がある。

12/28 11:03

この辺りから岩場になります。
歩行時要注意！

12/28 11:16

山頂到着。
せまっ！

12/28 11:16

タッチ！

12/28 11:16

何枚も同じような写真を撮っちゃいます。

12/28 11:38

尾根沿いを行きます。

12/28 11:40

こんな感じ。

12/28 12:52

笠被ってました。

12/28 12:57

目指す雲取山。

12/28 13:02

左手には黒槐（くろえんじゅ）山と唐松尾山。
黒槐山は巻きます。

12/28 13:27

アップダウンの連続です。

12/28 13:32

気温は常に0℃近辺。

12/28 14:20

唐松尾山山頂に到着。

12/28 14:20

タッチ！

12/28 14:26

将監峠へGO！

12/28 14:50

向かう飛龍方面。

12/28 15:36

和名倉山への分岐。
いつかは行ってみたい。

12/28 15:38

ここで亡くなられた方がいらっしゃいます。

12/28 15:39

なだらかな道を行きます。

12/28 16:00

将監峠に到着。
あれ？　小屋はどこ？

12/28 16:01

小屋はここを下ります。
見えない分、遥かな道のりに感じます。

12/28 16:06

小屋が見えてきました。

12/28 16:09

まず到着するのはバイオトイレ。
電力不足のせいか動作せず…(;^_^

12/28 16:11

無人でした。

12/28 16:11

水はバシャバシャ流れてます。

12/28 17:07

雪が降ってきたから素泊まりしました。
素泊まり代、少し多めに入れたから堪忍して…(;^_^

12/29 6:25

翌朝、雪降る中出発。

12/29 6:47

トレースは完全に消えてます。

12/29 7:06

バージンスノーpart2

12/29 7:44

橋の各板の中央部が盛り上がっているので、それなりに注意が必要かも…。

12/29 7:57

広い山に私一人。
静かです。

12/29 8:45

景観は眺望できませんが、それなりに風情があります。

12/29 9:59

禿岩。
2、3分だったので行けば良かったかなぁ…。

12/29 10:02

丹波との分岐。

12/29 10:02

小さな祠がありました。
飛竜権現というそうです。

12/29 10:04

山頂目指します。

12/29 10:11

シャクナゲを潜ったり、倒木を跨いだり

12/29 10:29

飛龍山山頂。
廃れてる…？

12/29 10:29

タッチ！

12/29 10:37

下りは東側へ。

12/29 10:39

ルートは明瞭です。

12/29 10:45

巻道と合流しました。
巻道から見た山頂方面はこんな感じですが、ちょっと分かりづらいかも…。

12/29 10:48

遊んでみた。

12/29 11:14

三条の湯との分岐。

12/29 12:06

少し明るくなってきました。

12/29 13:21

振り向くと、さっきまでいた飛龍山。

12/29 13:23

狼平に到着。

12/29 13:23

確かに「平」だね。

12/29 13:24

静かな森を抜けます。

12/29 14:26

三条ダルミから望む雲取山。

12/29 14:27

各方面の足跡がありますが、左はどこに続くやら？？？

12/29 14:28

三条ダルミの道標。

12/29 14:29

雲取山荘までの巻道は通行禁止になっていました。

12/29 14:36

急です。

12/29 15:15

長〜い長〜い急な登り。
キツっ！

12/29 15:20

あそこまで行けば山頂かぁ！？

12/29 15:23

山梨県の山頂に到着です。
ここは初めてです。

12/29 15:24

山梨県の標にて一枚。

12/29 15:23

これで奥秩父主脈縦走路制覇！　うれし〜！！

12/29 15:24

雲取山避難小屋。

12/29 15:28

埼玉県の標にて一枚。

12/29 15:29

東京都の標にて一枚。

12/29 15:29

何やな色々な三角点。

12/29 15:29

手当たり次第にタッチ！

12/29 15:29

タッチ！

12/29 15:30

タッチ！

12/29 15:37

さて下ります。
奥多摩小屋目指してGO！

12/29 16:18

小雲取山の三角点にタッチ！

12/29 16:18

なかなか着かず…。
こんなに長かったかなぁ？？？

12/29 16:29

16:30にようやく到着。
外は薄暗い。
おっ！　お前、ここにいたのか！

12/29 16:37

水場へは往復10分くらい。

12/29 16:40

チョロチョロと。

12/29 17:09

雪と風が強くなってきました。

12/29 17:50

氷点下の中、キーンと冷えたビールが激美味っ！

12/29 18:39

この日は食欲がなく、肴だけで就寝しました。

12/30 5:25

翌朝の気温。
そんなに寒くない。

12/30 6:27

最後のラーメン。
そろそろ飽きてきた…(;^_^

12/30 6:59

晴れた！

12/30 7:00

モルゲンロートの小雲取山。

12/30 7:00

こちらは飛龍山。

12/30 7:35

絵に描いたような美しさ。

12/30 7:36

撤収準備。
昨夜は嵐で眠れず…(;^_^

12/30 7:56

大菩薩嶺と富士山。
美しい…。

12/30 7:57

昨日は暗い中の到着だったので、朝撮影しました。

12/30 7:57

トイレ。
多くは語るまい…(;^_^

12/30 7:59

斜小屋。

12/30 8:00

この日のテントは私のを含めて4張。

12/30 8:16

左から、小雲取山、雲取山、天祖山。

12/30 8:19

富士山と奥多摩の山々。

12/30 8:20

眼前の七ツ石山。

12/30 8:48

ブナ坂より鴨沢方面へ。

12/30 8:48

唐松谷林道へはアイゼン必須です！

12/30 9:13

いたる所に設置してあります。
いるのか？？

12/30 9:19

下り道から望む石尾根縦走路。
千本ツツジ近辺かな？

12/30 9:27

七ッ石小屋への分岐。

12/30 9:32

七ッ石小屋への分岐。

12/30 10:11

さすがに人気の山ですね。
30人くらいの方とすれ違いました。

12/30 10:27

堂所付近にテントが張ってありました。
ここでの野営も楽しいでしょうね。

12/30 10:31

堂所に到着。

12/30 10:37

見上げると鷹ノ巣山と日陰名栗山が望めます。

12/30 11:15

たまに崩落しているのでご注意下さい。

12/30 11:35

祠がありました。
無事の登山をありがとうございました。

12/30 11:41

廃墟ですが入ってみたいですね。

12/30 11:55

林道と合流します。

12/30 11:55

アスファルトが歩きづらいのなんのって…(;^_^

12/30 11:58

小袖の駐車場は満車でした。

12/30 11:59

再び山道へ入ります。
以前は見落としてそのまま林道を歩いてしまいましたが、現在通行止めになっています。

12/30 11:59

もうちょいだ。

12/30 12:15

無事下山。

12/30 12:15

急だし膝にくるし、とにかく歩きづらい…(;^_^

12/30 12:20

ナイスデザイン！

12/30 12:20

民家沿いを下り左に出ると鴨沢のバス停です。

12/30 12:24

奥がバス停なのですが、この写真を撮った後に、すぐにバスが！
思いザック背負ったまま、走った走った(;^_^

12/30 12:57

奥多摩駅到着。
お疲れ様でした。

撮影機器：

PowerShot D10 CANON

感想

onebitious

ようやく奥秩父主脈縦走路が繋がりました。
達成感を感じ雲取山の山頂でジーンと感動していました。
この日、晴れていたら、なお良かったのですが、あいにくの天気で残念。
帰宅後の疲労感も半端なく、足には、巨大な豆も出来るという始末…。
身体もギクシャクと日頃の鍛錬不足を感じます。

山梨市駅で出会ったWくん。
偶然にも同じ日程とルートということでしたが、途中のアイゼン故障で引き返すことになり残念でしたね。
なかなかの好青年！
またどこかで会おう！

雁坂小屋でご一緒したSさん（でしたよね？）
美味しいBOWMOREとご馳走をありがとうございました。
あの味が忘れられません！

いい山の旅に感謝！！！

コメント

Junjapa

おめでとうございます
junjapaです。繋がって何よりですね。おめでとうございました！

onebitious

こんばんは。
junjapaさん。コメントありがとうございます。さらに未開の路があるのでチャレンジしたいと思います。

isisan

雪の雁坂小屋へようこそ
onebitious様
　遅くなりましたが、年末には雁坂小屋をご利用いただきましてありがとうございました。例年よりも雪の多い年末となったようですが、無事に奥多摩まで、お疲れ様でございました。
年末に上がったオーナーからもよろしく伝えるようにと言伝がありました。
　また、緑の多い季節にもお越しくださいませ。お待ちしております。

onebitious

こんにちは。
isisanさん。コメントありがとうございます。
そうですね。新緑の頃に川又の方からの縦走も、考えています。その際は雁坂小屋、利用させて頂きますね。